ルビコンわくわく傭兵ライフ   作:おーるどあっくす

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コメントのオルクスの部下が彼に想いを寄せていて修羅場になる説が地獄絵図で良いなぁ…と思いつつそれをこれからぶちこむには話が進みすぎたので断念…

評価バーが伸び、お気に入りは800、UAは90000を超え、感想も100の大台に乗りました
本当にありがとうございます
特に感想がモチベに繋がっているのでもっと軽率に残していって下さい(露骨なコメ稼ぎ)


V.IXオルクス√10

 …ヴェスパー第9隊長オルクス。

 ヴェスパー部隊の9番手、末席に名を連ねている俺は間違いなく恵まれている。

 

 ルビコン解放戦線から逃げ出して遭難している所をホーキンスさんに拾ってもらい、再教育センター送りにならずにV.V直属MT部隊の一員になった。

 

 輸送物資の護衛として着実に実績を積み上げてACを与えられた。外様であるルビコニアンがどんどん躍進することが目障りだったのかスネイルには独立傭兵に回すような無謀な任務も押し付けられたが、その全てを切り抜けてきた。

 

 やがてここでも実績が認められて、俺は9世代強化手術を受けてV.IXの席に座ることになった。アーキバス民生部門なんてお飾りの窓際部署に問題児と共に放り込まれて、スネイルからの無茶ぶりと部下の指導の板挟みにあいながら奔走していく。

 

 アーキバスに忠誠を示さなければ再教育センター送り、価値を示さなければスネイルに使い潰される。

 

 だから、スネイルに対しては失うと困る取り回しの良い駒…要は話をよく聞いて職務も熟すフロイトを演じ、部下に対しては彼女達の不満と要求に応えながら心を通わせていって…

 

 目的通りスネイルと部下、そして他の番号付きや社員達からの信用を勝ち取ることが出来た。

 

 ナチュラルサイコでノンデリだけど基本的に有能な先輩のペイター、俺に会計の仕事を増やしたけれど部下の指導において大いに参考になったスウィンバーン、俺のイメージを同人誌でめちゃくちゃにしたV.VI、命の恩人のホーキンスさん、背中を預けられる相棒のラスティ、俺のメンタルケアをしてくれたオキーフ、今の状況大体こいつが悪いけど有能なスネイル、戦闘狂だけどアセンについて話し合うのは楽しかったフロイト。

 

 

 

 確かにアーキバスはクソだけど優秀な同僚と慕ってくれる部下には恵まれたから、あっさり裏切るってのは少し申し訳ないような気も…

 

 

「レイヴンのせいで混乱が起きてるけど、やっぱりオルクス隊長は受けだよね」

 

 

 …め、恵まれて…

 

 

「でも、オルクス隊長になら調教されても…」

 

 

 …恵っ…

 

 

「ベッドで泣いてるオルクス隊長の隣でタバコ吹かしたい」

 

 

 ………

 

 

『…本人の前で堂々と猥談するのやめない?』

 

 

 バーカ!滅びろアーキバス!

 

 訂正、やっぱり容赦なく裏切れるわ。帰投して早々うんざりするような内容の会話が耳に入って微妙な表情になる俺。オフィスでなんて話をしてんだよ。そういうのは寮で勝手にやっててくれ。少なくとも俺に実害がないなら何も言わないから。

 

 

「おかえりなさい、オルクス隊長…とレイヴン。スネイルのクソから連絡が届いてますよ」

 

 

 仮にも上司の上官に対してクソと言い放つのは俺の専属オペレーターさん。フィーカを淹れるのとマッサージが得意な清楚系美人さんだ…少なくとも顔は。フィーカの味は…豆の問題だから仕方ないよね。

 

 マッサージされてる時に舐め回すような視線を感じるけど実害はないので意識したら負け。というかACに長時間乗ると身体バキバキになるので身体を性的に消費されてでもやって貰う価値があるんだ…

 

 

 そんなことよりスネイルからの連絡を確認…また出撃か。ベイラムも壊滅したから次は解放戦線って訳だ。アーキバスから失踪して解放戦線入りするにはもってこいの任務だな。気が効くじゃないか、スネイル。

