最強になって10日で力を失った 作:✛パグだフル✛
☆☆☆
もう少し寝ていたい。
そんな自堕落な気持ちを抱きながらも、俺は重い瞼を少しだけ開ける。
別に今の状況に危機感を抱いていているわけでは無い。
もし危ない状況であれば、俺の使い魔たちが今頃暴れていることだろう。
そうすることなく、静かに待機しているということは然して危機的状況ではないということ。
ならば、何故目を開けたかというと…………胃袋を刺激するスパイスの匂いを嗅ぎ取ってしまったからだ。
この体になってからは木の実やら、野生動物や魚をそのまま焼いたものやら、かなりワイルドな食生活を送っていたためこういった文明的な食事の匂いに過剰に反応してしまった。
特に、今漂ってきた匂いは屋台よりも多くのスパイスが使われているのか、かなり濃い匂いがする。
と、いうか、ここはどこだ?
俺は確か…………そうだ!
ショタコン男に捕まりそうになったけど、咄嗟に機転を利かせてゲボぶちまけて追い払ったんだ。
いや、追い払えたかは定かではないが、恐らく追い払えたことだろう。
ただ、そうなってくるとここは一体どこなんだろうか。
俺は体を起こして部屋を確認する。
割と立派な民家だ。
ベットも高級なものではないが、粗悪品という訳でもないだろう。
少なくとも魔王軍の仮設テントにあった簡易ベットの百倍良い。
それに机や燭台、椅子に箪笥まで備え付けられている。
住み心地が良さそうだ。
体を起こしてもう少し詳しく調べようかと思っていると、ドアが開いた。
「あ、起きてる!おはよう。体調は大丈夫?痛いところはない?お腹空いてる?」
ドアの外から現れたのは青い髪に青い瞳をした12歳位のおさげの少女だった。
彼女は俺が起きているのに気づくと矢継ぎ早に質問してくる。
この家の家主にしては小さいか…………ただ家主の家族の可能性はある。
探りを入れてみるか。
俺は出来るだけ不安そうな表情を作る。
「え、えっと、貴方は?」
「あ、あっ⁉そうよね急に色々質問されたら困るよね。私はレニス、えっと、ファミルに助けられてここに住んでいるから、居候かな?」
どうやら、彼女はここの家主ないしは家族という訳ではないようだ。
では一体ここの家主は一体誰なのか。
話しぶりからすると、子供を助けて集めているのか?
それとも彼女と俺は偶々助けられたのか。
そもそも助ける理由は何か。
ファミルという人間にあったことが無いから何を考えて行動しているのか、当然ながら
分からない。
奴隷商人の場合は面倒だが、その可能性は脇に置いておき、取り敢えずは現状を把握しないと。
「えっと、俺ポデスタ。ここはおねぇちゃんとファミルさんのお家なの?」
「えっ?そうだね。後他にも家族はいるよ。まぁ、皆ファミルに助けられた居候だけど、私は皆家族だと思ってる」
話しぶりからすると孤児院に近い、のか?ただ、孤児院であれば居候という言葉は使わないだろう。
となると、国などが建てた孤児院ではなく、個人で運営している孤児院となるな。
益々、きな臭い。
奴隷商人の可能性も十分にありえる。
「そ、そっか。ファミルさんはいま『グゥゥゥ』あっ」
匂いに釣られて腹が鳴ってしまった。
俺は恥ずかしそうに腹を押さえておく。
ここまでのやり取りでここがどこか分からずついつい不安を隠せなくなっている子供、という演技をしていたのに、腹の音を聞かれて堂々としているのは流石に違和感だろう。
「うぅぅぅ、ご、ごめんなさい。」
「ふふっ、先ずはご飯にしましょうか?」
少女はそう言うと俺の手を引き歩いて行く。
別に屋敷という訳じゃない。部屋を出て右に向かって直ぐの場所がリビングになっていた。
そして、そこで子供たちが各々何かしら作業をしていた。
仕事という感じじゃない。
遊んでいるものや本を読んでいるもの、後、回復魔法の練習をしているものに、木刀に魔力を込めているもの、様々だ。
「あの子たちは?」
