まいごびより!   作:ムツヒロ

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ハロウィンが近づいてきたのでハロウィン回。
他のバンドのキャラたちも続々出てくるよ。



MyGO!!!!!とHappyHalloween!!

「トリックオアトリート!!お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!!」

 

 

「はぁっ?」

 

 

いきなり魔女のコスをした愛音にそう言われいつものはぁ?が発動する立希。

 

 

「む~ノリ悪いよりっきー」

 

 

「今仕事中なんだけど?てかハロウィンイベはうちではやってないから」

 

 

「そうなの?お菓子ももらえると思ったんだけどな~ねぇともりん?」

 

 

「う、うん……‥残念…‥」

 

 

「燈!?その衣装は!?」

 

 

燈の衣装はシーツに二つの穴を開けておばけっぽくしたものだった。

 

 

「ゆーくんに作ってもらった…‥‥‥」

 

 

「ゆっきーが古いシーツに穴開けて作ったんだ!かわいいでしょ!」

 

 

「燈は可愛くて当たり前だろ!燈、今あげれそうなお菓子ないか探してくるから待ってて!」

 

 

そう言って厨房の奥に行った立希。

 

 

「りっきーったらともりんだけには甘いんだから~」

 

 

「愛音」

 

 

「あっ、楽奈ちゃん‥‥‥‥そのコスなに?」

 

 

楽奈の着ている衣装は赤いボタンのオーバーオールに縞模様のセーター着て口の下にラインが書いてあり包丁を持っていた。そう、ホラー映画『チャイルド・プレイ』に出てくる殺人人形のチャッキーのコスプレだった。

 

 

「幸人にやってもらった」

 

 

「ゆーくんが…‥‥?」

 

 

「ゆっきーって変わったコスするよね~」

 

 

「俺がなんだって?」

 

 

「あっ、ゆっきー…‥‥‥ってそのコスなに?」

 

 

幸人のコスそれは「GUNDAM」の字を描いたダンボールを着た、ただそれだけのものだった。

 

 

「ああ、これか?ガンプラ買いすぎてコスつくるお金無くなってこれでいこうかなって~」

 

 

「これ、コスなのかな?」

 

 

「着ているから…‥‥コスプレかな?」

 

 

「だせぇ」

 

 

「燈!クッキーで良かったら…‥‥‥ってお前なんだその恰好は!?」

 

 

「よぉ、どうだ俺の箱ガンダムは?」

 

 

「手抜き過ぎるでしょ……‥‥あっ、燈これでいい?」

 

 

「う、うん…‥‥‥ありがとう立希ちゃん」

 

 

立希からクッキーの袋を受け取る燈。

 

 

「さぁて、お菓子をもらいに行くぞ!いくぜみんな!!」

 

 

「おー!!」

 

 

「お、おー…‥‥」

 

 

「おー」

 

 

こうして約一名奇妙な格好をした仮装一味は街へと繰り出したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「まずはここだ」

 

 

「ここって‥‥…‥‥」

 

 

俺たちがまず最初に訪れたのは俺の姉である乃亜の家だった。

 

 

「姉ちゃんならお前らにあげそうだからな」

 

 

「確かに乃亜さんならお菓子くれそうだね。特に楽奈ちゃんは」

 

 

「乃亜さん、楽奈ちゃんのこと可愛がってるしね‥‥‥‥」

 

 

「幸人の姉ちゃん、いいやつ」

 

 

「よし、呼ぶぞ」

 

 

俺はインターホンを鳴らし少し待つと…‥‥

 

 

「トリックオa「待ってたわよみんな!お菓子用意してるわよ!」はや!!」

 

 

トリックオアトリート言う前にお菓子出してきたよこの姉。

 

 

「わぁ~みんなかわいい~!立希ちゃんとそよちゃんはいないのか……‥‥んなぁっ!?楽奈ちゃんそのコスなに!?包丁持った家なき子のコス!?」

 

 

「ちげーよ、チャッキーだよ」

 

 

例えが古すぎるんだよ。わかる読者いないでしょ?

 

 

「もうなんだっていいわ!あっ、これお菓子ね!」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

「ありがとう乃亜さん‥‥‥‥」

 

 

「もらう」

 

 

「どういたしまして!幸人、あんたには柿ピーね」

 

 

「なんでだよ」

 

 

なんか俺だけいつも乾きものなんだけど?俺おっさんなの?