 

『明日もまた仕事だ、後輩』

 

「またレイヴンと出撃ですか…良いなぁ」

 

「わたしはオルクスのさいこうのこうはいだから」

 

 なんで煽った?621が誇らしげに胸を貼りながら火種を放り込む。自己肯定感までバグったのかよ…

 

「は?」

「ガキが…舐めてると潰すぞ」

「私より胸部装甲が厚いからって調子乗りやがって…」

「処す?処す?」

 

「いろんがあるならうけてたつよ?」

 

「「「「無理です、ごめんなさい」」」」

 

 仲良いねぇ…なんだかんだ621のことも受け入れてるし俺を性的コンテンツ扱いしている一点に目を瞑れば本当に良い部下なんだよなぁ…

 

 

 

 

 

 改めて言うが、俺は恵まれている。アーキバスでの生活に不満はあれど、ここに居心地の良さを感じている。だからやっぱり、彼らを裏切ることには罪悪感を感じてしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは作戦を説明します。私と作戦に参加出来ること、光栄に思いなさい」

 

『光栄です、第2隊長閣下』

「こうえいです、スネイル…かっか」

 

「よろしい。今回の攻撃目標はガリア多重ダム。以前にブランチとかいう傭兵組織にも依頼しましたが駄犬のせいで未だ落とすことが出来ないままとなっています。ルビコン全土の実効支配に向けた布石を打つ機会を貴方に与えましょう、駄犬」

 

「りょうかいです、すねいるかっか」

『了解しました、第2隊長閣下』

 

 

 

 

 

 さて、茶番劇を始めようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こちらV.IXオルクス、ガリア多重ダムに到着した。これより作戦を…』

 

「それなりにたのしかったですよ。オルクスたいちょうとのあいぼうごっこ」

 

 621が俺の背中にレーザーダガーを突き立てる。

 

『…レイヴン!?貴様…再教育が…!』

 

「ほんとうにくろうしたよ、まぬけなだけんをえんじて、つまらないにんむまでして…」

 

『まさかこの俺が飼い犬に手を噛まれるとはな。まぁいい…この俺が調教しなおしてやろう』

 

 お互いキャラ崩壊過ぎて草。とりあえずルビコン解放戦線そっちのけで戦闘開始だ。

 

 

 

『駄犬が…解放戦線の土着どもに金でも積まれたか、それともレッドガンのG13として再教育されたふりをしていたのか…今更どちらでも良い…』

 

 分裂ミサイルを展開しながらのブーストキックを回避し、アサルトブーストで上昇。ホバリングモードで撃ち下ろす。

 

『犬が飼い主に歯向かうか…貴様のような駄犬は地面を駆けずり回っているのがお似合いだ』

 

「わたしのかいぬしはひとりしかしらない」

 

『第9世代強化人間である俺が裏切り程度で殺せるなどと…お前のような旧世代型が思い上がるなよ!』

 

 アサルトブーストで追い縋る621のブーストキックが俺に命中。怯んだ所に分裂ミサイルが殺到する。

 

『駄犬が飼い主に噛み付くなど不遜が過ぎるぞ…!再教育センター送りだ!今度は貴様の尊厳も奪って完全な《自主規制》に堕としてやる!』

 

「〜!」

 

 …しれっと感じてんじゃねーよ!

 

 収束レーザーが突き刺さりスタッガー。レーザーダガーによる3連撃を受けた後パルスアーマーを展開、即座にアサルトアーマーで打ち消されて再度スタッガー。チャージされたレーザーダガーでさらなる追撃を受ける。

 

『馬鹿な…ニューエイジであるこの俺が!旧世代型の駄犬に…!第2隊長閣下…俺の再教育が甘かったばかりに…申し訳…も…』

 

 ジェネレータが爆発。当然脱出レバーを引いておく。

 

『お゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ー゛ー゛ー゛ッ゛!?』

 

 …茶番に付き合ってくれてありがとう621。




◯オルクス
エアプウォルター

◯621
この戦闘中ずっと気持ちよくなってた

◯ウォルター
コーラルライフル一段階チャージ完了

オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)

  • オルクズ
  • オルカス
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