転生したと思ったらママになっていた件   作:大神降ろし

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お待たせしました。
続きをどうぞ。


第十九話

 

 ゴブリンとの戦いは熾烈を極めている。

 一体一体はそこまで強くないものの数に物を言わせて押し寄せてくるゴブリンに人間側も少しずつ疲弊している。

 南側の正門が特にゴブリンが押し寄せているが他の所でもゴブリンが攻め込んでいる。だがその数はそこまで多くなくハンター達の活躍により撃破に成功していた。

 

「今ので最後だ!」

「やっとか…!手こずらせやがって…」

「おい!急いで他の所に応援に行くぞ!」

「南側が酷いらしい!中まで入り込まれているらしいぞ!」

「くそっ!ゴブリンめ!」

「急ぐぞ!」

 

 ゴブリンは人間側の戦力を分断するために正面だけでなく左右と裏からも攻め込んでいる。

 遅滞戦闘をするように物陰に隠れながら戦ったり、攻撃しなかったら本当に町に侵入しようとしたりとハラスメントに徹しており、数はそこまで多くは無かったが時間稼ぎに徹せられたので全員を倒すのに時間が掛かった。

 負傷者も多少は出ているので動ける者は大急ぎで正門に向かった。町の中にゴブリンがいないかを確認するのも兼ねて壁の上を行かずに大通りを走っている。

 

「お、おい!あれ!」

「どうした!?」

 

 ふと避難場所を見たひとりのハンターが突然声を上げた。

 指差す方を見ると避難場所の前で誰かが倒れており、よく見ると周囲にゴブリンの死体が何体か転がっていて何があったのか一目瞭然だった。

 

「なっ!?ここまで入られて!?」

「お、おい!?あんた、大丈夫か!?」

「誰かポーション持ってるか!?」

「周囲の警戒を!まだいるかもしれん!」

「そっちは任せるぞ!俺達は正門へ行く!」

「わかった!こっちが終わればすぐに行く!」

 

 数人がその場に残り、他は正門へと走っていった。周囲を警戒しつつ倒れている人に急いで近づいた。避難場所の方からも一人が倒れている人に慌てて近づくのが見えた。

 

「おい!大丈夫か!?しっかりしろ!」

「だ、大丈夫…?」

「あああぁぁぁ!あああぁぁぁ!」

 

 ハンターと赤子を抱えた女性が倒れている人に声を掛け、赤子はただ泣いている。

 倒れている人はセミロングの茶髪の少女で肩から血を流しているものの生きていた。倒れている少女とはもちろんシリウスの事である。

 この場で何が合ったのか?話は数分前まで遡る。

 迫りくる数体のゴブリンに突撃したシリウス。

 

「(向こうはまだ油断してる!まずは先手必勝で一人殺る!)はあああぁぁぁ!」

「ギギャア!?」

 

 ニヤニヤしながら油断していたゴブリンの胸を小剣で突き刺した。走っていた勢いのまま突き刺したのでゴブリンの身体は宙に浮きそのまま絶命した。

 一瞬でやられた仲間を見て驚きで固まったゴブリンを尻目に小剣を勢いよく振り抜き突き刺さったゴブリンを捨てた。固まっているゴブリンに好機と判断し、小剣を近くにいたゴブリンに思いっきり振り下ろした。

 

「グギャア!?」

「ちぃ!(倒しきれなかった!浅かったか!)」

 

 肩から袈裟斬りにしたが咄嗟に後ろに下がったのか表面を浅く切り裂いただけに留まった。仲間がやられたゴブリン達は動き出して怒りの表情でシリウスを睨んでいる。

 

「(とりあえずこれでポラリスの方には行かないはず。後は私がやられないようにすればいいだけだが…それが問題だな)」

 

 傷つけたゴブリンを入れて数は六体。

 全員がシリウスを怒りの感情を向けており、ギャーギャーと耳障りな甲高い声で威嚇している。

 

「(あー、こんなことなら複数相手にする時のコツを教えてもらうんだった…)」

 

 ヴァレットから教えてもらえばよかったと後悔したが、今はそんな事を考えている場合では無いので気持ちを切り替えた。

 

「(固まってる所に突っ込んでも袋叩きに合うからダメ。だったら少し外れてる奴から…!)ッ!」

 

 四体ほどが固まってるのは無視して一番近くにいた一体目掛けて走った。

 標的にされたゴブリンは負けじとシリウスに突っ込んでいき少し手前で跳んだ。空中で持っている棍棒を叩きつけようと振りかぶっているのを見て、シリウスはその場で急停止した。走って来ると思っていたら止まったので、ゴブリンの一撃は空を切り焦った表情を浮かべるゴブリンだが時すでに遅し。

