あれです、言い訳します。テストありました。
本来であればお詫びとして2話投稿とかしたいんですけど全然できてないんで投稿できません。
まぁ、水曜日には投稿したいと思います。してなかったらまただと思ってください。
その日は随分と平凡で当たり障りない1日だった。
あの出来事が起こるまでは……
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「2人とも!!水族館へ行くよ〜!!」
今日も今日とて突飛な提案がでるアビドス高等学校。
ユメ先輩が生徒会室の扉を勢いよく開けたと思えばそう提案してきた。
「水族館ですか?」
「うん!!ここに水族館の無料チケットが3枚あるんだ!!だからいこう!!」
ユメ先輩はポケットから3枚の紙を取り出す。そこにはしっかりと『無料チケット』と書かれていた。
「すごいですね。どこで手に入れたんですか?」
「ふっふっふ、柴関ラーメンの店主さんがくれたんだ」
そこまで言うとプルプル震えていたホシノが勢いよく顔を上げた。
「早く……早くいきましょう!!!」
目をキラキラと輝かせてホシノは言った。
普段のホシノからは考えられないようなテンションである。
水族館。アビドス自治区の外れに存在する未だ砂漠化の進んでいない地域。そこにこの水族館は立地している。
辛うじて生き残っている電車を乗り継ぎながらウルカたちは水族館へと訪れた。
太陽は高くまで昇っており水族館は太陽に照らされている。
「はえ〜、大きいね!!」
「そうですね。こんなのがアビドス自治区にあったんですね」
「ユメ先輩〜!!ウルカ〜!!行くよ!」
「ホシノちゃん元気だね」
ホシノは子供のように2人の手を取り水族館へと先行していく。
2人はホシノに手を引かれる形で入っていく。
貰ったチケットを無事使用してウルカたち3人は水族館の水槽に近づく。
「ユメ先輩!ウルカ!この魚はですね……」
ホシノの説明を聞きながら3人は水槽の中の魚や水生生物を見る。
「あ、この魚おじさんって言うらしいですよ」
「へぇ〜、かわいい」
「あ、それはこの口のあたりにあるヒゲがそう見えておじさんって名前がついたそうです!!」
「ホシノは物知りだね」
「あっ…」
「テンション高いホシノちゃんも好きだよ」
ホシノは照れたようで先程よりも口数が減ってしまう。
その様子が愛おしいのかユメ先輩がホシノを胸元に抱き寄せて撫でている。
ホシノは苦しいのか恥ずかしいのか抵抗を試みる。
しかしユメ先輩の方が力が強いのでなすすべなく撫でられている最中だ。
「イルカだ〜。かわいい〜!!」
「本当ですね」
「あ、ウルカこっちにもいるよ!!」
「ウルカとイルカってなんか似てるね」
「ユメ先輩、やめてくださいよ。名前しか似てないじゃないですか」
「ここで魚と触れ合えるらしいですよ」
「ドクターフィッシュだって、足を綺麗にしてくれるんだって。ホシノちゃん、ウルカくん、一緒にやってもらおう!!」
「いいですよ」
「ちょっとユメ先輩。持ち上げないでください。ウルカも見てないで助けて」
「ホシノにこれ似合うと思います」
十分水族館を楽しんだ3人は水族館内にある土産屋にきていた。
ウルカはピンク色のイルカのキーホルダーをホシノに見せる。
「あと、これもですかね」
近くの棚にある同じくピンク色のイルカのぬいぐるみを取り出す。
「ウルカくん。私の分は〜?」
「ユメ先輩にもありますよ。ほら、このイルカユメ先輩の髪色に似てます。じゃあ買ってきますね」
ウルカはそう言うとキーホルダー2つとぬいぐるみを持って会計へと向かう。
ホシノとユメ先輩はその後ろを追いかけるように歩いていく。
会計も終わり3人は水族館の出口にいた。
太陽も沈み始め、綺麗な夕日が3人を照らしている。
「では、これはホシノに。あとこれはユメ先輩にあげますね」
ウルカは先程買ったお土産を2人に手渡しする。
「あ、ありがとう、ございます」
「嬉しいよ〜。ウルカくんからプレゼントなんて」
