人理修復を成し遂げたマスターはありふれた世界じゃ最強に決まっている 作:アイリエッタ・ゼロス
三人が風呂に入っている間に俺は料理をしていた。
「さて、後は煮込むだけだな....」
そう呟き火を見ていると風呂に入っていた三人が出てきた。だが、何故か南雲は顔を
真っ赤にして気絶しており、二人によってベッドルームに運ばれた。
「....何があった?」
「ハジメに裸を見せたらああなった....カオリの胸、凄かった」
「何をやってんだお前等は....まぁいいや。俺も風呂入ってくるからそこの鍋見といてくれ。
噴きこぼれそうになったら火を止めてくれ」
「わかりました」
俺は二人にそう言って風呂場に向かった。
~~~~
「はぁ~~~....久しぶりの風呂だ....」
俺は湯船に浸かりながらそう呟いた。
「(全員死なずにここまでたどり着けた。あいつ等も、最初に比べればかなり強くなった。
だが、まだ粗削りだな....それよりも....)」
「ここが最後のチャンスになるか....」
俺は首にかけたネックレスに触れそう呟いた。
「(城では魔力が足りなかった。だから迷宮で召喚をやろうと思った。この空間は迷宮や城と
違って桁違いの魔力がある....)」
「ここで失敗したら、俺の願いは永遠に叶わなくなるか....」
そう呟きながら俺は天井を見上げた。
「あとは祈るだけだな....」
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白崎side
お風呂に入った私とユエちゃんは水月先生が作っていた鍋料理の火を見ていた。
「カオリ」
「何?」
「ハジメの側室、本当に良いの?」
ユエちゃんは私にそう聞いてきた。
「....うん、ユエちゃんだったら良いよ。でも....前にも言ったけど私達の世界では二人で
愛することは認められない。それでも良いの?」
「それでも良い。私には、二人が一番大切だから....一応リツカも」
「(先生はついでなんだ....)」
「そっか....なら、二人でハジメくんと幸せになろうね」
「うん」
そう言って話していると、鍋の蓋がコトコト鳴り出した。それに気づき、私は鍋の火を消した。
「そういえば、ユエちゃんはどうやって振り向かせるの?」
「それはもちろんお風呂でやったことやベッドの上で....」
「ス、ストーップ! それ以上は言っちゃダメ!」
「どうして?」
「そ、それはその....そういうのって色々順序を踏んでから....」///
「そんな事ない。ハジメも男。きっとそういうことはしたいお年頃」
「そ、そう言われると....」///
私は思わずユエちゃんの言葉を止めたが、ユエちゃんの理由に納得しかけそうになった。
「それにカオリ、良いもの持ってる。これ使ったらハジメはメロメロ」
そう言いながらユエちゃんは私の胸を触ってきた。
「ハジメくんが、メロメロ....」
私は自分の胸を見てハジメくんとのそういうことを考えてしまった。
「カオリ、一緒にやろ? ....ハジメが私達じゃ満足できなくなるぐらい。カオリもずっと
したかったんじゃないの?」
「....うん」
「じゃあ決まり。早速今夜やろう」
結局私は、ハジメくんのためという建前の悪魔のささやきに乗ってしまった。
~その日の夜~
「じゃあお前等はベッドルーム使え。俺はリビングのソファで寝る。一応朝飯は起きたら
作るつもりだが起きてなかったら自分等で作ってくれ」
「わかりました」
そう言うと、水月先生はソファに横になった。
「行こハジメくん」
そう言って、私はハジメくんと一緒にベッドルームに入った。そして、私はハジメくんを
ベッドに押し倒した。
「し、白崎さん....?」
「ねぇハジメくん。お風呂で私の裸を見て、どう思った?」
「えっ!?」
私の言葉を聞き、ハジメくんは顔が真っ赤になった。
「どう、だったかな? 変じゃなかった?」
私はハジメくんの手に自分の手を絡めながらそう聞いた。
「き、綺麗だったよ....全然変じゃなかった」///
「そっか....! そう思ってくれたら嬉しいな」
そう言いながら、私は自分の着ている服のボタンを外して胸の谷間を見せた。
「....ねぇハジメくん。私ね、ハジメくんと付き合えてからずっと抑えてたの。でもね、
ようやく安心できる場所について我慢ができなくなっちゃった....」///
「し、白崎さん....」///
「ハジメくん....私のハジメテ、貰ってくれないかな? 私、ハジメくんにだったら何されても
嬉しいの」///
「で、でも隣の部屋に先生が....」///
「それなら大丈夫。リツカ、もう寝てる」
ハジメくんの言葉に、部屋に入ってきたユエは鍵を閉めながらそう言った。
「完全に爆睡してる....ここまでの疲労が一気に来たんだと思う。しばらくは目を覚まさなそう」
「ほら、今がチャンスだと思うんだ」///
「で、でも....」///
「ハジメ、据え膳食わぬは男の恥」
そう言いながら、ユエちゃんも服のボタンを外してベッドの上に乗った。
「それともハジメ....もしかしてこういうの嫌だった?」
「っ....!」
すると、ユエちゃんの言葉を聞いた瞬間、ハジメくんは起き上がり私をベッドに押し倒した。
「きゃっ!?」
「い、嫌なわけないだろ! 好きな子に誘われて! でも、こんなのハジメテだから痛くしないか
怖くて....」///
ハジメくんは私の目を見ながらそう言ってきた。
「(あぁ....やっぱり私が好きなった人は、本当に優しい人なんだ)」///
「....良いんだよ、痛くても。それも、大事な思い出だから」///
私はそう思いながらハジメくんにそう言った。
「....本当に良いの? 僕もハジメテだよ?」///
「うん....だから、いっぱい愛し合おう? ....私も頑張るから」///
「私も頑張る....」
「っ、白崎さん! ユエ!」
その日の夜は、私達にとって忘れられない思い出の夜になった。