転生したと思ったらママになっていた件   作:大神降ろし

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続きをどうぞ。


第十六話

 

 獣道すらない森の中をヴァレットとシリウスが歩いている。

 シリウスの腕の中のポラリスは森の中を興味津々に見ており視線があっちこっちに移っている。シリウスはヴァレットから森での歩き方や戦い方などの講義を受けている。

 

「森の中じゃ視界が悪い。目だけじゃなくて耳も使え。少しの物音でも気のせいにしないで最低でも頭の片隅に入れておいた方がいい。それと視線は前だけじゃなくて下や上にも向けておけ。地面に魔物の痕跡とか亜人達が作った罠があるかもしれないからな、注意深く見ておけ。木の上から奇襲されるっていう事も間々あるからな。そっちも油断するなよ」

「上下左右前後を、というか全方位を目と耳と直感で気にすればいいんですね」

「まあそういうこった。一人でそれをやるのはかなりしんどいからチームを組んで役割分担するのが普通だな。前方を注視する奴、横を警戒する奴、後ろを守る奴っていう感じでな。数が多くなればなるほど一人の負担が少なくなるが、その分一人頭の報酬も減るから大体3人から5人でチームを組むのが多いぞ」

「大人数で組む人っていないんですか?」

「いや、もっと大きい都市にはいるって話だぜ。チームじゃなくて団って呼ばれて人数は…数十人だったかな?そこから四つか五つの部隊に別けてる、だったか?すまんな、だいぶ前に聞いた噂だから曖昧だ」

 

 ヴァレットはシリウスと話しながらも時々振り向いたり、視線を上や下に向けたりと全方位を意識している。シリウスはヴァレットを真似て注意しているが、新人なのでキョロキョロしているだけだった。

 

「ん?止まれ」

「え?」

 

 ヴァレットが地面に何かを見つけたらしくシリウスに声を掛けシリウスも指示に従った。ヴァレットが見ている地面を見てみると僅かだが土を掘り起こしたような痕跡があった。

 

「こいつは動物が餌を探して掘り起こした跡だな」

「魔物っていう線は無いんですか?」

「ああ、足跡を見てみろ。この形と大きさならこの辺じゃコケブタだな。魔物なら足跡はもっと大きいし掘り起こした跡ももっと大きいはずだ。まあ、これがわかるようになるのは経験と知識がいるがな。薬草が生えている場所はこっちだ」

 

 ヴァレットはシリウスを連れて森の奥へと向かった。

 その道中でも食べられる木の実や山菜などをシリウスに教えながら採集している。薬草を入れる袋として買ったのに木の実や山菜ばかりになってしまっているがシリウスは気にせずドンドン採っている。

 

「着いたぞ、ここだ」

「おおー」

 

 生っていた酸味のある木の実を摘まみながら歩いていたらようやく目的の薬草の群生地に着いた。そこは開けた場所で日の光が差し指定された薬草がたくさん生えている。

 

「よし取るか」

「ヒャッハー、根こそぎだー」

「なんだその掛け声。っていうか全部取るなよ!?」

 

 シリウスの掛け声にヴァレットは不安しかなかったが薬草採取を始めた。

 シリウスは短剣を抜き草刈りの要領で採ろうとしたが、昨日見た薬草の本で根っこにも薬効成分がある薬草もあるらしいので短剣で周りの土を掘って根っこごと薬草を採った。一つずつ丁寧に掘り起こし茎が折れないように慎重に袋に入れている。

 先程の掛け声で大丈夫かと見ていたヴァレットだがシリウスの手付きを見て安心して薬草採取をしている。数分で指定された数を採り終えたがヴァレットとの会話で簡単なポーションや軟膏などの作り方を教わったり調合キットが売ってる事を聞いたので後日試そうと少し余分に採っておいた。

 

