魔法少女懲罰部隊   作:さしずめろん

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幕間

私は物心がついたときから白いモヤが見えていました。

 

その白いモヤは様々なことを私に教えてくれました。

 

例えば危ない場所は怖がり、楽しい場所は集まり、何もない場所は動かなかったり、かと思えば突然逃げ出す。

 

その時私は首を傾げていたけど、直後に物が落ちてきた。

 

そして私は確信した、白いモヤは正しいと、そこから私は白いモヤの行動を見て判断するようにした。

 

そして私は孤立した、淋しくはなかっただって白いモヤがいるから、私は一人じゃない、孤独じゃない。

 

ある時クラスメイトの子が他人の物を盗んだ、そして犯人探しが始まって、白いモヤが教えてくれた。

 

その子は否定し時間が来てその場はお開きとなり、結局その日は犯人は見つからないで終わった。

 

次の日私が盗んだ事にされた、盗んだ物を私の机の中に入れて、私は違うといったけど誰も信じない。

 

奇人変人扱いされていた私の味方は、誰一人として存在しなかった、だけどどうでも良かった白いモヤが居てくれたから。

 

それから何かあれば私のせいにして、私が怒られてそれでおしまいになった、私はそれを無視する、聞くに値しない戯言だから。

 

新しいクラス、新しい学校になっても何も変わらなかった。

 

そして、新しい検査が出来て私は適合したと聞かされ、なにか変わると期待して同じクラスメイトの子にまた噂を広められ、孤立した。

 

だけどここは学校とは違い私は怒られなかった、少しだけココが好きになった。

 

だけど訓練中に白いモヤに従っていたら怒鳴られた、何度も何度も繰り返し、実戦に投入された。

 

魔法少女はこの時は貴重だったので、言うことを聞かない子でも戦場に出された。

 

だけど私は変わらない、白いモヤに従って行動する、そして誰も咎めなくなった。

 

そして大規模な作戦が立案されて、私もその中に入れられた、その作戦に向けての訓練もして皆が一丸となって成功させようとした。

 

私も含めて魔法少女31人、隊員5000人が出撃した。

 

白いモヤが段々と怯えていく、私は嫌な事が起こると思って隊長の子に逃げるように言って、当然の様に却下された。

 

私は引き下がった、だって聴いてくれなかったから、今までのように引き下がった。

 

作戦開始場所に到着して、私は白いモヤが集まっている場所に行った、誰も咎めない。

 

そして号令と共に動き出す、そして空から沢山降ってきた爆弾で皆死んだ。

 

ああ、死んだ30人の魔法少女と隊員5000人が死んだ、全員死んだ、私を嘘つき呼ばわりしたから死んだ、私を信じなかったから死んだ。

 

あの子が殺した、私は悪くない、だってちゃんと言ったから、逃げなきゃ死ぬって言ったのに。

 

その後の証言台で私は本当のことを言って、精神がおかしくなった子にされた。

 

その後のニュースで敵の攻撃により全滅したと報道された、敵の新型だと言って、だって空を飛ぶ敵なんて居ないんだから。

 

敵って誰のこと?突然出てきた敵のこと?それとも魔法少女達を焼き払った敵のこと?

 

私のことは誰にも言わない、だって本当のことを言ってるのに、私を嘘つき呼ばわりして来るから。

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