独占欲に溢れてる女の子に囲まれてるだけのお話 作:ぷにわぁす
どうも、初投稿です。
【LIVE】
あーあー、みんな聞こえる?やぁ、僕だよ。なんにもない平凡高校生くんだよー!
ちょっとした挨拶は置いておいて、ちょっと聞いて欲しい事があるんだよね。突然だけど、僕には幼稚園から高校まで一緒な幼馴染がいる。しかも美人で、僕が見る限りほぼほぼ僕の高校の男子達は幼馴染に1回は恋してる。うん。多分。
いやまぁ、待って。別に自慢話じゃあなくてね。ちょっと色々とあって、ちょいと助けが欲しいんだ。
まぁ、そんな美人な幼馴染が僕には居るんだけど、その子と僕が今いる所が問題でね。
「よしっ!慎一くんっ!見てみてーっ!トランプタワー出来たっ!」
わーお、立派なトランプタワーなこと。あ、一応名前を言ってませんでしたね。秋山慎一、18歳です。彼女は、工藤さやかちゃんだね。可愛いね。まぁ、みんな知ってるか。
「うんうん。凄いねぇ、トランプタワーって、1分位で出来るものだっけ?……まぁ、凄いねぇ。器用だねぇ」
「えへへっ、ありがとっ!」
うんうん。可愛いね。
あ、そうそう。助けてくれって話だったよね。ごめんね。ほっといちゃって、でもね。僕もこんな事態初めてだからちょっと混乱してるんだよね。
「あのー、さくらちゃん。ちょっと良いですか?」
「なーにー?」
「ちょっとこの手「ダメ」ッスー……そっすか、じゃあせめてそろそろ足動か「それもダメ」……ハイ、スミマセンネ」
「ねぇねぇ、なんで今そうなってるのかって理解出来てる?」
「いやっ、あ、あんまり……ね。ちょっと僕は急にこうなってるから全然物事を掴めて無いんだよね。だ、だからね?さくらちゃん。ちょっとは説明欲しいんだよね?」
「……本当におぼえてないの?」
ちょっと風向き変わったね?
「そ、そうなんだよね。僕、本当に何がどうなってこうなってるのか。全然分かんないんだよね。うん」
「そっかぁ……慎一くん。覚えてないんだぁ……へぇ」
ちょ、ちょっと待って?さくらちゃんのハイライトが無くなった……?僕、何かの地雷踏み抜いちゃったの?
「そっかぁ、そっかぁ。慎一くん。色んな事があったのに、なんにも覚えてないんだね。えへへ、じゃあ、私が慎一くんの彼女だねっ!」
「へ?」
「2人で遊園地に行ったり、水族館に行ったりして……観覧車に2人で乗って、頂上で、ちゅ、ちゅーとかしちゃったりっ!えへ、えへへ……」
アカン、完全にトリップしてらっしゃる。
「あの、僕としてもね、さくらちゃんみたいな子と付き合えるのはやぶさかでは無いんですけども、ちょ、ちょっとあんまりにも展開が急すぎません?」
「……じゃあ、慎一くんは私と付き合いたくないんだ?」
「ちゃう、ちゃうの、いい?焦らないでね?ぼ、僕全然なんでここで椅子に縛られて手錠かけられてるのか分かってないの。だからね?急にそんなこと言われても全然頭に入ってこないんだよね?」
「んー?……あぁ、ちょっとキツかった?」
「いや、あの、キツイって問題じゃないの。わかんないの」
「ちょっとだけ、縄緩めてあげるね?」
さくらちゃんはそういって、僕の体を縛っている縄を少しだけ緩めてくれた。本当に少しだけだけど。
「あ、ありがとうね?」
「ん、全然いいよっ?何か困ってたら、すぐ言ってね?」
絶賛今困ってるんですけども。
「えへへ……ついに、ついに2人っきりだ……」
というわけで、滅茶苦茶長くなったんですけど、僕は今幼馴染のさくらちゃんに多分監禁されてます。理由は分かりません。多分命の危機はないとは思うんですけど、僕の精神が持ちません。ちょっとみんな、だるいとは思うんだけど、ここから出る方法、もしあるんだったら書いといて欲しい。行けそうなのあったらやってみるから。お願い。
あ、どうやって文字打ってるかって?僕のお父さん、スーパー研究マンだからさ、色々してくれたの。つまり、部分的サイボーグってことだぁね。あはは、凄いねぇ。
ま、しばらくしたら見るから、お願いね。
【秋山慎一】
普通で平凡な一般高校生、自分のことはただの一般人だと思っている。得意な科目は無い。ただ、苦手な科目もない。
急に監禁されているので混乱中。しかしお父さんが昔つけてくれた視界に端末的なものを表示させれる機能と、思考で端末を操作できる機能で何とか学校のサーバーで配信を開始することが出来た。
【工藤さやか】
美人で巨乳で頭脳明晰、性格も良く、運動神経もいいというてんこ盛りな女の子。ちょっと天然っぽいところや突っ走ってしまうこともある。
秋山くんとは幼稚園からの幼馴染。唯一自分を見てくれるからガチ恋中。ある出来事のせいで病み、秋山くんを監禁中。