2人は受け取りひとしきり喜んだあと、ウルカに向かい直して手を差し出す。
そこには白色のイルカのキーホルダーが乗っかっていた。
「2人で買ったんだ。ウルカくんの髪色に似てるからってね。あと貰ってばかりじゃ先輩としていけないからね」
「ありがとうございます」
ウルカはその手の上に乗っていたイルカを受け取り太陽に照らしながら見る。
「こういうの貰うの初めてなのでとても嬉しいです」
ウルカは普段よりも眩しい笑顔を作った。
「あ、そうだ。せっかくだし3人で写真撮ろっ!!」
ユメ先輩はスマホを取り出しそう提案した。
都合よく近くにいた水族館のスタッフに頼み、水族館の前で写真を撮ることになった。
ユメ先輩を真ん中にホシノとウルカがその端にいる形に落ち着く。
「はいチーズ!」の掛け声と共に3人が笑顔で写る写真が完成した。
その写真はすぐに2人にも共有される。
ウルカとホシノはその写真が共有されたことを確認する。
ウルカはすぐにスマホを操作して写真を待ち受けにする。
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電車を乗り継ぎ、アビドス高等学校へと帰る途中。
3人で砂に塗れた道路を歩いている途中。ユメ先輩が大きな声を出した。
「あ、財布駅に忘れた!!」
「ごめん。先に行ってて!!」
そう言うとユメ先輩は来た道を引き返していった。
残ったウルカとホシノは互いを見つめ、吹き出して笑った。
「ユメ先輩、おっちょこちょいですね」
「ウルカ、どうする?先行ってる?」
「ユメ先輩が行っててと言ったので、先行ってますか」
「そうだね」
2人はそのままアビドス高等学校へと歩いていく。
十分後、ウルカの背筋が凍りつく。とても嫌な予感がする。
少しずつ、駅に戻ったユメ先輩が気になり始めた。
何も問題などないはずなのに、ユメ先輩が気がかりでしかなかった。
「ごめん、ホシノ。僕もちょっと忘れ物したから。先行ってて」
「え、ちょっ…」
ウルカはホシノの返答も聞かず、元来た道を走り出した。
頭の中はユメ先輩に何かが起こるのではないかと言う不安が占めていた。
憶測や杞憂なら問題ないのだが、実際何かが起こったらどうなるのかとウルカの頭はそれだけでいっぱいだった。
ところどころ砂で埋もれているアスファルトの道路。足を取られながらもウルカは疾走していた。
遠くに影が見えた。薄暗くなり始めており、よくは見えない。しかし、その大きさはおかしかった。駅ではない。しかしユメ先輩でもないその影はジリジリと何かを追いかけるように這っていた。
近づいていくとその影の原因を視認できるようになる。
それは白い大きな蛇のような生物。いや、生物というには無骨で機械的な存在だった。
しかし、その存在の頭の上にはウルカたちキヴォトス人と同じくヘイローがあった。
その存在が追っているのはよく見た人だった。水色の長髪の女子生徒。ユメ先輩であった。
その存在は立ち止まると口のような器官を開けて光を溜め始める。
ウルカは本能でその光が危険であり、この地のキヴォトス人ですら危ういと察知するとその足をさらに速める。
その光が溜まり、ユメ先輩へと放たれる、その瞬間、ウルカはユメ先輩へと追いついた。
「ユメ先輩!!危ない!!」
アツィルトの光は放たれた。それはユメ先輩のいた場所へと放たれた。
そしてそれはユメ先輩を突き飛ばしたウルカへと着弾する。
文才が欲しい(唐突)
やっぱ曇らせってその前の幸せなところを含めてだと思うんですよ。
それなのに、早く曇らせたいという気持ちが存在して邪魔して幸せな普段の話が短くなるんですよね。
次話から戦闘なんですけど、1話で終わらずに2話3話とかまで引き延ばせるように頑張ります。
戦闘描写頑張ります。
あ、乞食しま〜す。
できるなら評価ください。感想でもいいですよ?
オリ主の容姿(書いてなかったので)
髪:白髪
身長:ホシノよりは高い(ここ大事)。ユメ先輩よりは低い。
顔:かっこいい寄りな気がする(確証はない)
服装:しらね