バナディーヤでレッドフード達三人が帰った後、マリュー達とレジスタンスは今後のことを話し合った後、砂漠の虎との決戦に向けて準備を進めてく事になり当日に両者は動き出す。
アークエンジェル食堂ではパイロット組が今の内にと食事をしていた。
「はぁ……」
「どうしたキラ、調子でも悪いのか?」
トールが心配そうに聞く
「別にそういうわけじゃないけども…」
前の席に座っていたレッドフードはキラを暫く見ていると少しため息をつき 話しかける
「
「っ!」
キラは図星を突かれるとレッドフードは続けて話しをする。
「お前さんの気持ちも分からんでもないがアイツ等だって覚悟の上だぜ?、こっちも覚悟決めなきゃ殺られるんだ…分かるだろ?」
「…はいっ…」
「そうそう、
「少佐…」
すると…
ドドォォン!!
外の方で爆発音が聞こえ緊張が一気に走る、ブリッジの方でも何事かと確認すると
「レジスタンスの地雷原の方向です!!」
その方角を見ると 巨大な爆炎が大地を包んでいた、レジスタンスが事前に仕掛けていた地雷原が突破されたのだ。
キラ達は急ぎパイロットスーツに着替え出撃の準備をした。
「虎の相手はオレとキラですっから他の奴らはムウとレジスタンスに任せるぜ、トールはハロ達と一緒に バクータンクでちょいとやってほしいことがある」
「了解だ、任せとけって!!」
「僕は何すればいいっすか?」
『マカセロッマカソロッ!!』
「ははっ!頼もしいね〜そんじゃ早速なんだが…」
レッドフードはトール達に作戦の説明をした。
レセップスからオレンジ色の機体が出撃、新型の隊長機ラゴゥたった。
「ねぇアンディ、あの子たちの事結構気に入っていたんじゃない?」
「…これも戦争だよアイシャ、どちらかが滅びるまで戦うまで……んっ?」
「アンディ!」
「どうやら敵さんのお出ましのようだっ!!」
バルトフェルド がそう言うと 目の前に現れたのはアストレイ·ブルートモードとその背中に乗っているストライクであった。
「レッドさん、あの…コレって」
「あん?見てわかんねえか…合体だ!!」
『いや合体だって!!、これ僕がただ上に乗っかってるだけですよね!?」
「足場は俺に任せてお前はスケボー感覚で乗って狂ったが如く撃っときゃいいんだよ!!それに言ってる間に奴が来たぞ!」
「来たわよアンディ、まさかMSがMSの上に乗って来るなんて!」
「フッハハハ!そうきたかね、随分楽しそうな事しているじゃないか!ならば此方も受けて立とうっ!!」
バルトフェルド達が乗るラゴゥが攻撃しキラ達もそれに応戦した、そしてレッドフード達は短期決戦に持ち込む。
「レッドさん!相手かなり速いですよ!?」
「大丈夫お前なら出来る!俺がマーキングした所に狙って撃って!」
そして バルトフェルド達もレッドフード達に対してアイシャが狙って攻撃するがなかなか当てられずにいた。
「くそっ!!(流石と言うべきか、今のを最小限の動きで交わすのか!)」
「アンディアツクナラナイデ!マケルワ!」
すると ストライクが撃ったビームがラゴゥのビームキャノンに当たり形勢は一気に変わり始めた。
「キャアッ!!」
「アイシャ!奴め…こちらの動きを完全に先読みしているのか!?」
『(スゴい!言われた通りに撃ったらホントに当たった!)』
「キラ!ボサッとしてねぇで次だ!」
『はいっ!!』
バルドフェルド達が苦戦している中、レセップスではダコスタが他の部隊に指示を出していたのだが…
「一体何の冗談だ?…たった四機の、しかも鹵獲されたバクゥに部隊をほとんど全滅させられたのか?…」
「なっ!!外部からハッキング!?全ての武器が使用不能!!振動モーター並びに機関停止しますっ!!」
「な、何なんだ…何なんだよこいつらーー!!!」
ブリッジでダコスタ達が叫んでいる中バクゥタンク部隊は容赦なく襲い続ける
「ヒャッハー!!ザフトのコーディネーターとやらも大したことないね!?ねぇどんな気持ち?ナチュラルにやられて今どんな気持ちぃ〜??」
トールは次々とMSや戦艦をを無力化しながら通信越しに煽りまくっていた。
「相手はナチュラルだと!?…ってかさっきからこの通信っ!!煽ってきてクッソ腹立つぞ!!」
「どうやら敵バクゥからの通信のようです!!」
「はっ!!いけない!このままじゃ…『ダコスタ君、退艦命令を出せ』隊長!?』
「残存兵をまとめ上げ直ちにバナディーアへ戻れ、ジブラルタルと連絡を取るんだ」
『りょ、了解しましたっ!しかし隊ちょ…ブツンッ゙』
通信が切れバルトフェルドは一息つけると
「アイシャ…君も脱出を…」
「嫌よ?相手があの人で死ぬことになっても、あなたを見捨てるくらいなら死んだほうがマシ」
「そうか…ならば付いていてくれっアイシャ!!」
バルトフェルド達は勝てないと分かっていても決死の覚悟でレッドフード達に挑む
「バルトフェルドさんっ!!もう勝負は着きました降伏を!!」
「まだだぞ少年!!言ったはずだ、戦争には明確な終わりにルールは無いのだと!!」
キラはバルトフェルドに降伏を促すが当然聞いては貰えなかった、ラゴゥの限界が来たのか煙を上げ至る所で爆発していた。
「戦うしかなかろう…互いに敵同士である限りどちらかが滅びるまで…そうだろ!?レッドフード!!」
「…キラ!アーマーシュナイダーだ!!」
「はいっ!!」
レッドフードはストライクにアーマー シュナイダーを出させた。
「いいかこれが最後のチャンスだ!!正確にそこを突き刺せ!」
そう言いながら迫ってくるラゴゥに突撃していくレッドフード、互いに間合いを詰めていきそして…
ガシュンッ!!
