本当にありがとうございます!
コーラルリリースというルビコンの脅威を目の当たりにしたことでドルマヤンとフラットウェルが連携を取るようになり、ルビコン解放戦線の足並みも揃い始めた。
コーラルの扱いについては要相談だが、政治的な部分は俺の手に余る。破綻とかどうしよう…
ドルマヤンが独断先行で621を襲撃しなかったことで生存し、解放戦線の支柱兼企業への抑止力としてその手腕を振るっている。
そのため俺がやったことといえばスウィンバーンの暗殺に新型HC、LC機体の鹵獲阻止、特務機体カタフラクト撃破くらいのものだ。
まぁ、621に任せるしかなかった依頼が俺に回ってきた訳だな。出撃の機会を絞って防衛に回しつつ、ラスティと並ぶ切り札として運用していくつもりらしい。
俺の存在によって621と解放戦線の関係が希薄になっている点は気がかりだが…まぁ、彼女の戦友であるラスティに話は通したから後は託すしかないか。
という訳で原作から大きな変化はなくアイスワームが撃破され、物語の舞台はウォッチポイントアルファへ移行したのだが…
…厄介なことに621はコーラル輸送阻止を引き受けている。コーラルの輸送は解放戦線にとっても避けたいが故に妨害も出来ず、指を咥えて621がリリース計画に加担する姿を眺めることしか出来ないのが歯痒い。
俺もどさくさに紛れてフラットウェルと共にウォッチポイントへ潜入。とはいえ今後の動きについてはヴェスパー3排除を621が受けるか否かで決めざるを得ない。
せめてもう少し621と俺が仲良ければ良かったんだが…まぁ、あっちは俺の名前も覚える気が無さそうなレベルだから望み薄だよなぁ…
ひとまず今から、621にヴェスパー部隊伏撃依頼を出してみるつもりだ。この依頼かレッドガン迎撃を受けてくれるなら良し、オキーフを排除するようなら…強引に説得の場を設けるしかないだろう。その為の俺だ。
「ルビコンには…うんざりすることが多すぎる。お前も、そうは思わないか」
V.IIIの言う通りだ。“今回”のルビコンにはうんざりさせられている。これまでと違うことが…わたしの思い通りにならないことがあまりにも多過ぎる。
《V.IIIオキーフ…厭世的に見えて、彼は「今」を必要としている。私たちの目指すものとは、相容れません》
オールマインドがわたしたちに持ち込んできたリリース計画。コーラルリリースで行けるという「向こう側」。そこに辿りつけばウォルターも、エアも、みんなと一緒に居られる。
…在り方を歪められてしまったオルクスを、あるべき姿に戻してあげられる。
何が原因かは知らないけれど、本来わたしの先輩であるべきオルクスはルビコニアンのアクスと名乗るようになった。彼はルビコン解放戦線に酷い機体に乗せられ無茶な出撃を繰り返し使い潰された挙句ベイラムの虜囚となった。
やっぱりオルクスには、自由気ままな独立傭兵が相応しい。それが、彼にとって1番幸せな在り方なんだ。
だからわたしが、コーラルリリースでアクスをオルクスに戻してあげないと。その為にわたしは、コーラルリリースを果たしてエアと共に新たな世界を築いてみせる。
オキーフは既にリペアキットを使い果たし、満身創痍だ。彼に恨みはないが、オルクス達の為に死んでもらう。ショットガンによってACS負荷限界に陥ったバレンフラワーへ、パルスブレードを振り下ろした。
《これは…!?レイヴン、後方からコーラル反応!》
エアの警告に反応してパルスブレードをキャンセル。右側へクイックブーストしてその場を飛び退く。わたしのすぐ隣に、紅い光が振り下ろされる。この攻撃動作は…ウォルターの機体が使っていた…!?
わたしからオキーフを守るように立ち塞がるのは頭部、右腕、コアの装甲を紺色に、左腕の装甲、脚部の内部フレームを朱色に塗装された解放戦線らしいカラーリングの軽量逆関節AC…しかしそのフレームの半分はシュナイダーの製品が組み込まれ、武装も右腕にバーストマシンガン、左腕にウォルターのコーラルブレード、右肩にプラズマミサイル、左肩にパルスブレードといった構成だ。
『なんとか間に合ったか…オキーフ』
「…アクスか、まさか救援に来るとはな」
『アーキバスとリリース計画についての情報源を失う訳にはいかない』
「V.VとV.VIIIへの奇襲作戦はどうした?」
『流石に帥叔1人には任せられないからな、終わらせてから来た』
………は?