「あっ、そうね。皆を紹介しなくちゃね。みんな~、集まって~」
レニスが周りの子供に声をかける。すると、子供達は作業を中断し、レニスの周りに集まって来た。
年長の子供で十歳程度だというのに、随分と聞き訳が良い子供達だ。
しかも、それが恐怖によるものではないとは……ファミルという家主の教育が良いのか、それともレニスの手腕によるものか…。
俺が彼らを分析しているのを他所に、集まった子供が自己紹介を始める。
初めに自己紹介をしたのは一番小さい少女だった。見た目は五歳ほどで腰まである白髪に南国の海辺のようなエメラルドグリーンの瞳。未来への不安も恐怖もないかのように警戒心を感じさせない屈託のない笑みを浮かべている。
ハッキリ言ってこんな能天気な子が何故孤児院に居るのかと疑問に感じてしまう。
それこそ、貴族の家で何不自由なく育てられたと言われた方が納得できる。
そんな子供が集められたと同時に手を上げて、そのまま自己紹介を始めてしまった。
まるで、自分の存在を知って欲しいという様に、本当に変わった子だ。
「ユーリはね、ユーリっていうんだよ!五歳!ねぇねぇ、あなたは?ユーリの弟になるの?」
ユーリは俺の手を握って鼻先まで近づきながら目をキラキラさせながら見上げてくる。
……いや、どう考えても俺の方が年上だろう?
何故、ユーリの中で俺が弟になると思ったのだろう?
その疑問に答えたのはリビングに入って来た際に本を読んでいた眼鏡の少年だった。
「いいかユーリ。兄、姉、妹、弟っていうのはここに来た順番じゃなく、生まれて来た順番だ。だから、なるとしたらお兄ちゃんだろう」
「ええええええええ、じゃあ、ユーリ、お姉ちゃんになれないの?」
少女は肩を落とし、眉尻を下げて俯いてしまう。
先程まで元気一杯に振る舞っていたためその様子に多少心を揺り動かされてしまう。
宛ら爛々と輝いていた太陽が分厚い雲に覆い隠されてしまう様などうしようもなく気落ちしてしまうそんな感覚だ。
それは眼鏡の少年も同じようで少年は自分の茶色髪をガシガシと掻きむしると、一世一代の覚悟を決めたかのような表情を浮かべ、少女に向き直る。
「分かった。俺がユーリの弟になる!これからよろしくユーリお姉ちゃん!」
いや、流石に無理があるだろ?眼鏡の少年の見た目は今の俺と同じ大体十歳程度だ。
これで弟を名乗ることは出来ないだろう。
いや、それ込みの決心だったのか?ならば部外者の俺は何も言うべきでは無いな。
俺は大人だったら確実に事案になっただろう光景から目を逸らす。
ただ、そう思っていたのはどうやら俺だけではなかったようだ。
「……さ、流石にそれは厳しいと思います。年下の女の子をおねぇちゃんと読んでいる男性は、ちょっと流石に気持ち悪いです。」
眼鏡の少年と大体同じくらいであろう黄緑色の髪にルビーのような赤い瞳をした少女が軽蔑したような瞳を浮かべる。
やはり、同年代の子供の方が残酷なことをハッキリというんだなぁ。
まぁ、恐らくこれも青春なのだろう。
………幼少期は孤立していた上に、魔王軍時代も単独任務が多かったため、そう言った人間関係には疎いが。
俺は少年の肩に手を置き、少年がこちらを向いたタイミングでサムズアップしておく。
ナイスガッツだったぞ、少年。
…後はユーリがどういう反応をするか………それ次第で少年の精神は陽にも陰にも変わるだろう。俺には分かる。
俺が出来るのは少年の精神をゼロに戻すことまでだ。
そう思って、ユーリに向き直り、固唾を飲む。判定は如何に。
「……良いの⁉アルスおにぃちゃんが弟になってくれるの?」
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、ユーリにこれだけ喜んでもらえたのならアルスも報われるだろう。
まぁ、その先は地獄だろうけども。
