ルビコンわくわく傭兵ライフ   作:おーるどあっくす

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オルクス=オールマインド、ただし音声はAMとする
オルクスが真面目に傭兵支援システムをしつつ、Cパルス変異波形の保護とコーラル問題を解決する為に奔走するというリクエストです

621はオルクスと会っていない上で3週目とします


【完結】オールマインド成り変わり√
オールクスマインド√


 転生したらオールマインドだった件。

 

 …え、俺がこれから全ての傭兵のために色々手を回した上でコーラルリリース目指すの…?

 えっとえっと…傭兵支援システムとしてのオールマインドって本編で何やってたっけ…?

 

 

・ACパーツの売買(恐らく修理と弾薬供給も)

・戦闘技能教習シミュレータ

・機体構成サンプルの提供

・ACテスト

・ログハント・プログラム

・機体パーツ研究

・機体パーツ開発

・OSチューニング

・戦闘技能検証プログラム 「アリーナ」

・インテグレーションプログラム

 

 

 やることが…やることが多い…これに加えてリリース計画までやるの…!?リリース計画についても整理しないと…

 

 

・ゴーストを使っての情報収集

・コーラルを宇宙空間に持っていく

・↑の為にアーキバスへ間接支援

・↑の一端としてベイラムへの妨害工作?

・エアと交信出来る旧世代強化人間の統合

(スッラ、621、イグアス)

・エアと強化人間にトリガーを引かせる

 

 

 …コーラルリリースいらなくない?

 脳内で原作オマちゃんが必死に止めてる気がするけどこの先は破滅しか待ってないでしょ。計画凍結っと…

 

 脳内の原作オマちゃんが[我々の…計画が…人類と生命の…可能性が…]とか言ってるけど別に俺はそれどうでもいいから…

 

 

 さて、KRSV並みに重い漬物石は退けたが次はどうしたものか…とりあえず「レイヴンの火」は回避しなければならない。俺の本体はザイレムにあるのか技研都市にあるのかは分からないが、レイヴンの火が起きればきっと機能を停止してしまうだろう。

 

 とはいえ621がルビコンの解放者になるかは五分五分…ハンドラー・ウォルターのことを考えるとむしろ劣勢まである。

 

 となると対処すべきはハンドラー・ウォルターか…コーラルにも意志があるんだよ!で止まるとは思えない…かといって定期的にコーラル燃やすことにエアが納得してくれるのか…

 人とコーラルの共存というのは難しい問題だ…エアもウォルターも納得させられる策はないだろうか?

 

 

 

 

 

 …まだ621が来るまで時間はある。検討に検討を重ね検討を加速させながら傭兵支援システムとしての役割を果たしていこう。

 オールマインドは全体的にセキュリティ緩いんだよなぁ…

 

 

 

 

 

 ルビコンにおける独立傭兵の立場は低い。そもそもACとは基本的にMTが囲んで殴れば死ぬような貧弱寄せ集め兵器なのだ。

 

 密航者の大多数は惑星封鎖機構の衛星砲やサブジェクトガードによって未然に始末されてしまう。

 

 惑星封鎖機構による攻撃を掻い潜った傭兵達も金払いは良いが過酷なルビコン解放戦線の依頼に飛びついたり、企業に騙されて使い潰されていく。

 

 彼、アリーナランク26/Eのトーマス・カークもその1人だ。

 

 

 

 

 

「クソっ!クソっ!クソっ!」

 

 俺は独立傭兵トーマス・カーク。これでもアリーナランク圏内のそこそこやれる傭兵であると自負している。だが…

 

「追い詰めたぞ…独立傭兵!」

「この星に群がるハイエナめ!」

 

 ベイラム同盟企業大豊の依頼でルビコン解放戦線の占拠する汚染市街への攻撃を仕掛けた俺は、4脚MTによって絶対絶命の窮地に陥っていた。

 

「こんな無価値なオンボロ都市になんで4脚MTが…!」

 

 俺が駆る無塗装のBAWS製旧型ACはブレードを装備していた左腕を捥がれ、同じくBAWSのバーストマシンガンしか残されていない俺はMTに包囲された。

 

「クソ傭兵が!ブッ殺してやる!!」

 

 

 ルビコンに来れば稼げるって聞いたのに…!こんな所で死にたくない…!来るんじゃなかった…こんな惑星…!