すれ違い様に刃が突き刺さり、着地と共にゆっくりとラゴゥは崩れ倒れていった。
「アンディッ!!!」
「く……アイシャ!!!」
すぐさま席を立ち互いに抱きしめ合う二人…その瞬間ラゴゥは…
ボフンッ
ラゴゥは軽く爆発し完全に停止した、そしてレッドフード達は此方を向くことなくその場を去っていったのだった。
「レッドさん、バルトフェルドさん達は…」
「多分大丈夫さ、そう簡単にくたばる二人じゃないしな!良くやったなキラ」
「はいっ…」
「さてと!あっちも終わってる頃だし、オレらもとっとと船に戻るぜ」
「了解です!」
ダンッダンッ! ガン!!
ラゴゥのコックピットのハッチを蹴り破り二人は無事に脱出した。
「ふぅ…ようやく出れた、大丈夫かアイシャ?」
「えぇ大丈夫よアンディ…それよりもその目、大丈夫?」
「ふっ、この程度何とも無いさ」
死ななかったもののバルトフェルドの左目に怪我を負っており、アイシャは心配そうにバルトフェルドの頬を撫でていた。
「私達、生かされちゃったわね?」
「まったく…人の気も知らないで、そのまま行ってしまったな」
二人はレッドフードとキラがアークエンジェルと共に去っていく姿を只見るだけだった、そしてすぐに無線から ダコスタから通信が入った。
『隊長!ご無事ですかー!!?』
するとボロボロになったレセップスが向かって来ており、バルトフェルドとアイシャは無事に合流したのだった。
「お前達っ無事だったようだな!!」
そこには戦闘で死んだと思われていたパイロットや他のクルー達がホコリまみれなった姿で集まっていた。
「いや〜!まさかたった四機のバクゥにやられてしまうとは思いもしませんでしたなっ!」
「「「ホント!、ホント!」」」
ヘルメットを取るとモビルスーツや戦闘ヘリに乗っていたパイロット組は全員もれなく頭をアフロにされていた。
「ぷはっ!?アフロになっとる!!?てか笑って開き直るな!数ではこっちが有利な筈だったのだろう?なら勝機はいくらでも…」
「でも隊長!!あんな変態バクゥに勝てる訳無いですって!!」
「そうですよっ!俺なんか仰向けにされた挙げ句、馬乗りで即タコ殴りにされたんですよ!?」
「オープンチャンネルだったので相手のパイロットはまだ子供だと分かったのですが、狂ったように笑っていました…アレ 間違いなく殺し楽しんでるタイプです」
「むしろ何で生きてんのか不思議でなりません!」
バルトフェルドはそれを聞いて改めて奴らが狂ってることを再認識し少し青ざめていた。
「ん?…そういえば クルーゼ隊の2人はどうした、まさかやられたわけじゃないだろ?」
それを聞くと ダコスタ達は顔を見合わせ 少し言いづらそうにしながら報告する。
「あのパイロットなのですが…奴らによって…あーー」
「おいどうした?まさか本当にやられたんじゃ!」
「いえっ!やられてはいないと思うのですが…」
「あらっじゃあ何だっていうの?」
アイシャも話に割り込んで聞いてくると、ダコスタは少しため息をつきながら報告する
「戦闘で此方の部隊が殆ど壊滅し、 敵のバクゥによってクルーゼ隊の二人が砂漠へ引きずり降ろされエネルギー切れまで一方的に攻撃を受けた後…デュエル、バスター 両機が鹵獲されそのまま引き回されて行きました」
「「……はい??……」」
そしてイザークとディアッカは…
「い…イザーク…俺達、ここで死ぬのかな?…」
「………………」
二人共縛られ磔にされた後、今まさにファイヤーされかていた…