TRANSFORMERS Blue_Archive   作:H2O(hojo)

34 / 141
魔界地方都市エソテリア

オプ「私は参戦しないと言ったな。あれは嘘だ」

アビ・エシュフなのに入力しようとするとアビ・エシェフになる罠
気をつけます


機械要塞都市エリドゥ

先生たちが要塞都市エリドゥへ向かってからしばらく経った頃

 

「うーん、どういうことだ?いつもは騒がしいはずのミレニアムサイエンススクールだというのに今日はこんなに静かだなんて」

 

オプティマス・プライムはエンジニア部に依頼していたジェットパックの調子を尋ねるため、1人ミレニアムへと赴いていた。しかし、どこを探してもエンジニア部どころかオートボットの面々すらも見つからず、彼は途方に暮れていた。

 

「みんなで集まってピクニックにでも行ったのかな。だとしたら私を誘ってくれなかったのには傷つくんだが…」

 

「あ、あの…」

 

「ん?どうかしたかね?」

 

「わ、私はミレニアム生徒会セミナーの物です…。セミナーの会計早瀬ユウカと書記の生塩ノアからオプティマス・プライム様にお話しがあるそうです…」

 

きょろきょろと辺りを見渡していると、オプティマスはセミナーのメンバーに声を掛けられる。ユウカとノアはオプティマスがミレニアムに来たという報告を受けたようで極秘裏に彼とコンタクトを取ろうとしていた。

 

「分かった、急いで向かおう」

 

 

 

 

 

ミレニアム・第65番倉庫

 

「こんなところにお呼びだてしてしまってすみません。なにぶん他人に聞かれるわけにはいけないので…」

 

「ここはミレニアムの倉庫群の中でも滅多に人の来ない場所よ。ここなら他人に聞かれる心配もないわ」

 

「どうやら、エンジニア部の娘やアイアンハイドたちが見当たらないことと関係がありそうだな。話を聞かせてくれ」

 

「はい。実は…」

 

ユウカとノアは他の人間に話を聞かれないように、ミレニアムの倉庫群へオプティマスを呼び寄せる。オプティマスは彼女たちから漂っている、その深刻そうな雰囲気からただ事ではないと感じるのであった。そしてオプティマスに言われ、ユウカとノアはアリスのことを一から説明し始めた。

 

「何と!?あのアリスがセミナーの会長によって連れ去られ、ヘイローを破壊されようとしているのか!?」

 

「はい…」

 

「まったく!!何故私を呼ばないんだ!?ジャズがいながらいったい何をしていたんだ!!」

 

「ジャズを責めないでください…。彼はオートボットのリーダーであるあなたが作戦に参加することでオートボットの立場がキヴォトスで悪くなることを懸念しての判断だったんです」

 

ユウカとノアに先生たちが行っている作戦のことを聞いて、オプティマスは驚愕する。そして、自分を呼ばなかったことに、主にジャズを中心に怒りを覚えていた。そんな彼を見てノアはジャズを庇う。ジャズはジャズなりにオートボットのことを思っての判断であったとオプティマスに伝えるのであった。

 

「とりあえず先生たちの帰りをただ待っているのは我慢ならん!!アリスは私の友の1人だ。友を助けるのにオートボットのリーダーであることは関係無い。私は行くぞ!!」

 

「そう言うと思ってすでに無人の輸送ヘリを用意しておいたわ」

 

「隠蔽工作もこちらでやっておきます。オプティマス・プライム、どうか先生たちとアリスちゃんのことをどうかよろしくお願いします」

 

「あぁ、トランスフォーミウムの件もあるが、そんなことよりもアリスを助けることが何よりも大切だ。君たちの想い、確かに受け取ったぞ」

 

ユウカとノアはオプティマスがエリドゥへ向かおうとするだろうといことを見越してすでに、準備を進めていたようである。オプティマスは2人の想いを受け取ってエリドゥへと向かう。

 

「トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!

