オリキャラいっぱいでます。
<キンコンカンコーン>
「今日はここまで、明日はこのページからな」
チャイムが鳴り四時間目の授業が終了し先生が教室を出て行きやっと昼休みになった。
楽しい夏休みが終わり二学期が始まって数日が経ったけど正直授業がだるい、午前でもう頭が疲れたよパトラッシュ。
「おーい幸人ー」
「飯食いに行こうぜ」
「おう、行く」
友達に呼ばれ食堂へ向かう。
俺が通う公立平凡高校はとりあえず一般常識さえあれば入れる優しい学校で周囲に進学校やお嬢様学校があるせいであまり目立たないし頭の悪い奴が行くイメージがあって評価は少し悪い。
けど設備は結構備わっていて食堂や購買もあるし学校行事にも力を入れてるからいい所もちゃんとあるぞ。
「翔馬たちが先に行って席とってくれるってよ」
「おお、助かるな」
こいつは鈴木健一(すずき けんいち)。中学が同じで一緒に平凡高校に受験し入学した。
お調子者、ムードーメーカー、バカの陽キャの三拍子が揃った面白いやつである。
好きな寿司ネタはえんがわ。
「あー腹減ったなーなに食おう」
隣にいるツーブロ野郎は岡島宗次郎(おかじま そうじろう)。
格闘技、筋トレ、ケンカ、アクション映画、三度の飯よりプロティンが好きな脳筋野郎。
好きな国はポルトガル。
「今日の気分はかつ丼だな」
「俺は鮭の塩焼き定食かな~?」
「俺はラーメンにするわ」
食うメニューを決めながら食堂へ入り食券買いそれをおばちゃんに渡してできた料理受け取る。
「さーて翔馬たちはどこに‥‥‥‥あっ、いた」
奥の方の席で座りながら手を振っている爽やかなイケメン男子生徒を見つけた。
あいつは水谷翔馬(みずたに しょうま)。頭もよく運動神経抜群で部活はサッカー部に所属していて期待の一年と言われているほどプレイが上手いし女子にもモテる。
だが、こいつは実はスケベでグラビアアイドルが表紙の週刊誌や写真集いっぱい持っている。
好きなビーチはアメリカ・フロリダ州にあるホーローバー・ビーチ(理由はヌーディストビーチだから(全裸で泳いだりすごすことができるビーチのこと))
「お待たせ、席取ってくれてありがとな」
「いいってことよ」
「我々は弁当持参や購買、コンビニで用意したのですぐに座れたでござるよ!」
こいつはよくでてきた俺の友達の一人、小田倉雄(おた くらお)。見ての通りのオタクでアニメやゲームやマンガやアイドルなどサブカルチャー全般に詳しい。
最近はVtuberにハマっている。
好きな日付は10/4(アイドルの日だから)。
「じゃあ~全員揃ったし食べよ~私お腹ペコペコ~」
見た目がいかにもギャルっぽいこいつは坂巻黒奈(さかまき くろな)。このメンツで唯一女子で風呂入らないから臭う(体はウエットティッシュで拭いて頭は洗面所で水洗いのみ)。女好きである。
好きな雑誌はコミック百合姫。
「じゃあいただきますっと」
俺たちこの六人は同じクラスでよくつるんでいて俺を中心としているため『藤田軍団』と呼ばれている。
「翔馬の弁当おいしそうだな」
「妹の手作りだよ」
「いいな~妹ちゃん紹介してよ~」
「え~嫌かな?」
「倉雄、それ新発売のやつか!?」
「そうですぞ健一殿!!なんと十種のフルーツの味がするんですぞ!!」
「うおおお!マジか!ちょっと飲ませてくれ!!」
「俺にもくれ!!」
「いいですぞ!さぁ、どうぞどうぞ!」
みんなと和気藹々と食事しているこの時間ほんと好きだわ~授業も全て自習か班行動系のやつにならないかな?