俺がアルスの勇気が実ったことを喜んでいるとアルスと同年代くらいの黄緑色の髪の女の子が自己紹介を始める。何だか、この空気を壊したがっているようなそんな雰囲気を感じる。
「え、えっと変な所を見せてしまってすいません。私はリッカ。アルス君と同じ十歳です。よろしくお願いします。」
自己紹介と共に頭を下げた少女に俺は手を振り、頭を上げてもらう。
「い、いえ、むしろ良いものが見れました。」
「え、どこが?」
俺の声にボソッとツッコミを入れてきたが、特に気にならない。
感性は人それぞれ、しかも彼女はまだ子供だ。恥ずかしい思いをしてでも子供を喜ばせる尊さを知らないのだろう。
そこまで、考えて俺はあることに気づく。
遊んでいた子供はユーリ、本を読んでいた少年はアルス、回復魔法を練習していたのはリッカ、後、木刀に魔力を込めていた少年がいた筈だ。
俺は少年を探して視線を巡らす。
すると、少年はレニスの後ろに隠れる形でこちらの様子を伺っていた。
ユーリとは違い、人見知りの激しい子共なのかもしれない。
ここは大人としてこちらから自己紹介をすべきか。
ただ、それだけだと緊張が解れないだろうし、何か他に話題を探さないと、俺は少年に悟られないように少年の魂と服装、容姿を観察する。
赤い髪に緑の瞳、推定8歳といった所か。魔力の操作技術はそこそこ、足運びも本当に素人に毛が生えた程度だ。
剣を持っていたということは剣士になろうとしているのだろうか?もしそうなら、無責任ではあるが剣士として筋が良いと言って置いた方が良いか?
俺はそう思い、木剣に視線を向ける。
木剣には薄っすらだが魔力が籠っていた。……木剣に魔力が籠っている⁉
俺は再度少年の魂を視る。
成程、これは………。
「僕の名前はポデスタ。……十歳、かな?よろしくね。
それにしても、す、凄いね。木剣に魔力が残留している。君には魔剣鍛冶師としての才能があるんだね」
「まけん、かじし?」
赤髪の少年が首を傾げる。
こちらの話題に食いついてくれたようだ。
俺は少年に大きく頷くと魔剣鍛冶師の説明をする。
「そう、ま、魔剣鍛冶師。世間一般では鍛冶師の一種という認識が強いけど、広義の上では特化型の錬金術師だね。
ま、まぁ、鍛冶師と兼業している人が多いからその誤解も仕方がないんだけどね。
………と、ゴメンね。話が逸れたね。ま、魔剣鍛冶師っていうのは魔力を武器に宿らせて武器に宿る真の力を引き出す職人のことだよ」
そう、今でこそ、魔剣鍛冶師なんて言う呼ばれ方をされているが元々は魔剣職人という呼ばれ方が主流だった…………と学校の教科書に書かれていた。
俺の生まれた時代ではもう魔剣鍛冶師って呼ばれていたし…。
難しいことを置いておくと、魔法の道具を作れる職人ってことだ。
だからこそ、鍛冶師ではなく錬金術師となっている。
鍛冶師と兼業している場合は鍛冶師兼錬金術師って感じだ。
俺の話を聞いた少年は自分の使っている木剣をジッと見つめていた。いや、実際の所は木剣を眺めているのではなく、自分に与えられた才能をどう使っていくかを考えているといった所か。
身の振り方を考えるのは大切なことだ。それがこの歳で出来るとは、この子は将来有望だな。
ただ、今は自己紹介の最中、レニスは私怒っていますという風に頬を少し膨らませながら赤髪の少年と同じ視線の高さまで屈み、少年の肩を揺する。
すると、少年は我に返った風に前を向く。そこにはレニスの貌がドアップに写ったことだろう。
「…わぁ!びっくりした」
「びっくりしたじゃないでしょ?ポデスタ君が自己紹介しているんだから貴方も自己紹介しなくちゃよ?」
そこで初めて自分が自己紹介をしていないことに気づいたような「やってしまった」という表情を浮かべる。
元々、一つのことを考えると周りが見えなくなってしまうタイプなのだろう。
「えっと、ごめんなさい。僕フォージって言います。八歳です。よろしくお願いします。」
フォージは自己紹介と共に綺麗にお辞儀をしてくれる。
