TRANSFORMERS Blue_Archive 作:H2O(hojo)
ガルバトロンとの対比で同じ元ネタです。
STRIKER
FRONTタンク オプティマス・プライム
FRONTアタッカー サイドスワイプ
MIDDLEアタッカー アイアンハイド
BACKアタッカー ハウンド
オプティマス・プライムは攻撃力も防御力もバカ高いタンクだと思う。
ジェットツインズはトキとのバトルに控えて今回は戦いません。
エリドゥのとある場所
「リオ…一つだけ忠告しておきます。あなたは確かに優秀です。よくもまぁ、バレずにこのような都市を建設できたものだと…。ある種、感心すらしてしまいます」
“…どういう意味かしら?”
「あなたは…自身が正しいと信じたら、振り返らずに突き進むでしょう?それはあなたの長所であり…同時に弱点でもあります」
“弱点?そんなわけ…”
トキによって拘束されてしまったヒマリはエリドゥに軟禁されていたようだ。通信越しで会話してくるリオに対し、ヒマリは一つ忠告をし、振り返らず進むことは弱点であると告げる。
「リオ…あなたは、悩みを後輩に打ち明けた事がありますか?」
“・・・”
「弱点というのは、そこまで大袈裟なものではありません。優秀すぎる故に、人と歩幅を合わせる事も、相手を待つ気もない。あなたのそういうところが、最大の弱点なのですよ」
ボカァァァァァン!!
自身の特徴を弱点と認識していないリオを見て、ヒマリは後輩に悩みを打ち明けたことがあるかと彼女に尋ねる。その質問にリオが黙り込んでいると、いきなり彼女のいる部屋の近くから爆発音が聞こえた。
“爆発音!?一体どこが…”
「本番はこれからですよ♪」
“ヒマリ、ちょっ…!“
ブツンッ!!
いきなり爆発音が聞こえたことにリオは珍しく驚く。そしてヒマリはリオのそんな珍しい顔が見えたようで満足気であった。
エリドゥ・モニター室
「…外部からの襲撃?あり得ないわ。事前に“脅威”になり得る勢力はすべてマーク済。それなのに、一体誰が…。まさか…!!」
リオは自分の予測が外れたことを、有り得ないと呟いた。そしてすぐさま、爆発を起こした主が誰かを考えていると、とある人物が浮かびあがったようである。
エリドゥのとある場所
「こっちだよ、ヒマリ部長」
「ふふ、まさかエイミ…あなたが私を助けに来てくださるとは…。これはリオへの裏切りになると思いますが、大丈夫なんですか?」
「うーん…さあ?」
ヒマリを助けに来たのは、特異現象捜査部の和泉元エイミである。特異現象捜査部はリオが設立したセミナー傘下の組織であり、ヒマリが部長である。
「“私がリオに会いに行った後、24時間経っても戻って来なかったら、冷蔵庫にあるプリンを食べてもいい”って部長が言ったでしょ?でも、どうせなら一緒に食べたいなって思っただけ」
「そうなのですね…。ふふっ…後輩がどうやって助けに来てくれるか、想像しながら待つというのは思いの外楽しいものですね」
「そういうものなんだ…」
驚くべきことに、エイミはヒマリと一緒にプリンを食べたいという理由でここエリドゥまで潜入したようだ。その理由を聞いたヒマリは驚きつつも、満足気な表情を浮かべた。
「ところでエイミ。どうやってここまで来たのですか?」
「あぁ、それなら丁度ヘリで乗せてってくれるって言うから一緒に来たんだよ」
「誰と?」
「オートボットのリーダー、オプティマス・プライムだよ」
「ふむふむなるほど。てっきり政治介入を疑われるので来ないかと思いましたが、意外と熱いハートをお持ちなのですね、彼らの司令官は」
ヒマリはセキュリティが厳重なエリドゥへどうやって来たのかをエイミに尋ねると、彼女はオプティマスの乗るヘリに乗せてもらったと答えた。それを聞いてヒマリはオプティマスが来るとは思わず、少しだけ驚いた表情を浮かべた後、楽しそうに笑うのであった。
エリドゥ・中央タワー前
「・・・・・・」
「そこをどいてくれねぇかねぇ~お嬢ちゃん?流石に俺たちもキヴォトス人と戦うのは大人げないと思うしよぉ~」
「大人しく降服しろ」
ガルバトロンを倒し、中央タワーの元へと辿りついた、アイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドの3人は、タワーの前に居座るトキと対峙していた。オートボットの中でも武闘派の3人でもさすがに、人間相手の攻撃は避けているようで、彼女に降服を促していた。
「頼みのガルバトロンも倒した。ネルたちは一度退いたようだが、俺たちがここに来た以上もうお前に勝ち目はねぇ。さっさとそこをどきな」
ガチャ!!
