そして自分で設定作っておきながら誕生日すっかり忘れてた(笑)
今回は幸人くんがみんなにお祝いしてもらう回
「りっきー、お皿どこに置けばいい?」
「取りやすいように手前の方に置いといて」
「美味しそう」
「野良猫、つまみ食いしない」
この日MyGO!!!!!メンバーはRiNG内の会議室スペースを特別に貸し切り幸人の誕生日パーティーをサプライズで開催しようとしていた。
「ゆっきー驚くだろうな~」
「ゆーくん、喜んでくれるといいな……‥‥」
「きっと驚くって!絶対!」
「あとはデリバリーで頼んだカレーが来るのを待つだけ」
「けど、誕生日パーティーにカレーって変わってるわね」
「そろそろ来るんじゃない?カレー屋さん」
<ガチャ>
「こんにちは~恐竜屋で~す!カレーお届けに参りました~!」
おかもちを持った赤いシャツを着た男が入ってきた。
「ご苦労様です。これ料金です」
「はい!ちょうどですね!こちらはそこの机の上に置けばいいですか?」
「あっ、はい。お願いします」
カレーの入った鍋とライスの入った大皿を机の上に置いてもらう。
「じゃあ、俺はこれで!」
カレー屋さんはそう言って部屋から出て行った。
「カレー美味そう」
「だから食うなって」
「チキンカレーね。ウズラたまごも入ってるし」
「ゆーくん、そこのお店のカレー好きなんだ‥‥‥‥私も一緒に食べに行っている」
「燈、今度私も連れて行って」
「うん、いいよ」
「あ~りっきーがまたゆっきーに対抗心燃やしてる~」
「は?そんなんじゃないし。私はただ燈とカレー食べに行きたいだけだし」
「はいはい」
<ピロン♪>
「あっ、ゆーくんから…‥‥今着いたから行くねだって」
「そう」
「よーし!みんなクラッカー持って!入ってきたときに同時に鳴らすよ!」
それぞれクラッカーを持ち入り口の方に向け幸人が入ってきたと同時に鳴らしおめでとうを言う流れになった。
「はぁ~緊張する~」
「なんでお前が緊張するんだよ」
<ガチャ>
「来た…‥‥!」
「行くよ!せーn「やあやあやあ、祭りだ祭りだ〜!袖振り合うも他生の縁、躓く石も縁の端くれ!共に踊れば繋がる縁!この世は楽園!悩みなんざ吹っ飛ばせ!笑え笑え!ハーハッハッハッハ!!」ええっ!?」
入室してきた幸人に驚く一同。
それも無理もない。突如屈強な男たち数人が神輿を担ぎながら入ってきて神輿の上にパーティ用帽子とバースデーサングラスを装備し『本日の主役』と書かれたたすきを掛けてどこぞの妖怪縁結びのセリフを言いながら入ってきたのだ。
「よいしょ!」
「ゆ、ゆっきー!?」
「誰この人達?」
「ああ、こいつらは俺の学校のレスリング部のやつら。誕生日に神輿の上に乗って担がれたいって言ったらやってもらえて学校からここまで運んでくれたんだ」
「藤田!俺たち帰るからな!」
「誕生日おめでとう!!」
「おう!ありがとな!」
そう言って退出する平凡高校レスリング部の面々。
「で、ここに呼び出した用ってなんだ?」
「あっ、えっと、お誕生日おめでとうゆっきー!」
<パァン!>
「お、おめでとう!ゆーくん!」
<パァン!>
「おめでとう幸人」
<パァン!>
「おめでとう幸人君」
<パァン!>
「おめっと」
<パァン!>
「おお~!これはまさか俺のサプライズ誕生日会か!?」
「う、うん……‥」
「そうだったんだけどゆっきーがあんな感じで来たから逆にこっちが驚いたけどね」
「派手だった」
「ははは、そうか。悪い悪い」
「食べ物や飲み物やケーキも用意してあるわよ」
「おお!これは豪勢だな~あっ、ゴンザレスのカレーもあるじゃん!」
「ゆーくん、そこのカレー好きだからテイクアウトしてきたよ…‥‥」
「ありがと!じゃあ、さっそくいただきますか!」
「食べる」
「じゃあお皿配るわね」
「飲み物も準備するね!」
幸人たちはカレーやサンドウィッチや唐揚げやケーキなどを食べていき楽しいパーティをしていった。