「これで集まったな。よし、戻るか」

「わかりました」

「…」

「どうしました?」

「いや、随分素直に聞いてくれるんだなって思ってな…」

「むしろちゃんと聞かない方がおかしいと思うんですけど。今までの人は聞かなかったんですか?」

「ああ。まだ行ける!とかあとちょっとはまだ良い方さ。うるさい!とか邪魔するな!も言われたな。酷かったのはビビッてんのかって煽られたり、自分の剣の腕前を高々に語って返り討ちに合って助けろって喚いて、助けたらお前の所為だ!って逆ギレされたな…」

「うわぁ…」

 

 ヴァレットが今まで教導してきたハンターの余りの酷さにシリウスはドン引きしている。

 何故懇切丁寧に教えてくれる先輩をそこまでないがしろにするのか理解できず、若さゆえの無謀さや自分は凄いと根拠のない自信がそうさせているんだろうかとシリウスは考えている。話した事で当時の事を思い出したのか疲れた表情で溜め息を吐くヴァレットにシリウスは同情していた。

 

「はぁー…すまんな、もう大丈夫だ。さて戻ろう」

「はい、わかりました」

 

 持ち直したヴァレットと共に町に戻る事にした。再び獣道すらない森の中を歩く二人の前に行きとは違う出来事に遭遇した。

 

「むっ…止まれ」

「?」

「見ろ」

 

 ヴァレットが指差す所を見ると巨大な芋虫が木の上にいた。

 芋虫は緩慢な動きで葉っぱを食べておりシリウス達を見向きもしていない。

 

「あれはジャイアントキャピラーだ。手を出さない限り危険は無いが偶に傍に落ちてきて襲ってくる事があるからな、あんまり近づくなよ」

「手を出さなかったら大丈夫なのに、傍に落ちてきたら襲ってくるんですか?」

「ああ。何故か落ちたのは俺達の所為にされてな。全く、はた迷惑だよな」

 

 理不尽極まりない理由で襲ってくるジャイアントキャピラーをジト目で見るシリウスだがジャイアントキャピラーは我関せずといった感じで葉っぱを食べている。

 

「…ん?」

「どうしました?」

「…何か来るぞ。気を付けろ」

「えっ」

 

 ヴァレットの警告でシリウスは小剣に手を伸ばしいつでも抜けるように備えた。

 茂みから出てきたのは体長が1mぐらいある蟻だった。見た目はシリウスの前世でよくいる蟻と同じだが大きさが圧倒的に違った。触角を動かしながら人間ぐらい容易く噛み千切れそうな強靭な顎をカチカチと鳴らしながらシリウス達に近づいている。

 

「ジャイアントアント!気を付けろ!腕ぐらい簡単に噛み千切られるぞ!」

 

 ヴァレットは剣を抜きシリウスも遅れながら小剣を抜いた。

 腕の中のポラリスは不穏な空気に泣きそうな表情を浮かべながらシリウスに抱き着いている。左手であやしながら右手の小剣を魔物に向けたがヴァレットが前に出た。

 

「こいつなら対処法は分かってる!俺がやる、よく見ておけ!」

 

 ヴァレットはジャイアントアントに向かって走り、ジャイアントアントは顎を広げてヴァレットに噛み付こうとした。ヴァレットはジャイアントアントの手前で飛び顎の攻撃を回避しながら剣を水平に振り抜いた。剣は触角を的確に切り裂いて触角は地面に落ちた。

 

「ギイイイィィィっ!?!?」

 

触角を斬られて悶え苦しむジャイアントアントにヴァレットは暴れる腕を避けながら胴体に剣を突き刺した。耐えきれずに地面に倒れたジャイアントアントの頭に剣を刺して止めを差した。

 

「ふぅ…まあこんな感じだ。初手で触角を斬り落とせばしばらくはその場で暴れるだけだから、その間に殻と殻の間に剣を突き刺すんだ。斬ろうとするなよ。こいつの殻は存外硬いからな。俺や嬢ちゃんが持っている剣じゃ弾かれるかもしれん」

