「よく聞け 役立たずども…愉快な遠足の時間は終わった。直近に自殺の予定がある者だけが付いてこい!」
「了解です!総長!」
ネペンテスの攻撃を切り抜けて降下してくるレッドガン部隊をわたしはオルクスたちと迎撃していく。
《G1ミシガン ACライガーテイル来ます!》
ネペンテスの耐久が限界を迎えたことでついにミシガン総長も部隊を引き連れて降下してきた。ここからが本番…!
「行くぞ ミシガン総長に続け!」
「ライガーテイルを援護しろ!」
「うおおおっ!」
『G1ミシガンは俺が引き受ける。まずは残りのMTを頼む!』
「戦線離脱した腑抜けは物陰で亀になっていろ!貴様らは教訓を得る必要がある。日記を付けておけ!」
MTの対処が不得手なオルクスがミシガン総長を引き受け、わたしとイアでMTを撃破していく。手早く済ませて彼の援護に回ろう。
「不甲斐ないです 総長…!」
「その声は数学が得意なオオサワか!貴様は近接射撃訓練を2割増やせ。半年後には かけ算以外もできるようになる」
ネペンテスを挟んだわたしの反対側ではグレネードや炸薬弾の爆炎とレーザーやプラズマが入り乱れる激しい攻防が繰り広げられている。
『後はハンドガンだけか…!流石に苦しいな…』
オルクスの放った紫電のレーザーがライガーテイルに直撃。弾の切れたマルチENライフルとグレネードキャノンをパージし、パンチを繰り出しているのが見える。
《ベイラム部隊 50機撃破
…流石に打ち止めでしょうか》
[第6波…あと少し凌いで下さい オルクス]
前回よりも多い…!アーキバスがいないから防衛戦力まで注ぎ込んでいるみたい。
ショットガンでMTを吹き飛ばしブレードで4脚MTに攻撃、手早く片付けていく。
《ベイラムMT部隊の殲滅を確認 あとはミシガンを!》
レーザーハンドガンで攻撃を続けるオルクスの元に駆けつける。
[お待たせしました オルクス]
『来てくれたか…!仕上げに入るぞ』
とはいえオルクスは攻めあぐねていただけで、既に殆どのAPを削り取っていたらしい。爆炎とガトリングを潜り抜けてブレードによりACS負荷限界。イアのブレードがライガーテイルを両断した。
「聞こえているか役立たずども!ミシガンは転んで死んだ 伝記にはそう書いておけ!」
《ACライガーテイル G1ミシガンの撃破を確認》
『…よくやってくれた。休んでから技研都市を目指すぞ』
パージした武装を回収しながらオルクスが言う。コーラルまでは後少しだ。
カーラ率いるRaDの技術者集団と惑星封鎖機構の元に戻って休息を取り、機体の修復後に全員でウォッチポイント・アルファを降下していく。
警備の封鎖兵器群も隔壁も今のわたし達には無関係なので、特に詰まることもなく深度3まで来たけれど…
「…来たか戦友。やはり君は…ルビコンを脅かす危険因子だったようだ」
「戦友…」
そこには、ルビコン解放戦線のAC達が待ち構えていた。
『バーンピカクス、ユエユー、キャンドルリング、シノビ、ツバサ…オルトゥスは間に合わなかったか』
戦友のスティールヘイズは左側の武装と頭部はそのままに、右側の武装がニードルガンとニードルミサイル、腕部がエルカノ製品、コアと脚部がオルトゥスのものになっている。
『立ちはだかるなら排除するのみだ、安い方から片付けよう』
「これ以上詰めさせる訳にはいかない…」
「ルビコンは常に脅かされ…掠め取られてきた…その不条理を…止めなければならない…!」
「…お前達はここで終わりだ 帥父の仇を討たせてもらう」
「灰かぶりて 我らあり!」
「コーラルよ ルビコンと共にあれ!」
「三途の渡しの六文銭…しかと受け取れい!」
ラスティとフラットウェルはわたしの元へ、フレディ、ダナム、ツィイー、六文銭はオルクスの元へ向かっていく。イアは非戦闘員の護衛をするために一度撤退。
「偽りの身分で何をするつもりだ…アクス」
『把握していたのか…まぁ良い。コーラルを焼く、それ以上でもそれ以下でも無い』
「どうしてそんなことを…!私たちはルビコンを守ると約束した同志じゃないか!」
『忘れたよ…だから逃げ出したんだ』
「アクス…走狗となって満足か?ルビコニアンとしての誇りはどうした!」
『食うに困らないし給料も退職金も出る。満足だ』
「かつての同志に仇なす者よ…ルビコンの土となれい!」
『言われずとも最初からそのつもりだ』
解放戦線の説得に対してオルクスは淡々と返し、攻撃を捌いていく。足場が悪く機動力を活かしきれないフレディをブーストキックで足場の外へ追い出し、グレネードでレーザー網に叩き落とした。
「帥父…どうすれば…教え…を…」
「アクス…貴様ついに一線を越えたな…!」
『俺はとっくに
「企業の総力を以てしても君を止めることはできなかった…ここで…私が終わらせる」
レーザースライサー持ちのラスティを含む2対1は危険…まずはフラットウェルを撃墜して頭数を減らそう。
フラットウェルに対して2連グレネード、ショットガン、ブーストキックによる連撃を繰り返しスタッガー。
《レイヴン 後ろです!》
ブレードで追撃するつもりだったけれど、エアの声を聞いてアサルトアーマーを発動。わたしの背後にレーザースライサーで斬りかかろうとしていたラスティも纏めて吹き飛ばす。
「戦友 君に引き金を引かせるものは何だ?何が君を封鎖機構の計画に駆り立てる…?」
ウォルターとエア、本来相容れない2人を両方助けられる道をオルクスが作ってくれた。このままいけばカーラとチャティ…そしてオルクスも生き残れるはず。これまで取り零してきた人々を守れるなら…!