「ふぅ~食った食った~」
みんながよういしてくれたごちそうを食べ終え俺のお腹は満足した。
「じゃあそろそろあれいこうか」
「だね…‥‥!」
「?なにするんだ?」
「誕生日といえばこれでしょ?」
「みんな、同時に出すよ」
「わかってるって」
「せーの、はい!」
「おおっ!」
みんなが一斉に出したもの、それはきれいに包装されリボンが結んである箱、そうプレゼント箱だった。
「誕生日プレゼント!!」
「ゆっきーのために私たち頑張って用意したんだ!」
「そうなのか!いや~嬉しいぞ~!」
「じゃあ順番に渡していこうか!」
「誰から渡すの?」
「私から」
おっ、初手は楽奈か。何くれるかわからーな(だじゃれ)
「はい、プレゼント」
「ありがとうな」
中身は何かな~?
「これは……‥‥入浴剤セット?」
箱には『全国名温泉入浴剤セット』と書かれた入浴剤セットだった。
「おばあちゃんがいつもお世話になってるからお礼に持っていけって」
「そうか」
入浴剤は嬉しいぞ~
てか、婆さんが用意してなかったらこいつなにも用意してこなかったことにならない?
「まぁ、いいか」
「?」
「じゃあ次は…‥‥」
「私ね」
「そよか」
こいつは安定して高そうなものくれそうだな。
「はいこれ」
「これは?」
なんか高級そうな箱を渡された。いかにも高そうだな。
「芳香剤よ。これを部屋に置いておけばいい香りするしリラックスできるわよ」
「へぇ~何の香りがするんだ?イランイラン?」
「そんないやらしそうな香りじゃないわよ。ラベンダーとジャスミンよ」
「へぇ~」
これまたおちつきそうな香りがしそうだな。
「ありがとうな。帰って部屋に置いていい香りを充満させておくよ」
「どうも」
「じゃあ次は?」
「私」
立希か。こいつが俺にプレゼントやらあげるの違和感あるけど燈に説得されて渋々用意したんだろうな。
「はい、これ」
「これは?」
「みじん切りがしやすくなる調理器具」
「ああ~あれか」
確かみじん切りチョッパーっていうんだっけ?これで野菜のみじん切りが楽にできるぜ。
「ありがとうな立希」
「別に」
「あ~りっきー照れてる~」
「うるさい。次、愛音」
「はーい。って、私も調理器具なんだけどね」
「へぇ~どんなの?」
「こういうのだよ!」
机の上に箱を一つ置き俺に見せた。
「なになに?『全自動タマゴ割る君』?」
「これね、自動でタマゴ割ってくれるんだよ!すごくない?」
「へぇ~そりゃあすごいな」
手を汚さずに黄身を崩さずに割れるのは便利だな。
「普通に手で割った方が早くない?いちいち機械にセットして操作するの無駄手間じゃん」
「ええ~?そう?」
「まぁ、一応貰っとくよ。ありがとうな」
「どういたしまして!」
「じゃあ最後は燈かな?」
「う、うん……‥‥」
燈はどんなプレゼントをくれるのかな?楽しみだな~
「私のプレゼントは……‥‥」
<ガチャ!>
「幸人さん!お誕生日おめでとうございますわ!!」
「あっ、祥子。それに睦」
燈がプレゼントを発表しようとしたその時ドアが思いっきり開いて祥子と睦が入ってきたぞ。
「ちょっと、今日は私たちとこいつのパーティーだからあんたたちは呼んでないんだけど?」
「いいじゃないですの。私たちだって幸人さんの誕生日祝いしたいですわ」
「私も幸人のお誕生日祝いたい‥‥‥‥」
「まぁ、いいじゃないかよ立希」
「お前が言うならまぁいいか…‥‥‥」
納得した立希。いや~いっぱいお祝いしてもらえるなんて幸せもんだな俺は。
「では、プレゼントをお渡しますわね。まずは睦から」
「うん。はい、プレゼント」
睦から渡されたプレゼントはHGのGQuuuuuuX(ジークアクス)のプラモだった。
「おおっ!これジークアクスのプラモ!!欲しかったんだよな!!」
発売日に買えなかったから再販まで待つかなーって思ったけどまさか誕生日プレゼントにもらえるとは!