 

 

「うめぇ」

 

 

「ん~!!可愛すぎる!!いたずらもしてほしい!!」

 

 

「なんでそうなる?」

 

 

「楽奈ちゃん!お菓子もっとあげるからいたずらして!!」

 

 

「する」

 

 

「しなくていい。次行くぞ」

 

 

「ああー!!待って楽奈ちゃーーーーん!!」

 

 

お菓子はもらえたけどめんどくさいのに絡まれて疲れたわー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「次は商店街だ」

 

 

次に来たのは地蔵通り商店街。商店街ではハロウィンイベントやってるからいろんなお店回ればお菓子大量ゲットできるぜ!

 

 

「まずどこから行く?」

 

 

「まずは羽沢珈琲店だ」

 

 

喫茶店ならお菓子ありそうだしつぐみ先輩優しいからくれそうだな。

 

 

「あっ、ここだね」

 

 

「そうだ。行くぞ」

 

 

お店のドアを開け中に入る俺たち。

 

 

「いらっしゃいませ!」

 

 

「トリックオアトリート!」

 

 

「お菓子をくれなきゃ!」

 

 

「い、いたずらしちゃうぞ…‥‥」

 

 

「お菓子頂戴」

 

 

「え、えっ?み、みんな?」

 

 

突然現れた俺たちに驚いて動揺しているつぐみ先輩。

 

 

「つぐみ先輩!!お菓子ください!あっ、もらえなくてもいたずらしないので!」

 

 

「いや、それただの物乞いだよ!?」

 

 

「コスしてるからハロウィンだろ!?」

 

 

「ゆっきーのただダンボール着てるだけだよ!」

 

 

「ちょ、ちょっと二人とも!ケンカしないで!お菓子持ってくるから待ってて!」

 

 

つぐみ先輩は急いでお菓子を取りに行きすぐ戻ってきた。

 

 

「はい、マドレーヌでいいかな?」

 

 

「全然!ありがとうございます!」

 

 

やっと俺にもお菓子らしいものもらえたぞ!

 

 

「じゃあ次行くぞ!あっ、先輩!次人手欲しかったらいつでも言ってくださいね!」

 

 

「う、うん、その時はお願いするね」

 

 

俺たちは羽沢珈琲店を後にして次の店へ向かった。

 

 

「次はここ!」

 

 

「ここって…‥‥」

 

 

「お肉屋さん‥‥‥‥?」

 

 

俺たちが次に来たのは北沢精肉店。ハロハピのめんばーであるはぐみ先輩のお家でもあるお肉屋さんだ!

 

 

「ここお肉屋さんだよね?お菓子あるの?」

 

 

「多分あるんじゃねぇ?あのーすいませーん」

 

 

「あっ、ゆきくんいらっしゃい!」

 

 

店の奥からはぐみ先輩が出てきて俺たちの元へ近づいてきた。

 

 

「なにか買いに来たの?」

 

 

「いや、今日は買い物じゃなくてハロウィンなんでお菓子もらいにきました」

 

 

「そっか!じゃあコロッケ持ってってよ!揚げたてだよ!」

 

 

「じゃあそれもらいます」

 

 

はぐみ先輩はショーケースからコロッケを人数分だして包み紙に入れてくれて渡してくれた。

 

 

「はい!どうぞ!」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

「ど、どうも‥‥‥‥」

 

 

「ゆっきー、コロッケってお菓子なの?」

 

 

「えっ?おやつに食べるからお菓子でしょ?」

 

 

「いや、違うでしょ」

 

 

「そんなこといいから食えよここのコロッケ美味いから」

 

 

「う、うん。はむっ…‥‥あっ美味しい!」

 

 

「だろ?先輩ありがとうございます」

 

 

「どういたしまして!」

 

 

「あっ、ついでに豚コマ300gください」

 

 

「まいど!」

 

 

結局買い物もして北沢精肉店を後にする。さぁ、どんどんいっくぞ~!!

 

 

 

 

 

 

~ヤマブキベーカリーにて~

 

 

「沙綾先輩!トリックオアトリート!!」

 

 

「あっ、愛音ちゃんたち!お菓子もらいにきたのかな?」

 

 

「そうです!」

 

 

「先輩!ギブミーチョコ!ギブミーガム!ギブミーパン!」

 

 

「はいはい、ちょっと待っててね!」

 

 

ヤマブキベーカリーでお菓子+売れ残りのパンをゲット!

