お年玉をかき集めることにした幸人とMyGO!!!!!メンバーたち。
いろんな人たちからお年玉をもらい好きな物買おうとルンルン気分の一同の前に謎の忍者男、サスケが現れ幸人たちが集めたお年玉を奪ってしまう!
さぁ、一体どうなることやら!!
「俺たちのお年玉!!」
謎の忍者、サスケの手には俺たちが必死で集めたポチ袋があった。
「こいつを返してほしかったら俺から奪い返して見ろ!」
「あっ!逃げた!」
サスケは走り出しその場から逃走する。
「逃がすか!お前ら!追うぞ!!」
「うん!」
「う、うん…‥‥‥!」
「燈のお年玉返せ!!」
「取り戻す」
「あっ、ちょっと!!」
俺たちは奪われたお年玉を取り戻すためにサスケを追いかけ始める。
「待てー!!」
「あ、あの人早くない!?」
「家の屋根の上とかに上って走ってるし!」
「まさか本当に忍者!?」
「そんなわけないでしょ!?トリックよ!なにかのトリックよ!!」
目の前で起こっていることに信じない常識人のそよ。
いや、どう見ても現実で起こっていることでしょ!?
「あっ、降りたよ‥‥‥‥!」
「あそこにいるな!」
サスケが空き地に飛び降りるのを見て俺たちもそこに向かった。
「はぁ‥‥‥はぁ‥‥‥いた!」
「おいおい、お前らどうした?お年玉返して欲しくないのか?」
「くそ、煽りやがって!」
サスケの挑発に乗って捕まえようと走り出す立希。
「捕まえた!」
「やった…‥‥!」
「すごいよりっきー!」
立希がサスケを捕まえたみたいだ!これでお年玉を取り返したぞ!!
「いや、待って!」
「えっ?あっ!!」
立希が捕まえていたのはサスケではなくへのへのもへじの顔が書かれていた紙が貼られていた丸太だった。
「丸太ぁ!?」
「本物はどこに!?」
「あっち」
「あっ!」
楽奈が指を指す方を見るとサスケが走り去る後ろ姿が見えた。
「追うぞ!」
「また走るの~!?」
再び追跡を始める俺たち。
「はぁ‥‥‥はぁ…‥ねぇ、幸人君」
「なんだ?」
「このまま追っても追いつけないしここは二手に分かれない?」
「二手に?」
「このまま追跡する組と先回りして待ち伏せして捕まえる組に分かれてあの忍者を捕まえましょう!」
「OK!!」
そよの提案に乗り追跡組は足の早い愛音とそよと楽奈の三人、待ち伏せ組は力がある男である俺と立希と燈に分かれ俺たちはサスケが通りそうなルートを予測してポストの裏に隠れて待ち伏せすることにした。
「く、来るかな‥‥‥‥?」
「多分‥‥…‥‥」
「…‥‥‥来たぞ!」
サスケが来るのが見えてきてた。
俺たちの予測は当たったようだ。
「よし、いちにのさんで飛び出して捕まえるぞ!」
「わかった」
「うん」
「いち・‥‥‥にの…‥‥‥さん!!」
俺たちは飛び出してサスケを取り押さえようとする。
「捕まえた!」
「観念しろ!」
「あっ!りっきーたちが捕まえたみたい!」
「私たちも行くわよ!」
「捕まえる」
追跡組の三人も加わりサスケを捕まえることに成功……‥‥
「ちょ…‥‥‥おい…‥‥待てぇい!!」
「えっ?わぁ!?」
「幸人!?」
みんなが取り押さえていたのはサスケではなく俺だった。
「なんで俺を取り押さえてるんだよ!?」
「いや、私達はあの忍者を捕まえようと‥‥‥‥」
「いつの間にすり替わっていたの!?」
「おーいこっちこっち」
「あっ!」
サスケは少し先にいて手を振っていた。
「くっそ!いつの間にあんなところに!」
「確保するよ!」
サスケを何が何でも捕まえようとする俺たちは必死で走った。
「はぁ‥‥‥‥はぁ…‥‥‥もう走れないよ~」
「頑張れ愛音!お年玉のために走るんだぁ!!」
頑張って集めたお年玉なんだ!何が何でも取り戻すぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
「うおりやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「めちゃくちゃ早くなった!」
俺は走るスピード上げて徐々にサスケとの距離を縮めていく。
「うおっ、お前早いな。けど早いだけじゃダメだぜ?そら!」
サスケは地面に何かをばら撒くのが見えた。それは…‥‥
「レ〇ブロック!?」
赤、青、黄、緑の色のレ〇ブロックが地面に散らばった。
俺は急ブレーキをかけるが間に合わず……‥‥
「どわああああああああああ!!」
転倒しブロックの凸凹部分が顔や体にぶっ刺さり悲鳴を上げる俺だった。
「‥‥‥‥……‥‥」
「はぁ‥‥‥はぁ‥‥‥‥見つけたぜ」
追跡から二時間近くが経過して町内にある神社に辿り着きサスケを見つけた。
「おう、来たか‥‥‥‥他の連中はどうした?」
「ばてて休んでるよ」
「そうか。じゃあ、ほらよ」
「えっ?」
サスケは俺たちのポチ袋を返すという意外な行動をとった。
「なんでだ?」
「ここまで諦めずに追ってくるガッツさ認めるぜ。あの子たちの分も返す」
よく分からずサスケからポチ袋を受け取り無事にお年玉を取り戻した。
「あんた、一体何者なんだ?」
「俺か?ただの忍者で……‥‥」
「わああああああ!!どうしよう!!!」
「「!?」」
突如、悲鳴が聞こえした方に行く俺。そこには町内会長や役員さんたちが頭を抱えて困っている様子が見えた。
「どうしたんですか!?」
「あっ、幸人君!実は明日やる子供餅つき大会で使う臼と杵が壊れていて使い物にならないんだよ!!」
「ええっ!?」
「さらにもち米や餡子やきな粉とかが手違いで発注されていなくて……‥‥!」
「なんてこった…‥‥!」
餅つきに使う道具や材料がないと餅つき大会ができないじゃないか!
