TRANSFORMERS Blue_Archive   作:H2O(hojo)

68 / 141
元ネタはもちろん4作目のアレ
緊急事態にオートボットが動きます。

しっかし、センチネルはデザインだけはめっっっちゃカッコいいんだよなぁ。
実写もONEも


Calling All Autobots!!

“Calling All Autobots!! Calling All Autobots!!”

 

 

 

 

 

トリニティ総合学園

 

「通功の古聖堂がっ…!!燃えている!!」

 

「センチネル・プライムの乱心!?シスターフッドが裏切ったというの!?」

 

「違う!!私たちは何も知らないっ!!大体あそこにはサクラコ様もいらっしゃるんですよ!?」

 

「ナギサ様も消息不明だなんて…。これから私たちどうなっちゃうの…」

 

センチネル・プライムが引き起こした惨劇は、トリニティ総合学園にも伝わってきている。一般生徒やこちらで待機していたティーパーティーやシスターフッドの一団も、緊急事態を前に大混乱である。

 

「皆、落ち着きなさい」

 

「救護騎士団所属のオートボットのラチェットだ!!」

 

「センチネル・プライムが裏切ったというのは、一体全体どういう事なのですか!?」

 

「どこからともなく出て来たあの軍団は一体何なんですか!?」

 

トリニティ総合学園がパニック状態に陥るなか、それを鎮めにきたのは救護騎士団のラチェットである。そしてトリニティ生は現れたラチェットに対し、集中砲火の口撃を浴びせる。

 

「センチネル・プライムが引き連れてきたのは、オートボットの惑星防衛部隊であるエリートガードだ。そして、あのガスマスクの集団はアリウス分校というらしい」

 

「エリートガード…?」 「アリウス分校…?」

 

「先ほど、オプティマス・プライムからオートボットへの参戦命令が出された。我々はセンチネル・プライムとアリウス分校の討伐へ向かう。だから君たちは事態が終結するまで大人しくしていなさい。それが一番安全だ」

 

「「「・・・」」」

 

ラチェットに詰め寄るトリニティ生に対し、彼は諭すような口調で彼女たちに現状を説明する。トリニティ生は聞きなれない言葉に戸惑うが、ラチェットがここにいるのが安全だと言うと、彼女たちの興奮は一先ず収まった。

 

「でも…貴方やオプティマス・プライムがセンチネル・プライムと同調していない証拠はどこにもないじゃないですか…」

 

「なっ…!!ふざけたことを言わないでください!!」

 

「ラチェットに向かって何て事をっ!!」

 

「救護騎士団だって騙されてるんじゃないのか!?」

 

しかし落ち着いたとはいえ、非常事態で頭が混乱している彼女たちの、オートボットに対する疑念の目は消えない。ラチェットを疑うトリニティ生を見て、普段は優しいはずのハナエやセリナですら怒りがこみ上げてきており、一触即発の事態になってしまった。

 

“ドカァァァァァァァァン!!!!”

 

「通功の古聖堂で何が…?」

 

“死ぬ気で先生を守り抜けっ!!!”

 

“おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!”

 

「あれは…ホットロッド?」

 

「正義実現委員会と風紀委員会とオートボットとディセプティコンが…協力して敵と戦っている…?」

 

一触即発の事態になる中、クロノス放送カメラマンの命がけの放送がトリニティ総合学園のモニターにも映る。そこにはホットロッド指導の元、憎んでいた相手とも力を合わせて戦うものたちの姿があった。

 

「君たちが我々を信じられないのは当然だろう…。我々は所詮この星にまで争いを持ち込んでしまった迷惑な余所者だ。だが信じてくれ…頼む、この通りだ…」

 

「ラチェット…」 「ラチェットさん…」

 

「でも…」 「だからって、そんな簡単に…」

 

「私は信じるよ。あなたたちのこと」

 

「カズサさん…!!」

 

敵同士が共に戦う姿を見てトリニティ生たちは静かになる。そのタイミングでラチェットは彼女たちに頭を下げ信じて欲しいと懇願する。それに戸惑うトリニティ生たちだったが、やはり簡単には信じられないようでたじろいでいると、1人の少女が彼を信じると声をあげる。彼女の名は杏山カズサ。放課後スイーツ部のメンバーである。

