Fate if クロスオーバー   作:フィル

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今回は

剪定世界の中華です。


019 キングダムを創る英霊(キングダム)

 

 

 

 

神代は終わり、西暦を経て人類は地上でもっとも栄えた種となった。

 

我らは星の行く末を定め、星に碑文を刻むもの。

 

人類をより長く、より確かに、より強く繁栄させる為の理――人類の航海図。

 

これを魔術世界では『人理』と呼ぶ。

 

そして2015年の現代。輝かしい成果は続き、人理継続保障機関「カルデア」により人類史は100年先までの安全を保証されていたはずだった。

 

しかし、近未来観測レンズ「シバ」によって人類は2017年で滅び行く事が証明されてしまった。何の前触れもなく、何が原因かも分からず。

 

カルデアの研究者が困惑する中、「シバ」によって西暦2004年日本のとある地方都市に今まではなかった、「観測できない領域」が観測された。

 

これを人類絶滅の原因と仮定したカルデアは人類絶滅を防ぐため、実験の最中だった過去への時間旅行の決行に踏み切る。

 

それは術者を過去に送り込み、過去の事象に介入することで時空の特異点を探し出し、解明・破壊する禁断の儀式。

 

禁断の儀式の名は、聖杯探索 ―――――― グランドオーダー。

 

それは同時に、人類を守るために永きに渡る人類史を遡り、運命と戦う者達への呼び名でもある。

 

カルデアは保有する「英霊召喚システム・フェイト」の力を借りてサーヴァントを召喚し、「聖杯」を探し当て人類絶滅の理由を解き明かすために、マスター候補たちを過去へと送り込む。

 

だが、この人類を守護するための「聖杯探索」(グランドオーダー)は、レイシフト直前の"事故"により携わるマスター候補がほぼ全滅という最悪の事態に直面する。

 

マスター候補には一人だけ難を逃れた者がいた。数合わせとしてカルデアの機関員に迎えられたにすぎない、魔術経験を全く持たない只の一般人がそれであった。

 

マスター候補の少年とマシュ・キリエライト、この2人に人理の命運の全てがかかっている。

 

それは、未来を取り戻す物語。 『Fate』史上最大規模の戦いが、いま、幕を開ける。

 

 

 

 

されど、魔術王は致命的なミスを犯してしまった。

 

アラヤという意思そのものとカルデアの召喚術式そのものだ。

人理焼却という未曾有の災害が起きたこと、またカルデアの英霊召喚システムの未熟さによる「その隙間の多さ、曖昧さのおかげ」で、通常ならば例外・不可能・極低確率とされるサーヴァントの召喚も可能となっている。

 

それに加え、アラヤの意思がある。

 

魔術王は偉業を成し遂げた。されど、その程度である。

 

並行世界が存在する以上、たった一つの世界しか焼却していないのである。

 

しかし、無意識のアラヤがこの危機を感じ取った。

 

【前例を作り出してはいけない】

 

その危機感によって抑止力による召喚術式への後押しが発生した。つまりはありとあらゆる並行世界の助力をだ。

 

そしてこの―――英霊という概念のあるこの世界は、他の天体系が違う。魔法、魔術の概念が根本的に違う世界から英雄を召喚することが理論上、可能になった。

 

 

 

 

そして今クリプターと呼ばれる存在が異聞帯を作り上げ、編纂事象と剪定事象という概念をカルデアに広めた。

 

魔術王が行った人類史の危機はアラヤとガイアを本気にさせ、他の太陽系レベルの並行世界からすらも英霊を召喚するようになった。

 

Fateの世界は正しい人類史を刻むために多くの並行世界を作り上げるために他世界から英霊を召喚し始めた。

 

それはどの時代、どの世界かはわからない。

 

今、ここに語る物語も、無数にあるifの一つなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、人類最後のマスターはある意味最高の救世主を召還した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人の王同士が向かいあっていた。

 

この世界の王と人類最後のマスターの二人ではない。

 

この世界の王と並行世界の同一存在だ。

 

二人は語り合っていた。

 

 

 

 

 

「お前が王となったこの世界は人が家畜になった醜悪な世だ」

 

「戦争が常態化している世の中より、はるかにマシだろう。

 

 為政者は国民に血を流させてはならない。

 

 為政者は国民を幸福をもたらす者でならなければならない」

 

自惚れを―――と言うには、この世界は幸福として完成している

 

「―――く」

 

始皇帝は完成された目の前の存在に敗北しかけていた。

 

しかし、始皇帝に側に寄りそう紫の光が呟いた。―――大丈夫と。

 

「お前の為政は所詮、独善によって生み出された幻想にすぎない」

 

「―――なんだと?」

 

「人に向き合わず。己だけを人として扱ったこの世界は、どれだけ耳響きの良い理屈を並び立てようとも、所詮は幻想だ。

 

 事実、人の理を否定した結果、俺たちが今、ここに存在するのだ。

 

 お前がどれだけ、幸福な為政を続けたところで俺たちにとっては存在するはずのない世界だ。

 

 お前のやり方は間違っている」

 

「く、人は朕に従わなければならない! そうでなければ争い。戦争が必ず起きる!」

 

「違う! お前達は人の本質を大きく見誤っている!」

 

「―――!!!???」

 

「たしかに、人は欲望に溺れ、欺き、憎悪し殺す。

 

 その醜悪さは人の持つ側面だ。だが決して本質ではない。

 

 お前は人の本質を決めつけた。それは人への諦めだ!」

 

「そこまで言うならば、人の本質は一体なんだ!」

 

「人の持つ本質は―――光だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【原作 キングダム    政】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







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