「ありがとうな!」
「うん…‥‥喜んでもらえてよかった‥‥‥‥」
「では、次は私の番ですわね。入ってきてください」
祥子はそう言うと運送業者のような人が二人が台車を押しながら入ってきた。
台車の上には布がかかった何か大きなものだった。
「なんだこれ?」
「ふふっ、驚きますわよ。それ!」
祥子が布を捲る。そこには
「おおっ」
「なにこれ!?」
「大きい‥‥‥‥」
「金ピカ」
俺がSDサイズのガンダムと手を繋ぎ左手を天に指差した金の像だった。
なんかいろんなところから怒られそうなこれは。
「すっげ~!俺の像じゃん!!」
「職人に特注で作らせましたわ!幸人さんの誕生日というめでたい日にちなんで差し上げますわ!!」
「ありがとな!でもこれ家に置くのはな~」
でかいし俺の部屋に入らないかな?
「でしたらここのロビーに置いてもらいましょう!」
「あっ、それいいな」
「ちょ、ちょっと!そんな勝手なことしたら凛々子さんに怒られるでしょう!!」
「いいっていいって。あとで俺が事情話すから」
「決まりですわね!ではこれをロビーまで運んでくださる?」
「「はい!!」」
業者さんと共にロビーに向かった祥子。
「あっ!待て!!みんな、止めに行くよ!」
「え、ええっ!?」
「はぁ~なんでこうなるのかな?」
「面白そうだから行く」
「祥……‥‥」
他のみんながぞろぞろと祥子の後を追って部屋を出て行った。
「みんな行っちゃった…‥‥‥」
「だな」
部屋には俺と燈だけとなってしまった。
「それよりまだ燈のプレゼントまだもらってなかったな」
「あっ、そうだね。じゃあ…‥‥‥」
燈はカバンから一冊のノートを取り出しページを開いていく。
「じゃ、じゃあ‥‥‥‥読むね」
「?」
「‥‥…‥‥『長い長い夜がやってきて、星の明かりすら見えなくても太陽のような君がそばにいてくれたら
私は怖くない。だからそばにいて』」
燈は短い詩を朗読してくれた。
「‥‥…‥‥ど、どうかな?」
「………‥‥最高だ」
「!!」
「それは俺を太陽に見立てた詩か?」
「う、うん…‥‥‥ゆーくんは太陽みたいで明るくてかっこいいから…‥‥‥」
燈からの誕生日プレゼントは俺を太陽に見立てた詩だった。燈らしくていいじゃないか~
「ありがとうな燈。今までで一番のプレゼントだ」
「えへへへ…‥‥////////」
燈の頭を撫でて少し照れながら微笑む燈。はぁ~くっそかわいい~
「ゆーくん」
「んっ?」
「生まれてきて……‥‥ありがとうね!」
「おう」
今年の誕生日はいろんな奴らにお祝いしてもらえてとても嬉しかったぜ。
後日
「ちょ、ちょっと!なにこの像!?」
ロビーに置かれた幸人の金の像を見て驚く凛々子。
「状況も予想できないお嬢様がこんな物を作って置くから‥‥…!」
そんな様子を見て呟く立希であった。