バルトフェルドとの戦いが終わり、レッドフード達はアークエンジェルに合流し無事に帰還した、その後レジスタンスのアジトへ戻り勝利の宴を開く事となり、皆が酒を飲み喜びを分かち合っていた。
「いや 〜今回はご苦労さんだったな」
「そんな!貴女がいなかったらあんな簡単には勝てませんでした」
「そんな事はねぇよ、お前一人でも十分に倒せる相手だったさ!だがまぁ…殺さずに済んだ事には本当に感謝しているんだぜ?」
「レッドさん…僕は…」
『『『も、や、せ!!も、や、せ!!』』』
「「??」」
キラとレッドフードか話していると向こうから何やらレジスタンス達が騒ぎ始めていた、レッドフード達はそれに気付き何をしているのか見に行くと…
「なんだなんだ?一体何の騒ぎ…だ…」
「一体どうしたんですか?……!!?」
そこではレジスタンスがキャンプファイヤーの準備をしていたのだが、よく見るとその中心に棒が二本突き立てられており、その上を見ると
「さすがに、これは洒落にならん!」
「落ち着けイザーク!!…今こそあれをやる時が来たようだ…」
「ディアッカ!何をする気だ!!?」
「良いか?、俺と一緒に叫ぶんだ!!………いくぞ!!」
「う、うむ!何だか良く分からんか…良かろうっ!!!」
イザークとディアッカは目を軽く閉じ息を深く吸うとカッ!!と目を開き二人で名を叫ぶ!!…
「「来いっ!!ガンダァァァァァァァンムッ!!!!!!!」」
パッチィィィン
「「…………………」」
「……ディアッカ……」
「……何だ………」
「………………そんな機能あるかーーーっ!!!」(╬⁽⁽ ⁰ ⁾⁾ Д ⁽⁽ ⁰ ⁾⁾)
「だめだったZE〜……」(( ´◡‿ゝ◡`)
棒に紐で磔にされているビキニブリーフの二人、よく見るとクルーゼ隊のイザーク·ジュールとディアッカ・エルスマンの姿がそこにあったのだ。
「……なぁ…これって何してんの??」
「お?これか!!?コイツは見ての通りザフトのガキを火炙りにしようと思ってなぁ!!その準備中よ!」
酒に酔っていたレジスタンス達はトールが捕まえてきたザフトの二人を火で炙ると笑いながら説明してきた。
するとディアッカがこっちに気付き、すぐさまレッドフードに向かって叫び始めた
「レッドフードっ!!!だずげでくだざい!!!」
「無念」( ˘ω˘)
「無念じゃねぇ!!諦めんなイザーク!!ってその顔どうやってんの!?てっおいガキ!!なに火ぃ入れようとしてんだバカやめろっ!!!」
『燃やせ♪燃やせ♪ザ、フ、ト、を火で染めろ♪♪!!』
ファイヤーッ!!!
「「あっちぁああああああ!!!!」」
「………っは!!眺めてる場合じゃなかった!!!ストップ!!ストーップ!!」
ディアッカは一生懸命こちらに助けを求めている中、長老が死んだ戦士達に捧げると言いながらお構いなしに火を放り投げ、酒に酔ったレジスタンスも物騒な歌をうたいながらフォークダンスを踊り出す。
その後 レッドフードは燃やされそうになった二人を急いで救出し、キラはマリュー 達を急ぎ呼びに行っていた。
「あ〜…とりあえず軽い火傷ですんでよかったねぇ?念の為薬出しとくからまた何かあったらいつでも言いなさい?」
「「うっ…ぐすっ…ごわがっだ…死ぬがどおもっだ!!…」」
「はぁ~…ほらオレが一緒に居てやっから、な?…いつまでもパンイチは不味いから服着ろ」
無事に救出されアークエンジェルの医療室で医者に治療されていたビキニブリーフの二人は、レッドフードに連れられ捕虜として暫く見ることになった。
とりあえずトールはお仕置き決定だな…ゴゴゴゴォ
ハプニングはあったものの宴は終わり、明朝とともにサイーブ達と別れを告げアークエンジェルは出発するのだが…
「にしてもオレが居ない間にカガリ達まで来るとは思わんかったな」
「いいだろ別にっ!!もう決めたことなんだから 私の勝手だ!!」
