ルビコンわくわく傭兵ライフ   作:おーるどあっくす

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リクエストを頂いたヴェスパールート
雪原で遭難してるところをレイヴンじゃなくてヴェスパーに拾われた世界線
深く考えてないけどホーキンスなら拾ってくれる気がする
それ以外は本編と同じ3周目です

◯アンフォラL4

【挿絵表示】

アーキバス系列のパーツかつレーザー武器で統一
これにはスネイルもにっこりだな!
え?フレーム?ナンノコトカナ…?


【完結】ヴェスパー√
V.IXオルクス√


 海越えを終え、ベイラムから観測データ奪取のミッションを受けたわたしは、ヒアルマー採掘場で停泊している調査ドローンからアーキバスの観測データを抜き取っていた。

 

 出払っていた部隊を迎撃したわたしに、G6レッドから通信が入る。

 

〔G13レイヴンに伝達!

 貴様の襲撃を受けてアーキバス調査部隊が

 本部と観測データの受け渡しを開始した。

 現場に急行し、それを阻止してもらいたい!〕

 

 

 指定された座標まで移動し、補給を受けてから受け渡し現場に突入。

 

「AC! 報告にあった独立傭兵か!?」

「観測データが何件か抜かれている 生きて帰すな!」

 

 

〔待て 621 何かが接近して来るぞ〕

 

《レイヴン!ACが来ます!》

 

 エアの指示する方向から何かが猛スピードで近づいて来る。

 

「増援だ!第9隊長が来たぞ!」

 

 「前回」とは違う展開だ…V.IXなんていただろうか?

 

 私の前に4脚のACが舞い降りた。

 

『V.IXオルクス、ACアンフォラL4現着した。

 これより襲撃者との交戦を開始する』

 

 !?どうしてオルクスが…連絡が出来ないと思ったらヴェスパー部隊にいるなんて…

 もしかしてアーキバスに再教育、あるいは「加工」を…それだけでも許せないのにあんなコアが剥き出しの頭がおかしい機体に乗せるなんて…!

 

 

〔ヴェスパー部隊の番号付きか…

 応戦しろ 621〕

 

 ひとまず戦うしかない。無力化して彼を助けなきゃ。

 

 オルクスのACがアサルトブーストで上昇し、脚部が変形してホバー移動を開始。上空からレーザーを放ってくる。

 

 距離を離されてはショットガンが当たらない…わたしも上昇しようとするがレーザーに回避を強制され、接近すらままならない。ENが尽きた私のACにレーザーが降り注ぐ。

 

 

《敵機について調べました》

《ランク09/B V.IXオルクス ACアンフォラL4》

《V.Vホーキンスに遭難している所を救出されてから彼の元で行動し、指示に忠実で実力もあるとヴェスパーに抜擢されたそうです》

《第9世代強化手術を受けている相手です

 驚異的な空中機動力には注意を》

 

 そんな…アーキバスの操り人形にされた上に強化手術まで受けさせられて…!やはりスネイルは生かしておけない…!

 

 

 オルクスはENが尽きたのか高度を落としている。接近してショットガンによる2連射。クイックブーストでは躱しきれず、何発か掠ったようだ。これで次の飛行まで時間を稼げるだろう。

 

『ッ!第4隊長殿から聞いてはいたが…

 隙を逃さない姿はまさに猟犬だな』

 

 

 ブースト移動で距離を取りながらレーザーライフルを放つオルクスに食らいつきショットガンを浴びせようとするが、アーキバスのMT部隊に妨害される。またオルクスがホバー移動を開始してしまった。

 

 レーザーはAPへのダメージこそ高いが衝撃はそこまででもない。アサルトブーストで受ける衝撃を抑え強引に接近し、ショットガンを撃ち込んでからブレードで追撃。これで…

 

『この空力について来るとは流石だな…

 だが…より高く飛ぶのは俺だ!』

 

 ターミナルアーマー!?リペアキットでAPを万全に戻され、反撃を受ける。ここから追撃を入れられるENは残されておらず、再びわたしのACは高度を落としていく。敵に回ったオルクスがこんなにも厄介だなんて…!

 

 

「…待て!何だこの音は…上空から…攻撃!?」

 

『ッ!総員、回避体勢!』

《レイヴン!上から狙われています!》

 

 オルクスとエアが叫ぶと同時にオルクスが右腕のレーザーライフルをパージして、わたしのACの左腕を掴み上昇。

 

 さっきまで私がいた地点が強襲艦のレーザーによって焼き払われた…どうしてさっきまで戦闘をしていた私を武器を捨ててまで助けているの?

 

〔この識別信号は…惑星封鎖機構か!?

