まいごびより!   作:ムツヒロ

64 / 99
はい、嘘最終回回。ドンブラでもやってたね。誰がMVPになるのか!?本編の時系列は関係ねぇよ!


マイゴとムジカとMVP(アニメ最終回記念特別回)

『ありがとうございました!!』

 

 

テレビ画面に映し出された燈たちを見る俺。

俺達は今、喫茶ドンブラリンコでアニメムジカの最終回をマイゴのみんなと見ているのだ。

 

 

「アニメムジカ、いい最終回だった」

 

 

マスターがそう言ってテレビの電源を切る。

 

 

「ほんと、いいライブだったよね!」

 

 

「うん、楽しかったね‥‥‥‥!」

 

 

「愛音、ソロ弾きできるようになったんだな」

 

 

ライブ中にソロで弾いてたシーンあったけどすごいな。ちょっと前まであんま上手くなかったのに猛練習してあそこまで弾けるとはな~成長したじゃんか。お父さん嬉しいぞ。

 

 

「えへへ~どう?すごいでしょ?天才でしょ?」

 

 

「すごいすごい。お前がナンバーワンだ」

 

 

「やったー!」

 

 

「幸人君、あんま愛音ちゃんを甘やかさないで」

 

 

「こいつすぐに調子に乗るから」

 

 

「へーい」

 

 

「え~二人ともひどい~」

 

 

「てか、お前あのファンサなに?」

 

 

「客席に近づくやつ?前に見たバンドの真似してみたんだ~」

 

 

「真似かよ」

 

 

愛音はミーハーだからそういうことすぐ真似るからな。

 

 

「ムジカのライブもよかった」

 

 

「ああ、新曲ラッシュだったな」

 

 

あの舌打ちソングなんか癖になりそうで好きだな~

 

 

「そういえばムジカのみんなは?」

 

 

「仕事で遅れるってさ」

 

 

ムジカの面々もここに来るというのだが仕事で遅くなるようだ。それは仕方がない。

 

 

 

「そういえばなんで今日ここに集まったんだっけ?」

 

 

「アニメの最終回見るためでしょ?」

 

 

「いや、それじゃないよ」

 

 

「えっ?」

 

 

今日はみんなでアニメの最終回見るんじゃなかったの?

 

 

「どういうことですか?」

 

 

「今日、君たちを集まってもらったのは「お待たせしましたわ!」おっと、あっちも来たみたいだね」

 

 

マスターがなにか言いかけたタイミングでムジカの面々が来た。

 

 

「よぉ、お先にやってるぜ」

 

 

「ごきげんよう幸人さん。そちらも集まってたみたいですわね」

 

 

「う、うん…‥‥」

 

 

「へぇ~ここがさきちゃんの行きつけの喫茶店か~」

 

 

「結構いいとこじゃん」

 

 

「棚にロボットのおもちゃがたくさん飾ってありますね」

 

 

「幸人の部屋みたい‥‥‥‥」

 

 

ドンブラリンコ初来店のメンバーは店内の内装を見てそう述べる。

ほんといい店だよここは。住みたいぐらいだよ。

 

 

「祥子、ライブ見たぞ。めっちゃよかったよ」

 

 

「ありがとうございますわ!」

 

 

「騎士設定いいじゃんか。俺も入りたいな~」

 

 

「いいですわよ!神権限で入団を許可しますわ!」

 

 

「やったー!」

 

 

なんかさらっと入団できたぞー!

 

 

「私の時は中々入団させてくれなかったのに……‥‥」

 

 

「幸人さんは逸材のある方なのでいいのですわ」

 

 

「いや~逸材なんて~」

 

 

「ねぇ、私たちここに呼ばれたのなんなの?」

 

 

「あっ、そうでしたわね」

 

 

「えっ?アニメの最終回見るんじゃなかったの?」

 

 

「それがマスターさんに今日ここに来てほしいとしか連絡をもらっていなくて」

 

 

「こっちもなんだよね~」

 

 

「アニメの最終回はついでに見る感じだったわ」

 

 

「じゃあなに?」

 

 

「打ち上げとかかな…‥‥?」

 

 

集まった理由がわからないまま俺達はうーんと考えていると

 

 

「みんな集まったし内容を改めて話そうか」

 

 

「あっ、マスター」

 

 

「私たちを呼んだ理由はなんですか?」

 

 

「私たち忙しいからしょうもない理由だったら怒るわよ?」

 

 

「まぁまぁ祐天寺さん。落ち着いてマスターさんの話を聞きましょう」

 

 

「では話そうか。今日君たちをここに呼んだ理由、それは……‥‥」

 

 

「それは‥‥‥‥?」

 

 

「この作品のMVP決めてもらうためだ」

 

 

「「「「「「「「「「「MVP?」」」」」」」」」」」

 

 

MVPって一番のことだよな?それを決めるの?