「私にはここを守る使命があります。たとえあなたたちが相手でも退くわけにはいけません」
「困ったなぁ~」
アイアンハイドはトキにキャノンを向けて脅すものの、トキは彼の脅しに一歩も退かない姿勢を見せる。その姿を見たハウンドは困ってしまった。
「それに、我々の敗北はまだ決まっていません。むしろ、私が戦う必要はありません」
「はぁ!?何を言って…」
コロコロコロコロ…
“おっさんたち!!後ろだ!!”
ギゴガゴゴ!!ドカーン!!ボカーン!!ズドーン!!
「うおっ!?」 「ぐわぁ!?」 「くっ!!」
さらにトキは自分がアイアンハイドたちと戦う必要は無いと言い出した。それを聞いたサイドスワイプはその言葉の意味を理解できず首を傾げる。そしてその直後、何者かが3人の背後から襲いかかり不意打ちしてきた。
中央タワー近くのビル
「ちっくしょぉ!!後ろから不意打ちなんて卑怯なマネしやがって!!」
“ね、ネル…落ち着いて!!傷が開いちゃうよ!!”
「あれが人造トランスフォーマー…アイアンハイドたちとはずいぶんと違う変形をするんだな」
「あれ?でもさっき倒したって言ってたよね?」
攻撃の直前でアイアンハイドたちに声をかけたのはモニターで彼らの様子を伺っていたネルである。彼女たちは撤退後近くのビルに身を潜め、トキ攻略へのリベンジの機会を伺っていたのである。
中央タワー前
「ぐ…うぅぅぅ」
「て、てめぇ…何で生きてやがる…」
「俺たちで動力を止めてやったはずだろ…?」
[追跡完了。アイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドの排除を続行します]
アイアンハイドたちの背中を撃ったのは、倒したはずのガルバトロンであった。ガルバトロンは一度動力源を破壊されたにも関わらず、何故か彼らを追い、今ここにいる。
“ガルヴァトロンがあの程度でやられると思って?ガルヴァトロンにはあなたたちが一度対峙したことのあるドリラーも取り込んでいるわ。そしてそのドリラーの核は頭にある。頭と動力源を両方潰さない限り、ガルヴァトロンは何度でも復活できる。貴方達に勝ち目は無いわ”
「クソッ…!!」
「ちゃんと死んだか確認しときゃよかったぜ…」
ガルバトロン復活の疑問に答えるかのように、リオが通信回線が開く。どうやらガルバトロンには何度も再生するドリラーの細胞を取り込んでいたようで、驚異的な再生能力が備わっていたようだ。そして、動力源と頭の核の両方を潰さなければガルバトロンが倒せないと判明し、アイアンハイドは小さくクソッと吐き捨てた。
“ガルバトロンまで復活したら…もうどうしようも…”
[アイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドの出力低下を確認。続けて攻撃を開始します]
アイアンハイドたちにガルバトロンの魔の手が迫っていた。
エリドゥ・モニター室
ブロロロロロロロロ…
「ヘリの音?何故今こんな時に?」
ポチッ
「ま、まさか空から来るなんて…。上空迎撃システム起動…撃ち落としなさい」
ガルバトロンがアイアンハイドたちにトドメを刺そうとしていると、空からヘリのプロペラの音が聞こえる。それをモニター室で見ていたリオはそれに気づくとすぐさま、迎撃システムを起動し、ヘリを撃ち落とそうとする。
ヘリコプター内部
ヒューン!!ヒューン!!ドヒューン!!
