「じゃあな~幸人」
「また学校で~」
「おう、また月曜日な~」
今日は友達と遊びに行っていたが二人ともこれから用事があるみたいなのでこれで解散することになった。
「さてどうしようかな?」
まだ全然遊べれるしどこ行こうかな?
「あれ、ゆっきー?」
「うん?」
聞いたことのある声が後ろから聞こえ振り返るとそこにはピンクのロングヘアーの女の子、MyGOのギター担当である千早 愛音(ちはや あのん)がいた。
「愛音じゃねぇか、どうしてここに?」
「ギターの弦の新しいやつ買いに行ってたんだ~ゆっきーは?」
「俺は友達と遊びに行って今解散したところだ」
「ふーん、そうなんだ」
ゆっきーとは愛音がつけた俺のあだ名だ。立希のあだ名のりっきーになんか似てるよね。
「ねぇ、これから私と遊ばない?」
「ふぇっ?」
「どうせ暇になってなにしようとか考えてたでしょ?」
こいつ、俺の考えが読めるのか?エスパーか?
「まぁ、暇だしいいよ」
「よし、決まり!じゃあ行こ!」
行動が早いな。さすが今時JK。
「ゆっきー、どっちがいいと思う?」
俺たちが最初にきたのは服屋。完全に女性向けだ。
「うーん・・・・・・・・・・・・」
可憐な花柄のワンピースとクルーネックカーディガンとティアードワンピースのセットのどっちがいいかと聞かれ迷う俺。
愛音のやつは見た目はいいからどっち着ても似合いそうなんだよな。
どっちを選ぶ?右か?いや左・・・・・・・・・いややっぱり右・・・・・・・・と思わせて左か?いや待てよ、俺が右を選ぶと思わせて左を選ぶと愛音は思ってるかも…いやいや複雑に考えるな、二者択一だ・・・・・・・・・・・
1か0か、YESかNOか?男か女ってことだよな?男か女だったらやっぱり女を選びたいしうどんのだしだったら関東風か関西風なら関東風を選ぶし北海道と沖縄旅行くなら暖かい沖縄に行きたい・・・・・・・・・・・・・
「ちょ、ちょっとゆっきー?」
「うん?」
「一生懸命悩んで選んでくれるのは嬉しいけど顔のグラフィックが変わりすぎだって」
「わぁ!本当だ!」
なんでこうなってんの!?作画担当さん!ちゃんと仕事してー!!
「すぐ戻す!」
顔の筋肉を柔らかくしてなんとか元に戻った。
「お待たせ」
「あっ、元に戻った」
「うーん・・・・・・・・・・じゃあ、カーディガンとワンピースの方がいいかな」
「オッケー、試着してくるね~」
愛音は試着室へ向かい俺の選んだ方の服を着ることにした。
「じゃーん!どう?」
「おお、似合うじゃん!」
着替えが終わり新しい服を着た姿を俺に見せる。ほんと似合うな、モデルとかやんないのかな?
「えへへ、ありがとう!じゃあこれ買っちゃおうかな♪」
気に入ったようで購入することにした。店員じゃないけどまいどあり!!
「わぁ~おいしそう!!」
服屋で買い物した後駅近くのカフェでお茶することにした。
俺は腹減ってないのでコーヒーだけで愛音はミルクティーと期間限定のオレンジケーキを頼んだ。
「写真撮ってSNSに上げようっと!」
女子って食べ物の写真とかよくSNSに上げるよね~
「じゃあ食べようっと」
写真を撮り終えケーキを食べ始める愛音。
「う~ん、美味しい~!」
美味しそうにケーキを食べている愛音。そんなにうまいのかそれ?俺も食ってみたいな~
「って、あれ?ゆっきー、コーヒーだけでいいの?」
「ああ、お腹空いてなしあとあんま金ない」
「そっか・・・・・・・・じゃあ、はい!」
「ふぉ!?」
愛音がケーキを一口サイズに切ってフォークに刺して俺に向ける。こ、これはあーんというやつか!?
「これぐらいなら食べれるでしょ?」
「い、いいのか?」
「へっ?何が?」
こいつ、気づいてないのか?それお前が口つけたフォークだぞ!?これはつまり間接キスなんだよ!!
「ほら、食べなって!遠慮しないで!」
「あっ、うん・・・・・・・・」
言うタイミングを逃してもらうことにした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・うま」
「でしょ!オレンジクリームの甘酸っぱさとスポンジの甘さがちょうどいい感じだよね~」
「ああ、そうだな」
まぁ、間接キスは燈としたことあるから始めてじゃないけどね。
「ゆっきー!今日は楽しかったよー!またねー!!」
時間も夕暮れ時になり解散することにした。
「おう、またな」
家が別々の方向なので駅の改札口前で別れる俺たち。
「今日はあっちこっち行って楽しかったな~」
おしゃれな服屋やカフェなんて普段行かないからなんか新鮮だったな~
「さて、家に帰ろっと・・・・・・・・・」
「ゆっきー!!」
「んっ?」
愛音が戻ってきてた。どうしたんだろう?
「ごめん、渡したいものがあったんだ」
「渡したいもの?」
「はい、これ」
「これは・・・・・・・・・・・・」
愛音が渡したもの、それは銀色のリングがチェーンで通ったネックレスだった。
「買い物付き合ってくれたお礼!これでもっとおしゃれになるね!」
「ありがとう愛音」
「じゃあ今度こそ、またね!」
そう言って改札を通りホームの方へいった愛音。
「燈以外の女子からプレゼントもらったの初めてだな・・・・・・・・・・」
ネックレスを首にかけて帰路に着くことにしたのであった。
ネタが思いつけば投稿するスタイルでいく!!