けど短い!!
「ふんふんふん~♪」
今日の俺はめちゃくちゃ機嫌がいい。なぜかというと
「いや~まさかこれが売っているとはね~」
中古のプラモを取り扱っている店でレアキットのMGゲルググのガトー専用機が売っていて即購入した。
バイト代全部無くなったけど悔いはない!!
「さっそく帰って組立てようっと・・・・・・・・・んっ?」
今曲がり角に入ってたのってまさか・・・・・・・・・・
「おーい!楽奈ー!!」
「?あっ、幸人」
見覚えのある後ろ姿だったため声をかけたら楽奈だった。
「お前こんな所で何してんの?」
「ネコに会いに来た」
「ネコ?」
「ここネコ好きには有名なネコロード」
「ネコロード・・・・・・・・・・」
家が並んでいる通りにしか見えんのだが・・・・・・・・・・
「ノラもいるし色んな家やお店に来る半ノラもいる・・・・・・・・・」
「半ノラ・・・・・・・・」
「色んなネコいて面白いよ、ここ」
「へぇ~」
ここに色んなタイプのネコがいるんだ。なんか面白いな。
「俺も一緒にネコと会ってもいいか?」
「いいよ。あっ、いた」
「おお、早速一匹目発見」
塀の上を歩いている雉柄のネコを見つけた俺たち。
「ほれほれ~おいで~」
ネコに手招きをしてこちらに来るように誘導する。ネコはこちらをじっと見つめたまま動かない。
「ちょっと撫でさせて・・・・・・・・・あっ」
逃げちゃった~残念。
「逃げられちゃった」
「あっちにもいる」
「おっ、ほんとだ」
楽奈の指を指すを見るとミケネコがいた。よ~し今度こそ!
「ほれ~おいで~」
ゆっくり近づき撫でようとするが
「あいたっ!」
手を噛まれネコはどこかへ行ってしまった。
「いてて、嚙まれちった・・・・・・・・・」
「幸人、下手くそ」
「ええっ!?じゃあ楽奈は上手く触れるのかよ?」
「できる」
なんか自信満々だなこいつ。ほんとに触れるのか?
「じゃあ見せてくれよ」
「いいよ」
そう言ってネコを探して少しして今度は黒ネコを一匹見つけた。
「じゃああいつ触ってみろ」
「わかった」
楽奈は黒ネコに近づきしゃがんでじっと見つめている。すると
「えっ!?」
ネコの方から楽奈に近づき膝の上に乗った!?
「できた」
「すご!でもなんで!?」
「ネコと心を通わせればできる」
「???」
つまりどういうこと?
「と、とりあえずやってみるぜ!」
「頑張れ」
それからここにいるネコと会って触ろうとするが中々上手くできず苦戦続きしている俺
「くそ~難しいぜ~」
「幸人、あそこ」
「んっ?」
マンションのシャッターの上の屋根みたいなところにグレーのネコが俺たちを見下ろしている。
「いたけどなんか警戒心強そうだな・・・・・・・・・・・・・」
一応声かけてみるか。
「お~い!何してるの~?そんな高い所で?」
ネコは相変わらず俺を見下ろして見ている。なんか偉そうだなこいつ。
「よかったら一緒に・・・・・・・あだっ」
ネコパンチを喰らってしまった。
「パンチされた」
「くっ・・・・・・・・ハハ!ほらほらおいで~」
めげずに再び声をかけるが・・・・・・・・・・・・
「おっ!おっ!おっ!おっ!」
連続でネコパンチを受ける。そんなに痛くないけどなんか嫌われているようで心が少し痛いよ。
「嫌われてる・・・・・・・・・?」
「う、うん~」
「他のネコにする?」
「いや、待て」
ネコが屋根から降りてきてその場に座った。
「下りてきた」
「よ~し、お~いこっちおいで~ほれほれ~」
「そっぽ向かれてる」
ネコは俺の呼びかけに反応せずそっぽ向いたままだったが
「おっ!?」
「あっ」
ネコが俺の膝の上に乗ってきたぞ!?
「み、見たか楽奈・・・・・・・・・?今こいつ・・・・・・・・・・」
「うん、座った」
「や、やった~!」
ついに野良ネコと心を通わせたぞ!!
「ははは!かわいい~!」
「幸人のこと座布団にしか見えてない」
「座布団か~」
変な例えだけどまぁいいか!!
「たまんないな~この毛並みは~」
「私も触る」
楽奈と一緒にグレーネコを触る。こいつ俺たちに触られていても知らん顔してるな。
「楽奈、こんど駅前のネコカフェ連れて行ってやるよ。いっぱいネコいるし抹茶オーレも飲めるぞ?」
「抹茶とネコ・・・・・・・!幸人、行こ!」
「今からはちょっとな~」
ゲルググ買って財布が死んでるから次のバイト代入ってからかな?
合同の事前受け取り物販負けたので当日の朝から勝負します。