「オルクス…!なんで…!?もうたたかうことはないって…!」
あなたがここに居るなら…なんでわたしに会いに来てくれなかったの…!あなたが隣にいてくれないから…わたしはこの道を選んだのに…!これも、あの日あなたを攻撃したせいなの?そのことは水に流すって言ってくれたのに!わたしは…あなたの信頼に値しないの…?
『アクスだ。…事情が変わった。これ以上君がその計画に加担するつもりならば…俺は、君と…戦わなければならない』
あぁ…彼はまた解放戦線の連中に利用されているんだ。戦場を退いて、ルビコニアンとして普通の人生を送ることもオルクスには許されないんだ…!わたしからオルクスを奪って…オルクスを縛り付けている解放戦線は、わたしの敵だ。
「…オルクス、いまたすけるね」
わたしの先輩を…わたしのオルクスを…取り戻す。その為にわたしは、スタンニードルランチャーを彼に向けて構えた。
『決意は固いようだな…もう勝手に呼べば良い。行くぞ』
そんなわたしに対してオルクスも臨戦体勢で応える。
《ACアングレカム…識別名アクス、来ます!》
スタンニードルランチャーの発射音とオルクスの機体の脚部が地面を蹴る音が、戦闘の開始を告げた。
発射とほぼ同時にクイックブーストでスタンニードルランチャーを回避したオルクスが先程の紅いブレードを展開。クイックブーストの慣性を乗せて振るわれたブレードは凄まじい速度でわたしの装甲に傷をつけた。
『俺が時間を稼ぐ。オキーフは撤退してくれ』
「そうさせてもらうぞ…」
《レイヴン、作戦目標はV.IIIオキーフです。取り逃がさないように注意を》
「…わかってる」
分かってはいるけれど…!バーストマシンガンとプラズマミサイルで牽制し、パルスブレードとコーラルブレードで一気に間合いを詰めて来る今のオルクスに背を向けるのは危険過ぎる…!
武装をフルに活用してわたしへ一撃離脱を繰り返すオルクスを捉えきれず、ショットガンは発射のタイミングを読み切られてすり抜けるようなクイックブーストで掠るだけに止まる。明確な隙があるとすればブレードで突撃してくる瞬間だけだが、迎撃すれば回避が間に合わない。
[強化人間C4-621レイヴン 目標を変更します
彼もまた リリース計画の障害…
当該ACの優先撃破をお願いします]
オールマインドから通信が入った…やはり、彼はリリース計画の妨害を目標としているらしい。対抗出来ないように消耗させて確保すると言いたいところだけれど、今の彼が相手ではそこまでの余裕も無い…!どうすれば…
『レイヴン…俺達の警句には続きがある。
「コーラルよ ルビコンと共にあれ」
「コーラルよ ルビコンの内にあれ」
「その賽は 投げるべからず」』
バーストマシンガンによりACS負荷限界。コーラルによって形成された刃がわたしを怯ませ、パルスブレードによる2連斬りが直撃する。
『コーラルを解き放つ訳にはいかない…そこを越えれば、人間世界の悲惨が待つ…!』
別に、人間世界なんてどうでもいい。わたしは、わたしの大切な人が側にいてくれればそれで十分だ。
わたしがスネイルにやられたようにスタンニードルランチャーで機体制御を奪えれば良いのだけれど、それを実践するには場所が悪い。ウォッチポイント・アルファ深度3にはほとんど足場がない上に、オルクスの方が跳躍力があるから上を取って放電に巻き込むのは難しい。
《レイヴン、V.IIIオキーフが離脱しました。後はアクスだけです》
『…レイヴン、今ならまだ間に合う。君たちはオールマインドに利用されているんだ…!考え直してくれないか?』
「りようされてることぐらいしってる。それでもわたしには…このけいかくがひつようなの」
『…説得は無意味か。目的は果たした、これでお別れだ』
オルクスがアサルトアーマーを展開。パルス爆発の向こうに、彼の姿はなかった。
[目標の離脱を確認 作戦は失敗です 計画を修正します]
《…今後の事は…オールマインドに任せましょう、レイヴン》
「………うん」
◯621
・621と俺が仲良ければ良かったんだが
↑クソボケオルクス
・戦友であるラスティに託すしかないか
↑戦友じゃない
・Chapter3のうちに一度も共闘しなかった
↑オルクスとの縁が途絶えた!
・なんか強くて容赦ないオルクス
↑拒絶された!
結果→もういい!言葉なんて意味をなさない!
オルクスを取り戻さなきゃ…!
バッドコミュニケーション!!!
オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)
-
オルクズ
-
オルカス