 

 

「なんでMVPを決めるんですか?」

 

 

「アニメムジカが最終回を迎えたからこの作品もMVPを決めて一区切りつけようと思ってね」

 

 

「なるほど‥‥‥‥」

 

 

「いや、意味わかんないけど」

 

 

「ということでみんなで話し合いMVPを決めてくれ。MVPになった人には豪華賞品を贈呈するよ」

 

 

「豪華賞品?なんですかそれは?」

 

 

「それはなってからのお楽しみ。じゃあ、俺は少し出かけるから戻ってくるまでに決めておいてね」

 

 

「えっ、お店の方はどうするんですの?」

 

 

「今日は貸し切りにしてあるから君たち以外にお客さんは誰も来ないよ」

 

 

いつの間に貸し切りにしたのか……‥‥‥

 

 

「それじゃあ」

 

 

「あっ、ちょ」

 

 

「行っちゃった…‥‥‥」

 

 

マスターは店を出てどこかへ出かけてしまった。

 

 

「‥‥…‥‥どうするの?」

 

 

「どうするって……‥‥」

 

 

「MVP決めるしかないですね」

 

 

「話し合いするまでもねぇだろ。MVPはこの作品の主人公であるこの俺!藤田幸人様だ!」

 

 

やっぱ主人公であるこの俺がMVPだろ!!いよ!この作品の花!はいはい!僕イケメン!!

 

 

「はぁ?なんでお前がMVPなの?」

 

 

「なんだ?不満か?」

 

 

「当たり前でしょ。主人公だからってMVPもらうのはズルでしょ」

 

 

「確かに!私だって出番も活躍もしたよ!」

 

 

「愛音ちゃんってそんなに活躍したっけ?」

 

 

「ええ~?そよりん反対派?MVP狙ってるの?」

 

 

「MVPとかどうでもいいけど愛音ちゃんがなるのが納得しないだけよ」

 

 

「なにそれ!?ひどいよ~!そよりんだってそこまで活躍してないじゃん!!」

 

 

「そんなことないけど?私結構出番あったわよ?」

 

 

「む~!私とそんな変わらないじゃん~!」

 

 

「愛音ちゃんよりは多いわよ?」

 

 

愛音とそよがモメ始めたぞ。こらこらケンカすんじゃないよ。

 

 

「MVPは私。抹茶パフェと蕎麦食べた。ギター弾いた。ライブした」

 

 

「いや、そんだけでMVPはなぁ~」

 

 

「もう決めるのは簡単でしょ?MVPは燈一択」

 

 

「燈が?」

 

 

まぁ、ヒロインポジションだけど。

 

 

「うーん……‥いや、いくら燈でもMVPの座は譲れない!!」

 

 

「はぁ!?お前本気で言ってんの!?」

 

 

「マジだ!!俺が主人公!!活躍も多い!!つまりこの俺こそがMVP!!」

 

 

すまないが燈、これだけは渡せないぜ!!MVP!!MVP!!俺こそオンリーワン!ナンバーワン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「揉めてますね」

 

 

マイゴの面々が揉めてる様子を見るムジカの面々。

 

 

「あっちが言い争っている間に私たちでMVP決めようよ~」

 

 

「そうですね」

 

 

「いいのかな…‥‥‥?」

 

 

スキを見てMVPを決めることにしたムジカメンバーたち。

 

 

「みなさん、提案がありますわ」

 

 

「なに~?」

 

 

「MVPなのですが、マスターさんは何も一人だけとは言っておりませんでしたわよね?」

 

 

「そうだけど?」

 

 

「なら、二人決めてもいいというわけですわね」

 

 

「えっ?」

 

 

「二人…‥‥‥?」

 

 

急な祥子の提案に頭にハテナマークを浮かべるメンバーたち。

 

 

「主人公とヒロイン二人がMVPに選ばれる作品を読んだことがありますわ。なら、それを真似て私たちからも二人選べばいいのですわ」

 

 

「なるほど」

 

