TRANSFORMERS Blue_Archive   作:H2O(hojo)

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最初に言っておきますが基本は不殺がモットーです。キヴォトスですから。


エデン条約編 Dark of The Star
目覚めし者


数百万年前・サイバトロン星

 

サイバトロン星に住む金属生命体は、かつては平和的な種族であった。だが、戦争が起きてしまった。自由のために戦うオートボットと、独裁を目論むディセプティコンとの戦いが始まってしまったのだ。

 

バキューン!!ドキューン!!ボカーン!!ドカーン!!

 

「早く逃げてください!!貴方はこの惑星の希望です!!」

 

ズドーン!!ズガーン!!ボッカーン!!

 

「ここは我らエリートガードにお任せください!!」

 

ドカァァァァァン!!

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

そして、オートボットとディセプティコンの戦いはディセプティコンが優勢で進み、オートボットの敗北が目前に迫っていた。そんななか、ある人物が脱出を試みるべく、宇宙船の中へ乗り込もうとしていた。しかし、宇宙船の元にもディセプティコンの軍勢が迫り、危機に瀕していた。

 

「さぁ、こちらです!!」

 

「あぁ、すまない」

 

プシューーーー!!

 

「乗ってください!!」

 

ドカァァァァァン!!!

 

ディセプティコンの攻撃を受けるなか、彼は何とか宇宙船へと乗り込む。エリートガードと呼ばれるオートボットに護衛され、宇宙船は発射準備に入った。

 

「これより宇宙船アークは発射される!!全力で宇宙船を死守するんだ!!」

 

「「「「おおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」

 

ズドォォォン!!ボカァァァァン!!ドッカァァァァン!!

 

「死ね死ね死ねぇ!!オートボットども!!お前たちが消えれば、俺たちディセプティコンがこの惑星の支配者となるのだ!!」

 

「バカなことを!!お前たちのせいでもうこの惑星は壊滅してしまった!!お前たちが勝ったところでもうこの惑星に未来はない!!」

 

宇宙船の発射を阻止するべく、ディセプティコンの攻撃は激しさを増す。オートボットとディセプティコンとの度重なる戦争によって、サイバトロン星は荒廃してしまったようである。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥン!!!

 

「アークは発射された…。後は頼みます」

 

「我々はいつまでも、サイバトロン星で待っております…」

 

「チッ!!コイツらのことはもういい!!船を追うぞ!!」

 

エリートガードたちの抵抗の甲斐あって、宇宙船はサイバトロン星から離れていく。それを見たディセプティコンはエリートガードのことを無視して、宇宙船の方を追おうとした。

 

「させないぞディセプティコン!!」

 

「あのお方の元へは行かせん!!」

 

ボカァァァァン!!ズドォォォォォォォォォン!!

 

「貴様らぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

宇宙船を撃墜しようとするディセプティコンを、エリートガードは必死で止める。ディセプティコンは彼らの抵抗に、怒り散らすのであった。

 

 

 

 

 

サイバトロン星・上空

 

ゴォォォォォォォォォ…

 

「すまない…エリートガードたち。必ずやかつてのサイバトロン星を取り戻してみせる…」

 

チュドーン!!ドカァーン!!ボカァーン!!

 

「あぁ…我が故郷がこんなことになってしまうとは…」

 

宇宙船に乗った彼は、エリートガードたちに、サイバトロン星の復興を誓う。そして、窓の外の景色を見て、荒廃したサイバトロン星の姿を嘆くのであった。

 

ドヒューーーーン!!

 

「あのエリートガード共が大事に守ってやがったのは、この宇宙船だな?まったく余計なことしやがってよぉ!!」

 

バシューン!!バシューン!!バシューン!!

 

「俺のミサイルであんなもの撃ち落としてやるぜぇ!!」

 

宇宙船の発射に気が付いたのは、スタースクリームである。スタースクリームは宇宙船に狙いを定めて、ミサイルを発射した。

 

ドカァァァァァン!!

 

「ハーハッハッハッ!!命中だぜぇ!!」

 

ビー!!ビー!!ビー!!

 

「ぐぅぅぅぅ…ディセプティコンめっ!!」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

 

「これであの宇宙船も永遠にGOOD NIGHT!!」

 

スタースクリームの放ったミサイルは、宇宙船アークに命中してしまう。損傷してしまった宇宙船は、制御を失いあらぬ方向へと飛んでいってしまう。宇宙船にミサイルを当てただけで満足したのか、スタースクリームはそのままどこかへと行ってしまった。

 

ビー!!ビー!!ビー!!