 SGの保有戦力ではない…執行部隊が投入されたか…!?〕

 

 オルクスは私のACを崖の上に下ろし、話しかけてくる。

 

『このままでは共倒れか…

 独立傭兵レイヴン、助力を願えるか?』

 

「…いいよ」

 

 彼が何を考えているのか分からないが、協力出来るなら本望だ。

 強襲艦の下部ハッチが開き、LC部隊が投下された。

 

『感謝する…手分けしてLCを撃破するぞ』

 

 

〔V.IXと手を組んだか…

 621 相手は封鎖機構のLC機体だ

 SGのMTとは性能が違う〕

 

《この機動力…レイヴン 気を付けてください!》

 

 

 オルクスの率いるアーキバスMT部隊と共にLC部隊を迎撃していく。

 

《LC機体撃破…!敵艦が再度接近しています!》

 

 エアの言うように、強襲艦が再びレーザーを放ちながら接近してくる。

 

〔子機が展開された 対処しろ621!〕

 

『俺が露払いをする、君は強襲艦を叩いてくれ。

 …空は俺の狩場だと役人どもに教えてやる』

 

 オルクスの指示に従い、強襲艦の甲板に乗り込む。オルクスも機動力と射程を活かして子機を撃墜しているようだ。

 

〔甲板に取り付いたか いい判断だ

 あとは艦橋を叩け 621〕

 

 砲台をショットガンで黙らせながら艦橋を目指し、チャージしたパルスブレードで一閃。

 

《敵艦 動力系統に誘爆!》

 

〔巻き込まれるぞ! 離脱しろ 621!〕

 

 

 近くの足場に着陸、隣にオルクスも降り立ち、2人で墜ちていく強襲艦を眺める。

 

『羽ばたくような戦いぶりだな、レイヴン。

 協力に感謝するよ』

 

「どうしてわたしをたすけたの?」

 

『…何の話かわからないな。

 ENの尽きた君が勝手に掴まってきただけだろう?

 お陰でレーザーライフルを落としてしまった』

 

 彼はアーキバスへの言い訳を用意しているようだ。これ以上詮索するなという意図だろう。そんな下手な嘘を吐く彼は「前回」と変わらないように見える。どうしてアーキバスに入ることになったんだろう…?

 

 

〔…ひとまず脅威は去ったか

 強襲艦に執行部隊…

 封鎖圏内では本来運用されない戦力だが

 特例の派遣か あるいは…

 待て あれは…!〕

 

 私たちの上を強襲艦隊が飛んでいく。

 

[ルビコンに不法侵入した全ての勢力に告ぐ

 ただちに武装解除し 封鎖圏外へと退去せよ]

 

[これ以上の進駐は 惑星封鎖機構への宣戦布告と見なし

 例外なく排除対象とする

 繰り返す 例外はない]

 

《この…艦隊は…》

 

〔…どうやら派手にやりすぎたようだ

 企業も 俺たちもな〕

 

『消耗した状態でこの数とやり合うのは無謀か…

 総員、撤退するぞ。

 …また会おう、レイヴン』

 

 オルクスはMT部隊に指示を出し、去っていく。

 拠点に戻った私の報酬には、オルクスからの謝礼が加算されていた。




ひとまずここまで
ストーリーの構想を練ったら次を投稿するかも

◯V.IXオルクス
遭難している所をホーキンスに拾われ、なんやかんやあってヴェスパーの仲間入りした。
ヴェスパーを増員する建前として作られたアーキバス民生部門に所属し、戦闘以外では建前の筈のアーキ坊やの普及活動に何故か勤しんでいる。
特に再教育などはされていないが頭空力。
これまでオルクスには⑨がなかったので盛れるだけ⑨を盛った

◯フロイト
新しい対戦相手を見つけてウキウキ

◯スネイル
オルクスのことは「指示をちゃんと聞くフロイト」として重宝している。
最終的に裏切られる

◯オキーフ
味気ないレーションと泥水のようなフィーカを啜りながらオルクスとラスティと雑談するのが最近の楽しみ

◯ラスティ
空力をダシにすれば解放戦線に引き込めるのでは?

◯ホーキンス
遭難していた若者を拾ったら想像以上の掘り出し物だった

◯メーテルリンク
突然現れた同僚を誰とくっつけるか迷うメテ…!

◯スウィンバーン
資金に手をつけていたことを脅され、失くしたレーザーライフルを経費で落とされた

◯ペイター
ペイター先輩…ううっ…良い響きだ…!

◯621
殺してやる…殺してやるぞスネイル!!

オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)

  • オルクズ
  • オルカス
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