幸人君同様やばいやつです。
「ねぇ、幸人。野良猫見てない?」
「えっ、楽奈?」
「あいつ、スマホ忘れてったんだけど」
立希は楽奈のスマホを見せる。
「あ~、多分姉ちゃん家に行ってるかも」
「乃亜さん家に?」
「ああ、お菓子食べに行くってさ」
「あいつ・・・・・・・・・・」
「今から行ってみるか?」
「うん、これあいつに渡してさっさと帰ろ」
俺と立希は姉ちゃん家に行くことにした。
ただで終わらなさそうな気がする・・・・・・・・・・・・・・・・
「ここが姉ちゃん家だ」
「ここが乃亜さん家・・・・・・・・・・」
姉ちゃん家の前に到着した俺たち。
ちなみに姉ちゃん家は普通のマンションで通っている大学も近い。
「じゃあインターホン鳴らすぞ」
「うん」
インターホンを鳴らして少しすると
「はーい、って、なんだ幸人じゃん」
姉ちゃんが出てきて俺の顔を見て少し不機嫌そうな顔をする。
「よう、姉ちゃん」
「なんか用?今、楽奈ちゃんとお茶してるから帰ってくんない?」
「用あるのは俺じゃなくて・・・・・・」
「どうも」
「ヘェアッ!?た、立希ちゃん!?」
立希を見ると驚きの表情に変わった姉ちゃん。
「なぜ立希ちゃんがここに!?自力で遊びに来たの!?」
「いえ、楽奈のやつがスタジオにスマホを忘れてたんで届けに来ただけです」
「そうなんだ!あっ、じゃあついでに立希ちゃんも一緒にお茶しようよ!」
「い、いえ、私は・・・・・・・・」
「決まりね!ささ、上がって上がって!」
強制的に家に上げられる立希。心配だから俺もお邪魔しようっと
「あっ、りっきーと幸人」
「よう、楽奈」
楽奈は手に抹茶味のパウンドケーキを持って口の回りにお菓子のカスがいっぱい付いていた。
「お前、スマホ忘れてたぞ。ほら」
「ありがとうりっきー」
スマホを受け取りこれで目的は達成したな。
「はーい、どうぞ」
「あっ、どうも・・・・・・・・」
お茶を出されてなんやかんやでお茶していくことにした立希。
あれ、俺の分は?
「楽奈ちゃんの大好きな抹茶味のお菓子いっぱい用意したから食べてね!」
「は、はぁ・・・・・・・・・・・」
テーブルの上に置いてあるお皿にはカップケーキ、クッキー、マドレーヌ、フィナンシェ、チョコなどのすべてのお菓子は抹茶味だった。
「おお~、どれもおいしそう」
お菓子に手を伸ばそうとしたその時
「でい!」
「いだぁ!?」
姉ちゃんに手を叩かれ食べるのを阻止された!
「これは楽奈ちゃんと立希ちゃんの!あんたはあたりめでも食べてなさい!」
そう言って俺にあたりめの袋を投げ渡す。
なぜ、イカなんだ?
「さぁ、気を取り直して食べて食べて二人とも!」
「は、はい」
「幸人の姉ちゃん、いいやつ」
二人は抹茶味のお菓子を食べ俺はあたりめを食べている。
俺も甘いもの食いてぇ~
「あっ、幸人。トイレットペーパーと洗剤と除菌スプレー買ってきてくれない?」
「なぜ?」
「今から女子会するんだから男のあんたは出ていきなさい」
「ええ~」
男女差別良くない!ひどい!