 

 

 

 

 

~旭湯にて~

 

 

「ハッピーハロウィン!!お菓子ください!!」

 

 

「え、ええっ!?幸人君にみんな!?なんなんその恰好は!?」

 

 

旭湯でロック先輩から蒸したサツマイモと常連の方々から飴やコーヒー牛乳をもらった!

 

 

 

 

~ラーメン銀河にて~

 

 

「ちわ~」

 

 

「幸人じゃねぇか!いらっしゃい!」

 

 

「ますき先輩、お菓子プリーズヘルプミー!」

 

 

「お菓子欲しいのか助けてほしいのかどっちだよ?てかここラーメン屋だからお菓子なんてないぞ?」

 

 

「じゃあお菓子じゃなくてもいいですよ」

 

 

「じゃあ、チャーシューとメンマ持ってくか?」

 

 

「いただきます!」

 

 

「ゆっきー、それただのおじさんの晩酌のおつまみだよね?」

 

 

チャーシューとメンマを確保!!

 

 

 

 

そんなこんなであちこちでお菓子をもらいハロウィンを満喫しているのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《《                                                                                                            》》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~いっぱいもらえたな~」

 

 

お菓子+αがたくさん入ったバスケット見て満足する俺。燈と愛音と楽奈はこのあと練習があるため俺は先に帰ることにした。

家帰ったらさっそく食べるぞ~

 

 

「ふんふんふ~ん…‥‥‥およっ?」

 

 

あの後ろ姿は祥子?最近よくあいつと会うな~

 

 

「そうだ、あいつの後付けて家に凸してお菓子もらおう」

 

 

高級菓子とかもらえそうだな~楽しみ~

 

 

「存在がバレないように後をつけよう…‥‥」

 

 

近くのゴミ捨て場から潰してないダンボールを拾いそれを被ってそのまま後をつける。

 

 

「さぁ、ミッション開始だ‥‥…‥‥」

 

 

ターゲットを逃さないように……‥‥

 

 

「曲がった‥‥‥‥」

 

 

曲がり角を曲がったぞ。俺も曲がって……‥‥‥

 

 

<ドガッ!!>

 

 

「うがっ!?」

 

 

突如後頭部に強烈な痛みが走り俺の視界は真っ暗になった…………………‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……‥‥‥‥…‥‥んっ?」

 

 

目が覚めるとそこは公園で俺はベンチの上で寝かされていた。

 

 

「なんで俺こんなところに……‥‥」

 

 

「あっ、目覚めたんだ」

 

 

「えっ、睦?」

 

 

なんでこんなところに睦が?

 

 

「幸人、道端で倒れてたんだよ」

 

 

「えっ、そうなの?」

 

 

「うん」

 

 

そうだったんだ‥‥‥でも頭を殴られたような気がしたんだけどな~

 

 

「それよりその恰好、もしかしてハロウィンの仮装?」

 

 

「ああ、そうだよ」

 

 

「やっぱり‥‥‥‥はい、これ」

 

 

「これは?」

 

 

「お菓子。そこのコンビニで買ったのだけど‥‥‥‥」

 

 

「おお、ありがとな」

 

 

 

睦からコンビニの袋を受け取る。中はガンダムのウエハースが3個ほど入っていた。

 

 

「じゃあ俺帰るよ」

 

 

「うん、気をつけて‥‥‥‥あっ、それと」

 

 

「んっ、なんだ?」

 

 

「‥‥…‥‥ううん、なんでもない」

 

 

「?そっか、じゃあな」

 

 

睦と別れ家に向かう。あいつ何か言いたそうだったけどなんだったんだろう?




「ねぇ、ゆっきーは去年のハロウィンはどんなコスしたの?」


「去年か?これだけど」


スマホの画面に映し出されている画像を愛音に見せる。


「こ、これは‥‥‥‥」


「バイオのネメシスのコスだ」


画面にはバイオハザードの敵キャラであるネメシスのコスをした幸人の画像が映し出されていた。


「いや、すごすぎでしょ!今年と去年の差ありすぎでしょ!!」


「ボイスチェンジャー機能もついていて声の再現もできるぞ!」


なおこの衣装は知り合いのレイヤー売ってしまい今は手元にない模様。
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