 

「私たちはトランスフォーマーたちに沢山助けてもらったじゃん」

 

「今だって私たちを守るために戦おうとしてるじゃないっ!!」

 

「それなのに…君たちは彼らを信じられないと言うのかい?」

 

「信じてあげようよっ!!」

 

「君たち…」

 

カズサに続いて他のスイーツ部のメンバーたちも、オートボットを信じようと説得する。その姿を見て、ラチェットは少し安心した。

 

「わ、わかったわよ…」

 

「どうせあなたたちに戦ってもらわないとどうしようもないもんね…」

 

「ふぅ…」

 

「良かったです…とりあえずはみんな納得してくれたようで…」

 

スイーツ部たちの説得を聞いて、トリニティ生たちは諦めたようにラチェットたちを疑うのを止める。それを見たセリナとハナエは胸をなでおろすのであった。

 

「救護騎士団は怪我人を受け入れる準備をしておきなさい。悲しいがこれからもっと負傷者は増える…。覚悟を決めるんだ」

 

「「はいっ!!」」

 

「ラチェット、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「「お気を付けて!!」」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…

 

ラチェットは不在であるミネ団長の代わりに、救護騎士団に指示を出す。そして彼自身はトランスフォームすると、急いで通功の古聖堂へと向かっていった。

 

「はぁ…わざわざ連中の事なんか説得せずに、黙って出て行っちまえばいいのによ!!」

 

「ラチェットは人間嫌いな君と違って誠実なトランスフォーマーなんだ。ああしなければ自分が納得できないんだよ」

 

「悪かったな、ラチェットと違って誠実じゃなくてよ。クロスヘアーズ、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

「学園の事は自警団に任せていいよ、クロスヘアーズ。だから、死なないでよ…」

 

ラチェットとトリニティ生たちの一連のやり取りを不満そうに見ていたのはオートボットのクロスヘアーズである。彼は自警団の守月スズミと一緒におり、普段はトリニティの不良をボコボコにしたりしている。彼はスズミに悪態をつきながら、ラチェットを追い、スズミはその姿を見送った。

 

 

“Calling All Autobots!! Calling All Autobots!!”

 

 

ミレニアム学園

 

“私の名はセンチネル…センチネル・プライム。この星の新たなる支配者である”

 

“我々がこの星を制圧するまで大人しくしていれば、命だけは助けてやる。だが、我々に歯向かう者は容赦なく殺してやるぞ!!”

 

ブツンッ…

 

「理由は知らんが、センチネル・プライムがスペースブリッジでエリートガードを引き連れて攻めてきた」

 

「オプティマスから緊急の出動要請が出ている。我々もトリニティへ急がねば…」

 

「まさかディセプティコンじゃなくて身内と争うハメになるとはなぁ…」

 

センチネル・プライム乱心はミレニアム学園でも報じられる。その様子をモニターの前で見ていたアイアンハイド、サイドスワイプ、ハウンドの3人も当然オプティマスの招集に応じるべく出撃しようとしていた。

 

「おいオッサン!!この騒ぎは一体どういうことだ!!」

 

「あのセンチネル・プライムって人、一体誰なのよ!?」

 

「お前らか…」

 

集まっている3人を見つけたのはC&Cとセミナーのメンバーたちである。当事者ではない彼女たちは、ゲヘナやトリニティよりも知っている情報が少ないため、それだけ不安なのである。

 

「センチネル・プライムとは、オプティマスの師であり先代のプライムだ」

 

「つまり…オプティマス・プライムの師匠がこの星を支配しようとしている、ということでしょうか?」

 

「その通りだ、ノア。あの男がどんな理由でこんなことをしているのかは知らんがな…」

 

混乱しているミレニアムの生徒たちに、アイアンハイドたちはセンチネルの情報を話す。しかし、何故彼がそんな事をしたのかだけは、当然誰にもわからない。

 

「アイツがどこの誰かなんてどうでもいいんだよ!!あの野郎、私たちの星を制圧して支配するだなんて抜かしてんだぞ!!許せるわけないだろうがぁ!!!」

 

「だからお前らを連れてけってか?」

 