「…」

「ん?どうした?」

「いや…あまりに呆気なく倒したので、ちょっと圧倒されてて」

「あー、まあ、こいつは狩り慣れてるからな。巣とかも何個か潰した事もあるし」

「巣も潰すんですか?」

「ああ、ほっとくと地下中こいつの巣になりかねんからな。それで町の地下まで伸びたら大惨事だ。定期的に探索の依頼が出て見つかればチームを組んで大人数で駆逐している」

「へー」

「こいつの感じは…うん、まだそこまでの状態じゃなさそうだな。討伐するレベルまでになったらもうちょっとデカくて数もいるからな」

「そうなんですね…うん?あっ」

「?どうした?げっ」

 

 シリウスが何かに気づきヴァレットがその視線を辿って後ろを振り向くと嫌そうな顔をした。

 先程木の上にいたジャイアントキャピラーが戦闘にビックリしてその拍子で木から落ちていた。悶えていたが体勢を立て直して周囲を見回してシリウス達を見つけて猛然と突進してきた。

 

「うわ、マジで襲ってきたよ」

「毎回の事だが何で俺達なんだよ…」

 

 だがその突進は遅くシリウスでもあっさりと避けれる速度だった。

 だが避けても避けてもジャイアントキャピラーは諦めが悪くこちらに突っ込んできたり糸を吐いてくる。

 

「ええい、諦めの悪いっ」

「…よし、嬢ちゃん。お前さんが倒せ」

「えっ!?」

「こいつなら嬢ちゃんでも倒せるだろう。ハンターになるなら命の取り合いは日常茶飯事だ。今のうちに経験しとけ…もちろん無理にとは言わんぞ」

 

 無理ならそれでも構わないと最後に付け足したヴァレットの優しさを感じつつ、シリウスは既に覚悟を決めていた。やれなきゃやられる。躊躇いは死を招く。ブラッドファングの時に学んだ事だ。

 糸を避けたタイミングでシリウスは前に出て小剣を振り下ろした。

 

「ふんっ!」

「ピギュッ!?」

 

 短い断末魔と共に頭を割られたジャイアントキャピラーは地面に倒れた。

 ブラッドファングやフォレストエイプとは違う柔らかい感触と流れる緑色の血に眉をひそめているがそれだけだった。

 

「ふぅ…(やっぱ慣れないな、この感触は)」

「…大丈夫か?」

「ええ、大丈夫です」

「お前さんやっぱり凄いよ。普通は吐いたり悲鳴を上げたりするんだけどな」

「いや、もうすでに体験してますし。まあその時は必死でそんなの気にする余裕も無かったので」

 

 褒めるヴァレットに謙遜するシリウスだが、実際ヴァレットの言う通り新人としては十分過ぎるほど度胸が付いている。

 

「さて、こうやって魔物を倒した訳だが、大体のハンターはここからが本番と言ってもいい」

「あー、剥ぎ取りですか?」

「そうだ。依頼の報酬だけじゃなくて素材の買い取りもハンターの大事な資金源だからな。それに装備にも使うから取らない奴はほぼいないぞ。まあ解体しなくちゃならんから倒すより度胸はいるがな。どれ、まずはそいつからするか」

 

 ヴァレットは腰に付けた短剣を抜きジャイアントキャピラーに近づいた。

 

「こいつから取れる素材は糸とそれを溜める器官だな。まずは仰向けにして、それでこの辺から刃を入れてだな…よし見えた。これが糸を溜める器官だ。中に糸が入っててこの糸が丈夫な服の材料にもなる」

 

 切り裂かれた身体の奥に糸を溜める器官が見えているが、流れる血と肉の断面などグロい描写が多くてシリウスは見たくなかった。だが素材を取るということはこういう事だし、資金源にも装備の更新にも必要なので気合を入れ直して見た。

 

「器官を傷つけないように周りの肉を削いで…よし取れた」

 