「そういえば幸人、最近どうよあのバンドは?」
「ああ、MyGO!!!!!のことか。うん好調だよ」
「そうか、俺あの子たちの曲好きなんだよね」
「この前新曲聞いたけどすっげー良かった!!」
「うんうん、心に刺さった感じがしたよ」
「ボーカルの子って幸人の幼馴染ちゃんだっけ?いい声してんね~」
「ギターやベースやドラムの演奏もよかったですぞ!!」
「おお、そうか。じゃあ今度あいつらに伝えておくよ」
これ聞いたらあいつら喜びそうだな~
「ところでさぁ、幸人」
「なんだ?」
「MyGO!!!!!の子たちってどんな子たちなの?」
「あいつらの?」
「うん。ライブのMCだけじゃどんな人たちなのかよくわからなくて‥‥‥」
「俺もそう思った。もっと彼女たちのこと知りたいよ」
「俺も!」
「小生もですぞ!」
「僕もかな」
「私も私も~可愛い女の子とはお知り合いになりたいし~」
「お前ら…‥‥‥よしわかった。教えてしんぜよう」
昼飯を食べながらMyGO!!!!!のメンバーの紹介をすることにした。
「んじゃあまず誰か紹介すればいい?」
「はい!はい!」
「じゃあ健一」
「俺さぁ、ピンクのロングヘアーのギターの子が気になる!!」
「ああ、愛音のことか」
まずは愛音の紹介からだ。
「あいつは千早愛音。MyGO!!!!!のギター担当で羽丘の一年生で頭もいいしコミュ力高いし性格も明るくメンタル強しなやつだ」
「THE陽キャって感じの子だね」
「そいでイギリス留学してたけどわけあってこっちに戻ってきた」
「えっ、なんで?」
「そこはわけあって話せん」
留学失敗したなんて言えんしな‥‥‥‥
「SNS広報担当だからSNSフォローしてくれると喜ぶぞ」
「おけーフォローしとく」
「あっ、じゃあ俺も」
「愛音の紹介はこんなもんかな。じゃあ次は誰紹介すればいい?」
「はいですぞ!」
「ほい、倉雄」
「ベースやってるあの美人さんを紹介してくださいですぞ!!」
「そよか‥‥‥‥」
裏表激しいから倉雄ショックしないといいが‥‥‥‥
「ベース担当の美人さんは長崎そよ。月ノ森に通ってる一年生だ」
「ええっ!?月ノ森!?」
「あのお嬢様学校で有名の!?」
「しかも同級生って」
「めちゃびっくりなんですけど」
「久々に驚いたですぞ!!」
みんなの驚いた反応をする。あーやっぱそう来るか、俺も最初驚いたけどね。
「物腰柔らかで穏やかかつお淑やかな性格で愛音同様交友関係が広い。吹奏楽部に入っていて担当はコントラバスで好物は紅茶だ」
「いかにもお嬢様って感じだね」
「うん、まぁそうなんだけど…‥‥」
「どうした幸人?」
「‥‥‥‥今から言うことは他言無用、あと本人には言うなよ?」
「お、おう…‥‥」
「わかりましたですぞ」
「そよのやつ普段は柔らかい言動だけどメンバーや俺の前では毒舌家で色々と物申すキャラなんだよ」
「ええっ!?」
「マジ?」
「マジマジ、マジレンジャーだ。この前なんてヘッドロックかけられたからな」
「おお、なんと…‥‥‥」
「ものすごいギャップある人だね」
「でもなんかそういう一面もあるのいいんじゃない?ギャップ萌えってやつ?」
「確かに!そういう設定がある方が萌えますな!!」
そよの猫被りしてて本心腹黒ってこと言っちゃったけどみんなすんなり受け入れちゃったみたい。
こいつらの前では本心でいてもいいんじゃないかそよりん。
「じゃあ、お次は?」
「うい」
「宗次郎か」
「俺さードラムやってるあの子かっこいいなって思ってるんだ。紹介してほしい」
「わかった。あいつは椎名立希。ドラム担当で作曲も担当していて花咲川の一年生で一匹狼タイプのクールビューティー…どころかぶっきらぼうを通り越してつっけんどんでヤンキーみたいなやつだ」
「お、おう‥‥‥‥」
「ヤンキー女子おっかいないですぞ…‥‥」
あーみんな怖がってるなーあいつもう少し愛想よくできんのかね?