フラットウェルに攻撃を再開。先程と同様に負荷を蓄積させた後、跳躍して上を取りブーストキックでACS負荷限界。システムの停止したツバサは蹴られた勢いのまま墜ちて、張り巡らされた超高出力レーザー網によって切り刻まれた。
「そんな…帥叔が…!」
「よそ見をしている場合か!ツィイー!」
ダナムの忠告も虚しく、ユエユーをマルチENライフルによる複合射撃が貫いた。
「ごめんよ…アーシル…約束…守れなかった…」
「不義なる者よ…コーラルと共にあれい…!」
「どれだけ奪えば気が済む…!我々が何をしたというのだ…!」
「何も悪く無いさ、ルビコニアンも、企業も、コーラルも…悪いのはこんな選択しかできなかった俺だけだ…背負うのは俺だけで良い」
「この圧力…以前とは違うが、何かを選んだ訳ではない…君の背景は見えないままだ」
違う…私は…オルクスに協力することを選んで………
………これは、本当に私の選択?
エアは同胞よりもわたしと生きることを選んだ。
ウォルターは使命を彼に委ねることを選んだ。
わたしは…示された道を進んでいるだけ………
ニードルミサイルの発射アラートで思考を切り替える。今は…戦友との決着を。
ショットガンとニードルガンが至近距離で撃ち合い、互いにACS負荷が蓄積していく。
ニードルミサイルと2連グレネードが着弾し、同時にACS負荷限界。アラート音と共にわたしたちの動きが止まる。
「流石だな…だが 終わるわけにはいかない…ルビコンの夜明けを拓いてみせる…!」
先に動き出したのは、弾速に優れるニードルミサイルを受けたわたし。パルスブレードによる2連撃で、スティールヘイズを切り裂く。ターミナルアーマーを搭載する余裕はなかったみたいだ。
「届かなかったか…戦友」
「戦友…」
「帥父…申し訳も…」
「不義なる者よ…地獄で待っているぞ…」
『………そっちも終わったか。最早このルビコンに俺達を止められる者はいない…技研都市に向かうぞ』
超高出力レーザー網デスマッチ編
深度3のマップがフレディに対して不利すぎない?軽タンクの良いところほぼ死んでる…
◯ルビコン解放戦線
時間がないので、BAWS、エルカノ、シュナイダー、ファーロンの支援を受けて機体を底上げしウォッチポイント・アルファに先回りした
◯バーンピカクス、ユエユー
強化人間では無いはずなので腕部とFCSとジェネレータを改善し、空いている背部に武装を追加
【挿絵表示】
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◯スティールヘイズ
ファーロンが技術供与するのはミシガンの死後なので頭部と腕部が完成しておらず、ベイラム製パーツも入手できていない
あと塗装も終わってない
【挿絵表示】
◯ルビコニアンのアクス
ドルマヤンに尻を捧げて真の警句を聞いていた設定を生やすか悩んだが、流石に雰囲気台無しなのでやめた
フレディが開幕瞬殺されているのはカットされた影響
フレディ
「お前も帥父に身体を委ね教えを聞いたのだろう!」
621
「!?!?!?」
オルクス
「なにそれ…知らん…怖…俺処◯喪失してたの…?
ザイレムで襲われたのは痴情のもつれ…?」
オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)
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オルクズ
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オルカス