アルバとHALも出ないかなあ…
《そのトリガーは 引かせません》
[貴方の計画は 私達が止めます]
「やらせないよ、オルクス」
『なんで…君たちが…このタイミングで…!?』
エア、イア、621…!?エアは分かる。やはり譲れないものがあったんだろう。621もまぁ分かる。エアに言われれば彼女は選択するだろう。でもイアは…?惑星封鎖機構のイアにとってエア達と共にこの計画を止める意味が分からない…
621の搭乗するセラフの隣に、SOL644が降り立つ。オーバーシアーによる調整を受けたHAL826はゲーム中のACとしてのスペックを凌駕する性能がある以上、勝てない相手ではない、相手が621でさえなければ。
『やはり同胞を焼こうとする俺は許せないか…』
《…あなたのことは許していませんよ》
『だろうな。妥当な怒りだ。だが…ここまで来て退く訳には…』
《はぁ…残念です》
《何も分かっていないのですね》
『何も分かっていない…?俺の計画に穴があると?』
[ええ…とんでもない欠陥を抱えています]
[あのAIから抜き取ったリリース計画以下です]
…確かにこの計画は621が裏切った時点で破綻する。だからこそ621には手厚い報酬を用意した筈だ…
『…何が不満だった?君たちが生き残れる道を用意した、新しい人生だって保証した』
「ほんとになにもわかってないね…オルクスはさ…」
「いきてかえるつもり、ないよね?」
彼は、コーラルと共に死ぬつもりだ。
我々の…計画が…人類と生命の…可能性が…
…その計画が実現されることはない、
先に地獄で待っててくれ
ルビコンの土となれい!
言われずとも最初からそのつもりだ
いずれ後を追うかのような発言に違和感を覚えた。
走狗となって満足か?
食うに困らないし給料も
このけいかくがおわったらなにするの?
考えたことも無かったな…
多分、執行尉官を続けると思う
退職を見据えた話をしておきながら執行尉官を続けると語った。
男の罪を肩代わりし 全てに火を点け…
そして満足して死んだ
…その火は、俺がアイビスと共に継ごう
背負うのは俺だけで良い
アイビスの火を見届けるのは私ひとりで良い
俺の目的は…
オーバーシアーと同じくコーラルの根絶
「アイビスの火」の再現だ
会話ログを遡るうちに違和感が確信に変わる。
彼の目的はアイビスの火の再現…
『ッ…なんの事か分からないな…!このHAL826にはコーラル点火後の脱出も見据えた調整がされている…!』
[それは貴方にその気があればの話です]
脱出するかどうかは彼の意思だ。どこか想定外のトラブルがあったことにして死ぬつもりだったのだろう。
わたしは、オルクスにも生きて欲しい。だからエアとイア、ウォルター達に考えとわたしの意志を伝えて、彼を止める準備を整えた。
このセラフも彼に隠れて修復を済ませたものだ。
『…バレていたのか…それなら仕方ない』
[メインシステム 戦闘モード起動]
HAL826の頭部カメラが開き、その中で真紅の波形が揺らめく。
言葉が意味をなさないなら、これに限る。
『君たちを無力化して、ザイレムに送り返す』
[貴方を無力化して、ザイレムに連れて帰る]
勝負だオルクス。どちらが正しいかは戦いで決めよう。
戦闘開始と同時に放たれたコーラル照射装置の極太レーザーをフライトユニットからのブーストで振り切りながら接近し、ブレードで一閃。オルクスは照射をクイックブーストでキャンセルして回避。
『要らないんだよ…この世界に俺は…!』
コーラルミサイルをパージしてから放たれたコーラル弾を回避。
[私には貴方が必要です…それに
貴方1人の死で何かが変わるとは思えません]
『君が必要としているだとかそういう話じゃないんだ…!』
エアのブレードの下を潜り抜けたオルクスはコーラルから形成したブレードで、エアのアーマーを削る。
《同胞を根絶した挙句死ぬつもりとは…
英雄気取りですか?オルクス》
『誰かがやらなければいけないことだ…それなら俺がやった方が良い』
《その「誰か」は…別に私でもやれます》
『…は?』
硬直したオルクスに対してわたしとエアが前後からブレードを振るう。コーラルシールドのイニシャルガードでは受けきれずにACS負荷限界。
《HAL826はわたしにも動かせます》
エアは両腕のコーラルオシレーターを展開し交差するような斬撃を放つ。
『ッ…!やめろ…ふざけるな…君はもう選択した…ここから先は俺が背負う…だから………!』
《その選択をさせたのはあなたでしょう?