「練習の時もメンバーに厳しく指摘するけど厳しいだけじゃなくて優しいところや面倒見の良さも持ち合わせていて一見取っ付きにくいやつだけど仲間思いでいいやつだから誤解しないでやってくれ」
「へぇ~ツンツンツンツンデレちゃんなんだね~」
「ツン多くない?」
「池袋にある俺もバイトしてるライブハウス「RiNG」でバイトしてるから興味あったら会いに行ってみるといい。接客を回すのが苦手だけどね」
「おおっ、じゃあ今度行ってみるよ」
「宗次郎、塩対応されたからってクレーム出すなよ?」
「わーってるって!椎名さんのことよくわかったからそんなことしないって」
「だといいんだけど‥‥‥‥じゃあお次は?」
「ほ~い」
「黒奈、どうぞ」
「ギターやってるあの小さい子のこと気になる~」
「楽奈だな。あいつは要楽奈って言って愛音と同じくギター担当で花咲川の中等部三年生だ」
「中学生だったんだ~」
「メンバー最年少なんだね」
「中学生…‥‥でゅふ!最高ですぞ!!」
「もしもし?警察ですか?」
「うおおおっ!!健一殿ぉぉぉぉぉぉぉ!!何通報してるんですぞおおおおお!?」
「やべぇロリコンがいたからさぁ」
「やめるんですぞ!!」
倉雄と健一がわちゃわちゃしてるのを見ながら楽奈の説明を続けるとしよう。
「RiNG」に神出鬼没に現れるエキセントリックガールで立希からは「猫」や「野良猫」などと呼ばれている。好きなものは抹茶でよくうちのカフェスぺースで抹茶パフェを食べてる。俺や立希のツケでな」
「あはは、大変だね幸人」
「幼少の頃からギターと共に過ごしてきたせいかギターの演奏能力は群を抜いていてメンバーの中で一番あいつのファンが多いんだよね」
「あー確かにあの子の演奏すごい上手いよね~」
「そうだな、俺もあのギターの演奏痺れたよ」
「あと野良猫とよく遊んでいるかな」
「猫好きなんだー」
「似た者同士だから仲良いんだな」
「まぁ、そうだな。じゃあ最後は‥‥‥‥」
「僕かな?まぁ、言わなくてもいいか」
「そうだな。ボーカル担当の子は高松燈。愛音と同じ羽丘の一年生で俺の幼馴染だ」
「ああ、幸人の幼馴染ってあの子のことだったんだ」
「そうだ。昔から自然に触れる事が好きで変わった形の石やペンギンのグッズを集めるのが好きでペンギンの事になると熱中するあまり周りが見えなくなるという欠点もある。引っ込み思案で人とコミュニケーションを取る事が苦手だけど慣れれば普通に会話してくれるぞ」
「へぇ~変わった子なんだね」
「そうなんだよ。学校じゃ『羽丘の不思議ちゃん』って呼ばれてんだ」
「羽丘の不思議ちゃんか~」
「いいあだ名ですぞ!」
「独特の感性を持っていて自分の感覚がまわりとズレていることを気にしているからな~」
「そうなんだ」
「どんなにズレてても関係ねぇよ。幸人の幼馴染なんだから俺たちとも仲良くなろうぜ?」
「そうですぞ!ちょっと個性的な方がいいですぞ!」
「俺もだぜ!」
「私も~」
「お前ら‥‥‥‥」
いつかこいつらに紹介してやりたいな。
「そいで作詞担当でうまく言えないことや考えたことを歌詞にして歌によって自分の気持ちを伝えている。そのためMyGO!!!!!の歌詞は燈の「心の叫び」そのものになっているんだ」
「へぇ~そうなんだ」
「だからあんな心に響く歌詞なってるんだね」
「燈の歌詞はほんといいんだよ」
「幸人って幼馴染ちゃんのこと好きだよね~」
「ああ、この前一緒に料理したし一緒に石拾いしたし一緒にアイス食べたし一緒にガンプラ作ったし一緒に‥‥‥」
「わかったわかったもういいって」
「さすがに引くわー」
「もうお前ら付き合ったら?」
「はぁ?何言ってんの?燈はね、恋愛なんてしないし、他の男なんて好きにならないし、恋のこの字も知らないピュアなやつじゃなきゃいけないんだよ」
「ああ、うん」
「なんかごめん・・・・・・」
「分かればよい。さぁ、紹介は終わったし飯食おうぜ」
「「「「「(こいつ、めんどくせー……‥‥)」」」」」
「?」
みんな、なにそんな変な顔してんだ?俺の飯はやらんぞ?
30話記念でキャラ紹介回でした
また次回