TRANSFORMERS Blue_Archive   作:H2O(hojo)

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今回も新キャラ出ます。ミレニアムだけなので話は短め。


ミレニアム自治区防衛戦

ミレニアムサイエンススクール

 

「さあ、私たちの出番だよ」

 

「はい!準備バッチリです!」

 

「ミレニアム自治区の防衛、私も手伝わせていただきます」

 

「まさかワシまで戦闘に駆り出されるとは…」

 

「ミレニアムの主だった戦力はほとんどサンクトゥムの攻略へ向かってますからね」

 

ミレニアムはサンクトゥムの攻略に大部分の戦力を集中しており、自治区の防衛はエンジニア部とトレーニング部によって行われる予定である。普段は戦闘をしないキューやホイルジャックまでも駆り出される有様であった。

 

「はぁ…サンクトゥムの素材分析に、データ分析…その上、今度は防衛戦…体が10個あっても足りない…」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…ギゴガゴゴ!!

 

「すみませーん」

 

「おや、助っ人かな?」

 

「はい。我々ミレニアムに出稼ぎに来てるんですが、AMASからこっちに来るように指示を受けて…」

 

ヒビキが自分たちのあまりの多忙さを嘆いていると、どこからか5体のトランスフォーマーたちが現れる。彼らはミレニアムで出稼ぎに来ており、AMASにこの場所に来るよう指示されたようだ。

 

「私たちを手伝ってくれるのでしょうか?じゃあ、これはヴェリタスが…?」

 

“ん、違うよ。あれをハッキングできるのはヒマリ部長だけのはず…”

 

“おや、私でもありませんよ?”

 

「えっ、そ、それじゃあ一体誰が…ま、まさか幽霊が動かして…!?」

 

「・・・」 「・・・」

 

コトリはヴェリタスが防衛戦が人手不足なのを察して、AMASとトランスフォーマーを派遣してくれたと思ったようだが、ハレとヒマリはそれを否定する。その話を聞いたコトリは、幽霊が動かしているのではと怖がりはじめていた。

 

“…まあ、いいんじゃないでしょうか。人ではいつも足りてないですし”

 

「そうだね…」

 

「あのー、ところで我々は何をすれば…」

 

「おっと放置してしまってすまないね、諸君」

 

「あなた達にはミレニアム自治区に襲ってくるサンクトゥムのドローンたちを倒してもらいたい」

 

ヒマリは不可解なAMASを人手が足りないからと言って許容し、ウタハもそれに同意する。そして蚊帳の外であったトランスフォーマーたちはキューたちに自分たちが何をすればいいのか聞くと、彼は襲い来るサンクトゥム兵を撃退して欲しいと答えた

 

「そう言えば君たちは何者なんだ?最近ミレニアムでよく見かけるが…」

 

“彼らはテックボット。1人1人がスーパーコンピューター並の演算処理能力がある、キヴォトス生まれのトランスフォーマーです”

 

「我々キヴォトスの何でも屋便利屋68の社員なんですが、資金不足で我々を置いておくだけの駐車場もないものですから…」

 

「こうやってミレニアムに出稼ぎ来て、置いてもらっているというわけです」

 

「た、大変だね…」

 

AMASの話がついたところで、ウタハはそのAMASによって連れて来られた5人組が何者なのか疑問に思う。彼女の疑問にヒマリはミレニアムに出稼ぎに来ている超高性能な演算能力を持つトランスフォーマー集団、テックボット部隊だと答える。便利屋68はダイナボットたちの世話で手一杯であり、テックボットを置いておく余裕がないため、社長のアルは渋々優秀な彼らを出稼ぎに出しているのである。

 

「聞いての通り、我々は人手不足だからね助かるよ」

 

「それでは戦闘を開始するぞ、サンクトゥムの侵略者たちは待ってくれんからな」

 

「では、出発!!」

 

「「「「「おぉー!!」」」」」

 

 

 

 

 

その後

 

パァン!!パァン!!ズダダダダダダダダダダダ!!

 

「はぁ…はぁ…日頃からもっと運動しておけば、こんなことには…」

 

「無理は禁物ですよコトリ。そもそも我々の仕事はあのサンクトゥムの解析だったはずです」

 

ズダダダダダダダダダダダ!!ピューン!!ドチューン!!