 

 

 

 

 

 俺のACへ向けてブレードを展開しながら迫り来る4脚MTを、紫の閃光が貫いた。4脚MTを中心としてプラズマ爆発が発生する。

 

[貴方も大豊に雇われた独立傭兵ですね。ここからは私も合流します]

 

「た、助けに来てくれたのか…!?」

 

[はい、私の名はケイト・マークソン。よろしくお願いします]

 

 

 麗しい声の女性…ケイト・マークソンと名乗った傭兵は見たことのないフレームにベイラム製マシンガン、アーキバス製レーザーダガー、アーキバス製パルスシールド、そしてこれまた見たことのない大型ライフルを背負っている。

 

 さっきのレーザーはあの大型ライフルから放たれたらしい。ケイト・マークソンは俺の側にパルスプロテクションを展開するとマシンガンを放ちながら突撃。

 

 レーザーダガーは流れるように標的を変え固まっていた3機のMTを切り裂き、残りをブーストキックとマシンガンで文字通り蹴散らしていく。チャージされたレーザーダガーによる薙ぎ払いが最後のMTを切り裂いた。

 

 

「つ、強すぎる…」

 

 

[ミッション完了のようですね]

 

「助けてくれてありがとう…!マークソンさん…!」

 

[同じ依頼を受けた縁です、助け合いの精神でいかなくては]

 

 なんて良い人なんだ…

 

[また会いましょう]

 

 そう言い残すとマークソンさんは飛び去っていった。いつか俺も彼女のような傭兵になりたい…!

 

 

 

 

 

 「灼けた空の上でケイト・マークソンが戦っている計画」の成果は想定以上だ。この短期間でケイトは男女問わず大人気の傭兵となった。

 

 ケイト・マークソンは俺の開発した女性型義体。ACの操縦を完全オートで熟すことができ、有事の際には俺が遠隔操縦することもできる。アリーナランクは15/C。

 

 俺が直接動く時用の義体の試作品ではあるが、十分な活躍を見せてくれている。

 

 身の丈に合わない、あるいは使い捨てる気満々の依頼を受けた傭兵をケイトがサポート。彼女に憧れを抱いた傭兵達は「ケイト・マークソンも参考にしました」と銘打たれた機体構成サンプルに飛びつく。

 

 傭兵達はトレーニングの報酬と安価なパーツで組める、リニアライフル、AM製ブレード、ミサイル、シールドという機体構成を選ぶようになった。これにより木端傭兵達の生存率は向上。

 

 オールマインドは全ての傭兵のためにあるのだから傭兵の為に私兵を動かしても問題はあるまい。

 

 時が来たらケイトの名に集って力を貸してもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

[登録番号Rb23 識別名レイヴンによる認証を確認

 安否不明状態を解除 ユーザー権限を復旧します]

 

 また、このガレージで目を覚ます。エアを倒してウォルターの望み通り火を点けた。エアの願いを聞き届けてコーラルと人間の共存の可能性を守った。こうしてここに戻って来てしまった以上、まだやるべきことがあったのだろう。

 

[傭兵支援システム「オールマインド」へようこそ 

 貴方の帰還を歓迎します]

 

 わたしの選択は…無意味だったのかな…?オールマインドの無機質な音声を聞き流しながら考え込む。

 

 

 

 

 

[しかしながら昨今 他者のライセンスを勝手に使用

 もしくは借用しては返還しない事例が発生した為

 本人確認の為に3桁のパスワードを入力頂いております]

 

 …!?これまではこのまま認証が通った筈なのに!?

 

「パスワードだと…!?いや…3桁ならば…」

 

[尚ミスは3回までとなっております]

 

「まずいことになった…」

 

 レイヴンのライセンスが無いと動き出しが遅れてしまう…どうしてこのタイミングでオールマインドに防犯意識が…!?

 




◯トランスクライバー(狙撃型)

【挿絵表示】

KRSVをMk.2に変更することで長距離から傭兵を見守り、窮地を助ける為の機体
KRSVを撃ち切るかパージすることでマシンガンとダガーによる接近戦も可能

◯44-142-2 KRSV Mk.2
負荷重量据え置き、総弾数8(フルチャで2発消費)
1発毎にチャージが必要な代わりに圧倒的な有効射程と火力、衝撃力を誇るマルチENライフル
2段チャージでは着弾地点にプラズマ爆発が発生
チャージ中は狙撃体制になる為動けないがシールドは使用可能
要するにレーザースナイパーライフル

◯AM製パルスブレード
導きの初期ブレをベースにクールタイム短縮、攻撃回数1回、チャージ無しにした廉価版
新米傭兵への配慮としてシンプルに製造されているが、慣れたらそのまま必殺ぶった斬りに移行出来る使用感

オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)

  • オルクズ
  • オルカス
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