TRANSFORMERS Blue_Archive   作:H2O(hojo)

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シンデレラケージ ~ Kagome-Kagome
C&Cの戦力を盛り盛り...

ここにきてホシノが連邦生徒会襲撃してない説が出てきた。襲撃したって書いちゃったよ...。


ミレニアムケージ ~ Kagome-Kagome

「依頼された“データ”について、結果が出たよ」

 

廃墟から戻った後、ゲーム開発部のメンバーはミニボットたちの力を借りて、転送された『G.Bible』のファイルを開こうとするも、思った以上にセキュリティが厳重だったため、ヴェリタスに解析を依頼していた。

 

「まったく手間かけさせやがって…」

 

「ここまで厳重だったとはな…」

 

自らの手で『G.Bible』を開けられなかったミニボットたちは、ヴェリタスで解析作業を見守っていた。その開けられなかった事実にミニボットたちはちょっとがっかりしている様子である。

 

「いよいよ…」 「ドキドキ」 「ワクワク」

 

一方のゲーム開発部はいよいよ伝説の宝である『G.Bible』のお目見えとあって、興奮が収まらない様子であった。

 

「知っての通り私たち“ヴェリタス”は、キヴォトス最高のハッカー集団だと自負してる。システムやデータの復旧については、それこそ数えきれないほど解決してきた…。さらにはサウンドウェーブとその部下?であるフレンジーの協力もあって、我々の能力も飛躍的に進歩した」

 

解析から戻ったハレの表情は曇っている。どうやら何かしら問題があったようである。

 

「その上で、単刀直入に言うね」

 

(ゴクリ…)

 

「モモイ、あなたのゲームのセーブデータを復活させるのは無理」

 

「うわぁぁぁぁん!もうダメだーーーー!!!」

 

ガシャン!!ドシャン!!

 

「「いや、そっちかい!!」」

 

ハレにそう告げられると、モモイ頭を抱えて絶叫する。『G.Bible』のことだと思っていたミニボットたちはひっくり返り、モモイに突っ込んだ。

 

「そっちじゃないでしょ!!『G.Bible』のパスワード解除はどうしたのさ!?」

 

「それなら、マキとフレンジーが作業中ですよ」

 

「マキちゃんが?」

 

ミドリが『G.Bible』のことについて問いただすと、後ろからコタマがやって来る。彼女はミドリの訴えに対し、マキとフレンジーが作業をしていると答えた。

 

「あ、おはようミド!来てくれたんだね、ありがと」

 

「うぅ、私のセーブデータが、涙と汗の結晶が…!」

 

「まだ言ってんのかお前は」 「しょうがないヤツだな」

 

マキの話をしていると、自分の名前が呼ばれているのを聞いたのか、彼女たちの前に現れた。そして、相変わらずモモイはセーブデータの消失を嘆いており、ミニボットたちに呆れられていた。

 

「モモはどうしてこんなに泣いてるの?」

 

「気にしないで大丈夫…それより、G.Bibleはどうだった?」

 

「うん、ちゃんと分析できたよ。あれはかの伝説のゲーム開発者が作った神ゲーマニュアル…G.Bibleで間違いないね」

 

「や、やっぱりそうなんだ!」

 

マキはゲーム開発部が持ち帰ったデータが『G.bible』であると断定する。それを聞いたミドリは喜びの表情を浮かべる。

 

「ファイルの作成日や最後に転送された日時、ファイル形式から考えても確実。作業者についても、噂の伝説のゲーム開発者のIPと一致してた。それと、あのデータはこれまでに一回しか転送された形跡がない」

 

「っていうことは…」

 

「うん、オリジナルの“G.Bible”だろうね」

 

「す、すごい!!」

 

マキはそのデータが『G.Bible』だということをミドリに説明する。ミドリはそれを聞いて大いにはしゃいでいた。

 

「でも問題があって…ファイルのパスワードについてはまだ解析できてないの」

 

「えぇっ、じゃあ結局見られないってことじゃん!?ガッカリだよ!」

 

「フレンジーでもダメなのかよ」 「とんだセキュリティだぜ」

 

「うっ!だってあたしはあくまでクラッカーであって、ホワイトハッカーじゃないし…とにかく!そうは言っても、方法が無いわけじゃない」

 

