Fate if クロスオーバー   作:フィル

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今回は第五次聖杯戦争です。


021 白い兎の少年の英霊(ダンまち)

 

 

 

 

神代は終わり、西暦を経て人類は地上でもっとも栄えた種となった。

 

我らは星の行く末を定め、星に碑文を刻むもの。

 

人類をより長く、より確かに、より強く繁栄させる為の理――人類の航海図。

 

これを魔術世界では『人理』と呼ぶ。

 

そして2015年の現代。輝かしい成果は続き、人理継続保障機関「カルデア」により人類史は100年先までの安全を保証されていたはずだった。

 

しかし、近未来観測レンズ「シバ」によって人類は2017年で滅び行く事が証明されてしまった。何の前触れもなく、何が原因かも分からず。

 

カルデアの研究者が困惑する中、「シバ」によって西暦2004年日本のとある地方都市に今まではなかった、「観測できない領域」が観測された。

 

これを人類絶滅の原因と仮定したカルデアは人類絶滅を防ぐため、実験の最中だった過去への時間旅行の決行に踏み切る。

 

それは術者を過去に送り込み、過去の事象に介入することで時空の特異点を探し出し、解明・破壊する禁断の儀式。

 

禁断の儀式の名は、聖杯探索 ―――――― グランドオーダー。

 

それは同時に、人類を守るために永きに渡る人類史を遡り、運命と戦う者達への呼び名でもある。

 

カルデアは保有する「英霊召喚システム・フェイト」の力を借りてサーヴァントを召喚し、「聖杯」を探し当て人類絶滅の理由を解き明かすために、マスター候補たちを過去へと送り込む。

 

だが、この人類を守護するための「聖杯探索」(グランドオーダー)は、レイシフト直前の"事故"により携わるマスター候補がほぼ全滅という最悪の事態に直面する。

 

マスター候補には一人だけ難を逃れた者がいた。数合わせとしてカルデアの機関員に迎えられたにすぎない、魔術経験を全く持たない只の一般人がそれであった。

 

マスター候補の少年とマシュ・キリエライト、この2人に人理の命運の全てがかかっている。

 

それは、未来を取り戻す物語。 『Fate』史上最大規模の戦いが、いま、幕を開ける。

 

 

 

 

されど、魔術王は致命的なミスを犯してしまった。

 

アラヤという意思そのものとカルデアの召喚術式そのものだ。

人理焼却という未曾有の災害が起きたこと、またカルデアの英霊召喚システムの未熟さによる「その隙間の多さ、曖昧さのおかげ」で、通常ならば例外・不可能・極低確率とされるサーヴァントの召喚も可能となっている。

 

それに加え、アラヤの意思がある。

 

魔術王は偉業を成し遂げた。されど、その程度である。

 

並行世界が存在する以上、たった一つの世界しか焼却していないのである。

 

しかし、無意識のアラヤがこの危機を感じ取った。

 

【前例を作り出してはいけない】

 

その危機感によって抑止力による召喚術式への後押しが発生した。つまりはありとあらゆる並行世界の助力をだ。

 

そしてこの―――英霊という概念のあるこの世界は、他の天体系が違う。魔法、魔術の概念が根本的に違う世界から英雄を召喚することが理論上、可能になった。

 

 

 

 

そして今クリプターと呼ばれる存在が異聞帯を作り上げ、編纂事象と剪定事象という概念をカルデアに広めた。

 

魔術王が行った人類史の危機はアラヤとガイアを本気にさせ、他の太陽系レベルの並行世界からすらも英霊を召喚するようになった。

 

Fateの世界は正しい人類史を刻むために多くの並行世界を作り上げるために他世界から英霊を召喚し始めた。

 

それはどの時代、どの世界かはわからない。

 

今、ここに語る物語も、無数にあるifの一つなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴方がぼくのマスターですか?」

 

月明かりの下で衛宮士郎は白い兎の様な少年と出会った。

 

汚染された聖杯は反英雄を呼ぶようになった。そして不完全な英雄も呼べるようになった。

 

彼は不完全な状態で呼ばれた。死後が存在する以上、完成された彼が召喚されるはずだった。

 

しかし、マスターが未熟なことから、未熟な時の彼が呼ばれた。

 

このあと、ランサーと相対するが、宝具を使われることなく、ランサーは撤退する。おそらく、自分の息子の影を見たのだろう。

 

凜とアーチャーとの陣営でも何事もなく、同盟を組むことが出来た。

 

白い兎の少年はそういった天命があるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【原作 ダンまち    ベル・クラネル】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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