SEEDに転生、偽レッドフードが行く   作:ぷくぷく麦茶

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楽園入港

イザークに大事な話があるからと部屋から追い出され、ディアッカは一人 食堂でコーヒーを飲んでいた。

 

「(にしても…捕虜が自由に歩き回ったり、こうしてコーヒー飲んでても何も言われないとか…いや…流石にアレは分かるよな〜)」

 

周りを注意して見ると…必ずベアッガイが見ており、流石のディアッカも監視はされている事に気が付いていた。

 

するとそこに…

 

「ねぇ!そこのザフトの、…えっとグゥレイト!!の人!」

 

「ディアッカな!!?ディアッカ·・エルスマン!!失礼なお嬢ちゃんだな!?」

 

「あーごめん、私ミリアリア!ミリアリア·ハウ、よろしくね!」

 

「俺はトール·ケーニヒ、突然ごめんな〜、ミリーがどうしてもって聞かなくてさ」

 

「は〜…お前らは怖いもの知らずか!それで?俺に何の用だよ?」

 

ディアッカが二人に聞くと、ミリーとトールはディアッカの前の席に座り始めとした。

 

「えっとね、格納庫にいた時、偶然貴方達の話し声が聞こえて…ゴッデスって何なのか聞きたくて」

 

「なっ!?お前らゴッデスを知らないのか!!?(あの距離で!?こいつどんな耳してんだよ!)」

 

「なになに?結構有名人なの?」

 

「有名のなにも…はぁ〜…お前ら本当に地球軍かよ」

 

ディアッカが呆れながら二人に言う

 

「ムキー!!トールこいつなんかムカつく!」

 

「落ち着けって!俺達は正式に訓練された軍人ってわけじゃないんだよ、だからそういった話は全くわからなくってさ!よかったら教えてくれないか?」

 

普通に笑いながら話しかけてくる二人に対し少し思うところがあった…

 

「いいのかよ?…俺はアンタらのコロニーを破壊した人間だぜ?…」

 

「「あっ…」」

 

思い返してみれば、この男は コロニーを襲いMSを強奪し自分たちの故郷を奪った男の一人だった。

 

「今更そんなこと言われてもね?」

 

「なっ!今更って…お前な〜」

 

「それに 砂漠で、貴方達を捕まえたのはこのトールなのよ?」

 

ミリアリアがそう言うと、ディアッカは驚いた顔をしてトールの方を見た。

 

「俺らを散々引きずり回したのはお前か!!?」

 

ディアッカが驚くのも無理はない、自分が戦った相手は同じコーディネイターだと思っていたからだ、だが目の前にいるトールはナチュラルだった…ディアッカはトールに同じコーディネイターなのかと聞くと。

 

「俺が?いや俺はナチュラルだよ?俺が勝てたのはフーさんとベアッガイに散々鍛えられたお陰だしさ!」

 

「っ!!……なるほどね、何となく想像できたよ」

 

ディアッカはその話を聞いて暫く考え込んでいると、ミリアリアは少し笑う。

 

「そういえば引きずられてた時!、貴方めちゃくちゃ泣いてたわよね?通信越しですごい鳴き声が聞こえてたわ!」

 

「バッカ!泣いてねえし!///」

 

「「アハハハ!」」

 

「笑うなぁぁぁぁぁぁ!///」

 

暫く笑い声が響くとディアッカは一息ついて話し始め

 

「まったく!調子狂う奴らだな!、まぁちょうど暇してたし…付き合ってやるよ」

 

「ありがとな!ほらミリー」

 

「んっ!許す…善きに計らえ!!」

 

「ははぁ!女王様〜!って何やらせんだ!?…ゴッデスっていうのは、ザフト創建の時にコーディネイターで結成された伝説の特殊部隊の事さ」

 

「伝説の…」

 

「特殊部隊?」

 

「あぁ、だけどただの特殊部隊じゃねえ、あらゆる分野のエキスパート集団でどんな過酷な任務でも必ず完遂し、たった六人で地球軍の一個師団を壊滅させるほどの凄い戦闘部隊なんだ」

 

「「………(´・ω・`)??」」

 

「…あ〜つまりザフト最強部隊な!」

 

「「成る程っ!!そうなのか!!」」

 

「お前らな…宇宙(そら)てもそうだが、あの人(レッドフード)が乗っていたMSクシャトリヤも明らかに技術が違ってたろ?」

 