だが、『G.Bible』の特定はできても、データを開くことはできないらしい。それを聞いたモモイはマキに落胆するが、マキは方法があると言った。そして、そのセキュリティの厳重具合にミニボットたちは驚きの声をあげた。

 

「そうなの?」

 

「あのファイルのパスワードを直接解析するのは、多分ほぼ不可能。でも、セキュリティファイルを取り除いて丸ごとコピーする手段なら、きっと出来るんじゃないかな…。で、そのためにはOptimus Mirror System…通称“鏡”って呼ばれるツールが必要なの」

 

「オプティマス・プライムが何だって?」

 

「Optimus Mirror Systemな」

 

マキは代替案として、セキュリティファイルを取り除いてのデータのコピーを提案する。ただそのためには“鏡”なるシステムが必要らしい。

 

「ぜ、全然話についていけない…」

 

「つまり…G.Bibleを見るためには、その“鏡”っていうプログラムが必要だってことだよね?それはどこにあるの?」

 

「あたしたち、ヴェリタスが持って…た」

 

全然話についていけないモモイに対し、ミドリは鏡の在り処をマキに尋ねた。マキは自分たちが持っていたと言うが、どうやら今は違うようである。

 

「何だ、それなら今すぐ…ん、待って?過去形!?」

 

「せっかく俺たちが作った“鏡”を生徒会の連中に押収されちまったんだ!!」

 

「この間ユウカが急に押し入ってきて、不法な用途の機器の所持は禁止って」

 

「“鏡”もそうですし、色々と持っていかれてしまいましたね…私の盗聴器とかも」

 

“鏡”は不要な用途での使用を想定した機器であるため、ユウカに没収されたようだ。生徒会の行動に、マキの下から出てきたフレンジーは地団駄を踏んでいた。そして、コタマが言うには没収されたのは“鏡”だけではないようだ。

 

「その“鏡”って…そんなに危険なものなの?」

 

「そんなことは無いよ。ただ暗号化されたシステムを開くのに最適化されたツールってだけ。ただ…世界に一つしかない、私たちの部長がサウンドウェーブと共に直々に製作したハッキングツールで」

 

「部長っていうと…ヒマリ先輩?」

 

ミドリは生徒会に没収されたと聞いて、“鏡”が危険なものなのかと推測する。だが、ハレ曰くそういうわけではなく、ヴェリタスの部長である明星ヒマリがサウンドウェーブと作成したものだそうだ。彼女は身体が不自由で車椅子に乗っているが、ミレニアムに彼女のことを同情する者も軽視する者もいない。なぜならば、彼女はミレニアム史上たった3人しか貰ったことのない「全知」という学位を贈られている、超天才清楚系病弱美少女ハッカーなのである。

 

「で、何でそのヒマリ先輩が作った装備を取られちゃったのさ」

 

「…私はただ、先生のスマホのメッセージを確認したかっただけです。そのために”鏡”が必要で…。不純な意図は、全く無かったのですが」

 

「俺には不純な意図しか感じられないんだが…?」

 

「先生って大変なんだな」

 

モモイは“鏡”没収された理由を尋ねると、コタマは先生のスマホを確認するためだと答えた。それを聞いた一同は没収された理由を理解し、ミニボットたちは先生に同情した。

 

「うわあぁん!早く“鏡”を探さないと、部長に怒られちゃう!!」

 

「とにかく…整理すると、私たちも“鏡”を取り戻したい。それに、G.Bibleのパスワードを解くためには、あなたちにとっても“鏡”は必要…そうでしょ?」

 

「なるほどね…呼び出された時点で、何かあるのかなとは思ってたけど。だいたい分かったよ」

 

「え、も、もしかして…?」

 

ここまでの話をふまえて、ハレは自分たちも“鏡”を取り戻したいため、ゲーム開発部と協力したいと彼女たちに伝える。そして、それを聞いたモモイはこれから起こす行動について察しがついたようだ。そして、ミドリも薄々気付いているようであるが、本気でやるのか戸惑っているようだ。

 

「ふふ、流石モモ、話が早いね」

 

「目的地が一緒なんだし、旅は道連れってね」

 

「共にレイドバトルを始めるのであれば、私たちはパーティーメンバーです」

 

「俺たちの力見せてやるよ」 「ユウカに目に物を見せてやるぜ」

 

