ひろがるスカイ!プリキュア2〜ウバウダー星雲の黒き雲とスカイランドの晴れ渡るソラ達!〜ヒーローガールVS【全ての空を覆う者】無空の鳳凰スカイゼロ!!!〜   作:カイトGT

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ひろプリ2・キュアスカイVSソーウン・ひろプリ2・キュアスカイVSソーウン②・ひろプリ2・立ち上がるソラ

 私とソーウンの間に冷ややかな風が吹きます。

 

 次の一瞬で戦闘が始まると私の直感が告げています。

 

「こちらから行くぞ!」

 

(速い!)

 

 予想以上の速さを持つソーウンに回避行動が若干遅れてしまう私!

 

 腕で奴のパンチをガードしたのですが、凄まじい重みにみしみしと私の腕の筋肉が悲鳴を上げる。

 

「ッ!」

 

「ははん! ガードしたか! えらいぞ! では2発目!」

 

 大きく振りかぶり2発目が飛んできたので今度は回避する私。

 

「はっ!」

 

 奴の後ろに周り蹴りを入れる私でしたが...!

 

「なかなかやるな。だが所詮小娘のパワーだ。俺には通用せん!」

 

「くっ!」

 

(あまり効いてません! やはり隙を見てスカイパンチを叩き込まないと!)

 

 少し距離を取り彼の視線を少しでも惑わすために高速で動き回ります。

 

「ほう、なかなかのスピードだ。だがパワーが足りないなぁ。俺はここでスタンバッててやるからいつでも来い」

 

「...そっちがその気なら!」

 

 私はヒーローとしては少しずるいですが、後ろから攻めることにしました。

 

 正直に言うとこの時の私はましろさんを人質に取られていて余裕がなかったのです。

 

(後ろをとった! きっと反撃できない! ...倒せる!)

 

 そう思った私は後方から思いっきりスカイパンチを繰り出すのでした。

 

〜ひろプリ2・キュアスカイVSソーウン②〜

 

「ヒーローガール! スカイパンチ!!! はぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 私は彼の後ろからスカイパンチを放つのですが...!

 

 パシッ! と手首を捕まえられてしまい、パンチの威力を消されてしまいました。

 

「そんな!」

 

「その技は一度見ているからな、2度は効かん」

 

 ニヤリと笑ったまま私を空中へと投げ捨て、そのまま見事な腹パンを決められてしまう私。

 

「うげぇ...」

 

 バンッ! と地上に叩きつけられた私は体をビクビクさせながらグッタリしていました。

 

(つ...強い!)

 

 ウバウダーに戦闘を任せているだけの男ではなく、きっちりとした実力のある人物なのだとこの時になって理解しました。

 

 彼は倒れる私に近づいて再び先ほどの問いを出してきます。

 

「どうだ? 俺の彼女になるか?」

 

「...」

 

 彼の恋人になりますか?

 

『【YES/NO】』

 

 YESルート→【ソーウン敗北ルートR18】に続く

 

 NOルート→【立ち上がるソラ】に続く

 

 無料版なので【立ち上がるソラ】に続きます!

 

 

〜〜ひろプリ2・立ち上がるソラ〜〜

 

 ...確かにソーウンは私より強いです。

 

 それはこのお腹の痛みでよく分かりました。

 

 でも...。

 

「ぐっ...!」

 

 私はゆっくりと立ち上がりソーウンを睨みつけます。

 

 立ち上がった私を見たソーウンは「何を懸命に...。俺様の彼女になれば痛い思いをせずに済むんだぞ? 何を躊躇う必要がある?」と不思議そうに私のことを見つめてくるので私はこう返しました。

 

「どんな時でも諦めない...。それが私の目指すヒーローです!」

 

 私がこの言葉を言い放った時にどこからともなく「良くぞ言った! それでこそ私の知るソラ・ハレワタールだ!」と声が聞こえてきました。

 

「くっ! 貴様は!」

 

 驚くソーウンに一撃を入れたのはもちろん...!

 

「スカイナイト!」

 

 でした。

 

 スカイナイトは私の方を見てニッコリと笑います。

 

「主人が折れない限りその騎士の剣もまた折れない。スカイ。今の私はスカイナイト。君を守る騎士だ」

 

 そしてすぐさま剣を構えてソーウンに立ち向かっていきます。

 

 その姿を見ていた私はヒーローに憧れたあの日を思い出しました。

 

(私はあの日、シャララ隊長に助けてもらったからこそヒーローに憧れたんだ...)

 

 そう思った私はスカイナイトにこう言いました。

 

「ナイト! 待ってください!」

 

「なんだ!? 今から2人でこいつを倒すんじゃないのか!?」

 

 そう言われたので私は静かにこう返します。

 

「...ナイト、いえシャララ隊長。ソーウンとは一対一でやらせてください」

 

 私の言葉に少し困惑したかのような表情を浮かべる彼女でしたが...。

 

「ふっ、わかった。無粋な真似をしたな。ソラ」

 

 その直後に少し笑いながら私に任せてくださいました。

 

「ありがとうございます。シャララ隊長」

 

 私がそう返すと今度は彼女がこう返してきました。

 

「愚問だな。ソラ。それに今は君が()()だろう? ナイトは主君の命令を聞く物だ」

 

 そう言いながら私の気持ちを汲んで剣を納めてくれるのでした。

 

 

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