「今から新しい物を用意するとなると間に合わないし……‥‥」
「お米屋さんは今日はお休みで明日に何十人分のもち米の用意なんて無理だし…‥‥‥」
「中止するしかないか…‥」
「子供たち楽しみにしていたんですけどね……‥‥」
餅つき大会を中止することに決め落胆する胸内会長さんたち。
「‥‥…‥‥俺、何とかできるかもしれないです!」
「えっ?」
「知り合いに木製製品取り扱っている人と和菓子屋さんいるんで分けてもらえないか聞いてきます!!」
「あっ、ちょ!?」
俺は走り出した。子供たちの楽しみにしている餅つき大会のために!!
「よいしょ!よいしょ!」
「はい!はい!」
「いいぞ!健太!!」
次の日。子供餅つき大会は無事に開催され子供たちが元気よく楽しく餅をついていた。
「そろそろいいかな?よーし!みんなー!お餅丸めるよー!」
「「「「「はーーーーーーい!!!!!」」」」」
「ゆっきー!餡子ときな粉と砂糖醤油の準備できたよー!」
「サンキュー!」
子供たちと一緒にできたての餅をちぎって丸める。
「ねぇ、ゆーくん」
「なんだ?」
「もらったお年玉、ほとんど使っちゃってよかったの…‥‥‥?」
「あ~それか」
昨日、道具は何とか借りれたけど材料が足りずあっちこっちのお店で何十人分のもち米や餡子などの材料をもらったお年玉で支払いなんとか開催することができたのだ。
「いいよこれくらい。困っている人に使えるならあげた人達も喜んでくれるしそれに」
「それに?」
「お年玉って正月に歳神を迎えるために供えられた丸い鏡餅が、家長によって子供に分け与えられ、その餅が「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたと説がある。つまり、その年を1年間を生きるために必要な、歳神の霊魂=生命を、子供に分け与えることで強い生命力には、魔=災厄を退ける力がある、子供の無事な成長を願う、宗教的な意味があるんだ」
「そうなんだ‥‥‥‥」
「だからこれは俺からこの子たちの成長を願う為に送るお年玉だよ」
自分より下の子たちが無事に成長できるような意味込めてのお年玉だ。それとお年玉くれた大人にはちゃんと感謝しなくちゃな。
「ゆーくん、優しいね‥‥‥‥」
「はははは、今日はお年玉分の餅食うぞー!!」
腹が膨らんだ餅みたいになりそうだ!!
「どうやらお年玉の意味が分かったようだな」
少し離れたところで餅つき大会を楽しむ幸人たちの様子を見つめるサスケと赤い折り鶴のような仮面と赤と白のスーツを着たヒーローみたいな恰好をした男がいた。
「サスケさん、こうなることを見て彼らのお年玉を?」
「いや?全然?」
「えっ?」
「俺はお年玉をくれた相手に感謝することを知ってほしかっただけでお年玉をどう使うかはあいつが決めたことだ」
「なるほど…‥‥」
「あいつは戦隊のレッドになれる素質があるよ。まぁ、この世界には妖怪も厄災みたいな存在もいないからなることはないと思うけどな」
「はい。平和が一番ですね」
「よし、そろそろ帰るかオリガレッド」
「はい!」
サスケは折り鶴の仮面のヒーロー、オリガレッドと共にその場を後にしたのであった。
お年玉はいくらまで使うかを決め残りは貯金するタイプの作者です。
体調崩して投稿が中々できなくてすんません!
治ってすぐにひなぴよのライブもあってめちゃくちゃ楽しかったです!TOURもあるのでMyGO!!!!!とは別に忙しくなりそうですね!!