Z/X Ignition00   作:小津之 辰世

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ホンッットにすんませんでした!!!

リアルが忙しく、ガラケーで細々打ち続けてあれよこれよとやり直しを繰り返してたら、何時の間にやらエラい時間を掛けちゃいました!
Z/X Igninition00の更新は不定期になりますのでホントに申し訳有りません!


PHASE4

青の世界 富山県 AM10:00

 

 

 

エクシアside

 

 

 

この時代から来て半年、 俺は監視付きであるが、ベガとポラリスの補佐をする事になり、事務書類、兵器開発、戦闘訓練、作戦指揮、料理、type-シリーズのお世話、etc…等々をこなしていた。

 

最初は皆、俺から五メートル以上離れて此方を見る度に凄く怖がっていた。

 

今はもう、俺に分け隔てなく接しているから問題は無いが、type-シリーズは話しをすると何故か、顔を赤らめて眼を合わせようとしない。

 

特にtype-Ⅱは、慌てふためいて舌を噛みまくりながら「た…たにょむきゃら(た…頼むから)!わたちゅにゅちゅかづゅきゃにゃいで(私に近付かないで)!!」と混乱と焦燥混じりにしゃべっていた。

聞けば、俺のGNドライヴから発生されるGN粒子を体に付着させたせいで、一部の機能がエラーを起こして日常生活に色んな意味で支障をキタしたらしい。

 

流石に此ばかりは謝罪した。

 

元々GN粒子は有害な毒性を含んだ物質である為、どれだけ薄めても人体に影響を及ぼすのに変わりはない。

 

それが、Z/Xであろうと変わらない。

 

マシンのハイブリッドである、サイボーグの彼女にとっては全くの未知な部分であるから、それを制御出来てないのだろう。

 

 

 

「すまない。

お前がこうなったのは俺が原因だ。

責任は必ず取るから…。」

「しぇっ…!しぇきにぃん(せっ…!責任)!?〈ピィィィィ―――――ッ!!!〉」

 

 

 

頭を撫でる事で彼女を落ち着かせ様と試みるが、今度は頭から煙が吹き出し、オーバーヒートを起こしてパタリと倒れた。

 

 

 

「すまないベガ、type-Ⅱが倒れた。

至急、調整班を呼んでくれ、場所は―――――」

 

 

 

正直言って、前途多難だった。

 

所変わって、ベガの部屋

 

ベガから呼び出しの連絡が入り、直ぐに向かった。

 

 

 

「用件は何だ、ベガ?」

 

「エクシア、お前にはやって欲しい事がある。」

ベガはデスクに置かれていたリモコンを手に取り、後ろのホロビュースクリーンに向けて電源を起動させる。

 

そして映像に映された存在を目にした瞬間、自らの目を疑った。

 

 

 

「まさか…」

 

「やはり…お前の知り合いのようだな…。」

 

 

 

ベガは、何処か寂しそうにエクシアの決して動く事のない表情を見ながら、嘗ての自分を生み出した“父”の面影を重ねていた。

 

そしてエクシアは、ホロビューモニターに移された一角獣をモチーフにしたMRを見て、長年に逢えなかった親友に再会した心境だった。

「漸く逢えた…、ユニコーン。」

 

フレームを剥き出しにしたマニピュレーターを強化アクリルカーボンガラスに手を置き、その越しにいる眠っている同胞を見つめていた。

すると、扉から電子音が鳴りだし、入り口から現れたアドミラスレータ・ベガが優雅な曲線を描いた歩き方でエクシアに近寄った。

 

「エクシアと言ったな、今日の対面は此処までだ。

明日は私の所へ来てもらう、貴様には色々と聞かなければならんからな。」

 

後日、ベガに呼び出されたエクシアは、自分達の未来や、この世界に訪れる重大な危機を話した。

 

するとベガは、苦虫を噛むように聞いてきた。

 

「では、どちらが勝っても我々が勝っても滅びは避けられないと云うのか?」

 

「ああ、確かな情報だ灰と未来を司る龍の巫女達から聞いた確かな情報だ。

我々が取れる方法は唯一つ第7の未来、虹の世界線を目指す他にない。

先程、量子通信でマザーに送っておいた。」

それを聞いたベガは、顔にこそ出さなかったが、彼の保有する機能の高さに内心目を見開いた。

 

 

勝手にされるのは癪だがこの事実を正確に伝えられる自信が無い。

自分達が信じていたものが、完膚無きまで否定されれば無理からぬ事だ。

 

彼等、灰の世界のゼクスはあらゆる世界線を観測、及び直接的な調査と干渉を行い、自分達の世界が危険な状況かが細かく詳細が写されていた。

何よりも決定的だったのは、青の世界の龍の巫女が写された映像とメッセージが遺されていた。

 

 

”青の世界の者達よ…、このメッセージが届いていると云う事は、我と青の世界は滅んだ事になる。

心して聞け…、最早…お前達と、他の世界に残された時間は余り残されていない。

 

こうなってしまった以上、残された方法はたった一つ……”

 

 

 

 

 

 

 

 

「という経緯があって今の状況に至っている。」

 

「そうなんだ。それで私達はこんな風に拘束されてたんだ。」

 

 

時が経ち、エクシアはユニコーンを目覚めさせ、現在の場所、時間、状況を説明した。

「そうだ。だが明日中にはその拘束は解かれる事になる。」

 

「でもその代わり私達は青側に従う事になるんでしょ?」

 

「それは心配ない。多めの条件付きだが、協力はしてくれるそうだ。」

 

すると、入り口のドアから、腰まで伸ばした水色の髪を揺らしながら、何処か儚さを纏う青服の少女と、その横に付き従っている近未来的なスーツを着こなしている金髪の女性が入ってきた。

 

「貴方達が私達の協力者ね。

 

私はリゲル、そしてこの娘はあずみ、今後とも頼むわよ。」

 

リゲルという女性は能面のような表情で冷たい声で話し出した。

 

その隣りからあずみと呼ばれた少女が一歩前にでて御辞儀をして語り出す。

「はじめまして、各務原あずみです。宜しくお願いします。」

 

 

不思議そうな顔でエクシアをまじまじと見つめているあずみ、警戒をしながらも何処か懐かしい感覚に戸惑いを見せるリゲルに思わず、失っていた筈だった感情の色が浮き出し

 

「ふふ……。」

 

それを声〈マウススピーカー〉に出したのだ。

「宜しく頼む。あずみ、リゲル」

 

 

 

それから数ヶ月の月日が経って

 

 

「あづみ、リゲル…準備は済んだか?」

 

「うん、ユニコーンとのバディーマッチングは終わったよ。」

 

「キュリオスと新兵装の最終調整が今し方終わったわ。

何時でも出られる。」

 

 

あづみとリゲルはエクシアの問いに微笑みかけながら返事を返し、直ぐにで行ける準備が整った事告げた。

 

「でも大丈夫なの?藤原刹那をベガに託して、あいつが何を仕出かすか分からないわよ?」

 

「其処は抜かりない。彼女にはある程度の技術と重要な情報を提供している。

少なくとも、後3~4年は手出しはしない。」

「そう、分かったわ、それなら行きましょう、あづみ。」

 

「うん、行こうリゲル!エクシア!」

 

 

この日、彼、エクシアを中心とした物語が始まる。

それから時が経って舞台は白の世界の管轄下である神戸へと移る。

to be continued?

 

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