「む、相手もこちらに気付いたか。では私も降りるとするか」
ブィィィィィン…
「それっ!!」
バシィィン!!ヒュォォォォォ…
無人のヘリコプターに乗り込んでいたのはオートボットのリーダーオプティマス・プライムである。彼はリオの迎撃に気付くと、後部ハッチを開いてエリドゥへと飛び降りた。
エリドゥ中央タワー前
“このままじゃ…負けてしまう…どうすれば”
「あれ?何か空から降ってきてないか?」
「あっ!ホントだ、何だろあれ?」
先生たちはアイアンハイドたちを助けようと、ビルから出てタワーに近づいてきていた。だが、近づいたところで何かできるわけでもなく、手をこまねいていたところ、モモイたちが空から何かが降って来るのに気が付いた。
“あ…あれは!!まさか本当に?”
「えっ!?何で?来ないはずじゃあ…」
「で、でもあれはどう見ても…」
何かが地上に近づいていくなか、先生たちは落ちてくるものに気が付く。それは本来ここに来るはずの存在ではなかったため、一同は驚愕していた。
ズドォォォォォォォォォォォォォン!!!!!
[新たな侵入者を発見。特定作業を開始します]
「私だ!!オートボットのリーダー、オプティマス・プライムだ!!!」
「「「「「オプティマス・プライムだー!!!!!」」」」」
大きな音を立てて地上へと降り立ったのはもちろん、オートボットのリーダー、オプティマス・プライムである。彼はガルバトロンが身元を特定する前に自ら名乗りを上げた。一方、その様子を側で見ていた先生たちはオプティマスの沸き立っていた。
「あれが…オプティマス・プライム。生で見るのは初めてだな」
「とてつもないオーラを感じます。これがオートボットのリーダー…」
「すご~い、強そうだね~!!」
ゲーム開発部と先生の後ろでネルを担ぎながら、オプティマスの登場を見ていたC&Cはオプティマスの纏う強者のオーラに圧倒されていた。エージェントであるC&Cだからこそ、彼の強さをひしひしと感じることができたのであった。
「オプティマス・プライム…」
「あっ、リーダー起きたんだ」
「いいなぁ…デカくて」
「「「あ~」」」
落下によって大きな傷を負ったネルはオプティマスの落下時の衝撃によって目を覚ましたようだ。そして、彼のことを見ると、羨ましそうにそう言うのだった。
「まったく、私を置いてみんなで冒険とは感心しないな。どうせなら私も誘ってくれれば良かったのに」
“う、うん…でも君が来ると、色々立場が危うくなると思って…”
「たとえ私の立場が、オートボットの立場が危うくなろうと、私は友を見捨てることはしない!!私も君たちと共に戦い、アリスを救い出す!!」
“オプティマス…”
オプティマスは先生に彼を呼ばなかった経緯を改めて説明する。しかし、オプティマスは自分やオートボットの立場の事など関係なくアリスを救い出すと高らかに宣言するのであった。
「立てるか?アイアンハイド」
「あぁ…手を貸してもらってすまねぇ」
「敵はどんなヤツだ?」
「ヤツの名はガルバトロン。素体はアンタとメガトロンだよ。さらには、俺たちやディセプティコンの武装を全てインプットしてある。そして再生能力も高く、頭の核と胸の動力源を破壊しなければ倒せない」
ガルバトロンに背後から撃たれて、倒れていたアイアンハイドにオプティマスは手を貸す。オプティマスにガルバトロンの事を尋ねられたアイアンハイドは、彼にガルバトロンのその驚異的な能力を説明するのであった。
「まったく…とんでもないヤツを作ってくれたものだな…!!」
「だが、弱点が分かった以上俺たちのやる事は一つだぜ」
「よっと…。俺たち4人で頭と胸の同時破壊を狙う…」
ガルバトロンのスペックを聞いたオプティマスは驚きを通り越して、もはや呆れてしまう。その間にサイドスワイプとハウンドも立ち上がり、4人共戦う準備ができたようだ。
BOSS BATTLE
GALVATRON
VS
IRON HIDE HOUND SIDESWIPE
OPTIMUS PRIME
「スクラップにしてやるぞガルバトロン!!」
ガチャン!!
「私に続け!!オートボット、戦闘開始だ!!」
「よっしゃぁ!!」 「リベンジだぜ!!」 「今度こそぶっ殺してやる!!」
オプティマスはガルバトロンにスクラップにしてやると宣言すると、口のマスクを展開し戦闘モードへと入る。アイアンハイドたちもオプティマスの言葉と共に、彼に続いてガルバトロンへと向かっていく。
「行くぞサイドスワイプ。我々は顔を狙うぞ!!」
ジャキン!!ジャキン!!
