SEEDに転生、偽レッドフードが行く   作:ぷくぷく麦茶

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バナディーヤ へ向かう前に

アークエンジェルと明けの砂漠が同盟を結びマリュー達が話をしている間、レッドフードはアークエンジェルにあるシュミレーターで…

 

『オラオラどうしたっ!そんなんじゃすぐ殺されちまうぞ!?』

 

『はっはい!!』

 

現在シュミレーターでトールとキラはモビルスーツの訓練をしていた、前回強奪したバクゥ4機を改造しそれをベアッガイに操縦させようとしたがトールが一緒にそれに乗りたいと志願してきたのだ。

 

最初は絶対死亡フラグ立つじゃん!…そう思い乗せたくはなかったがどうしても皆を守る為に乗りたいと言ってきたので仕方なく条件を出した

 

「いいか シュミレーターでこれをクリアできたら乗せてやってもいい…だがクリアできなかったらおとなしく諦めろ?」

 

「分かりましたっ!」

 

トールはコーディネイターでもなく訓練されたパイロットでもないため到底無理だろうとそう思っていた、とりあえずキラにシュミレータールームに行ってトール見張ってもらうよう頼んでいた。

 

だが、暫くするとキラとトールがレッドフードの元にやってきた

 

「クリアしましたっ!!フーさんこれで俺もMSに乗らせてもらえますよね!?」

 

あるぇ〜??(⁠;⁠^⁠ω⁠^⁠)

 

「おいおい?嘘をつくんじゃ…えっマジなのキラ?」

 

「…はい…僕も見てましたが レッドフードさんが出したミッションを全てクリアしてました」

 

「へへっ///」

 

「ちょっと待てってアレだよ、一回ログ見せろ」

 

そう言ってシュミレータールームに3人で行きトールのシュミレーターでのログを見ていた

 

「ホントだ…マジで全クリしてる!?相手一応ジン10機以上だぞ!?」

 

「トールって昔からゲームが得意で特にこういったシミュレーターは難無くクリアできますよ?」

 

「ゲーム感覚でクリアしちゃったの?」

 

そう言えば、本気でゲームやってこいつに勝てたこと殆ど無かったわ…

 

今更乗せられないとは言えず、今ではキラと一緒にシミュレータールームで訓練をする事となった。

 

「2人とも飲み物持ってきたからそろそろ休憩にしたら?」

 

そうミリアリアが2人の為に飲み物を持ってきてくれた

 

「おっ!サンキュ〜ミリー、丁度喉が渇いていたんだ!」

「ありがとう!」

 

「どういたしましてっトールもキラもあまり無理しないでね?それじゃあフーさん、私他にやることあるから!」

 

そう言ってシュミレータールームから出て行くミリアリア

 

「そう言えば、フーさん後どれくらい訓練したらあのMSに乗れるんです?」

「そろそろコックピットの改造も終わる頃だ、

トールはベアッガイと一緒にこれからバクゥタンクに乗って早速本格的に体を慣らしていこうか。」

 

「分かりました早速準備します!」

トールは元気に返事をする

 

「あーそれとなんだが…」

「何ですか ?」

「念の為に袋は用意しておけよ?」

「袋?何に使うんですか?」

「そんなもん決まってるだろ?…ゲロ対策」

 

それを聞くとキラとトールはあー…といった顔

して漸く理解したのか早速袋の用意もするのであった。

 

 

『準備は良いか?トール!』

「はいっ!!宜しくなっベア!」

トール用にコックピットを複座型にしベアッガイを乗せてサポートさせた

 

 

ハッチオープン、システムオールグリーン!発進 どうぞ!

 

「トール・ケーニヒ!ベアッガイ!バクゥタンクいきますっ!」

 

 

 

 

トールはバクゥタンクでの初めての出撃!

 

 

 

 

 

…のはずだったのだが…

 

 

 

 

 

 

 

 

『前が全然見えねえよ〜!!誰か助けてー!!!』

『チ〜!』

 

トールの乗ったバクゥタンクは見事に砂漠へ頭から突っ込み動けなくなっていた。

 

「…前途多難だな〜キラ、悪いけどアレ引っこ抜くの手伝え…」

 

『了解ですレッドフードさんっ』

 

 

 

 

「あれは…何やってるのかしら?」

「さぁな…」

「何かを引っこ抜いてるように見えますが…」

 

サイーブとの話を済んだマリュー達はレッドフード達のやり取りを遠くから眺めていた

 

砂に埋もれていたトールとベアッガイは無事に救出されたが全身に砂を被っており二人して落ち込んでいた

 

「元気出しなってトール!ベア!最初は誰だって失敗もんだしさっ!」

 

「…うん…あんがとキラ…」

 

「初出撃が砂にダイブとか…ぶはっはははははは!!!」

レッドフードは耐えられず笑ってしまう

 

「ちょっとレッドフードさん笑うなんて…ぷふっ!」

 

「ちょっ二人ともっ!笑うなんて酷くない!!?」

 

「いや〜出撃早々いきなり砂漠へ頭から突っ込んで動けなくなる奴初めて見たからさ〜」

 

「本当ですね、あんな綺麗に落下して砂漠へダイブするなんて思わなかったからつい笑っちゃった」

 

「お前らー!!」

『チー!!』

2人はそのまましばらく笑いながらトール達を慰めるのだった。

 

 

 

 

その後訓練を終えキャンプに向かうとそこにはマリューやサイーブ達が物資の補給をするためバナディーヤの市場へ行くという話となった。

 

インド洋から太平洋を抜けアラスカに向けて進路を取る事になるがどちらにしろデセップスがおり戦闘は避けられない

 

「この先補給無しじゃ俺らもどうしようもねぇ」

 

「これから物資の補給の為にバナディーヤへ向かう事になったわ、こちらからはバジルール中尉とトノムラ軍曹に行ってもらいます、それとは別に日用品も買いに行ってもらうためキラ少尉とレッドフードには市場へ行ってもらいたいのだけれども…」

 

「市場への潜入にはカガリをつけさせよう、物についてはこっちの方で何とかする」

 

 

 

 

そして 翌日 レッドフード達はバナディーヤへ向けて車を走らせるのだった…

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