 

オプティマス・プライムのエリドゥ攻略戦への参戦が先生たちの知らないところで決まった。

 

 

 

 

 

要塞都市エリドゥ

 

ガタンゴトン…ガタンゴトン…

 

「ここが…」 「エリドゥ…」

 

「ここにアリスちゃんが…」

 

「映像で見ても度肝を抜いたけど」 「実際に間近で見るととんでもなくデカいな」

 

ゲーム開発部たちは電車に揺られて、要塞都市エリドゥへと向かっていた。窓から覗くエリドゥの全容を見て、彼女たちはそれぞれ思い思いの言葉を呟いた。

 

ゴトン…グゥゥン

 

「よし、想定通り“物流輸送用無人列車”で現場に来れたね」

 

「うん。ヴェリタスが手伝ってくれたおかげ」

 

「さすがヴェリタスです!まさか列車システムごとハッキングしてくださるとは!」

 

エンジニア部が調べたデータによって一同はエリドゥの搬入口へとたどり着く。ここまで無事辿り着くことができたのはヴェリタス他ホィーリーとブレインズたちのおかげだとエンジニア部たちは感謝した。

 

“その通路の先、地上に出たらもう「エリドゥ」だよ”

 

“一応、ちゃんとモニタリングしてるから安心してね♪”

 

“ですが、こちらで拾えなかった何かが突然現れるかもしれませんので、くれぐれもご注意を”

 

「ありがとな」 「気を付けるよ」

 

ヴェリタスは遠隔から通信を繋ぎ、彼女たちをサポートすると宣言する。彼女たちの頼もしい言葉にツインズは礼を言うのであった。

 

ブロロロロ…

 

「おっと、物騒なお客さんのお出ましだぜ」

 

“リオのドローンだ…”

 

「『迎撃開始!!』」

 

ズダダダダダダ!!!

 

これからエリドゥへと侵入しようとしていると、彼女たちの元へAMASが差し向けられる。それにいち早く気づいたジャズとビーはさっさとAMASたちを処理するのであった。

 

「もしかして、もうバレた?」

 

“いや、周辺のネットワークはちゃんとこっちでハッキングしてる”

 

「俺たちがアリスを取り戻しに来るのは予測してるだろうが、そんなすぐにバレるもんじゃないだろう」

 

“先を急ごう”

 

「「「「はい!!」」」」

 

モモイは自分たちの居場所がリオにすでに見つかっているのかと心配するが、ハレがそれは無いと否定する。そして、先生の呼びかけの元、ゲーム開発部たちは、中央のタワーの下に向かって進んでいくのであった。

 

 

 

 

 

エリドゥ・正面口

 

ブゥゥゥゥン!!!!ズダダダダダダ!!!ズダン!!ボカァン!!

 

「やっほ~!あははっ!どんどん轢かれてく!」

 

バコンッ!!ズガガガ!!ガッコン!!

 

「思ったより数が多いな。まぁ、こうやって片っ端から轢いてるからあんまり意味無いけど」

 

バコンッ!!ズシャン!!グシャン!!

 

「アイアンハイドたちは普通の乗用車よりもずっと頑丈ですからね。普段はやれないような事ができて、何だか興奮してしまいます」

 

エリドゥに先生たちとは別のルートで潜入したC&C一同はビークルモードのアイアンハイドたちに乗り込み、AMASを轢きまくっていた。たまに、窓から銃を出しながら撃ったりしながらAMASを一つ残らず片付けていくのであった。

 

「オイ、止めろ」

 

キキィィィ!!!

 

「お出ましか?」

 

「あぁ、わざわざご挨拶に来たみてぇだ」

 

「お待ちしておりました、先輩方。C&C所属、コールサインゼロフォー。飛鳥馬トキ、ご挨拶申し上げます」

 

ネルが誰かの人影に気付き、アイアンハイドに停車を促す。すると、C&Cの前にトキがわざわざ現れて、彼女たちにメイドらしく挨拶をするのだった。

 

 

 

 

 

エリドゥ・地下

 

「これで…!」

 

「邪魔なドローンは、全部、倒した…!」

 

“みんな、気を引き締めて!そろそろ地上だよ…!”