「はい!!」
ジャキィン!!
オプティマスはみんな前に立つと、エナジーソードを展開していつもの如く顔を狙う。サイドスワイプもブレードを展開して、オプティマスに続くのであった。
コロコロコロコロ…ギゴガゴゴ!!
[オプティマス・プライムとサイドスワイプの接近を確認。対処を開始します]
ジャキィン!!
「むっ!?サイドスワイプのブレードを展開したな。どうやらアイアンハイドの話は本当らしい」
ギィィィィィン!!
「しかも、こちらの動きを解析してどんどんアップデートしてくる。厄介この上ないっ!!」
ガキィン!!
ガルバトロンはオプティマスとサイドスワイプがこっちに向かってくるのを確認すると、サイドスワイプのブレードを展開する。2対1にも関わらず、ガルバトロンは器用に2人と鍔迫り合いを演じるのであった。
ギリギリィィ!!
「くっ!!私のパワーと互角とはなっ!!」
シュン!!タンッ!!
「その腕をぶった切ってやる!!」
ジャキィン!!
「なにぃ!?」
「これは…ディーノの武装か!!」
オプティマス・プライムとガルバトロンは正面で両腕をブレードにして組み合う。それを好機と捉えたサイドスワイプは横へと回り込み、ガルバトロンの腕を叩き切ろうとする。しかし、ガルバトロンはオートボットの仲間であるディーノの武装でサイドスワイプのブレードを弾いた。
ガバッ!!
「下がれ、オプティマス、サイドスワイプ!!」
「あぁ!!」 「了解!!」
ガチャ!!
「そぉら!!これでも喰らえ!!」
バキュゥゥゥゥゥン!!
「どうだっ!!」
ガキィン!!
「クソッ!!叩き落としやがった!!」
次に、アイアンハイドが2人を下がらせてガルバトロンにキャノンを撃ち込む。しかし、ガルバトロンは前回の戦いでアイアンハイドのキャノンの解析を終わらせていたため、サイドスワイプのブレードで銃弾を叩き落としてしまった。
タワー近くのビルにて
「す、凄い戦いだ…!!」
「というか、向こうのデカい銀色もチートだよチート!!何だよ全部のトランスフォーマーの技が使えるって!!」
「漫画で見たことある展開だよ…」
一方、先生たちはオプティマスとガルバトロンの戦いを、離れて観戦していた。モモイたちは初めて見たガルバトロンの性能に、チートだと文句を言うのであった。
「ジェットツインズ、あなたたちも参戦しなくていいのですか?」
「「まだトキとの決着がついてないからな。それに…勝手に助太刀なんかしたら、アイアンハイドたちにボコボコにされちまうよ…」」
「あぁ~確かに怖いもんね~」
先生たちの横で控えているジェットツインズを見たアカネは、参戦しないのかと問いかける。それを聞いたジェットツインズは、次のトキとの戦いに備えるのとアイアンハイドが怖いと言って参戦を見送ったと答えた。
「よしっ!!いけっ!!そこだっ!!あー!!」
“ネルはちょっと落ち着きなさい”
「あぁー!!むしゃくしゃするー!!」
ネルは応急処置を受けているにも関わらず、ガルバトロンとの戦いに興奮して身体を動かしており、先生はそれを止めるのであった。
中央タワー前
バビュン!!
「おっと!!」
ガシィン!!
「ソードを投げてくるとはな!!」
コロコロ…ガシャン!!
「今度はプロールの手裏剣かよ」
ヒュン!!ヒュン!!
「おっと…」
ガルバトロンはブレードを外して、サイドスワイプへ投げつける。サイドスワイプはそれを自身のブレードではじき返した。すると今度はプロールの手裏剣武装を生成しはじめ、彼に投げつけるが、サイドスワイプは手裏剣を華麗に躱した。
「今度は俺たちの番だ!!」
「目一杯食らわせてやるぜ!!覚悟しやがれ!!」
ズガガガガ!!ズダダダダダダ!!ボカーン!!ドカーン!!
「そらそらぁ!!どうしたぁ!!」
ズダダダダダダ!!ズダダダダダダ!!ズダーン!!バコォーン!!