「あぁ、その通りだ。あのクソ野郎をブッ飛ばさきゃ気が済まねぇ…」

 

「ダメよ。私たちはミレニアムサイエンススクール。トリニティでもゲヘナでもないわ」

 

「ユウカお前っ!?」

 

しかし、ネルにはセンチネルがどこの誰だろうとどうでもよく、キヴォトスを侵略しようとしている彼が気に食わないのである。ネルの性格上当然センチネルをブッ飛ばしにいこうとするが、それをユウカが制止する。

 

「そうだ。これはトリニティとゲヘナ、そして俺たちオートボットの問題だ。お前らが出張る問題じゃない」

 

「けどよぉ…!!」

 

「ここは俺たちオッサンに任せときなよ。若い連中が好き好んで行くもんじゃねぇのさ、戦争ってのは」

 

「俺はオッサンじゃないぞ…」

 

そしてアイアンハイドもユウカの意見に同調し、ネルのことを止める。そしてハウンドはオッサンたちに任せろと言ったので、3人の中で一番若いサイドスワイプはオッサンじゃないと不機嫌になった。

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥン!!ギゴガゴゴ!!

 

「アイアンハイド!!俺たちはどうすればいい!?」

 

「一緒に行ったほうがいいか!?」

 

「だ、ダメだよ!!あんなところに行ったら2人とも殺されちゃうよ!!やめてよ!!」

 

「魔王が…魔王が世界を滅ぼしに攻めてきたのですか…?あれが本物の魔王の姿…?」

 

そして、アイアンハイドたちの元にやって来たのはツインズとゲーム開発部の2人である。ツインズはアイアンハイドと一緒に行く気だが、モモイたちはそれを必死に止めようとしていた。

 

「お前らはミレニアムに残れ。事態によってはここにも奴らが来るかも知れん。お前たちがミレニアムを守るんだ」

 

「あぁ」 「わかった」

 

「セミナーとC&Cも覚悟はしておけ」

 

「そうならないことを祈っていますが…それでよろしいですね、リーダー」

 

「あぁ…ミレニアムに一歩でも踏み入れてみやがれ…アタシがブッ飛ばしてやるよ…!!」

 

アイアンハイドはツインズたちをミレニアムに残るよう指示する。そしてセミナーとC&Cにも覚悟するように言い聞かせた。

 

“我々はどうする?”

 

「キューとホイルジャックはエンジニア部の部室を目一杯広げてリペアーの準備だ。エンジニア部の連中もそこで待機させておけ」

 

”我々に任せてくれ。君の仲間たちの命を救えるよう死力を尽くして働くさ“

 

「頼む」

 

次にアイアンハイドたちに通信を入れてきたのは、キューであった。アイアンハイドはキューとホイルジャックたちがいるエンジニア部にリペアーの準備を進めるように指示すると、ウタハは死力を尽くすと応答した。

 

「あそこには先生がいるんですよね…?」

 

「そうか、先生は調印式に参加するって言ってたからあの場所に…」

 

「ご主人様…大丈夫かな…」

 

「まさか死んでないよね…」

 

ユズは今あの場所に先生がいることを思い出し、不安に駆られる。その話を聞いた他の生徒たちにもその不安は広がり、最悪な事態をみなが想像する。

 

「心配するな、あそこにはビーがいたはずだ」

 

「それだけじゃない、俺たちの仲間だっているんだ。アイツらは先生を死なすようなヘマは絶対にしねぇよ」

 

「今、あの場所で頑張ってるアイツらを救いに急がなきゃなぁ!!」

 

そんな彼女たちを安心させるために、サイドスワイプはビーが先生の側にいると彼女たちに言う。さらにそれ以外にもディーノやホットロッドといったオートボットの仲間たちが先生を守るために今も必死に戦っているとアイアンハイドは言い、ハウンドは彼らを早く助けに行こうと述べた。

 

「アイアンハイド、トランスフォーム!!」

 

「サイドスワイプ、トランスフォーム!!」

 

「ハウンド、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「出撃っ!!」

 

「「おぉぉ!!!」」

 

そして彼らはトランスフォームして、トリニティへと向かっていく。

 

「あのおっかない爺さんがねぇ…」

 

