ルビコンわくわく傭兵登録編
[しかしながら昨今 他者のライセンスを勝手に使用
もしくは借用しては返還しない事例が発生した為
本人確認の為に3桁のパスワードを
入力頂いております]
ついに来たか…621。レイヴンのライセンスなんてトラブルの元はここに置いて行ってもらうぞ。
「パスワードだと…!?いや…3桁ならば…」
[尚ミスは3回までとなっております]
そんな強硬策…オールマインドは許しても俺は許さないぞ。
「まずいことになった…」
考え込むウォルター。さぁ、どんなパスワードで来る…?
「…「621」でどうだ?」
えぇ…そりゃ真っ先に思いつく3桁はそれだろうけど…
[パスワードが正しくありません 残り2回です]
「くっ…」
「…「123」は?」
今度は621が答えたが…ちょっと雑過ぎでは?レイヴンのことなんだと思ってるんだ…
[パスワードが正しくありません 残り1回です]
「…ごめんなさい、ウォルター」
「仕方ないことだ…こうなったら…」
おもむろに通信機を取り出すウォルター…すごく嫌な予感がする。カウンターハックの用意を整えておこう。
〔しばらくぶりだね ウォルター なかなか元気そうじゃないか 新しい強化人間を連れてるようだが…617たちはどうした?〕
「仕事をしたさ。おかげでルビコンまでこぎつけた」
ふーざーけーるーなーーー!!!
案の定カーラだよ…!
〔…そうかい 新入りの様子は?〕
「悪くはない。だが第4世代は不安定だ。必要な仕事とはいえ負荷は極力下げておきたい…本題に入るぞ」
〔調べものだね 聞こうか〕
「Rb23 レイヴンの傭兵ライセンスのパスワードを探って貰いたい。3桁だ」
〔へぇ…傭兵支援システムに防犯意識があるなんて笑えるじゃないか…興味が湧いてきたよ〕
ちくしょう!台無しにしやがった!お前たちはいつもそうだ。AC6はお前たちの人生そのものだ(直喩)。お前たちはいつも失敗ばかりだ。お前たちは3つのルートを辿るが、一切生き残れない。誰も621の側に残らない。
やってやろうじゃねぇかよこの野郎!AI様舐めんな!
〔これは私でも苦労しそうだよ…チャティ!手を貸しな!〕
[任せてくれボス]
相手もAIじゃねぇか!?
〔はぁ…はぁ…パスワードは…999だよ…こんな簡単なパスワードの為に三徹するとはね…幸運を祈るよ…〕
カーラ…あんたの勝ちだ…
「…感謝する。今は休め…パスワードは「999」だ」
だが…オールマインドが負けることはない…
[大変…申し訳ありませんが…
そちらのライセンスは…既に失効しております…]
「「………!?」」
ーーーーーーーーーー
ライセンスコード:レイヴン
ーーーーーーーーーー
登録番号:Rb23
識別名:レイヴン
ランク:--/F
所属:独立
・ライセンス失効済み
ーーーーーーーーーー
確かに俺は敗北した。だが、ライセンスが失効するまでの3日間を凌ぎ切ったのだ。勝負に負けて試合に勝ったというべきか…
「クソッ…!一手遅かった…!」
〔笑えないねぇ…〕
[RaDのチャティ・スティックだ
ボスが寝不足で倒れた為通信を切らせてもらう
じゃあな]
「このままでは仕事が…!」
[本人確認が出来なかった為
登録手続きに移らせて頂きます]
[識別名を入力して下さい]
「…621、お前が決めろ」
「「リンクス」…」
首輪付きじゃねぇか。いやウォルターの猟犬だし首輪は付いてるかもしれないけど…
さぁ、レイヴンのライセンスを捨てさせた所でここからが俺の本領発揮だ。カーラに3日足止めを食らったがリカバリーを開始する。
わたしたちは結局レイヴンのライセンスを失ってしまった…このままでは実績作りをしているうちにV.Iフロイトが壁越えを終わらせてしまう。
[登録番号Rb45 識別名リンクス]
[傭兵支援システム「オールマインド」へようこそ]
[リンクス 貴方を歓迎し更なる活躍を期待します]