 入れ直して早々に後悔した。

 血が滴る新鮮な内蔵を見せられて若干青い顔をしながら天を仰いだ。

 

「あっ…すまん」

「いえ…でもちょっと待ってください…」

 

 シリウスの青い顔色を見てヴァレットはやり過ぎたと謝罪した。

 数分後、何とか持ち直した。

 

「ふぅ…もう大丈夫です」

「いや、ほんとすまん。流石に急ぎ過ぎた」

「いえいえ。それよりあっちは解体しないんですか?」

「え?い、いや今結構ヤバかっただろ?」

「まあそうですけど。でもどうせ通る道ですし、少しでも慣れておかないといけませんから」

「うーん、そうか?ならもう言わんが…無理はするなよ?」

 

 シリウスが大丈夫だと言うのでヴァレットは渋々といった感じでジャイアントアントの解体を始めた。

 

「こいつから取れる素材は顎と殻だ。顎の方は外すのが難しいから頭ごと取る。殻はこの継ぎ目の辺りから刃を入れて肉と別ける。…よっと、よし。顎は武器に、殻は防具に使えるぞ。鉄並みに硬いから色んな所でも使われたりもしている」

 

 ジャイアントアントの解体はさっきより血が出なかったので解体シーンは全部見れた。それでも解体後の姿はなるべく視界に入れないようにしているが。

 

「まあ最初は上手くいかなかったり出来なかったりもするが、やってたらコツが掴めるようになる。こればっかりは経験だからな。よし行くか」

「はい」

 

 ジャイアントキャピラーの素材は袋に、ジャイアントアントの素材は紐を括り付け背負って持って帰る事になった。シリウスの背に殻が一つ、ヴァレットの背中に殻が二つと頭部が背負われている。

 素材を持って森の中を歩いていたが、ふとシリウスの耳に聞き慣れない音がした。そしてそれはヴァレットの耳にも聞こえ険しい表情をしながら振り返った。

 

「こいつはっ…!」

「え?どうしたんですか?」

「気を付けろ!ゴブリンがいるぞ!しかもかなりの数だ!」

 

 ヴァレットが警告しながら剣を抜きシリウスも慌てて小剣を抜いた。すると藪の向こうから子供ぐらいの大きさの緑色の亜人が出てきた。

 ゴブリン。

 言わずと知れた亜人で人間だけでなくほとんどの種族と敵対しており見掛ければ襲い掛かって来る。そのゴブリンが一人ではなく続々と藪から出てきて十人を超えてもまだ奥にいる気配を感じた。

 

「くそっ!まさかゴブリンの大移動に遭遇するとはっ!」

「なんすか、大移動って!?」

「簡単に言えば引っ越しだ!ええいっ!数が多すぎる!一旦下がるぞ!」

 

 二人では対応できる数を超えているので少しでも下がって他のハンターがいそうなエリアまで下がる事になった。

 

「グオオオォォォ!!」

「「「「「ゲギャギャギャ!」」」」」

 

 ボスと思しき身体の大きなゴブリンが吠えると配下のゴブリン達が一斉にシリウス達に襲い掛かろうと追い掛け始めた。藪を掻き分け、木々の間をすり抜け、岩を飛び越えても中々引き剥がせないでいる。だがゴブリンの中でも足の速さはそれぞれ異なり、遅れる者も出始めて今付いてきているのは五人にまで減っている。

 

「このままだとジリ貧か…!この先で迎え撃つぞっ!ここなら誰か気づいてくれるはずだっ!」

「っ、はい!」

 

 開けた所で立ち止まり迎え撃つ事となり、初めての実戦に小剣を握る手に汗が滲むがそれに意識を割く余裕などなかった。

 

「うおおおぉぉぉ!」

「ギギャアアアァァァ!?!?」

 