向こうがお辞儀をしてくれたのに、こちらが返さない訳にもいかないだろう。
俺もお辞儀で返す。君は元魔王に頭を下げさせた8歳児になったんだよ、フォージ。
「うん、よろしくね。フォージ‼」
俺はフォージが顔を上げるタイミングで一緒に顔を上げる。
すると、偶然同タイミングで顔を上げたと思ったフォージがへにゃっと表情を緩め、笑みを浮かべる。
俺もそれに合わせて笑みを浮かべておく。これで、向こうも多少は気負わなくなっただろう。
それを見ていたレニスはうんうんと頷くと俺たち全員に視線を向けていく。
12歳というまだまだ遊び盛りの子供にこんな印象を抱くのか失礼だろうが、その様子は子供たちを慈しむ母親のようだった。
「よしよし、自己紹介も終わったことだし、ご飯にしよっか!皆席について」
そう言うと、子供達が一斉に席について行く。
完全に出遅れてしまった。というかどこに座ろうか?
俺がそう思っていると、フォージが手招きしてくれていた。
ファーストコンタクトは成功だったみたいだ。ありがたく俺はフォージの隣に座らせてもらう。
しかし、ご飯はどういったものが出るのだろうか?無料で出してもらう以上、別に野菜くずのスープでも、それこそ白湯でも文句を言うつもりはないが、これだけ美味しそうな匂いを漂わせていると期待してしまう。
俺が少し胸を高鳴らせながら料理を待っていると、レニスがお鍋とパンと水差しを順に置いていく。置かれた鍋の中身からとてもいい匂いがする。
くぅぅ、鍋の蓋を開けて中身を確認したい。だけど、そんなことをしようとしている子供は一人もいない。
最年少のユーリですらだ。ここは元魔王の名に懸けて我慢の時だ。
「は~い、それじゃあ、ご飯よそっていくね。今日はね~ビーフシチューにしてみました。
お代わりもあるからね~」
び、びびびびビーフシチュー⁉
おいおい、孤児院で出せる料理じゃないだろ⁉
売り飛ばされる前の最後の晩餐とかじゃないだろうな?
恐らく、このビーフシチューの材料費もファミルとかいう家主から出ている筈だが、一体何が目的でこれ程食費に金をかけているんだ?
言っては何だが、孤児にこれだけ食費をかけているのはここ位なものだろう。
レニスがよそってくれたビーフシチューを見るに食材が全然入っていないなんてことも無い。むしろ、ゴロゴロと人参やジャガイモ、ブロッコリー、牛肉が入っている。
当然、他の子供たちの分もそうだ。レニスの分にもしっかりと具材が載っている。鍋の中身も具材が沢山残っている。
あ、やばい、耐えられない、いただきます、まだかなぁ?
俺の心の声が聞えたわけでは無いだろうが、レニスは席に着くと、皆の様子を見ていく。
そして、俺の方でピタリと顔を止めると、まるで我慢できない子供を見るように仕方なさそうに微笑む。
まぁ、心の声は聞こえていないだろう。多分。
「ファミルはまだ帰って来ていないけど、先にご飯にしちゃおっか。」
しゃあ‼飯じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
俺はスプーンを取ると、ビーフシチューを掬って口に運ぶ。
や、柔らかい、口で肉が溶けた。雪、あったかい雪じゃぁぁこれぇぇぇぇぇ。
まぁ、雪食べたことないんだけど。
火山地帯出身だし。
体もご飯を食べたことで活力を取り戻している。羽が生えたようだ。
それに魔力も自然回復とは思えない速さで回復している。
………………いや、流石にこれはおかしいな。
この料理もしかして…。
俺はレニスの魂を視る。
やはり、そうか。
彼女の作っているものは魔法料理と呼ばれるものだ。
この技能を持つ者は高名な戦士や騎士団などの料理番をしていることが多い。料理に特殊な効果を付与することが出来る特別な料理人だ。
彼女にはその才能がある。
無意識に魔力を料理に馴染ませているんだろう。
とはいえ、無意識に扱っているにしては効果が高い。他にも要因があるのか?