 

資材搬入口から潜入したエンジニア部たちは、襲い掛かるドローンを倒して地上を目指す。モモイたちを温存するため、地下のドローンの処理は主にエンジニア部を中心に行っていた。

 

タッタッタッタッ…

 

「よーーし!外に出れた!」

 

「それで、ここからどこに向かえばいいの?」

 

“アリスはいるのはおそらくエリドゥの中心部だ。つまりあのデカデカと突っ立ってるタワーにいるぜ”

 

ドローンを倒しモモイたちはようやく地上へ出る。ミドリは地上に出てからの行動を通信で尋ねると、ホィーリーが行き先を示してくれた。その場所はエリドゥの中央に立つ一番高い建物である。

 

“現在地からルートを算出しました。左手にある大通りをまっすぐ北に進めばたどり着けます”

 

「サポートどうも。それじゃあここからは我々の出番だ」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「さぁ、乗りたまえ」

 

コタマからタワーへの道順を聞いたジャズは礼を言うと、トランスフォームしてビークルモードに変形する。他のオートボットも変形して車になり、扉を開けて皆の乗車を促すのであった。

 

ブゥゥゥゥン!!!

 

「どいたどいたー!!」

 

「AMASがどんどん吹っ飛ばされていく…!!」

 

「す、すごい…」

 

ボコンッ!!バコンッ!!

 

オートボットに乗り込んだ一同は、アイアンハイドたちと同じく襲い掛かるAMASを轢きながら、目的地であるタワーへと向かっていく。

 

“道はこっちでナビするから”

 

“どんどん行っちゃおー!GOGO~!でもいいな~普段はあんなことできないし…”

 

ハレの案内によって、オートボットたちはスムーズに道路を走行していく。マキはAMASを轢きながら進んでいく姿を見て、羨ましく思うのであった。

 

ブツン…ブツン…

 

“マズイな…いつかはこうなるだろうと思っていたが、こんなに早くくるとは…”

 

ブツン…

 

“ヴェリタス…やはり貴女たちだったのね。流石あの「ヒマリ」の後輩なだけあるわ”

 

“通信に割り込んできやがった!!”

 

だが突如通信が不安定になっていく。ホィーリーはこうなることはある程度想定していたようだが、こんなに早く通信が途切れそうになるとは思っていなかったようだ。そして、通信に割り込んできたのはリオであった。リオはヴェリタスの手腕を褒めつつも、通信を阻害していくのだった。

 

“悪い!!ここまでだ!!”

 

ブツンッ

 

「ヴェリタスの通信が…」

 

「だが、通信が途絶えても粗方の道順は教わった。今更それくらいで…」

 

ゴォォォン…ゴォォォン…

 

「何だ!?地面が揺れ出したぞ!!」

 

リオの妨害によってヴェリタスの通信が途絶えてしまう。しかし、ジャズはすでに大体の道順を教えてもらっているため、迷わず道を進んでいく。だが、そんななか突然地面が揺れ始める。

 

キキィィィ!!

 

「嘘だろ!?」 「周囲のビルが動き出したぞ!!」

 

“貴方たちの行動はすでに予測している。この一帯の都市構造を変更して、タワーへの道を帰させてもらったわ”

 

「『行き止まり』『進めない』」

 

「大層なシステムだな。いったいいくら掛けたんだか見当もつかんわい」

 

地面が揺れていた原因は都市に建っている建物が音を立てて動いていたのが理由であった。前方を防がれたことでオートボットたちは動きを止めてしまった。

 

“予想はしていたけれど…本当にここまで来たのね、先生”

 

“リオ…。君を止めに来たよ”

 

“…そう。やはり、あの時の言葉と行動だけでは貴方を…。そしてその子たちを説得できなかったのね”

 

動きを止めた一同を画面越しに見つめ、リオはアリスを取り戻しにきた先生に言葉をかける。そんなリオを同じく画面越しに見ている先生は、リオの行動を止めると彼女に伝える。それを聞いてリオは、自分の説明が足りなかったのかと1人で納得するのであった。

 

“先生。トロッコ問題をご存じかしら?”