「うわっ!!びっくりした!!いたの!?」

 

「いるいる。ちゃんといるよ」

 

「正直センチネルの事なら俺たちより年上のお前らのほうが詳しいだろ?」

 

「そこんとこどうなんだよ?」

 

アイアンハイドたちが出撃した後、ヒョコっと顔を出したのはホィーリーとブレインズの2人である。そして現れた2人にツインズはセンチネルのことを聞いてみる。

 

「敵軍のリーダーだから俺たちだって会ったことはないがよぉ~。それでも少しは分かるぜ」

 

「アイアンハイドたちに油断や慢心があるとは思えないが、それでも簡単に行くとは思えねぇな」

 

「どういうことだよ?」

 

「アレはつえぇぞ。それに賢い。オプティマスのほうと違って非情な選択もできるタイプだ」

 

「そして少なくともセンチネルがこのタイミングで動いたってことは、オートボットとディセプティコンとも対峙して勝てると踏んでるってことだ。戦争の勝敗はともかくとして、厳しい戦いになることは間違いねぇ」

 

ツインズの問いに対し、ホィーリーとブレインズはセンチネルのことを語っていく。2人ともセンチネルは強く、簡単に倒せるような相手ではないという考えは共通していた。

 

「そ、そんな…」

 

「死ぬなよ…オッサンたち!!」

 

 

“Calling All Autobots!! Calling All Autobots!!”

 

 

百鬼夜行連合学院・陰陽部

 

「・・・。先生からの救援…!!急いで向かわねば…!!ドリフト、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!ブロロロロ…

 

「今向かいます!!先生!!」

 

「トリニティでなにかあったようですね」

 

「そのようだねぇ~」

 

陰陽部の前で佇んでいたドリフトはオプティマスの救援要請を聞いて、急いで彼の元へと向かう。因みに彼の言う“先生”とは“シャーレの先生”のことではなくオプティマスのことである。そしてその様子を陰陽部のニヤとカホは窓から見ているのであった。

 

 

“Calling All Autobots!! Calling All Autobots!!”

 

 

百鬼夜行連合学院・忍術研究部

 

“きゃぁぁぁぁ!!”

 

“うわぁぁぁぁぁ!!”

 

「にゃ、にゃにがおきてるにぉ~!!」

 

「建物が燃えて…」

 

「主殿は!?主殿はご無事なのですか!?」

 

忍術研究部の3人はテレビでトリニティの映像を見ている。3人共トリニティの惨劇を見て、不安が増し始めていた。

 

「みんな、聞いて欲しいのである」

 

「プロ~ル?」 「プロールさん?」 「プロール殿?」

 

「私は今からトリニティへ向かい、仲間と共に戦うのである」

 

「えぇ~ダメだよぉ!!行かないでよプロ~ル!!」

 

忍術研究部がトリニティの惨劇を見て不安を感じる中、プロールはトリニティへ向かうと言い出す。そしてそれを聞いた部長のミチルは泣きながら彼に縋りついて引き留める。

 

「すまないのである、ミチル。しかし私はオートボット…正義のために戦わなくてはならないのである」

 

「ぷ、プロールさん…」

 

「行かせてあげましょう、ミチル部長…」

 

「で、でもぉ~」

 

「感謝するのである、イズナ」

 

しかし、プロールは自分はオートボットだと言ってミチルを説得しようとする。イズナはその意図を汲んだのか、プロールからミチルを引き離した。

 

「プロール、トランスフォーム!!である!!」

 

ギゴガゴゴ!!ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…

 

「しにゃにゃいでぇ~!!」

 

「どうかご無事で…」

 

「ご武運を、プロール殿」

 

ドリフトに遅れて、プロールもトリニティへと向かった。

 

 

“Calling All Autobots!! Calling All Autobots!!”

 

 

ゲヘナ学園

 

「すまないフウカ。アンタは知ってるだろうけどアタシはオートボットなんだ。仲間と共に戦わなくてはいけない」

 

「うん…」

 

「あそこには世話になったヒナもいる。アタシが必ず助けてみせるから」

 

「うん、委員長のことを助けてあげて…」

 

ゲヘナへスパイとして潜入しているアーシーにもオプティマスからのメッセージが届く。彼女はトリニティへと出発する前にフウカと言葉を交わし、必ずヒナを助けると約束した。

 

「アーシー、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!ブゥゥゥゥゥゥゥゥン…

 

「アーシー…」

 

アーシーもトリニティへと向かった。

 

 

 

 

 

アビドス市街

 

ドスンッ!!