次に前に出てきたのはアイアンハイドとハウンドである。2人は銃弾の雨をガルバトロンに浴びせていく。
ギゴガゴゴ…
[タイムバブル発動]
ブォン…!!
「あ、あの野郎…!!」
「ホットロッドのタイムバブルまで…!!」
2人の集中砲火に対し、ガルバトロンはホットロッドの武装であるタイムバブルを発動して、銃弾の雨をバブルの中に閉じ込める。その有様をまざまざと見せつけられたアイアンハイドとハウンドは驚きと怒りの感情に支配されるのであった。
ギゴガゴゴ…!!ドシュ!!ドシュ!!
[タイムバブルによる銃弾の停止を確認。ミサイルを使用し排除します]
パァン!!
ボカァァァァァァァン!!!!!
「これも意味無しか…」
ガルバトロンはタイムバブルにミサイルを撃ち込む。タイムバブルとミサイルを同時に炸裂させることによって銃弾の雨を無効化するのであった。
「うおぉぉぉぉぉぉ!!」
ガシィィン!!
[対象との衝突により、腹部ユニットを被弾。再生を開始します]
「させんぞ!!」
バシィン!!ガシィン!!ドシィン!!
「死ね!!ガラクタの!!スクラップめ!!お前に魂など無い!!薄汚れた廃棄場が似合うぞ!!」
[肩、腕、頭部の損傷を確認。再生を開始します]
ガルバトロンが起こした爆風と煙に紛れて、飛び込んできたのはオプティマスである。彼は蹴りによってガルバトロンの体勢を崩すと、パンチとキックの応酬によって、ガルバトロンの再生能力が追いつかない程にボコボコにしていく。
コロコロコロコロ…
「逃がすかよ!!」
ピンッ!!
「それっ!!」
ボカァァァァン!!ドカァァァン!!
ギゴガゴゴ…
[大幅な損傷を確認。戦闘継続が困難となりました。速やかに再生を開始します]
オプティマスにボコボコにされたガルバトロンは、トランスフォームしてキューブ状になり彼から逃げ始める。しかし、それを察知したハウンドが手榴弾を投げたため、逃亡は失敗してしまう。
「はぁぁぁぁぁ!!」
ガシィィィィン!!
「捕らえたぞ!!これで貴様の胸と頭部を破壊してやる!!」
ギィィィィィ!!
「まずは胸の動力源からだ!!」
ハウンド攻撃の後、オプティマスはすかさずガルバトロンに飛びつく。そして馬乗りになると、ソードでまずは胸の動力源を抉っていく。
[胸部動力源の大幅損傷を確認。頭部の破壊される確率98.5%。緊急回避を開始します]
バシンッ!!
「なっ!!頭だけ…」
[頭部ユニットとの切り離し完了。自爆シークエンスに入ります]
ガシィ!!
「くっ!?コイツ…自分は頭だけ切り離して、私ごと自爆を!!」
大幅に損傷したガルバトロンは最終手段に出る。それは核のある頭部だけ残して、自爆をすることであった。ガルバトロンは頭を切り離すと、遠隔で身体を動かして、オプティマスをがっちりと掴んだ。そして…
ドッカァァァァァァァァァン!!!!!
「ほあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「「「オプティマァァァァス!!!!!」」」
[再生を開始します]
ギュゥゥゥゥン!!ギリギリィィ!!
ガルバトロンは自爆し、オプティマスは爆炎に包まれる。エリドゥにはオプティマスの絶叫とそれを案じるオートボットの声がこだました。
「大丈夫か!?」
「あぁ…だ、大丈夫…」
「一度退いて体勢を立て直すか?」
「大丈夫だと言ってるだろうが!!」
自爆に巻き込まれたオプティマスを心配して、アイアンハイドたちは彼の元へと集まる。サイドスワイプはオプティマスを気に掛ける言葉をかけるが、オプティマスは自爆にイラついているようである。
「気持ちはわかるが落ち着け、オプティマス」
「だが、結果がこれでは…」
[機体の再生完了。引き続き対象の排除を継続します]
「ガルバトロンの野郎…もう復活しやがった…」
そんなイラつくオプティマスをアイアンハイドは落ち着かせる。だが、その間にガルバトロンは自爆で散らばった部品を繋ぎ合わせ、完全復活を遂げてしまうのであった。
再びタワー近くのビル
“ほあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!”