「ほら!行った行った!」
「わ、わかったよ・・・・・・」
仕方なく買い物に行くことにした。
はぁ~何事もなければいいけどな~
「乃亜さん、トイレ借りてもいいですか?」
「いいよ!トイレなら出て洗面所の隣だよ」
「ありがとうございます」
乃亜さんにトイレを借りてもいいか聞いてOKをもらいトイレに向かい済ませた。
「ふぅ~」
トイレを出てリビングに戻ろうとしたが
「んっ?」
斜め向かいの部屋のドアが少し開いているのに気づいた。
「なんだろうこの部屋・・・・・・」
気になったので部屋の中を覗いてみた。
「これは・・・・・・・・・・・・」
ピンクのカーペットが敷いてありベットがあり棚には女の子のフィギュアやゲームソフトが大量に並んでいて壁には女の子のポスターやタペストリーが貼られていた。
「すごい部屋・・・・・・・・・」
以前に幸人の部屋を見せてもらってこんな感じだったからやはり姉弟は似ていると思った。
「このゲームなんだろう・・・・・・・・」
私は棚にあるゲームソフトを一つ手に取りパッケージを見ると
「!?」
そこには裸姿の女の子二人が抱き合っているイラストが描かれていた。
「な、なにこれ!?」
他のやつも見てみるけどどれもこれも女の子しか映ってないしほとんど裸だし!
「乃亜さんは一体どんな趣味を・・・・・・・・」
「あれ~立希ちゃん何してんの~?」
「!?」
後ろを振り返るとそこには乃亜さんがいた。
「の、乃亜さん!?」
「ここは私の部屋、前線基地よ~」
「前線基地?」
何言ってだろうこの人!?あとなんか顔が赤いんだけど!?
「乃亜さんってこういうゲームやってるんですか?好きなんですか?」
「うん、やってるよ~」
「!?」
いきなり私に抱き着いてくる乃亜さん。な、何!?
「な、何を!?」
「立希ちゃんを抱きしめてるの~」
や、やばい!なんかヤバい感じがする!
「ちょ、ちょっと乃亜さん!?」
「立希ちゃんならこの状況をもう読み込めているはずよね~?」
「いや、わかんないですよ!」
「え~わかんないの~?」
「乃亜さん、貴方は一体!?」
「私はかわいい女の子をこよなく愛する魅惑の愛好家。そうとも!あなたたちMyGO!!!!!という存在に心奪われた女よ!」
「なっ!?」
この人、ヤバい人だ!幸人以上のヤバい人だ!
「立希ちゃん!まずはあなたからいたただくわ!」
「ちょ!?」
両手を掴まれベットに押し倒される私。この人力強いんだけど!?
「立希ちゃんと楽しんだ後は楽奈ちゃんをいただくことにするわ!」
「何を滅茶苦茶な事を!」
「立希ちゃん!私はあなたを求める!果てしないほどに!」
「や、やめてください!」
必死に抵抗するが乃亜さんを引き剥がすことができない。
「立希ちゃん!たき、立希ちゃん!たき、たき…」
「ちょ、離してください!」
「できないわ!」
「なんで!?」
「求めている人がいるからよ!くっ…、天秤座の私には、センチ、セン、セン、センチ…こおの!」
「わっ!」
完全に抑え込まれ動けなくなった!これは本当にマズい!!
「ふふふ・・・・・・さあ、さらけ出すと良いわ!あなたという存在を!その全てを!」
「やめーーーーい!!」
<スパァァァァァンンンッ!!>
「あだぁっ!!」
突然クソでかいハリセンを持った幸人が部屋に入ってきてそのハリセンで乃亜さんの頭を叩き乃亜さんはそのまま倒れて気を失った。
「幸人!?」
「大丈夫か立希!?」
「う、うん・・・・・・」
「ったく、酒弱いのにこれ食いやがって」
「それは?」
「ウィスキー入りのチョコだよ。姉ちゃん酒弱いのにこれバクバク食って酔っ払いやがって」
なるほど、だから顔が赤くて呂律も少しおかしかったんだ。
「悪かったな。あとで説教しとくから」
「うん、きつく叱っといて」
私はしばらく乃亜さんに警戒することにした。
また襲われるかもしれないし燈たちにも手出しそうだから怖い。
忙しくて執筆・投稿する暇なくて遅れてしまった!
次回もよろしく!!