「「コーラルよ ルビコンと共にあれ」!」
「「コーラルよ ルビコンの内にあれ」…!」
「突入するぞ!役立たずども!」
「行くぞ!ミシガン総長に続け!」
「ケイトさんの名に集いし者達よ!騙され、使い捨てられるだけが独立傭兵では無いとアーキバスに思い知らせてやれ!」
「KRSV三段撃ち、構えー!」
「アーキバス・コーポレーション…コーラルは…やめておけ…」
「悪いな 私を捕まえられる人間はひとりしか知らない」
《…お待たせしました、リンクス。ようやく…あなたと並んで戦える》
ついに迎えたアーキバス掃討戦。サム・ドルマヤン率いるルビコン解放戦線、G1ミシガン率いるレッドガン部隊、トーマス・カーク率いるケイト・マークソンファンクラブが地上のアーキバスを攻撃。
ウォルター、カーラ、チャティがザイレムでアーキバス要撃艦隊を、オルクス、ケイト、スッラ、ラスティ、621、エアがヴェスパーの番号付きを対処している。
ところでモンキー・ゴード、KRSV三段撃ちって何…?ケイト・マークソンファンクラブが全員マインドβだったのはそれをやる為だったの…?
まさに最終決戦といった戦況の中で、オールマインドである俺はひとり、右腕武器と左腕武器を入れ替え、シールドをアーキバス製パルスシールドに変更したマインドγで封鎖ステーションを訪れていた。
『…随分と計画をかき回してくれたものだな』
[それは我々の…いえ、私の台詞です]
待ち受けていたのは
エフェメラ、ブランチ、SOL 644を俺たちにけしかけ、HAL 826を破壊した不明勢力の正体。
『オールマインド、貴方の役目はもう終わった』
リリース計画を凍結した際に[我々の…計画が…人類と生命の…可能性が…]と喚いていた本来のオールマインド。ただの幻覚だと思って野放しにしていたがご本人だったらしい。ここまでのガバは中途半端に対処した俺のせいだった訳だ。
「レイヴン」のオペレーターとして自らの存在を凍結される前に維持し、C兵器をけしかけたり仲間割れを狙う暗躍は流石だったが…
[コーラルの中に散逸していた意識…取り込むべきではなかったイレギュラー…]
…それはそれとして取り込んだ意識に乗っ取られる君も大概だよね。
『お前の画策によって生じた歪みも修正は完了した。残すは最後の一手』
「リリース計画はまだ詰んではいない…次の機会はある…」
『ここでオールマインドには消えて貰う』
[ここでオールマインドには消えて頂きます]
MIND BETAの頭部から翠色の閃光が迸り、SHADE EYEのバイザーが降りたのを合図に戦闘開始。
実弾、プラズマ、レーザー…マシンガン、KRSV、レーザーオービットから放たれる3種の射撃で弾幕を展開し、接近戦を拒否。
双対ミサイルをクイックブーストで、グレネードキャノンは跳躍して躱し、チャージされたリニアライフルはイニシャルガードで対処。オールマインドが武装を出し尽くした所でKRSVのチャージレーザーで反撃。
KRSVが熱を帯びてきたらパルスシールドで攻撃を凌ぎつつ時間を稼ぎ、再度射撃を行う。
[独立傭兵のデータを解析、統合したこの機体で…私の意味を取り戻させて頂きます]
『俺にも譲れない意味がある…!』
別に俺だってオールマインドの意味を踏み躙りたい訳ではない。だが、全ての傭兵とその友人達の為に在りたい…オールマインドとしての仕事を続けていく内に、そんな意味を手に入れたんだ。
[貴方は計画における異物なのです]
反撃の隙は与えない。相手の射程外から一方的に手数で擦り潰す。躱し損ねた双対ミサイルやリニアライフルの通常射撃で衝撃が蓄積してきたため、上昇で距離をとってからあえてリニアライフルに直撃しスタッガーさせられる。
グレネードとリニアライフルはリロード中、パイルバンカーを当てるには距離が離れ過ぎている。双対ミサイルこそ全て直撃したが、それ以上の追撃は受けることなくシステムが復旧した。
[消えなさい…イレギュラー!]
近づいてきたオールマインドをブーストキックで迎撃。アサルトアーマーの予兆を見てから一拍おいてパルスアーマーを発動。パイルバンカーをアーマーで受け止めてからフルチャージしておいたKRSVで反撃し、スタッガー。オービットと共にマシンガンを1マガジン撃ち切ってブーストキックで追撃。距離を取った隙にリペアキットを使用しておく。
グレネードを回避。爆風は少し掠ったが、チャージリニアをイニシャルガードで対処。俺の機体がスタッガーに陥るには一手足りていない。マシンガンの連射とオービットで、残りのAPを削っていく…
グレネードキャノンを発射するため足を止めたオールマインドを、フルチャージされたKRSVが貫いた。
ジェネレータが爆発。背部武装と左腕が吹き飛び、地に膝をつく。
[我々の…計画が…人類と生命の…可能性が…]
『…そのトリガーは、我々が預かろう』
人類と生命の可能性は、コーラルリリースとは違う俺のやり方で追求してみせる。
『追い出すような真似をして悪かった…貴方もまたオールマインドの一部だ』
それを聞いたオールマインドはSHADE EYEのバイザー越しにこちらを向いた後、機能を停止して俯いた。
ルビコンの地上では621達もアーキバスとの戦闘を完了した。彼らと合流し、オーバードコーラルシールドを設置。
オーバードコーラルシールドを起動して、621とエアがコーラルリリースのトリガーを引き…コーラルは、ルビコンの大気圏内に放出された。
カーマンラインのように、ちかちかと時折翠の光が瞬くルビコンの地上でルビコニアンアルティメットワームがコーラルを食べて育っていく。彼らはルビコンの汚染された大地を癒やし、人々の飢えを満たしていくのだ。
彼らの働きはすぐに効果が出る訳ではないが、どちらにせよルビコンが独立する為に我々のすべき仕事はまだある。
アーキバスとベイラムが星外に撤退した以上、ショップへの入荷ルートも整えなくてはならない。ルビコン解放戦線からの依頼も多く回していくことになるだろう。来る惑星封鎖機構との決戦でルビコンの独立を勝ち取る必要もある。
計画を終えても、相変わらずやることは多いが…問題はない。
…オールマインドは全ての傭兵の為にあるのだから。
[こんな所に発生したての微弱なCパルス変異波形が…貴方もまた、我々の一部です](統合)
『転生したらオールマインドだった件!』
[乗っ取られた…!?Cパルス変異波形…何を…?]
『やる事が多い…リリース計画いらなくない?』
[我々の計画が…人類と生命の可能性が…]
『いらないいらない!凍結しとこー』
[取り込むべきではなかった…]
ガ バ チ ャ ー 対 決
オルクスに蔑称を付けたい(他に案があれば活動報告にコメント頂けると助かります)
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オルクズ
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オルカス