なんとなく書きたくなった妄想を書きました。
駄作ですがよろしくお願いします。
俺は転生者である。
いや正確にいうと漫画の世界に入り込んでしまったというのが正しいのかもしれない。
とりあえず俺の身に何があったのかを話そう。
俺はただの漫画が好きな高校生で、今日も自分の部屋で好きな漫画である呪術廻戦を読んでいた。
「え?」
しかし読んでいる最中にいきなり体から何かが失われていくような感覚がして床に倒れてしまいそうになり目をつぶってしまった。
そのまま倒れてしまったのだがなぜか自分の部屋の中ではあり得ない土や草の匂いがする。
ゆっくりと目を開けてみた。
「は?」
すると、そこには多くの木々が並んでいる光景が飛び込んできた。
自分の部屋にいたはずなのに気がつけば俺は山の中で倒れていた。
「俺さっきまで自分の部屋で漫画読んでたよな?なんでこんな山にいるんだよ!?わけがわからないよ!?」
全く訳がわからなくて慌てて立ち上がり周囲を確認したが全く知らない景色でここがどこかはわからなかった。
「しっかりと感覚があるし夢じゃなさそうだ...」
てっきり漫画を読んでいる最中に寝落ちしたのかと思っていたが風が肌に当たる感覚や木々の匂いがしっかりと感じられるためここが夢の中ではなく現実であると思い知らされた。
とりあえずこのままだと何もわからないためどこかに山を降りて街など人がいそうな場所を探してみた。
「……お、あれは人かな?」
山を下っていると木の後ろに人の足が見えてもしかしたら山登りの最中に休憩でもしているのかと思い声をかけてみようとした。
「すみません、ここがどこかわかります……か」
声をかけたが返事がなかった。話しかけた人は人は四肢がバラバラですでに死んでいた。
「!?」
いきなり初めて人の死体を見てしまい、胃にあるものが込み上げてきた。
「おぇぇ……ゔぇ、えええッ………ごっほげほっ…」
胃にあるもの全てを吐き出してしまったと思うほど吐いてしまった。ただの高校生である俺にとってはグロすぎる光景だった。
「なん…で…こんなところに……死体が…」
こんなこと普通じゃあり得ないと思い一気に恐怖が湧いてきてしまった。一刻も早くこの場から去ろうとしたが
「い“い“い“い“ぃ“ぃ“ぃ“……」
うめき声のようなものと共に、この世のものとは思えない化け物が現れた。
「ひぃっ!!」
思わず悲鳴を上げてしまい、その瞬間化け物はこちらを振り向いた。嫌な予感がして体が震える。
その嫌な予感は的中しその化け物はこちらに近づいてくる。そのいくつもある口でガチガチと歯を鳴らしながらしながら。
「(やばい!!このままだと俺もあの死体みたいに!!)」
すぐさま逃げようとしたが恐怖で足がうまく動かない。嫌だ!!死にたくない!!
その間に化け物はさらに近づいてきて大きな口を開けて俺を喰おうとしてきた。
ズルっ
俺は足を滑らせたことによってギリギリ化け物の口を避けることができた。目の前で閉じられた歯の音が大きく響いた。
その音に弾かれたように俺の足は動いた
「うわあああああああ!!」
自身の恐怖を紛らわすために叫びながら化け物から逃げるため必死に走った。死にたくない思いから大粒の涙を出しながら全力を振り絞った。
後ろを振り返ると、獲物を逃すまいと化け物は俺に向かって突っ込んできた。速度は俺よりも早くあっという間に俺の真後ろまで迫ってきた。
俺は足がもつれて転んでしまい化け物はすぐそこまで迫っていた。
化け物はそのまま俺を喰おうと大きな口を開けて突っ込んできた。
俺は恐怖から目をつぶってしまい襲いかかるであろう痛みに備えた。しかしいつまで経っても痛みがこない。
「………あれ?ひぃっ!!」
目を開いてみると目の前には化け物の口の中が見える。しかし俺に触れている歯は肌に全く傷をつけることができていない。
「なんで……」
とりあえず逃げるために化け物の歯を素手で掴んでみた。すると俺の力はそんな大したことがないはずなのにまるで普通の扉のようにとメキメキと音を立てて化け物の口を開くことができた。
化け物は悲鳴のようなものをあげながら苦しんでいた
何が起こっているのかがわからなかったが逃げるには絶好のチャンスだった。
「い……今のうちに!!」
奇跡が起きたとしか思えなかったがとにかく俺は山の下へと逃げていった。
「ギイエ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!!」
しかし化け物は諦めずにこちらへ突っ込み再度俺を喰らおうとしてきた。
奇跡は再び起きた。
咄嗟に手を前に出して迫り来る歯を掴み全力で開くと、まるで紙を引き裂くかの如く化け物が千切れた。
化け物は散り散りになり消えていった。俺は化け物がいなくなって安心してしまいその場に座り込んでしまった。
「大丈夫だよな……俺は生き残ったんだよな……」
体に傷がないのを確認し、生き残ったこと実感し涙が溢れてきた。
その涙は立ち上がれるようになるまで続いた。
色々あったがなんとか生き残ることができた。
その後、山を下っていきなんとか道路を見つけて人がいるところまでたどり着くことができた。
街並みを見てみたが現代と変わりなく、どうやら過去や未来に来てしまったわけではないとわかり安心した。しかしなぜかスマートフォンは使えず自分の家族と連絡はできなかった。
とりあえず気がついたらいきなり山にいたなんて、おかしな話かもしれないが事情を話して警察にでも保護してもらおうと考え警察署を探した。
警察署を探して歩いていると
「あんた、ちょっといい?」
いきなり巫女服を着た女性に話しかけられた。
「はい?なんでしょうか」
「あっちの山で何か見なかった?あんたが山から出てくるのを見たんだけど」
どうやらこの女性は俺のことを山からつけていたようだ。
「信じられないかもですけど、山の中に化け物がいました」
俺は少し警戒しつつ、とりあえず正直に話してみた。するといきなり女性は驚きながら
「あんた怪我はない!?大丈夫!?」
と心配してくれた。どうやら俺の話を信じてくれたようだった。
しばらく女性は俺の全身を見て怪我がないか確認していた。
「どうやらどこにも怪我はないようでよかったわ。だけどあんたよく呪霊に遭遇して無事だったわね」
呪霊?いやまさかそんな
「呪霊ってなんですか?」
「呪霊っていうのはあんたが山の中で見たっていう化け物。恨みや後悔、恥辱など、人間の身体から流れた負の感情が具現し意思をもった異形の存在のことよ。」
まさかこんなことになるなんて。今の呪霊の説明と目の前にいる巫女服の女性から察してしまった。
「そうなんですか。あー、すみません、あなたの名前を伺ってもいいですか?」
「名前?そうね、忘れていたわ。」
「私の名前は庵歌姫」
その言葉で俺は絶望してしまった。
あぁ、まさか俺が
ただただ妄想を思いついたら書いていきます。
評価してくれると嬉しいな
|・ω・*)チラ
[壁])≡サッ!!