 

「で、誰にするの?」

 

 

「一人はもちろん私ですわ。アニメで主人公みたいな立ち回りでしたし」

 

 

「祥子か~」

 

 

「なにか不満でも?」

 

 

「だってMVPってアニメじゃなくてこの作品の…‥‥‥」

 

 

「そしてもう一人は…‥‥‥」

 

 

「おい、無視すんな」

 

 

にゃむをスルーしてもう一人を発表する祥子。

 

 

「(MVP…‥‥‥もう一人はつまり私!さきちゃんと一緒に!)」

 

 

「幸人さんですわ!!」

 

 

「あじゃーーーー!!」

 

 

もう一人のMVP、それは幸人だと言う祥子。

初華は自分じゃなく盛大に倒れる。

 

 

「やはり私の隣に立つに相応しいのは幸人さんしかありえませんわね!これでMVPは決定ですわ!!」

 

 

「さきちゃんさきちゃんさきちゃんさきちゃんさきちゃんさきちゃん!!!!」

 

 

初華はブリッジしたまま祥子の股下まで移動しその間からものすごい形相で祥子を見つめながらそう叫ぶ。

 

 

「ちょ、初華!?」

 

 

「MVPは私じゃないの!?私あんなに頑張ったのに!?」

 

 

「そうですけど……‥‥」

 

 

「あっ!今日はかわいいの履いてるね!」

 

 

「見るなですわ!!」

 

 

「むごっ!!」

 

 

初華の顔面に踵落としする祥子。

 

 

 

「うわ~痛そう~」

 

 

「もろに入りましたね」

 

 

「と・に・か・く!MVPは私と幸人さんに決定ですわ!!」

 

 

「祥…‥‥‥」

 

 

「なんですの睦?」

 

 

「MVPは祥じゃなくて私がいい」

 

 

「はぁ!?」

 

 

睦はMVPは自分がいいと祥子に告げる。

 

 

「なにを仰ってるんですの!?いくら幼馴染でもここは譲れませんわ!!」

 

 

「この作品で幸人と関わりが多いの私‥‥…‥‥だから幸人と一緒にMVPなのは私」

 

 

「そんな勝手な!!幸人さんと一緒にMVPになるのは私ですわ!!」

 

 

「祥……‥‥‥もう!!いい加減にしてよ祥子ちゃん!!」

 

 

「モーティス!?」

 

 

突然モーティスと入れ替わり驚く祥子。

 

 

「幸人くんとMVPになるのは睦ちゃんと私だよ!」

 

 

「なっ!三人MVPなんてズルいですわ!!」

 

 

「うっさい!祥子ちゃんには『意地悪クソ女賞』をあげるからそれでいいでしょ!?」

 

 

「何ですって!?」

 

 

祥子とモーティスはケンカを始めバチバチと火花を散らしている。

 

 

「あらら~こっちも荒れちゃったよ~」

 

 

「祐天寺さんどうします?私たちだけで決めちゃいます?」

 

 

「いいけど…‥‥うい子は?」

 

 

「あそこです」

 

 

「さきちゃん‥‥…‥‥私あんなに頑張ったのに…‥‥‥」

 

 

初華は部屋の隅でブラシの毛を一本ずつ抜いてブツブツと呟いていた。

 

 

「あ~あれじゃあ話無理そうだね」

 

 

「では始めましょう」

 

 

「で、MVPは誰にするの?もしかしてわたs「私です」はっ?」

 

 

MVPは自分だと言い張る海鈴。

 

 

「私以上に話題がありおもしれー女は他にいませんからね」

 

 

「なにそれ?そんなんでMVP決めるとかないでしょう?」

 

 

「私出番も結構ありましたよ?祐天寺さんは空気な時もありましたし」

 

 

「はぁ?アニメとこの作品一緒にしてない?出番少ないのはうみ子も一緒でしょ?メイン回まだだし」

 

 

「それは祐天寺さんも一緒でしょう?私たち空気コンビで仲良くやりましょうよ」

 

 

「そんなコンビなりたくないし!あ~もう!納得いかんと!!」

 

 

「では勝負して勝った方がMVPにしましょう」

 

 

「よかと!で、なにで勝負すっと?」

 

 

「ではあっちむいてホイにしましょう。先に五勝した方がMVPということで」

 

 

「受けて立つばい!」

 

 

海鈴とにゃむはあっちむいてホイ勝負でMVPを決めることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんな‥‥‥…‥‥」