 

「はあ!」

「グゲェ!?」

 

 倒した一体目と同じように胸に突き刺さり、しばらく藻掻いていたが目から光が消えた。二体もやられて生意気な獲物ではなく明確な敵と判断し、囲うように動き出した。

 

「(マズい…囲まれたらタコ殴りだ。囲われる前に何とかしなくちゃ…!でもどうする?考えろ、考えろ!)…なら!」

 

 包囲される前に目を付けた一体に走り出した。包囲は完成していないが左右から一体ずつ援護すべく寄ってきて狙われた一体は後ろに下がった。

 

「…って思わせといて!狙いはお前だっ!」

 

 前にいる三体を無視して外れたゴブリン目掛けて突進した。自分が狙われるとは露も思わず、慌てて武器を構えるが既にシリウスが振りかざしていた。

 

「おらっ!」

「ギギィ!?」

 

 ギリギリで剣で防御したが全力で振り下ろしたシリウスの攻撃で体勢を崩した。すかさず左手に短剣を握ってゴブリン目掛けて突いた。

 

「ギギャア!?」

 

 顔面に短剣が突き刺さり悶え苦しむが、シリウスは手を止めずに小剣を胴体目掛けて突き刺して止めを刺した。

 

「はあ、はあ…こ、れで三体…!」

 

 休む事無く全力で動き続けたので息が荒くなっているが、まだゴブリンは四体残っている。疲れてきた身体に鞭を打ってゴブリンに視線を向けるが、そこには三体しかいなかった。

 

「(いない!?もう一体はどこに…!?)」

 

 傷つけたゴブリンが見当たらず、素早く周囲に目を向けるとすぐに見つけた。傷を庇っているので動きは鈍いがシリウスに背を向けて真っ直ぐに避難場所の方へ歩いていた。

 

「させるかあああぁぁぁ!」

 

 もはや目の前の三体には目もくれず避難場所へ向かうゴブリンに向かって走り出した。当然ゴブリン達はそれを阻止しようと動き、二体は左右から飛び掛かり、一体は刃毀れしている剣を振り下ろそうとしている。シリウスは右手に持った小剣を避難場所へ向かうゴブリン目掛けて思いっきり投げ付けた。小剣はゴブリンに向かって回転しながら飛び幸運にもゴブリンの背中に突き刺さった。

 

「グギャア!?」

 

 背中に小剣が突き刺さり、突き刺さった衝撃でその場に倒れたゴブリン。

 左右からゴブリンが迫り、前からは剣が振り下ろされている状況でシリウスは右腕に付けた篭手に剣をぶつけた。

 

「ギャギャア!」

「いって!?」

 

 篭手は仕事を果たし剣を防いだが衝撃までは防いでくれず痛みを感じた。左右から迫るゴブリンから逃れるために再び剣を振るおうとしているゴブリンに体当たりをした。

 

「こんの!」

「ギャギャ!?」

 

 体格の差で押し倒されたゴブリンに馬乗りになる姿勢になり、ギリギリで左右からの攻撃を避けれた。そのまま左手に持った短剣で下にいるゴブリンを刺した。

 

「ギギャア!?」

「五、体目!がっ!?」

 

 刺した短剣を抜こうとしたが背中に強い衝撃が走り前に吹き飛ばされた。棍棒を持ったゴブリンがシリウスの無防備な背中目掛けて思いっきり振るっていた。

 

「ぐぅ…!」

 

 背中を強打され痛みながらも何とか立ち上がろうとするシリウスに短剣を持ったゴブリンが止めを刺そうと飛び掛かった。

 

「ギャギャア!」

「のわあ!?この…!」

 

 押し倒され藻掻くがゴブリンの短剣がシリウスの肩に突き刺さった。

 

「いぎぃ!?あああぁぁぁ!?」

 

 刺されるだけでなくそのまま抉るように短剣を動かされ余りの痛みに叫ぶシリウスに対して、ゴブリンはその悲鳴を嗜虐心を刺激され口角を上げている。

 

「ぐうううぅぅぅ…っ!なめんなあああぁぁぁ!」

 

 激痛に耐えつつもう一本の短剣を抜きゴブリンの脇腹に突き刺した。一度ではなく二度、三度と抜いては刺しを繰り返しゴブリンは力尽きた。シリウスは上に乗ったゴブリンを何とか退けると、荒い息を吐きながらも立ち上がった。

 残るは棍棒を持ったゴブリン一体。

 だがシリウスは体力も限界に近く、左肩には短剣が突き刺さったままで血が流れ落ちている。最早被害無しで倒す事はできないと判断し、イチかバチかの賭けに出た。

 ゴブリンは大きく振りかぶり棍棒を振るった。シリウスは棍棒の軌道を読んでそこに左腕を差し入れた。

 