「まあ 確かにそうだな!これからよろしく頼むぜ?カガリちゃん!」
「なっ!?だっ誰がカガリちゃんだー!!///」
「「「よろしくカガリちゃーんー!!」」」
「ちゃん付けはやめろーーーー!!!///」
アークエンジェルは山を越え海に出るとミリアリア達はデッキに出て海を眺めながら それなりに楽しんでいた、レッドフードも一緒に行動していたが キラがいないことに気付きその場を後にした。
キラはというとブリッジの裏の方にあるデッキに出て一人考え事をしていた。
「はぁ……」
ため息をついてい突如 視界が暗くる
「オーレだっ!!」
「………それを言うならだーれだっ!!じゃなくて、何やってんですかレッドさん!?」
「はっは!あったり〜!…やっぱアタイ!、にしときゃ良かったか?」
「どっちにしろバレバレですよ!?」
「そうか!、ははっ!…そんで?、オメェ何一人でため息ついてんだよ?」
そう言うとキラの隣に座り聞くと
「……バルトフェルドさんの事で」
「おめぇ…あいつに惚れたのか!!?///」
「ちょっ!?違いますっ!!!」
「んじゃ何だよ〜?」
「もうっ!…前に聞かれたんです、どうやったら戦争が終わるのかって…」
「……」
「ようやく一息ついたので、これまでのことを考えていたんです、僕がガンダムに乗って友達やアークエンジェルの皆を守るために戦って、アスランとも戦うことなって………戦争になって一方が滅ぶまで戦うしかないのかって…」
「確かにそんなこと言ってたな」
「レッドさんはどう思うんですか?」
キラが聞くとレッドフードは少し頭をかきながら空を見上げると
「まぁ…そうだな、確かにあいつの言う通りでもある…戦争にルールなんてもんは無いが…ぶっちゃけオレも知らんなっ!!!」
「えぇ〜〜〜」
「大体そんなもん分かればとっくに戦争なんざオレ達で終わらせるわ!、それにそんな事はオレ達大人の仕事であって子供のお前が難しく考える必要はないの!」
「でも…今思えば…この手で沢山の人を…わぷっ!?」
するとレッドフードは話してる途中のキラの首に腕を回し抱き寄せた後頭を撫でる
「それ以上は言うのは無しだ……」
「………ちょっいきなり///」
「いいから大人しくしとけ?」
「っ!………」
最初はキラは訳も分からず戸惑ってはいたものの、徐々に落ち着き始め、自分を慰めてくれているんだと分かりそのまま静か身を委ねるのであった。
「落ち着いたな?」
「あっ…はい///」
「お前は考えすぎなんだよ…何か悩みがあれば溜め込まずいつでも言えよ?」
「ありがとう…レッドさん」
そうして二人が話していると足音が聞こえ 二人はそれに気付き振り向くと
「おっ!いたいた、お前ら二人こんな所にいたのか?」
するとカガリがデッキに来ると三人で集まって話し始める。
「そういえばさ」
「ん〜?何だよカガリっち?」
「またっ!…はぁ…もういいか、お前らさ…なんか色々おかしすぎ何だよ」
「「えぇ!?…」」
「だいたい何でお前らコーディネイター なんだよ」
「どゆこと??」
カガリの言っていることかさっぱり分からずキラとレッドフードは困惑する。
「あーじゃないじゃない、えっと…なんでお前らコーディネイターのくせに地球軍にいるんだよ?だ!」
カガリが慌て 言い直し聞いてくる。
「あーやっぱおかしいよな〜」
「う〜ん、おかしいのかな?よく言われる」
キラは宇宙でアスランに言われたことを思い出す…
『お前が地球軍に居る理由がどこにあるっ!?』
「う〜〜〜ん」
キラが思い出し、悩んでいると
「おかしいとかそういうことじゃないのかな、けどコーディネイターとナチュラルが敵対しているからこの戦争が起きたわけで…お前らにはそういうのは無いのかなって」
「君には?」
「私は別にっ!コーディネイターだからどうこうって気持ちは無いぞ?」