 

「いよいっしょっと!!ふぅ~おっも…」

 

「いやーお疲れミラージュ」

 

「まさか、カイザーPMCの奴ら街をぶっ壊してそのまま放置していくだなんて、勝手すぎるわ!!」

 

「でもこの金属を売れば、少しは借金の返済ができる」

 

アビドスではミラージュと対策委員会が、カイザーPMCが放置した戦車などの片付けを行っている。ミラージュは初めて先生に会ったときと同じく、通知を切っているためオプティマスのメッセージには全くもって気付いていない。

 

「みなさん、少し休憩しましょうか~」

 

「冷たい飲み物をお持ちしました!!」

 

「えぇー!!いいなー。俺にも何かねぇのかよぉ!?」

 

「ん、後でオイルあげる」

 

「やったぁー!!イエェェイ!!」

 

ミラージュがオプティマスのメッセージに気付いて急いでトリニティへと向かうのはこれよりだいぶだいぶ後になってのことである。

 

 

 

 

 

トリニティ近辺

 

「オプティマス・プライム、トランスフォーム!!」

 

「ジャズ、トランスフォーム!!」

 

ギゴガゴゴ!!

 

「一旦ここでみんなの集結を待とう、オプティマス」

 

「あぁ…」

 

トリニティ近郊へとたどり着いたジャズとビーは、一度ここでオートボットの集結を待つ。オプティマスは燃えるトリニティを遠くに見据え、目を細めるのであった。

 

「センチネル…貴方は一体何故このような凶行に及んだのだ…」

 

「彼を止めるためにも、その理由を知るためにも私たちは戦わなければならない…」

 

「あぁ…」

 

「センチネルへの想いは今ここで捨てろ。貴方はプライムだ。オートボットを導き、この星の人間たちを救えるのは貴方だ」

 

オプティマスはセンチネルが何故あのような凶行に及んだのかわからずショックを受けている。そんなオプティマスを見て、ジャズは厳しく彼を激励する。

 

ズシィン!!

 

「私は…いや俺は師に引導を渡す。自らの手であの男を殺す。それが私がこの星の者たちに対してすることのできる責任の取り方だ」

 

「それでこそ我らのリーダー、オプティマス・プライムだ」

 

 

 

 

 

それからしばらく経ち

 

「オートボットの大多数がすでにここに集結している。相変わらずミラージュが見当たらないが…」

 

「はぁ…アイツまた通信切ってやがるな…」

 

「やれやれ…まぁ彼もいずれこちらに向かってくるはずだ」

 

オートボットの大多数がこの場所に集まり、トリニティの通功の古聖堂への突入の指示を待っている。ジャズとアイアンハイドとラチェットはミラージュが居ないことに呆れながらも、オプティマスの元へと集結する。

 

「「「我らがリーダー、オプティマス・プライム。命令を」」」

 

「あぁ…」

 

「「「「「・・・」」」」」

 

オートボットの幹部たちに命令を仰がれ、オプティマスは幹部たちの後ろに控えるオートボットたちへと向き直る。

 

「オートボットたちよ!!我らはこれよりトリニティへと突入し、我が同胞たちを救出しセンチネルを打倒する。相手はかつての同胞たちだが、彼らはもはや第二の故郷を滅ぼそうとする敵である!!犠牲なくして勝利はない!!だが、このキヴォトスの子供たちが犠牲になることはこの私が許さない!!」

 

「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」

 

「オートボット、出動!!」

 

ギゴガゴゴ!!

 

 

 

 

 

Autobots roll out!!




トリカス因子は出せるときに出しておく。
実写では「トランスフォーム」って言わないからこういうときにその欲を出していく。
キヴォトスでは!!腐食銃は世界観的に相応しくないので出禁です!!
というかパヴァーヌ後編はエデン条約後なのでそこに出てきた人たちはメタ的に殺しちゃいけない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。