「うわぁぁぁぁ!!爆発に巻き込まれてる!!」
「で、でも普通に生きてる…。何なのあの人」
「こ、怖い…」
モニターでガルバトロンの自爆を見ていたゲーム開発部は、そのショッキングな映像を見て悲鳴を上げる。そして、その後ピンピンしているオプティマスの姿を見て、若干引いていた。
“まぁ、あの位じゃ死なないよ。オプティマス・プライムは”
「ネル先輩も中々ですが、あちらのリーダーも中々ですね…」
「先生とアカネは一体何を張り合ってるの?」
そして何故か先生とアカネがオプティマスとネルの頑丈さを張り合う事態が発生しており、カリンが冷ややかな目で見ているのであった。
中央タワー前
ギゴガゴゴ!!
「アイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンド!!ここから離れろ!!」
「「「!!」」」
キィィィィィン…
「ヤツめ、フュージョンカノンを撃つつもりだ」
チュドーーーーーーーーーン!!!!
「ほおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ガッシャァァァァァァァン!!!!
復活を果たしたガルバトロンは両腕を変形させ、フュージョンカノンを作り出す。他の者はかろうじて避けられたものの、3人を庇ったオプティマスはフュージョンカノンを正面から受けてしまい、ビルに身体がめり込むのだった。
「ぐっ…うおっ…」
「オプティマスのヤツ…フュージョンカノンをモロに喰らいやがった」
「はぁ…はぁ…」
ガチャン!!
「アイツ…もうボロボロだってのに…」
フュージョンカノンをまともに喰らったオプティマスのボディは先ほどの自爆もあってボロボロであった。だが、オプティマスはそれでも立ち上がるのであった。
「ふざけやがってぇ!!」
ドシン!!ドシン!!ドシン!!
「あっ、オプティマスの野郎1人で突っ走っていきやがった!!」
「久しぶりに見るマジギレモードだな、アレ」
「俺たちも続こう」
ガルバトロンにボコボコにされたオプティマスは、完全にスイッチが入りマジギレモードになる。オプティマスが1人でガルバトロンの元へ突っ走っていくのを見て、3人は後に続くのであった。
[オプティマス・プライムの接近を確認。迎撃を…]
バコォン!!
「バラバラにしてやるぞ!!」
ガシィ!!
「よし、オプティマス!!そのまま掴んでろ!!」
ドチューン!!ドチューン!!
ガルバトロンは向かって来るオプティマスを迎撃しようとするが、それよりも先にオプティマスがガルバトロンの顔面に蹴りを入れる。そして、倒れたガルバトロンはオプティマスに足を掴まれる。それを好機と捉えたアイアンハイドとハウンドが胸の動力源に攻撃した。
[動力源の破壊を確認。再生を…]
ヒュン!!
「「くたばれ!!ガルバトロン!!!」」
メリメリメリィ!!!!
[・・・・・・]
ガン!!ドッシャーン!!
動力源を潰されたガルバトロンはすぐさま、再生を開始する。しかし、そうはさせないとオプティマスはガルバトロンを放り投げて、サイドスワイプと共にブレードで頭を八つ裂きにする。頭部の核と動力源を潰されたガルバトロンは活動を停止してしまった。
「はぁ…はぁ…ようやく倒せたぞ」
「随分手こずっちまったが、これでくたばったな」
「チッ、ボディのあちこちが傷だらけだぜ…」
ガルバトロンを今度こそ倒したアイアンハイドたちは、勝利の味を噛み締める。2度に渡る強敵との戦闘で彼らのボディはボロボロになっている。
「さぁ先生とミレニアムの生徒たちよ、次はお前たちの番だ!!」
「「「「「はい!!!!」」」」」
「・・・・・・」
ガルバトロンを倒したオプティマスは次は君たちだと、先生たちを勇気づける。トキはその様子をミレニアムタワーの前で黙って見ているのであった。
ガルバトロン:全トランスフォーマーの武装を再現できる能力とドリラーの再生力を持った人造トランスフォーマー。完全停止には胸の動力源と同時に頭を潰さなければいけない。
正直1対1ならアビ・エシュフとトランスフォーマーならアビ・エシュフが勝ちそうだと思わんこともない
ディーノのホットロッドはエデン条約編で出ます。プロールは百鬼夜行にいます。