「…僕も」
「オレもねえな」
「ただ 戦争で攻撃されるから戦わないといけないだけで…」
「コーディネイターだって同じなのに…皆と」
「だがお前達は私達と違っていろんなことができるだろう?生まれつき」
「生まれた時から何でもできるわけじゃないよ、まぁ確かに怖い病気にはかからないし何かの才能とか、体とか遺伝子を操作して生まれたのか僕達だから…でもそれは」
「でもそいつはナチュラルの…皆の夢だった…そうだろう」
「夢?」
「まぁ…コーディネイターが優遇されて行く世の中…能力の低いやつは必要とされない…人間ってのはさ、能力の高い奴ほど嫉妬の対象にされるんだよ、それを貶めたり陰で攻撃したりそれが積りに積もって今の世の中になったんじゃね?」
「「………」」
「乱暴に言えば…あいつ 気に入らねえで世の中出来てるようなもんじゃん?」
「「乱暴すぎるわ!」」
そう言ってレッドフードが立ち上がりてい二人を見下ろすと
「まっ少しずつ悩みながら考えて答えを見つければいいさ!」
「レッドさん…」
「さてと!オレはそろそろ行くとしますか」
「なんだもう行くのか?」
「おうっ!トールに用事があってな…」
「そういえば出発した後トールの姿が見えないんですが…」
「あん?そりゃ勝手に捕虜を焼こうとしたんだ、ちょいと仕置きをしようと」
「「仕置き??」」
「それよりも!おめえら、腹空いてね?」
アークエンジェル食堂ではクルーが集まって食事をしていたが食卓に出されていた料理はベアッガイが作った料理が並べられ、皆がそれを美味しそうに食っていた。
「本当にどの料理も美味しいわね〜♡」
「いやー これがスシか!?初めて食うがなかなかうまいじゃないか!」
「キラっ!お前達いつもこんな美味しい物食ってたのか!?」
「この子達が作る料理って美味しいものばかりだからね」
「この大トロ?って言うのもとっても美味しいわ!ごめんね〜?トール?」
「いや トールもこれ食べれないのか〜 残念で仕方ないよ!君の分まで食べてあげるから安心してな〜…ぷふっ!!」
「あっあぁぁぁぁ!!……」(゜ロ゜)
今回の罰はトールは飯抜きを命じられ皆が美味しそうに食事をする中 ミリアリア達はトールの前で美味しそうに寿司を食っていた。
一方 レッドフードと部屋の隅で本来居るはずがない二人が一緒に座り食事をしていた。
「なぁ… 俺達かこの場にいるのおかしくね?一応捕虜なんだろう?」
「全くだ!!…もぐもぐ…こんなことで俺達を…はむ!…うまいなこれ…ゴクッゴクッ…ぷはっ!懐柔できると思うのよ!!?」
「イザーク?食うかしゃべるかどっちかしろ?ほら口拭けよな?」
「むっ!すまん…とにかくだ!!俺達がいつまでも大人しくしていると…」
「グゥレイト!おいイザーク!!こっちの料理も食ってみろよ絶品だぜ!?」
「ディアッカ貴様!!」
「お前らほんと仲いいな、まぁお前ら二人何かできるとは思えんが…」
「なに〜!!?馬鹿にしているのか!?」
「まぁまぁ落ち着けって?、これ以上言っても惨めなだけだぜ?それにこの人の言う通り、俺たち二人で何かできるわけでも無いしさっ、イザークだって分かってんだろ?」
「くっ!…分かった…しばらくはおとなしくしといてやる!!!おかわり!!!」
「はいよっ、今持ってきてやっから味わって食ってくれよな!」
レッドフードは席を立ち、料理を取りに行く。
「よかったな、イザーク?」
「あぁ……」
そして アークエンジェルは海を渡り目的地へと進むのであった。
一方 それと同じく海の中でアークエンジェルに迫り来る巨大な物体がが迫っている事はまた誰も知らない……
ピコーン………ピコーン………ピコーン………
「………………ビックリするかなーレッドフード、楽しみです!」
ピコーン………ピコーン………ピコーン………