 

 

MVPを決めることになったけどみんなケンカし始めちゃった…‥‥‥

 

 

「そろそろどっちは燈の隣に立つに相応しいか決めようじゃないか!」

 

 

「望むところ!!負かしてやる!!」

 

 

「愛音ちゃんそういうとこが悪いのよ?」

 

 

「そよりんひっどい~!そういうそよりんだって…‥‥‥」

 

 

「MVPは私」

 

 

「モーティス!こうなったらポケカ勝負ですわ!」

 

 

「いいよ!ドラパルトexで蹴散らしてあげる!!」

 

 

「あっちむいてホイ!!」

 

 

「ほいっと」

 

 

「さきちゃん‥‥……‥‥そんなさきちゃんは監禁してじっくり調教して私の言う事しか聞けない体にして……‥‥」

 

 

「ど、どうしよう…‥‥‥」

 

 

このままだとみんなが……‥‥

 

 

「すいません」

 

 

「えっ?」

 

 

いつの間に私の背後に宅配便の配達員さんが立っていた。

 

 

「お荷物です。ハンコかサインを」

 

 

「あっ、え、えっと‥‥‥‥ここのマスターさん今お留守で…‥‥‥」

 

 

「代理受け取りも可能ですが」

 

 

「あっ、じゃあ代わりに…‥‥‥」

 

 

荷物を代わりに受け取ることにした。

 

 

「えっと…‥‥‥」

 

 

「どうした?」

 

 

「マスターさんの名前わからなくて…‥‥‥」

 

 

「なら、この店の名前でいい」

 

 

「あっ、はい‥‥…‥‥」

 

 

お店の名前でいいんだ‥‥…‥‥

 

 

「これで…‥‥いいですか?」

 

 

「はい、確かに。それにしても今日はやけに騒がしいな」

 

 

配達員さんがお店の状況を見てそう呟く。

 

 

「何かあったのか?」

 

 

「実は…‥‥‥」

 

 

私はMVPを決めていて揉めていることを配達員さんに話した。

 

 

「なるほどな。よし、俺に任せろ」

 

 

「えっ?」

 

 

配達員さんはそう言ってみんなのいる方へ向かった。

 

 

「おい!お前たち!」

 

 

「えっ?」

 

 

「だ、誰!?」

 

 

「誰なんですのあなた!?」

 

 

「俺はただの配達員だ。それより話は聞かせてもらった。お前たちMVPを決めているそうだな?」

 

 

「え、ええ」

 

 

「そうですけど‥‥‥‥」

 

 

「それで争っているとは器が小さい奴らだな」

 

 

「なっ!?」

 

 

配達員さんの一言で固まるみんな。それにしても声が大きい人だな…‥‥‥

 

 

「そんなにMVPを決めたいなら俺が決めてやろう!」

 

 

「は、はぁ!?」

 

 

「配達員さんが!?」

 

 

急にMVPは自分が決めると急に言い放つ配達員さん。

 

 

「お前たちが決められないのなら第三者視点で俺が決めてやる!」

 

 

「そんな急に‥‥‥…」

 

 

「でもこのまま自分たちで決めるよりこの方に決めてもらった方がいいかと」

 

 

「確かにそうですわね…‥‥‥」

 

 

配達員さんに決めてもらうことに納得したみんな。

 

 

「では発表する。MVPは……‥‥‥」

 

 

「「「「「「「「「「「……‥‥…‥‥」」」」」」」」」」」

 

 

「‥‥…‥‥お前たち全員だ!!」

 

 

「「「「「「「「「「「ええっ!?」」」」」」」」」」」

 

 

予想外な結果に驚く私たち。ぜ、全員MVP!?

 

 

「全員!?」

 

 

「どういうことですか!?」

 

 

「理由は!?」

 

 

「理由?それはこの作品を盛り上げたのはここにいるお前たち全員、それはつまりお前ら全員が活躍したから全員がMVPになれる権利があるということだ!」

 

 

「!!」

 

 

「私たち全員が‥‥…‥‥!」

 

 

「MVP……‥‥‥!」

 

 

「確かに、俺達みんなでこの作品盛り上げたもんな……‥‥」

 

 

「そうだね……‥‥」

 

 

この結果に納得し始めるみんな。

 

 

 

「私たちつまんないことで言い争いしてたな……‥‥」

 

 

「うん、恥ずかしい……‥‥」

 