「~~~~~!?!?」

 

 棍棒は左腕に当たり篭手は砕けて骨が折れる音が響き渡り、その衝撃で短剣が刺さった左肩から血が噴水のように吹き出た。覚悟はしていたもののあまりの激痛に涙が出てきたが、歯が折れんばかりに喰いしばってギリギリ耐えた。

 シリウスが出た賭けは《肉を切らせて骨を断つ》だった。

 腕に棍棒が当たってゴブリンが再び振るうまで隙ができシリウスは最後の力を振り絞って短剣を突き出した。

 

「グギャア!?」

 

 ゴブリンは棍棒から手を離したので目測が誤りゴブリンの腕に刺さった。

 

「あああぁぁぁ!!」

 

 ここで崩れたらもう後が無いので我武者羅に短剣を突き刺した。ゴブリンに馬乗りになり逆手に持った短剣をゴブリンに何度も突き刺す。ゴブリンは必死に腕で防御するが何度も突き刺されて防御できなくなり胴体に何度も突き刺されている。既に息絶えているが無我夢中になっているシリウスは気づいていない。

 猟奇的な場面になっているがシリウスの体力が尽きた事で終わりを告げた。ゴブリンの上から退こうと立ち上がろうとして失敗して転がり、仰向けになって倒れた。

 呼吸を整えようと荒い息を付いていると誰かが寄って来る音が聞こえた。

 

「おい!大丈夫か!?しっかりしろ!」

「だ、大丈夫…?」

「あああぁぁぁ!あああぁぁぁ!」

 

 ハンターの男と薬屋の店主とポラリスだった。

 

「ひでえ怪我だ…!おい!誰かポーション持ってないか!?」

「わ、私、持ってる!取ってくる!」

 

 薬屋の店主は急いで荷物の所へ戻っていき水薬を取りにいった。

 

「とにもかくにも剣を抜かねえと…!おい、抑えといてくれ」

「わかった。嬢ちゃん、痛いだろうが我慢してくれ」

「はあ、はあ…わ、かってます。はあ、やって、ください」

「よし、行くぞ」

 

ハンターの男がシリウスの左肩に刺さった剣を一気に引き抜いた。

 

「~~~~~!!」

 

 血が勢いよく吹き出し痛みも倍増したが必死に声を出さないように抑えた。ハンター達はポーチから出した布で止血を試みようと治療を開始した。

 

「くそっ、傷が深い…血が止まらん」

「マジかよ…ポーションはまだか!?」

「も、持ってきた!あ、後、治療の道具も!」

「あああぁぁぁ!あああぁぁぁ!」

「あー、後は俺達がやるぜ。その赤ん坊を頼むわ」

「嬢ちゃん、これを飲みな」

 

 ハンターに手渡された水薬を飲むシリウスだったが、何とも言えない味が口の中に広がり痛みとは別に眉間に皺が寄った。

 

「まっず…」

「ははっ…そんだけ言えりゃ大丈夫だな」

 

 味は不味いが効果は覿面で顔色が段々と良くなってきている。自然治癒力向上の効果がある水薬で肩からの出血も緩やかになっていきようやく止血できた。。

 

「傷口にも塗るぞ。結構染みるからな」

「はい。ぬおおおぉぉぉ…!」

 

 肩の傷口に切り傷に効く軟膏を塗られシリウスは痛みに悶えている。この軟膏にも自然治癒力向上の効果があり他にも切り傷の跡を綺麗に無くしてもくれるので水薬と並んでハンターに重宝されている。

 

「…よし、塗り終えた。っ、腕の方も酷いな…」

「うわあ…こりゃ折れてるな」

 

 シリウスの左腕は痛々しい紫色に変色しており、あらぬ方向へ折れ曲がっていた。付けていた篭手は砕けており、付けていなかったらもっと酷い事になっていたかもしれなかった。

 

「嬢ちゃん、こいつを戻すが、いいか?」

「…このままって訳にも行きませんしね。わかりました、やってください」

「ほれ、これ噛んどけ」

 

 丸めた布を渡されそれを口で噛み、ハンター達は砕けた篭手を慎重に外した。

 

「行くぞ。一、二、三!」

「~~~~~!!」

 

 激痛が走りシリウスのくぐもった悲鳴が漏れている。添え木をして布で縛って固定し、別の布で三角巾みたいにして首からかけた。

 

「よし終わった。肩の方の包帯を…って俺達がやっちゃマズいか」

「わ、私が、するよ」

「すまん、任せる」

 

 薬屋の店主が包帯を巻く役目を引き受け、悪戦苦闘しながら上着を脱いだシリウスは動く右腕でポラリスを抱いた。

 