「あの、お姉ちゃん、もしかしてだけど…」

 

そして、モモイはマキと共に肩を組む。2人だけでなくアリスやミニボットたちもやる気満々である。そんな中、未だミドリだけは彼女たちが行おうとしていることが信じられないようだ。

 

「まさかヴェリタスと組んで、生徒会を襲撃するつもりじゃ…!?」

 

「Exactly(そのとおりでございます)」

 

「嘘ぉぉぉぉぉ!!!」

 

そう、彼女たちはミレニアムの生徒会を襲撃し“鏡”を奪い返そうと画策していたのである。

 

 

 

 

 

「えぇ、そのまさかよ」

 

「なるほど、にわかには信じがたいお話ですね」

 

一方ここはミレニアムのある建物の屋上である。ここでは、ユウカとある人物が何やら会話をしている。

 

「ゲーム開発部については、私も知らないわけではありません。あんなに可愛らしいのに…ミレニアムの生徒会を襲撃しようだなんて、人は見かけによりませんね?」

 

「純粋な子たちよ。でもだからこそ、時にはとんでもない悪戯をしたりもする。それに、今回はヴェリタスも絡んでいるの」

 

「ヴェリタス…あのハッキングに特化した、クラッカー集団ですよね?」

 

「ええ、そうよ。共通点は無さそうに見えるけど、大事な物のためには手段を選ばない…という点で、ゲーム開発部とよく似ているわ」

 

ユウカにはどうやらゲーム開発部たちの思惑が筒抜けのようである。彼女はヴェリタスと協力していることまで把握していた。

 

「そうでしたか。まあ何であれ依頼である以上、私たちは受けるつもりでいますが…一つだけ、ちょっとした問題があります」

 

 

 

 

 

「問題?」

 

「“鏡”は生徒会の“差押品保管所”に保管されているんだけど。そこを守っているのが実は…」

 

そして再びヴェリタスの部室に場面を戻すと、どうやらこちら側にも問題があるようだ。

 

「メイド部、なんだよね」

 

「…え?メイド部って、もしかして…」

 

「ああ、C&Cのことだよね?ミレニアムの武力集団、メイド服で優雅に相手を“清掃”しちゃうことで有名なあの…」

 

「オートボットの中でも武闘派と言われる、アイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドを擁するあのC&Cだろ?」

 

マキは差押品保管所を警護しているのはメイド部であると言った。それを聞いた、モモイとホィーリーはそれぞれメイド部改めC&Cがマキの言っているメイド部と同じかどうか確認する。

 

「そうそう!まあ些細な問題なんだけどさ~」

 

「そっか~!そうだねー、うーんなるほど~…」

 

「そうだよな~うんうん。あのメイド部だよな~」

 

「「諦めよう!!!ゲーム開発部、回れ右!前進っ!!」」

 

そして2人の確認に対し、マキはあっけらかんと肯定する。それを聞いた2人は少しの時間だけ現実逃避した後、大慌てで部室から出ようとする。彼女たちにとってC&Cとはそれ程恐ろしい存在であるようだ。

 

「待って待って待って!諦めちゃダメだよモモ!G.Bibleが欲しいんでしょ!?」

 

「そりゃ欲しいよ!でもだからって、C&Cと戦うなんて冗談じゃない!」

 

「お前アイツらの強さ分かって言ってんのか!?死ねってか!?俺たちに死ねってのか!?」

 

C&Cによって壊滅させられた過激団体や武装サークルは数えきれない。その“ご奉仕”によって最後には痕跡すら残さず、綺麗に掃除される…というのはミレニアムでは有名な話である。さらにトランスフォーマー三人の加入によって、さらに強力な組織へとなっていた。

 

「で、でもこのままじゃあたしたち部長に怒られ…じゃなかった!ゲーム開発部は廃部だよ!!」

 

「そりゃ部活は守りたいけど、ゲーム開発部のみんなのほうが圧倒的に大事!危険すぎるよ!」

 

「そうだ!そうだ!ツインズとサウンドウェーブだけでどうにかなると思ってんのかよ!!」

 

そんなC&Cを相手取ると言い出したマキに、2人は実現不可能だと反論する。アイアンハイドたちと組んだC&Cは無類の強さを誇る。彼女たちの反応が正常であった。

 