スプーンの手を止めてそんなことを考えていたからだろう。レニスが俺に声をかけてくる。
「え、えっと口に合わなかった?」
「う、ううん。美味しすぎてびっくりしちゃって。」
「あ、そっか。ふふ、ありがとう。実はね調味料はアルスが作ってくれてるんだよ?」
俺はアルスに視線を向ける。いや、アルスの魂に視線を向ける。
アルスの魂、適性は魔法全般だろう。だが、その中でも錬金術に関しては人為的に伸ばしているような痕跡がある。
この痕跡というのは努力して技術を身に着けているかどうかということだ。
恐らく、その調味料とやらも錬金術で錬成した魔法の調味料なのだろう。
道理で効きが言い訳だ。
まぁ、魔法の調味料を使えば誰でも同じことが出来るという訳ではない。特に今回の料理には複数のスパイスが使われている。それらを適切な配分で料理に組み込む手腕。
それは少なくともレニスの腕だろう。
アルスもそう思っているのか、頬を掻きながらも、レニスの発言に自分の意見を付け加える
「でも、レニス姉さんの料理があってこそだよ。味も、料理の効果もね?」
「二人とも凄いんだね」
俺は思ったことを口にする。錬金術師に魔法料理の才を持つ人間。これだけ、人材育成をしっかりしているとは……ここの家主の貌をこの目で拝みたいものだ。
俺がそう思っていると、リビングのドアが開く。
どうやら今空いたドアは外と繋がっているようだ。
つまり、今から入ってくる人間がファミル、か、一体どんな人間なのやら。
初めに言って置くと、俺は老人だろうが、老婆だろうが、胡散臭い若人だろうが、屈強な戦士だろうが驚くつもりは無かった。
だが、驚いてしまった。
驚くほかなかった
何故なら、何故なら………………ゲボぶちまけてやったショタコン野郎だったからだ‼‼‼
用語解説
【魔法料理】
食べると何かしらの恩恵を受けることが出来る不思議な料理。魔力を食材に馴染ませる特殊な才能が必要になる。魔法ではない。
【錬金術】
魔法の道具を作成する技術。鍋を使って錬成する。
【魔剣鍛冶師】
魔力を込めて武器に宿る力を解放する。全ての武器に力が宿っているわけでは無いので全ての武器を魔法の武器に出来るわけでは無い。やっていることが錬金術と変わらないので錬金術です。ただ、強力な魔法の武器を創るなら【魔剣鍛冶師】を頼った方が確実。
【回復魔法】
七天魔法の一つ。
人物紹介
【ユーリ】5歳
白髪に緑の瞳を持つ、笑顔が素敵な天使のような女の子。
【フォージ】8歳
赤い髪に緑の瞳の少年。剣士を目指して鍛錬していたが、魔剣鍛冶師の才能を持っていた男の子。集中力が凄まじく、一つのことをやらせるとずっと集中して取り組める。
【アルス】10歳
栗色の髪のボブカット、茶色い瞳の少年。錬金術を学んでいる。リビングで読んでいたのも錬金術に関するもの。
【リッカ】10歳
黄緑の髪に赤い瞳をした少女。アルスの奇行のせいでかなりしゃべっていたが、本来は無口な女の子。それでも家族思いな良い子。
【レニス】12歳
おか…皆のお姉さん的ポジション。魔法料理という特殊な才能を持つ。家族の胃袋と健康を守っている頼もしい存在。
【ファミル】
家主。ショタコン?ゲボをぶちまけられながらも主人公をお持ち帰りした。