 

「何だそれ?」 「聞いたことねぇぞ」

 

“宇宙から来たあなたたちには馴染みのない言葉かもしれないけど、簡単なお話よ。故障し、止まる事ができなくなってしまった列車がレールの上を走っている時。大人数を生かすために1人を犠牲にするか、それとも1人を生かすために大人数を犠牲にするか、そういう選択を迫る問題”

 

「それが?」 「どうしたってんだよ?」

 

“誰かがレバーを引く役割を担わなければならないわ。そして…私は喜んでその役を引き受けようとしているだけ”

 

リオは先生に自分の考えを理解させるために、トロッコ問題を例に出す。トロッコ問題に馴染みのないツインズは何を言ってるのか分からないので言葉を返すと、ご丁寧にリオが説明を始めた。彼女の考えはキヴォトスという大人数を救うために、アリスという1人の生徒を犠牲にするということなのである。

 

“悪意も敵意も、端から持ち合わせていない。私はただ…”

 

「もう!分かんないよ!!難しい話はいいから、アリスを返して!!」

 

“あら、貴方は…”

 

リオはなおも先生たちを説得しようとするが、痺れを切らしたモモイが彼女の話を遮った。それを見てリオは興味深い目でモモイのことを見る。

 

「話は聞いたんだからね!会長が意味わかんないこと言ってアリスを連れて行ったって!」

 

“意味不明な話などではないわ。他の誰でもない、「名もなき神々の王女」に攻撃された貴女なら分かるのではなくて?”

 

「分かんないよ!」

 

“・・・!”

 

モモイはリオを非難するが、リオはアリスに攻撃されたモモイには彼女の危険性が理解できるはずだと言い返す。だが、モモイはそんなリオの言葉を分からないの一言で突き返した。

 

「私はただ、会長の元からアリスを連れ戻したいだけ!」

 

「お姉ちゃん…」 「モモイ…」

 

「そもそもキヴォトスの脅威だとかなんとか理由をつけてアリスを誘拐するなんて、スケールが小さすぎるよ!普段私が書いているシナリオの規模の方がず~っと大きい!そんな話通じるわけ無いじゃん!」

 

モモイはリオにアリスを取り戻すと啖呵を切ってみせる。さらには自分の書いているシナリオと比べてやっている事が小さいと、彼女をさらに非難するのであった。”

 

“…そうね。今すぐ貴女たちに納得してもらうのは難しいでしょうね。…私自身、すぐに納得してもらえないということは、十分理解しているもの“

 

ポチッ

 

”アヴァンギャルド君、発進”

 

モモイの言葉を聞き、説得は困難であるとリオは判断する。そして何かのスイッチを押すとアヴァンギャルド君なるものを呼び出した。

 

ブゥゥゥゥン…ギリギリギリギリ…

 

ドーーーーーン!!!

 

「うわぁっ!?ダサ…」 「確かに…」

 

「『ブサイク』」 「センスねぇんじゃねぇか?」

 

「出来の悪い食玩でももうちょいマシだろ」 「しかしヒデェな」

 

“…見た目は関係無いわ”

 

“…本音がちょっと見えてるよ、リオ”

 

堂々登場したアヴァンギャルド君の姿は幼児がデザインしたかのような頭部に、ミレニアムの校章がデカデカと描かれたボディ。腕は4本で、それぞれシールド、バズーカ、ガトリング、アサルトライフルを備えた、過積載の上半身。さらにはデカい上半身を支えるために大きく幅を取りキャタピラー付きの戦車のような下半身。つまり総合するととてつもなく不格好な見た目なのである。

一同はアヴァンギャルド君の見た目を揃って酷評した。それを聞いたリオは今まで掛けられたどんな否定的な言葉よりも傷ついた様子であった。

 

“理解されないのなら、もういいわ。そのままで構わない。アヴァンギャルド君、攻撃開始よ”

 

「ふざけた見た目だが、恐らく装甲はトランスフォーミウム製だろう。ここは手筈通り俺たちが引き受ける。先生とゲーム開発部、そしてツインズはタワーの中心に向かうんだ!!」

 

“うん、気を付けて”

 

「『八つ裂き』『バラバラ』」

 

「ウタハ、コトリ…ここが我々の活躍の場だ。気を抜かずに行こう」

 

「うん…」 「はい!!」

 

作戦前にジャズが言っていた通り、リオは先生たちを足止めするためのアヴァンギャルド君を投入してきたので、彼は作戦通り先生たちを先に行かせることにした。エンジニア部とキューとホイルジャックもこの場にとどまり、アヴァンギャルド君の迎撃をするのであった。

 

 

 

 

 

バコォン!!

 

「そこっ」

 

ボカァン!!

 

「無駄です!」

 

ズダダダ!!