「あああぁぁぁ!あああぁぁぁ!」

「うん、ごめんよポラリス。もう大丈夫だよ。よしよし」

 

 泥と汗と血で汚れているがポラリスはお構いなしにシリウスに抱き着いて泣いており、シリウスはポラリスの頭を優しく撫でている。

 薬屋の店主は慣れない手つきで包帯を巻いており、不格好ながらも何とか巻き終えた。

 

「にしても嬢ちゃん、よくゴブリンと戦えたな」

「よく見ろ。ペンダントを持ってるぞ」

「ハンターだったのか!?ランクは?」

「七級です。一週間も経っていない新米ホヤホヤですよ」

「「「なにぃー!?」」」

「え?」

 

 ハンター達の反応にキョトンとしているシリウスだがこの世界ではハンター達の反応の方が正しい。

 七級の新米ハンターは労働系や採取系の依頼で食い繋ぎながら経験を積んでいくのが普通だからだ。外に出て魔物と戦う事はほぼほぼせず、稼いだ金で装備を整えて先輩ハンターに教えを請いながら魔物の討伐をするのがほとんどであり、稀に装備が充実して戦闘経験もある新米ハンターもいるが本当に稀で、元村娘がハンターになって一週間未満で魔物や亜人と戦うなど誰も聞いたことが無い。

 

「やべえな…」

「ああ…やべえ」

「やっべ…」

「いや、いやいやいや。そこまでじゃないですよ。現にボロボロですし」

 

 シリウス的にはギリギリの辛勝なのだが、ハンター達はそうは取れなかった。

 初めて魔物や亜人を討伐する時は大体一体か二体だけで、しかも後ろに経験豊富なベテランの先輩ハンターがいてくれている。単独で複数の亜人を倒すなんて芸当はほぼ不可能と言ってもいい。

 

「いや、うん。私もヤバいって、思うよ…」

「…味方はいないか」

 

 薬屋の店主にもヤバいと判定され四面楚歌状態となりシリウスは天を仰いでいる。

 

「…とりあえず周囲にはもうゴブリンはいなさそうだが、念のため俺達は避難場所の護衛に付くか?」

「そう、だな…南側以外は終わったし、他の連中も応援に行ってるだろうからここにいても問題ないだろう」

「俺達がいれば避難してる人も安心するだろうしな。暴動とかも起こらんだろう」

 

 シリウスの治療も終わり周囲にもゴブリンはいなくなったが、ハンター達は念のため避難場所の護衛に付く事にした。またゴブリンが来たらと思う住民達を安心させる意味合いもあった。

 

「嬢ちゃん、立てるか?無理なら背負うが」

「いえ、大丈夫です。ありがとうございます」

「そうか?無理するなよ」

 

 怪我人のシリウスを気遣いつつ避難場所へ向かった。

 シリウスは泣き止みべそをかきながら抱き着くポラリスを撫でながらゆっくり歩いている。気を抜けばその場に寝転んで寝てしまいたいほど疲れているが、そんなことすればポラリスが心配するかもしれないので気力を振り絞っている。

 薬屋の店主がシリウスの傍におりシリウスが倒れないように気遣っていた。

 

「だ、大丈夫?」

「ええ、大丈夫です。ちょっと疲れただけですよ」

「む、無理しちゃ、ダメだからね?」

「はい。もう無理はしません」

 

 相当心配したのか念押ししてくる薬屋の店主に苦笑しながら頷いている。

 シリウスが避難場所に近づくと突然歓声が上がった。

 

「「「「「うおおおぉぉぉ!!」」」」」

「ふお!?何事!?」

「へあ!?」

「!?ふえええぇぇぇ…」

 

 シリウスの姿を見た住民達が喜びの声を上げている。

 

「ありがとう!ありがとう!」

「あんたは俺達の命の恩人だ!」

「すげえよ嬢ちゃん!」

「怪我してる!大丈夫!?」

「無事でよかった…!私は心配で、心配で…!」

「無茶し過ぎだよ…!でも助かったよ!」

「え?え?ちょ、あばばばば…」

 

 皆が口々に感謝と心配の声を上げておりシリウスはなにがなんだかわからない状態で戸惑っていた。

 住民達はシリウスとゴブリンの戦いを一部始終見ていて、自分達を守るために戦ったと勘違いしており、シリウスは英雄のように寄ってたかって感謝と賛美を送ってくる住民達に目を回していた。

 

「これだったら暴動も起こらんな」

「そうだな、いらん心配だったな」

 

 ハンター達は笑いながらその光景を眺めていた。

 未だに戦いは続いているがそこだけ和やかな空気が流れていた。

 

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