「言われてみれば…」

 

「でも貴方達なら作ろうと思えば出来るんじゃ無いの?」

 

「出来るかっ!!あんなバケモノ機体作れたらMS強奪なんてするかよ!!」

 

「それもそっか」

 

「思い返して見ると…確かにそうだよな、あんなとこ見せられたらさ」

 

「あん?」

 

「そうそうっ!フーさんのあの基地の施設も凄かったし、何でも作っちゃったしね?」

 

「んなっ!!?何だよそれ!」

 

ディアッカが二人の話に目を輝かせて聞くと

 

「え〜?何って…ねぇ?トール」

 

「そうそう?…ねえ?ミリー」

 

「何だよ〜?教えろよ〜?」

 

「「ふっふっふ〜♪、それはね〜…」」

 

その後も三人は修学旅行感覚で話をし互いに打ち解け合っていた…

 

 

そして アークエンジェルはスノーホワイトのモビルアーマー《ジャンブロ》と共にエデンに向けて出発し、次の日の朝…

 

『皆さんお疲れ様でした!、これよりエデンに入港しますよ!』

アークエンジェルはエデンに入港した。

 

 

エデン中央ビル高層階、そこで入港するアークエンジェルを見ていた腰下まで伸ばしたピンク髪の女性が一人そこに座って紅茶を飲んでいた…

 

「……ふふっ♪、全く…ようやく到着ですか」

 

コンコン

 

「失礼します、スノーホワイト並びにアークエンジェル到着を確認、無事に入港しました」

 

それを聞いた彼女はカップを置いてゆっくりと席を立ち

 

「さて、では久しぶりの戦友に会いに行きましょうか…ピナ?」

 

「承知しました!楽しみですね?」

 

 

 

ドロシー様

 

 

 

 

……………………………………………………………………

 

余談

 

 

勝利の女神…《ゴッデス部隊》

 

C.E.65年ザフト創建時に秘密裏に結成された特殊部隊、政治 技術 戦闘 医療あらゆる分野に精通しコーディネイターの中でも更に遺伝子改造を施され生まれた者達、コロニーのさらなる戦力強化とイメージアップも兼ねてなのか部隊の全員が美女のみで構成されているが、完全なる武闘派集団。

 

C.E.68年、シーゲル・クラインがプラント最高評議会議長に就任シシマッタ…

 

全盛期の三帝と互角以上に渡り合い、シーゲルが何かやらかす度に必ず呼び出さられては止めに入る程の力を持ち…他の議員達にとって頼みの綱でもあった程、特に女隊員から尊敬され一部では多くのファンクラブもいたほどだ。

 

だが地球でのコーディネイター狩りが発生し地球へ向かおうとするが、地球軍の妨害もある上に彼等を保護する場所が限られ、受け皿であったオーブに救援を要請した、だが彼等は様々な戦線で活躍を見せたゴッデス部隊に目をつけていた、コーディネイターを助ける代わりに彼女達を寄越せ…そう交換条件に出したのだ。これに対しシーゲルとパトリックは……

 

「「あの変態クソオヤジ共がぁぁぁぁぁ!!!!」」

「アンタら、人の事言えないでしょうがぁぁぁ!!!」

 

 

二人が大激怒する中エザリアも二人に対して怒りながら諌めに入ったが何時までも決まらず、それを見かねたレッドフード達とマルキオ導師の長い説得の末………

 

やっぱ駄目だったので、ボコした後で気を失っている間に要求を受け入れたのだった…。

 

その後地球軍の防衛網を突破し地球に降下したゴッデス部隊は、オーブ協力の元に残っているコーディネイターの3/4の救出に成功し、彼らを守る為にオーブ本土の離れた島をちゃっかり開拓してコーディネイターとナチュラルの共同技研都市《楽園(エデン)》を作り上げた、そのおかげで密かにザフトもそうだが、ほんの一部の理解ある地球軍に加え、ジャンク屋組合といった多くの者達の交流場になっていった。

 

 

 

楽園(エデン)を創った後マルキオ導師は…

「貴女達こそ…SEEDを持つ者!」

ヘ(゚∀゚ヘ)どやぁ

 

会う度に聞かされる《SEED》、彼女達はマルキオ導師に対し、口を揃えてこう言った…

 

『残念、違います(げぇな)』

 

(´・ω・`)しゅん…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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