 

「それっ!!」

 

一方トキと対峙しているC&Cは、上手く連携してトキを追い込んでいた。しかしトキのほうもリオの開発した武装によって彼女たちの攻撃を上手く躱していき、戦況は膠着していた。

 

「建物を動かしてアイアンハイドたちと分断したようだが、心配しなくてもアイツらはそんな大人げないことしねぇから安心しろよ後輩!!」

 

ズダダダダダダ!!

 

「くっ…このままでは…」

 

アイアンハイドたちをC&Cから分断したトキであったが、彼女たちの見事な連携に若干押されており、敗北が頭の中をよぎっていた。

 

“トキ、アヴァンギャルド君の攻撃を掻い潜って先生とゲーム開発部の娘たちがタワーへ向かって来るわ。一度戦闘を中断してタワーの正面でC&C共々迎え撃ちなさい。アビ・エシュフの使用を許可するわ”

 

「申し訳ございません…。私が不甲斐ないばかりに…」

 

“気にする必要は無いわ。C&Cはそれ程の相手だと言う事よ”

 

トキのことをモニタリングしているリオは、ゲーム開発部たちがタワーに近づいているため、C&C共々タワーの正面で迎撃するよう指示出す。トキはC&Cをここで倒せなかったことを歯噛みしながらリオに謝った。

 

「申し訳ございません、先輩方。ご足労おかけいたしますがタワーの正面にてお待ちしております」

 

シュタッ

 

「チッ、逃げんな!!」

 

「追いましょう」

 

「急ぐぞ!!」

 

「「「はい!!」」」

 

リオの命令によってトキはその場から離れてタワーの方へと向かう。それを見たC&Cも彼女を追いかけるのであった。

 

 

 

 

 

「さてと…俺たちを分断したってことは、そろそろ出してくれるんだろ?」

 

「会長サマが作った玩具を俺たちがしっかり遊んでやるから早く出せよ」

 

「ぶっ壊してあのタワーの頂上にでも飾ってやるからよぉ」

 

C&Cと分断された、アイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドの3人は人造トランスフォーマーに備えて銃を構えながら待っている。自分たちに黙って勝手にトランスフォーマーを作ったリオに対して3人は怒っており、その場の空気はヒリついていた。

 

ゴォォォン…

 

「お出ましか!!」

 

ガシィン!!

 

「おいおい、あの姿は…」

 

“そう。オプティマス・プライムのデータを基に作ったビークルモードよ”

 

3人が人造トランスフォーマーの登場を待ちわびていると、近くの床が開き下からトレーラートラックが姿を現す。何とそのトラックの姿は色は銀色を基本にしているものの姿はオプティマス・プライムのものにそっくりであった。

 

“ガルヴァトロン、起動”

 

コロコロコロコロ…ギゴガゴゴ!!

 

[敵性反応を感知…。トランスフォーマー3体を確認。データベースを照合します]

 

「変な変形…いやここまで来ると変身だな」

 

「車はオプティマスで顔はメガトロンかよ。趣味が悪いな」

 

“そうよ。オートボットのリーダーオプティマス・プライムとディセプティコンのリーダーメガトロンを素体として作った究極の絶対機神ガルヴァトロン。貴方たちの敵ではないわ”

 

リオによって起動したガルバトロンは沢山のキューブに一度身体を分解してから、人間体の姿を取る。その姿はどこかメガトロンを思わせる姿をしていた。それを見たアイアンハイドたちはさらに怒りのボルテージが上がり、画面に映るリオを睨みつけた。

 

[照合完了。オートボットアイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドのデータと一致。排除します]

 

「「「ぶっ殺す!!!」」」

 

ガルバトロンが戦闘体勢に入ると、3人はそれぞれぶっ殺すと言葉にして戦いの火蓋が切って落とされた。

 




リオ会長はガルバトロンのことをしっかりガルヴァトロンって言うタイプ

アヴァンギャルド君:一部トランスフォーミウム製。変形は不可。防御力強化のためトランスフォーミウムで装甲を作っている。

アビ・エシュフ:トランスフォーミウム製。その他のギミックは次回以降。

ガルバトロン:もちろんトランスフォーミウム製。メガトロンとオプティマス・プライムを素体にしたいいとこ取りの基礎スペックを誇る。自我は無い。その他の能力は次回。

この後はガルバトロン→アヴァンギャルド君→トキ(一回目)の順番で進んでいきます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。