私にそんなことをさせる責任を取ってもらいます》
『ッ!させるものか…!』
エアの発言に動揺したオルクスの立ち回りはエアを仕留める為に明らかに乱雑になっている。アサルトアーマーでコーラルアーマーを突破し、動きの止まったところにコーラル照射装置によるレーザーを照射。
SOL644を破壊したところで止めることは出来ないし、そもそもエアの発言ははったりだ。コーラル破綻に備えて作られた最後の安全弁であるHAL826の制御にはエアも手が出せない。
コーラルアーマーの展開を止め、分身を展開して攻め立てるエアに対してオルクスはコーラルシールドを活用しながら迎撃していく。
『これで終わりだ…!君には背負わせない…!』
回転しながら繰り出されたブレードによって、SOL644は撃墜された。
《私が手伝えるのはここまでのようです…!》
『後は君たちだけだ…イア、621…!』
周辺のコーラルをオルクスには耐えられなかったセラフの急加速も強化人間であるわたしなら問題ない。瞬時に正面に移動してブレードを振り下ろす。
オルクスは後方に飛んで回避したけれど、攻撃の瞬間にブレードを延長することで無理矢理命中させる。
『俺を止めることになんの意味がある…!俺と君は利害が一致しただけの他人だろう…!』
「オルクスはわたしにみちをしめしてくれた!たいせつなひとたちをたすけてくれた!」
『利用する為であって助けたつもりはない…!』
「今回」のオルクスにとってわたしは他人かもしれないけれど、わたしにとってオルクスは「前回」までも「今回」でもわたしを助けてくれた。そんな彼だけを見殺しになんてできる訳がない。
シールドバッシュで叩き落とし、パルスキャノンを展開。ACS負荷限界で動けないところにアサルトキャノンを撃ち込む。着弾までにコーラルシールドの展開が間に合い、イニシャルガードで受け切られたけれど、この一撃でコーラルシールドはオーバーヒート。
『ここまで来たんだ…!今更退けるか!』
コーラル発振装置による薙ぎ払いを受けてわたしのセラフもACS負荷限界。チャージされたライフルがこちらに向けられる。
『君たちをザイレムまで送り返して、燃え残ったもの全てに火を点ける…!』
オルクスが勝ち誇ったように告げた瞬間、彼の足元に弾丸が撃ち込まれる。
「ッ…!?これは…!」
放電により、HAL826は崩れ落ちた。
[オルクスの気絶を確認しました]
「よくやった、621…後は俺に任せておけ」
スタンニードルランチャーをローダー4に載せたウォルターが、スネイルのように集積コーラルの上から彼の無防備になる瞬間を見計らっていたのだ。
コックピットから彼を引き摺り下ろし、セラフのコックピット内に仕舞い込む。
わたし達がザイレムに戻った後、ウォルターがHAL826でバスキュラープラントを破壊してコーラルに点火。
すぐにザイレムまで戻ってきたウォルターと共に、炎と嵐に包まれるルビコンを見届けた。
全てが終わり惑星封鎖機構に再手術を施術してもらったわたしはルビコンから離れた平穏な惑星で普通の人生を送っている。
オルクスは自分が死んだ後の退職金をわたし達への追加報酬として充てるつもりだったらしい。退職金を貰えるということは彼はわたしの家族ということなので、わたしと一緒にウォルターの養子になった。
最初はその理屈はおかしいと反論していた彼だったが、義体に入ったエアに睨まれながら〈責任。〉と言われた瞬間に大人しく受け入れたみたい。
結局彼はイアに監視されながら惑星封鎖機構の尉官を続けているが、特務機体扱いになったHC-Sは出撃の機会が少ない。ベイラムとアーキバスはルビコンで痛手を負ったから当分は安全だろう。
ルビコンのあらゆる勢力を壊滅させる過激な計画ではあったけれど、結果としてウォルターとエアを2人とも生存させた上でカーラたちとも平和な日々を過ごせている。
一時はどうなることかと思ったけれど、今わたしは幸せだ。
いっぱい死んだしグッドエンドあたり?
ラスティにはヴェスパールートで美味しい思いして貰うから許して…
◯コーラルミサイルくん
セラフにフレアが載せてあるせいで一切の見せ場もなくパージされた
◯特務准尉オルクス
この世界のイレギュラーって生きてるとロクなことにならないよな…転生者もイレギュラーみたいなもんだし死んだ方が良くね?621達を助けてコーラルと無理心中したろ!
AMは621を騙すなんて馬鹿だな!(ブーメラン)
◯イア
説得担当
また1人でやらかさないようにオルクスの監視をしている
◯エア
精神攻撃担当
非常に有効だった
◯621
暴力担当
お前も家族だ(暴論)
イアが本音を引き摺り出し、エアが精神攻撃で冷静さを奪い、621が弱らせてウォルターが仕留める。
まるで狩りだな。
オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)
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オルクズ
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オルカス