 

「このままでは…サイバトロン星はディセプティコンに支配されてしまう…!!」

 

制御を失った宇宙船は、宇宙を漂流してしまうのであった。

 

 

 

 

 

数万年前・キヴォトス

 

ヒュゥゥゥゥゥゥゥン…

 

制御を失った宇宙船はその後、数百万年漂ったあと、偶然にもキヴォトスへと飛来する。

 

ドォォォォォォォン!!!!

 

しかし、中にいる彼は、数百万年の漂流の末エネルギーが尽きてしまっていた。そして、その宇宙船はその場所で誰にも気づかれずに、朽ちていくのであった。

 

 

 

 

 

2年前・トリニティ総合学園内古聖堂

 

「本当に…こんな場所にシスターフッドの秘宝が残されているのでしょうか…」

 

トリニティの古聖堂にシスターフッドの秘宝とやらを探しに来たのは、シスターフッド所属のシスター歌住サクラコである。現在彼女は1年生であり、人の良い彼女は同僚や先輩に頼まれて(押し付けられたともいう)、1人でこの場所へ来ていた。

 

ガラ…ガラガラ…

 

「こんなに埃も被って…いつから使われなくなっているのでしょうか?」

 

古聖堂の内部は所々埃が被っており、壁や天井も落ちそうな有様であった。そんなボロボロな古聖堂はサクラコは隅々まで探索していく。

 

「これは…?」

 

探索していくうちに、サクラコはひと際広いスペースがある部屋へと辿りつく。そこは天井と壁が抜けており、陽の光が照らしていた。

 

「こんな場所が…それに、これは…?」

 

正直お化けでも出そうな、古聖堂にこんな神秘的な場所があったのかとサクラコは驚く。そして彼女はその場所に立つと、大きめなトラックに似た何かを見つけた。

 

“・・・・・・”

 

「これが…シスターフッドの秘宝なのでしょうか?」

 

そのナニカを見つけたサクラコは、鉄の塊へと近づく。彼女はこれが、シスターフッドの秘宝なのかと、疑うのであった。

 

“・・・・・・”

 

「しかし、何と大きいのでしょう…。これをここから運び出すのは随分と手間がかかりそうです」

 

ガタ…

 

“誰だ!?”

 

サクラコがその物体に近づこうとすると、脚に放置されていた燭台が当たってしまう。それを拍子にどこからか、声が聞こえてきた。

 

「な、何でしょう!?一体どこから…声が聞こえているのでしょうか?」

 

“お前だ。そこにいるお前、お前は何者だ!!”

 

「わ、私はトリニティ総合学園シスターフッド所属のシスター、歌住サクラコ1年生です…」

 

いきなり聞こえてきた声に、サクラコはキョロキョロと辺りを見渡した。謎の声に誰だと言われた、彼女は自分の所属と名前を答えるのであった。

 

“お前はこの惑星の人間か?”

 

「こ、この惑星?ど、どういう事でしょうか?」

 

“何をしにここに来た?私を捕らえるためか!?”

 

「ち、違います!!私はただ、ここにあるという秘宝を探しにここに来ただけで…」

 

謎の声とサクラコは引き続き会話を続ける。謎の声は警戒しているのか、語気を強くして彼女と会話をするのであった。

 

ギゴガゴゴ!!

 

「そうか、怖がらせて悪かったなサクラコ。これが私の真の姿だ」

 

「あ…あ…え?」

 

「私の名は…」

 

サクラコが自分に危害を加える者ではないと判断した彼は、トランスフォームして真の姿を彼女に現す。いきなり目の前の鉄の塊が変形したのを見たサクラコは驚いて、尻もちをついてしまった。

 

その金属生命体は赤を基調とし、両手に剣と盾を持った、姿でサクラコを見下ろす。それが彼とサクラコとの初めての出会いであった。その出会いはまさしく“運命”であったのかもしれない…。

 

 

 

 

 

あの出会いから2年後。アビドスでの一件が終わり暫くたった頃、シスターフッドのトランスフォーマーが姿を現す。彼は2年前からシスターフッドに所属していながら、組織の秘密主義体質によって、表に姿を現すことは無かった。しかし、オプティマス・プライムやオートボットの活躍によって、トランスフォーマーの存在がキヴォトスに知られていくなか、サクラコは彼の存在をトリニティに公表した。

 

 

 

 

 

その者の名は…

 

センチネル・プライム




どうせ名前を出した時点で大体分かっちゃうので、最初に出していくスタイル

エリートガード:センチネルの側近たち。現在サイバトロン星で待機中。
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