白き翼を持つガンダムと反逆したガンダムは、SEED世界で何を見るのか?   作:岡村優

2 / 12
邂逅

ヒイロとハサウェイはウイングゼロとΞを起動しオーブ軍を待った。しばらくするとMSを中核とする艦隊が出現した。

 

「こちらはオーブ軍、第一機動艦隊である。貴官らはオーブの領域を侵犯している。即刻離脱するか、武装解除してもらいたい。」

 

「…こちらヒイロ・ユイ、無所属だ。俺と僚機は何らかの影響を受けたらしい。オーブ軍といったな?俺達はオーブという国は知らない。それだけでなくそちらのMSの該当データすら存在しない。どうやら別の世界又は別の星系に来た可能性すらある。情報が少ない為、この世界について教えてほしい。その間はこの二機はそちらに預けてもいい。」

 

「……少しまて、本国に確認を取る。」

 

「…了解した。」

 

ーしばらくしてー

 

「ヒイロ・ユイ、聞こえるか?」

 

「感度良好だ。」

 

「許可が降りた。空母タケミカヅチに着艦してもらいたい。」

 

「了解した。」

 

二機はタケミカヅチに着艦し、コックピットから三人とも降りた。最初に挨拶したのはリリーナだった。

 

「ご機嫌よう私はリリーナピースクラフトと申します。」

 

「ヒイロ・ユイだ」

 

「僕はハサウェイ・ノア」

 

「オーブ軍第一機動艦隊旗艦タケミカヅチ艦長、トダカ一佐です。こちらへ。」

 

と、艦内の士官室に案内された。そして世界情勢などを教えてもらった。

 

「……呆れたな。蒼き正常なる世界のためにだと?同じ人間同士で馬鹿げた戦いを続けるとは…」

 

「パトリック・ザラが掲げるコーディネイター至上主義も十分馬鹿げているよ。そんな理由で戦うなんて理解できない…」

 

「それで人々が戦火にさらされ、数多の命が亡くなっていくのを思うと胸が張り裂けそうです…」

 

と、三人とも悲しそうな顔をした。(ヒイロに関してはリリーナしか気付かなかったが)

 

「…提案があるんですが…一旦オーブで保護いたしましょうか?補給の問題もありますし。何より、我が国を知っていただきたい。」

 

「……それは貴様の独断では出来ないだろう?トダカ」

 

「いいえ、ウズミ・ナラ・アスハ代表なら理解していただけるかと。」

 

「…了解した。ただ出来ないならばここから離脱させてもらう」

 

「分かりました少々お待ち下さい。」

 

ーしばらくしてー

 

「了承を取り付けました。ただ、機体はこちらで預からせて頂きます。」

 

「了解した。ただしこれだけば厳守してもらう。あの二機には触れさせるな。死人が出るぞ」

 

「了解しました。」

 

「…後もう一つ、俺とハサウェイは牢獄で構わんがリリーナには一室あてがってもらう。王族だからな。」

 

「ヒイロ!?」

 

リリーナは抗議の意味を込めてヒイロの名をよぶがどこ吹く風である。

 

「え…え?」

 

ハサウェイは衝撃が大きすぎて放心状態。

 

「なんと…分かりました」

 

トダカ一佐だけがまともな反応を示した。

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。