「私もC&Cが危険なのは分かってるって!でもあたしたちはゲヘナの風紀委員会でもなければ、トリニティの正義実現委員会でもないんだから、何も真正面から喧嘩しようってわけじゃないよ。あたしたちの目標は“メイド部を倒す”ことじゃなくて、差押品保管所から“鏡”を取ってくることなんだから~」

 

「そんなに変わらないじゃん!」

 

「くだらねぇ小細工でどうにかなる相手じゃねぇつーの!!」

 

マキは騒ぐ2人に対し、宥めるようにそう言った。だが、2人の認識は変わらない。C&Cと戦うという行為自体が危険であることに変わりはないのだ。

 

「でも、可能性の無い話じゃない…」

 

「俺が集めた情報によれば現在のC&C完全な状態じゃないぜ」

 

「えっ?」 「マジで?」

 

慌てて引き返そうとするモモイたちを引き留めるように、ハレとフレンジーが捕捉情報を話す。先生がキヴォトスに来た時にいち早くメガトロンの命令で先生を追っていたフレンジーともなれば、メイド部の内情を探るなど朝飯前なのだ。そしてその情報を聞き、モモイとホィーリーは立ち止まった。

 

 

 

 

 

「実がうちのリーダーが席を外しておりまして…」

 

「ね、ネル先輩がいない!?」

 

「さらにはそれに彼らも同行しておりましてですね…」

 

「・・・」

 

ユウカが屋上で話していた相手はC&Cのエージェントの1人室笠アカネであった。そして彼女の言う問題というのは、リーダーである美甘ネルと所属するトランスフォーマーたちが不在であることである。それを聞いたユウカは絶句してしまった。

C&Cがミレニアム最強の武力集団と呼ばれているのには理由がある。素晴らしいエージェントと武闘派TFが揃っているのも勿論だが、リーダーであるコールサインダブルオー美甘ネルの存在が大きい。

 

「はい、ミレニアムの外郭に個人的な用事があるそうでして。ですが、ご心配なく。厳密に言うと私たちのリーダーは、守ることよりも“壊すこと”に特化した人ですから。なので、“守る”戦いに関しては…私たちだけの方が良いかもしれません」

 

「そうね…トランスフォーマー戦力のほうはノアに頼んでもう一人くらいはどうにかしてもらうわ」

 

「ではあらためまして、依頼はお受けします。約束の時間まで、ゲーム開発部を生徒会の差押品押収所に近づけないこと…お約束いたしましょう」

 

だが、アカネはネルがいなくても問題ないと断じた。説明を受けたユウカもとりあえずは納得したようで、同じくセミナーの生塩ノアにTFの要請をすることで落ち着いた。

 

 

 

 

 

「正面衝突を避けて、“鏡”だけを奪って逃げる…うーん…」

 

「やってみよう、お姉ちゃん」

 

「えぇ!?でもネル先輩がいないからって、相手はあのC&Cだよ!?」

 

「分かってる、でも…このままゲーム開発部を無くすわけにはいかない」

 

ヴェリタスの説明を聞いてなお悩んでいるモモイに対し、ミドリは作戦に参加すると言い出す。いつもは、何かとモモイに追従しがちなミドリの態度に姉のモモイは驚きの声をあげる。

 

「ボロボロだし、狭いし、たまに雨漏りするような部室だけど…もう今は、私たちがただゲームをするだけの場所じゃない。…みんなで一緒にいるための、大切な場所だから。だから、少しでも可能性はあるなら…私はやってみたい。私たちと、アリスちゃんと、ユズちゃんと、トランスフォーマーのみんなの居場所を守りたいの…」

 

「ミドリ…」

 

どうやらミドリもゲーム開発部を守るための覚悟を決めたようである。それを聞いたモモイはミドリのその決意に感動して目を潤ませていた。

 

「私たちならできます。伝説の勇者は…世界の滅亡を食い止めるために、魔王を倒します」

 

「ユウカを魔王扱いか…本人が聞いたら怒るぜ」

 

「アリスは計45個のRPGをやって…勇者たちが魔王を倒すために必要な、一番強力な力を知りました」

 

そしてアリスも作戦の参加に乗り気なようである。ただ彼女はC&Cのことを知らないので、簡単にそのようなことを言えるという側面もあるのだが。

 