 

「だが、層が厚いミレニアムと言っても3つのサンクトゥムの攻略に人員を割いては、本丸は手薄になり我々が戦うハメになってしまった。まったく、老体には辛い仕事だよ」

 

「せめて残業代を割り増しして…」

 

エンジニア部たちは戦闘が始まってすぐだというのに、既にふらふらの状態であった。それもそのはずである、彼女たちはキヴォトス最大の危機にその頭脳をフル活用した後の状態だからだ。さらにはミレニアムは6つのうち3つのサンクトゥムに攻略班を派遣しており、残っている戦力が少ないのも彼女たちが戦わなければいけない理由である。

 

「ふぅ…というわけだ。君たちには期待しているよ」

 

「えぇ、任せてください」

 

「ここで活躍したら、ボーナス弾んでくれます?」

 

「まぁ活躍次第だが防衛戦に成功した暁には、ユウカにボーナスの件は掛け合ってあげよう」

 

「よっしゃ!!このお金で社長に俺たちが入れる倉庫でも借りてもらおうぜ」

 

そんな疲労困憊の彼女たちはAMASによって連れて来られたテックボットたちに期待するのは無理もない話である。テックボットのリーダーであるスキャッターショットは防衛戦で活躍したらボーナスをはずんでくれるかとウタハに尋ね、彼女は頑張り次第でユウカに掛け合うと答えた。

 

「テックボット、攻撃開始だ!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

 

 

 

 

「・・・」 「・・・」 「・・・」

 

「こちらライトスピード。スキャッターショット、敵さんこっちに向かってくるぜ」

 

“分かった。ライトスピードとアフターバーナーは敵を牽制しつつおびき寄せて一か所集めてくれ”

 

「了解だ。アフターバーナー、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

「そおら、こっちだドローン共!!」

 

戦闘を始めたテックボットたちは、まず足の速いライトスピードとアフターバーナーを偵察に向かわせる。それを指揮しているスキャッターショットは、2人が敵を見つけたとの報告を聞くとすぐさま次の指示を的確にだしていく。

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

「おーい、こっちだアフターバーナー!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…

 

「お、ストレイフが飛んでいるのが見えたぜ。そらそらぁ!!お前らはバイク1台も壊せないのかぁ!?」

 

「・・・!!」 「・・・!!」 「・・・!!」

 

ピュン!!ピューン!!ピュン!!ピューーーン!!

 

「おぉっと!!やっこさん怒ってやがるぜ。ははっ」

 

アフターバーナーがサンクトゥム兵をおびき寄せてある場所に向かっていると、ストレイフが空中を旋回しているのが見える。アフターバーナーはストレイフの姿を見ると、サンクトゥム兵をさらに煽りはじめ、サンクトゥム兵は心なしか怒っているように見えた。

 

“よおし、よくやってくれたアフターバーナー!!”

 

「この程度、俺にかかればおちゃのこさいさいよ!!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

“よし、ライトスピード、ストレイフ、攻撃開始だ!!”

 

「あぁ!!」 「了解!!」

 

ドォォォォォォォォォォォン!!ドカァァァァァァァァァァァァァァァァン!!

 

「・・・!!」 「・・・!!」 「・・・!!」 「・・・!!」

 

スキャッターショットはアフターバーナーが所定の場所にサンクトゥム兵をおびき寄せたことを褒めると、次の指示をライトスピードとストレイフに出す。2人は上空と背後からサンクトゥム兵を挟み撃ちにし、敵を一網打尽にするのであった。

 

“ノーズコーン、トドメを喰らわせてやれ!!”

 

「任せておけ」

 

ズドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォン!!

 

「・・・!?」 「・・・!?」 「・・・!?」 「・・・!?」

 

「ハハハハハ、ノーズコーン特製の落とし穴さ!!」

 

そして最後にスキャッターショットはノーズコーンに指示を出す。彼が命じられた役目はおびき寄せた場所に落とし穴を掘ることであり、サンクトゥム兵は目論見通り落とし穴に落ちてしまった。

 

「スキャッターショット、まだまだ敵がいるぞ!!どうする!?」

 

「よぉし、こうなったら合体するぞ!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

ギゴガギゴゴギゴガギゴゴ!!

 

「「「「「合体、コンピューティコン!!」」」」」

 

「・・・!?」 「・・・!?」 「・・・!?」 「・・・!?」

 

「私がミレニアムの防衛を成功する確率は、99.999999999%だ」

 

だがサンクトゥム兵たちはまだまだおり、ストレイフはこの後のことをスキャッターショットに尋ねる。すると彼は合体を指示し、テックボットは合体戦士コンピューティコンへとトランスフォームする。コンピューティコンは自身の勝率を計算すると、敵の元へ向かっていくのであった。

 

 

 

 

 

その後、コンピューティコンの活躍によってミレニアムの防衛は完了した。

 

 

 

 

 

EXCITING TRANSFORMERS!!




テックボット:グリムロックが天才になった際に生み出された存在。一応は便利屋68所属だが、当然ダイナボット以外の人員を養うだけのお金はないので、ミレニアムで出稼ぎをしている。仕送りも欠かさないいい社員である。
みんな頭はいいが、だからといってアル社長をぞんざいに扱うこともなく尊敬している。
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