 ヴァレットが一気に懐に飛び込み一体のゴブリンの胴体を斬りつけた。斬られたゴブリンはその場に倒れ、残りは四体になったが仲間をやられて怒りに満ちた表情をしている。ヴァレットは敢えて前に出る事で自分に気を向けようとしているが、一体だけシリウスに目を付けてヴァレットの横を抜けてシリウス目掛けて襲い掛かった。

 

「ゲギャー!」

「こんのおおおぉぉぉ!」

 

 シリウスはゴブリンが振るう粗末な剣に合わせて小剣を思いっきり振るった。

 

「ギギィ!?」

「いっ!?」

 

 ゴブリンは体格が小さいので体勢を崩し、シリウスは武器が弾かれた衝撃に痛がっている。シリウスは体勢を崩しているゴブリンに痛みに耐えて小剣を突き出した。

 

「はあああぁぁぁ!!」

「ギギャアアアァァァ!?!?」

 

 小剣はゴブリンの胸に深く突き刺さりそのままゴブリンは絶命した。肉の刺さる嫌な感触に耐えつつ小剣を引き抜き次のゴブリンに備える。シリウスがゴブリンを一体倒している間にヴァレットは既に三体を倒しており残るは一体だけになった。

 だがそこで追加でさらに五体のゴブリンが追い付きまだまだ増える気配も感じる。

 

「くそっ、このままじゃ…!ええい、邪魔だっ!」

「グギャ!?」

 

 目の前の一体を斬り倒したヴァレットだがジリ貧なのは目に見えており、シリウスもまだ動けるが片手ではいつまでも持たない。

 いよいよ後が無くなってきて絶体絶命に陥ろうとした時、空気を切り裂いて矢が飛んできた。

 

「ギッ!?」

「ギギィ!?」

「ギャギャギャ!?」

「えっなに!?矢!?」

「来てくれたか!」

 

 藪から数人のハンターが飛び出してきてゴブリンに襲い掛かった。

 

「大丈夫か!?」

「オラァ!行くぜ!」

「援護は任せろ」

「前は任せるわ!後ろは私の魔法で!」

「大丈夫!?怪我してない!?」

 

 来てくれたのはシリウスがターエルに来た時に助けてくれたあの五人のハンターだった。

 

「ゴルド!突っ込むぞっ!」

「応よ!」

 

 男性二人が果敢にゴブリン達に突撃し女性三人はそれを援護している。

 

「おい、さっさと魔法を撃て」

「わかってるわよ!火はまずいから…【ロックダーツ】!」

「二人とも大丈夫?怪我してない?」

「ああ、俺は大丈夫だ」

「私も怪我は無いです」

「よかった…後は私達に任せて」

 

 男性二人がゴブリンを次々と倒し、矢と石の矢が降り注ぎゴブリン達もたまらず逃げ出した。少しの間増援が来ないか警戒していたがその気配も無いのでようやく緊張が解けた。

 

「…終わったようだ」

「ふぅ、助かった。礼を言う」

「いや、気にしないでくれ。無事で何よりだ」

「ゴブリンの大移動か…それもかなりの規模だな」

 

 ヴァレットが青髪の青年に礼を言っている横で金髪の大男が倒したゴブリンを調べている。

 普段は軽装で半裸が多いゴブリンが荷物を持ち服も着ている事からそう推測している。倒した戦闘要員のゴブリンの数からおおよその数も割り出しており、かなりの数のゴブリンが移動している事が分かった。

 

「この数がこの地区にいるなんでおかしいぞ」

「どこか他の地区から流れてきたとか?」

「大いにありうるな…大体は他の部族と戦闘になるがこの地区は平和だからな。運良く他とは出会わなかったのだろう」

「まずいな…流石にこの数は町にも被害が出るぞ」

「急いで町に知らせないと!」

「町に戻ろう。嬢ちゃんも行くぞ」

「はい!」

 

 事態はかなり深刻らしく全員険しい表情をしている。

 町に知らせるべく急いで戻る事になった。

 

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