アルテミスから脱出したアークエンジェルはレッドフードの所有する基地に向かう事にしたのだが。
「…それで貴様の言う基地は何処にあるんだ?」
先程まで落ち込んでいたしょんぼりナタル失礼…ナタルはレッドフード達のお陰で何とか回復し今現在マリュー達と共にブリッジで話し合っていた。
「それなんだがな、お前らデブリベルトって知ってっか?」
「確か…重力バランスなどの影響で,スペース・デブリが集まった場所のことだろ?…今じゃ連合の船やザフトのMSの一部まであるほどだ」
原作では核によって『血のバレンタイン』が起き崩壊したプラントがその後漂流していた場所であったが、レッドフードが介入、其れ等を防いでしまっているため、そこにユニウスセブンは存在しない はずなのだが。だがそれでもデブリが多くある場所なのだ。
「今から行く所にオレの使ってる基地と言うか正確には基地にしている船……と言うのが正解かな、まっ大丈夫だって!お前らも気に入るからさ!」
それを聞いたマリュー達は少し不安になりながらも進路をデブリベルトに向かっていた。レッドフード達が向かう中、先にデブリベルトに一隻のスペースシャトルと一機のMSが入って行く姿があった。
そのシャトルの中には小さいロボットに囲まれた少女が乗っていた。
「もうすぐ付きそうですわね、ハロ、ベアちゃん?」
『ハロハロ!タノシミカ〜?』『チ〜!』
「ふふっそうですわね…♪久しぶりに会うのが楽しみですわ、できればアスランも来れれば良かったのですが…お仕事では仕方がありません、ですが折角のお休みをもらったんですもの会えるのが楽しみですわ。」
そしてスペースシャトルとMSは静かに暗闇を進み消えて行った。
「さ〜て見えてきたぜ!、アレが目的のデブリベルトだ。」
アークエンジェルブリッジに居るレッドフードが言うと…。
「此処からの道案内お願いするわ?レッドフード」
「任しとけって何せ此処はオレの庭みたいなもんだしな!。」
アークエンジェルはデブリ帯の中に入っていった、艦内では不安の声が多数聞こえミリアリア達もお化けが出ないか等の話をしていた…デブリ帯に入ってからどれ位時間が経ったのだろうかしばらくすると
PPPP
突如ブリッジに警報が鳴り響く。
「何事なの!?」
マリューが聞くと……。
「これは…前方にザフトのスペースシャトル、並びにMSです、距離はまだありますが識別はザフトの物です…っコレは!!」
「どうしたの!?」
「それとは別に艦に向けてMSが高速接近中!!数は…10!!」
ブリッジは一気に緊張が走りレッドフードを見てナタルが言う。
「貴様!!やはり我々を騙していたのか!?」
ナタルがそう言うと……。
「フーさんが私達を騙すわけ無いじゃないですかっ!!」
「そうですよ、それに何度も僕達を助けてくれたじゃ無いですか!」
ミリアリア達はレッドフードを庇うように言うと……。
「落ち着け!!まずはこの状況を何とかしなきゃ話にならんだろが!」
ムウがナタル達を落ち着かせる。
「マリューさんよ、ちょいと相手のMS部隊に通信してぇんだが良いか?。」
「…大丈夫なの?。」
「問題ねぇよ、んじゃ早速繋げてくれや!ダリダ・ローラハ・チャンドラⅡ世!!」
「なぜフルネーム!!?」
そう言いつつMS部隊に繋げると……。
「認証コードΑ(デルタ)·H118963………ハロ!オレだレッドフードだ、警戒解除していいぜ」
レッドフードが認証コードを言うと相手のMSから通信が入ってくる。
『PPPP…ニンショウ…カクニンカクニン!』『トオレトオレ!』
するとMS部隊がアークエンジェルから離れて行った…。
「なっ?大丈夫だって言ったろ?」
すると皆の緊張が解け始めマリューは説明を求めてきた。
「あれは一体何なの!?説明して!」
「しかもあんなデカいハロ始めて見んぞ!?」
「お…おぅ、ありゃオレんとこの警備用MS部隊の一つで認証コードか基地のMSと一緒じゃ無いと問答無用で攻撃してくっからよ」
「警備部隊って……貴女本当に何者なのよ……」
マリュー達は訳が分からないと頭を抱えると。
「それよりも付いたぜ……ここがオレの根城、ソレスタル・ビーイングだ。」
レッドフードが言うと皆はそれを見た途端頭の中が真っ白になりフリーズしたマリュー達、無論ブリッジだけじゃなく艦内にいるクルーがそれを目にしたのだがそこに……。
基地と化した小惑星が存在したことに
アークエンジェルが近づくとコロニーのゲートが開きそれに従って入港しろとレッドフードの指示でアークエンジェルは無事に到着した。
レッドフードの拠点兼宇宙船、正式名称コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタル・ビーング誰にも言えない、レッドフードがこの世界に転生しその特典で手に入れた母艦だ。
シリーズは全く違う「機動戦士ガンダムOO」に登場するイノベイターの本拠地であり転生した後レッドフードにより更に増築されている。ソレスタル・ビーイングには艦内に備えられた工場施設が存在しそこでは他のガンダムシリーズに登場するMSの設計図が存在しモビルスーツ開発・量産も行われている無論それだけではなく増築したおかげで戦艦の開発・整備といったことも可能となった。
──その頃──
また違う一隻の船がデブリベルトに近づいていた…。
「いや〜ヘリオポリスに行っても情報もらったはずの『お宝』が無いし!、外にいた艦に問答無用で攻撃されるわで とんだ厄日だぜ全くよ!!。」
「でも逃げる時にあの傭兵二人助けて良かったの?幾ら依頼人に裏切られてたからって…」
「いいのいいの!向こうもその気が無かったようだし、それに俺はジャンク屋だぜ?人殺しなんて絶対しない!。」
「まぁでも、その『お宝』がまさかヘリオポリスから持ち出されてたなんて思ってもみなかったわ…しかもそれが彼女に回収されてた…なんてね」
「ほんっと!!それだよな〜、流石姐さんだぜ!!」
「ですがどうして彼女だと分かったのですか?」
「…いやあの後彼女から写真とメッセが送られてきたわ…」
「「「…えっ?」」」
そこには例の『お宝』と満面な笑顔でピースしていた…レッドフードの姿があった…
『ゲットだぜ!(笑)』
「「「おっふぅ…」」」