「一番強力な力…レベルアップ?あ、装備の強化?」

 

「「盗聴?」」

 

「EPMショックとか!?」

 

「ち、違います…」

 

アリスの一番強力な力という言葉にそれぞれが思う一番強力な力をモモイとコタマとフレンジーとマキは上げていく。しかし、アリスは困惑した様子でどれも違うと答える。

 

「一緒にいる、仲間です」

 

「アリス…」

 

「照れるぜ…」 「照れるとこか、ここ?」

 

「うん、よし。やろう!生徒会に潜入して、“鏡”を取り戻す!」

 

アリスは強力な力とは一緒にいる仲間であると答える。それを聞いてモモイもようやく覚悟を決め、“鏡”奪還作戦への参加を決断するのであった。

 

「ハレ、何かいい計画ない!?」

 

「そう来ると思って、すでにサウンドウェーブと計画を練ってあるよ。ただそのためには色々と準備が必要かな。さっき言ってた盗聴も、EMPショックも…それに“仲間”も必要かな」

 

「仲間?」

 

(ワクワク)

 

「そして、その仲間を集めるためには…先生にお願いしないとね」

 

“私!?”

 

モモイがハレに計画について尋ねると、彼女はすでに計画はサウンドウェーブと立てているようだ。そして、彼女はその計画を遂行するためには準備以外にも、仲間が必要だと言った。そこで白羽の矢が立ったのが、今まで彼女たちの計画を後ろで聞いていた先生である。

 

 

 

 

 

「なるほど、それは確かに的確な判断だ。君たちの言う通り、その方法なら私たちじゃないと難しいだろうね」

 

ハレに頼まれて先生たちが向かった先は、エンジニア部の部室であった。彼女たちもゲーム開発部やヴェリタスと同じく、大事な物の為なら手段を選ばない側の集団である。

 

「うん、分かった協力しよう」

 

「ほ、本当に良いんですか?エンジニア部は実績もたくさんありますし、こんな危ない橋を渡る必要は…」

 

「そうだね、そうかもしれない」

 

「じゃあ、何で…」

 

ウタハはミドリたちの頼みを二つ返事で受ける。それに対し、ミドリは自分たちとは関係ないかつ、危ない橋を渡る必要のない彼女たちの決断に疑問を浮かべた。

 

「それは…」

 

「うん、その方が面白そうだから、かな」

 

「正直ビー君には悪いが、こちらとしてもツインズたちで試したい武器が色々あるのでね」

 

「それに私たちも、もっと先生と仲良くなりたいですから!」

 

ミドリの疑問に、ヒビキたちは面白そうだからと答える。そしてどうやらエンジニア部のメンバーは先生と仲良くなりたいようだ。

 

「・・・」(チラッ)

 

「?」

 

「それじゃあ、よろしく」

 

「こちらこそ、よろしくお願いします…!」

 

ウタハは一度アリスと光の剣のほうを見たが、すぐにミドリの方へ視線を動かし改めて作戦への参加を決めた。これによりエンジニア部、ヴェリタス、ゲーム開発部とそこにそれぞれ所属するトランスフォーマーたちが“鏡”奪還作戦に参加することとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、一つだけ質問をしたいのですが」

 

「何?」

 

「ゲーム開発部とヴェリタスが生徒会を襲撃する…そのことを、あなたたちはどこから知ったのですか?情報戦に関して、ミレニアムでヴェリタスを超える集団はいないと思っていましたが…」

 

「その通りよ…。だから、ヴェリタスが教えてくれた。それだけの話」

 

「…はい?」

 

アカネはユウカに一つ気になったことを質問する。それに対するユウカの返答が理解できなかったため、アカネは困惑してしまった。

 

「私たちに、ヴェリタスとゲーム開発部がやって来ることを教えてくれたのは、ヴェリタスの部長、ヒマリだもの」

 

ミレニアムでそれぞれの思惑が錯綜していた。




「ん、生徒会を襲う」
なんか襲撃してばっかりだなこの作品
フレンジーは初登場時キヴォトスの言語を喋れませんでしたが、ヴェリタスとエンジニア部のおかげで喋れるようになりました。

アニメ見てトランスフォーマーとドンパチやるくらい余裕の耐久力だと改めて思いましたよ。
というかサムとかスパイクとかがイカレてるよ。
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