「認証は通ったようだな。随分と丁重な挨拶だが…まあいい。お前には十分な経験がある。この惑星(ほし)にもすぐ適応するだろう。早速だが仕事を…」
[新規ユーザー登録に伴うお知らせです]
[オールマインドは傭兵支援の一環として
戦闘技能教習シミュレータを義務化しています]
「まだ俺たちを足止めするつもりか…!」
[教習項目を修了された傭兵各位には褒賞として
機体パーツも給付する他
高等傭兵検定後に特別試験を修了された方には
Fランクを授与しますので奮ってご参加下さい]
「621 教習の時間だ」
オールマインドの異様に手厚いサポートへ手の平を返すウォルター。これを達成すればここまでの変化から帳尻を合わせられる。早速教習を開始しよう。
初等傭兵教育プログラム1:操縦基礎
初等傭兵教育プログラム2:戦闘基礎
中等傭兵支援プログラム1:アセンブル
…?ここで貰えるのはFC-006 ABBOTでは?まぁ新人に近距離特化FCSは荷が重いかもしれないからこれで良いのかな?
中等傭兵支援プログラム2:逆関節
中等傭兵支援プログラム3:四脚
中等傭兵支援プログラム4:タンク
高等傭兵検定
例のエンブレム
見たことの無い武器だ…わたしにはもうパルスブレードがあるからいらないけれど。
一通りの教習項目を修了し、ついに特別試験まで辿り着いた。
[戦闘技能教習シミュレータの修了お疲れ様でした]
[これより特別試験プログラムを開始します]
シミュレーション用のテスト空間が起動。わたしの前にアーキバス製量産フレームのACが現れる。右手にリニアライフル、左手にグレネード、右背部にレーザーハンドガン、左背部に垂直ミサイルという構成で、どうやら武装はトレーニング報酬で構成されているみたい。
[試験官はオールマインド製パーツのテスターを
務めている独立傭兵 ケイト・マークソンです]
知らない名前だ…前回まではアリーナにも居なかったような気がするけれど…
[貴方が独立傭兵リンクス…見せて下さい 貴方の力を]
[メインシステム 戦闘モード起動]
戦闘開始と同時にケイトは左手のグレネードを発射。アラートに反応して回避した後アサルトブーストで突撃する。
[なるほど…これに当たるほどヤワでは無いようですね。ここからは私も…!?]
アサルトブーストの推力を乗せたショットガンを2度撃ち込み、ブーストキックで追撃。
[な、なるほど…それなりの力は、あるようですね…]
降り注ぐ4連垂直ミサイルを移動で躱し、回避を狩るつもりでチャージされていたリニアライフルをクイックブーストで回避。再びショットガンを撃ち込んでACS負荷限界。パルスブレードで2連撃。
[な、なななるほど…対処を………!]
「良いぞ621!この試験を乗り越えられるのはお前だけだ!」
アイビスとは訳が違うし、流石に試験である以上わたし以外にも達成者は居ると思う…
再び放たれたグレネードを回避してニードルランチャーを発射。敵機はジェネレータが爆発し、崩れ落ちた。
[…試験は合格です おめでとうございます]
[これより貴方はFランク帯となります]
これくらいの遅れならなんとか前回までと同じくらいまで戻れそうだけど…オールマインドに一体何があったんだろう…
◯ケイト・マークソン
ぽんこつAI
相手が悪かっただけでちゃんと強い
◯AM(オルクス)
人間と3日間ハッキングバトルして負けるAI
ケイトちゃんさぁ…親の顔が見てみたいわ…
◯カーラ
今回最大の被害者
オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)
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オルクズ
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オルカス