 

「みっともなかったですわ‥‥‥‥」

 

 

「キャラ崩壊しちゃったな~」

 

 

「みんながMVP‥‥‥‥それはつまり私とさきちゃん一緒にMVP!!」

 

 

「あっ、戻った」

 

 

「みんな、じゃあMVPは全員……‥‥それでいいか?」

 

 

「うん!」

 

 

「異論なし」

 

 

「それでいいわ」

 

 

「みんなMVP」

 

 

「それでよろしいですわ!」

 

 

「うん…‥‥!」

 

 

「さきちゃんと一緒なら!」

 

 

「もうそれでいいか~」

 

 

「大丈夫ですよ」

 

 

みんなが賛成しMVPは全員という結果になった。

 

 

「ただいま」

 

 

「あっ、マスターさん‥‥‥‥」

 

 

マスターさんが帰ってきた。

 

 

「どうやらMVPは決まったみたいだね」

 

 

「はい!」

 

 

「私たち全員がMVPです!」

 

 

「そうか。じゃあ商品はみんなに贈呈だね」

 

 

マスターさんはそう言って厨房へ行って台車を押しながら戻ってきた。

 

 

「それは…‥‥‥?」

 

 

「特製きびだんごケーキだ」

 

 

マスターさんはきびだんごがいっぱい乗ったケーキを持って来てくれた。美味しそう……‥‥

 

 

「美味しそう~!」

 

 

「クリームにきな粉が混じってるね!」

 

 

「食べたい」

 

 

「じゃあ切り分けるよ」

 

 

こうしてMVPを決めは私たちみんながMVPという結果になった。

 

 

「あっ、配達員さんは‥‥…‥‥」

 

もうお店の中にいない……‥‥

みんなの言い争いを仲裁してくれたしちゃんとお礼言わなきゃ…‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次の配達先は‥‥…‥‥」

 

 

「あ、あの…‥‥‥!」

 

 

「んっ?」

 

 

 

外に出るとまだ配達員さんがいた。よかった、まだいて……‥‥

 

 

「お前はさっきの‥‥…‥‥どうした?」

 

 

「みんなのケンカ止めてくれて…‥‥‥ありがとうございます!」

 

 

「ああ、そんなことか。別に大したことはしてないぞ?」

 

 

「でもちゃんとお礼言いたくて…‥‥‥」

 

 

「そうか。俺が運ぶのは荷物だけではない。幸せを運ぶ。困っている人がいたら助ける、ただそれだけだ。それに‥‥‥‥」

 

 

「それに?」

 

 

「お前とも縁ができた!しかもこの縁は、超良縁だ!」

 

 

「超良縁…‥‥‥?」

 

 

よくわかんないけどいいことみたいだしいいか‥‥‥‥

 

 

「また困ったことがあったら何でも言え。じゃあ俺は配達に戻る」

 

 

「あっ‥‥‥‥待ってください!これ!」

 

 

私はポケットから私たちが出るライブのチケットを取り出し配達員さんに渡した。

 

 

「これは?」

 

 

「今度私たちが出るライブのチケットです。よかったら見に来てください」

 

 

「そうか。なら、仕事に休みを入れて見に行ってやろう」

 

 

「あ、ありがとうございます…‥‥!」

 

 

「じゃあ、また会おう」

 

 

配達員さんは配達用の車に乗り次の配達先へ行ってしまった。

 

 

 

「……‥‥‥」

 

 

変わった配達員さんだったな……‥‥

 

 

<ドンブラコ、ドンブラコ、ドンドンユラリユレテ~>

 

 

「えっ?」

 

 

なんか歌みたいなのが聞こえてきた……‥‥?

 

 

「おーい!燈!!ケーキ食おうぜ!!」

 

 

「あっ、うん。今行くね」

 

 

ゆーくんに呼ばれお店に戻ることにした。私たちみんながMVP…‥‥みんなが一番‥‥‥‥!




遅くなってすんませんでした!!新年度は色々忙しくて三月中に投稿するのが無理でした!!
アニメもいい感じに終わってよかったよかった!!(まだ謎や問題残してますけど)
続編も楽しみですね~
今月はマイムジのライブやすでに開催しているイベント、色々とありますよ~
ライブグッズも届くの楽しみ~羊宮さんのヒトプレス(アクスタ)だけは現地で買わなきゃな~
このさくひんまだまだ続くのでこれからもよろしくお願いします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。