転生したと思ったらママになっていた件   作:大神降ろし

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第六十二話

 

 シリウスがテトラニーアにやってきて四日後、シリウスは数十人のハンターとテトラニーア近郊の森に来ていた。

 

「諸君!準備はいいな!?これより魔物の駆除を始める!進めっ!!」

「「「「「オオオォォォ!!」」」」」

「…暑苦しい」

「あの人は目立つのが好きだから」

 

 ぼやくシリウスの隣にはリーサがいた。今回はルヴェン達とは別行動となっている。

 何故シリウスがこんなことになっているかというと話は数時間前に遡る。

 テトラニーアの町を散策していたシリウスとそれに付いてきたリーサとルーナだったが、ギルドの近くを通った時に中がやたらと騒がしかったので気になってギルドを覗いてみた。多くのハンターが集まっており会話を聞くと近くの森で魔物が大量発生したらしく、その駆除のためにテトラニーアにいる五級以上のハンターに集合が掛かったようだ。シリウスも対象なのでそのまま依頼を受けざるを得なくなってしまった。リーサと共に急いで宿屋に戻りルヴェン達と合流して準備を整えた後、ルーナに見送られながら町を出発した。

 そして冒頭へと戻ってくる。

 魔法が使える者は後方支援をする事になったのでシリウスとリーサはルヴェン達と別れて行動している。

 

「チーム単位で別ければいいものを…何でわざわざ剣、槍、斧や鎚、弓、魔法と別けるかね?」

「あの人は目立つのが好きだけど、同時に超が付くぐらいの几帳面なの。だから混ざってるのが嫌なんだと思う」

「非効率だな…後ろから襲われる可能性をちゃんと考えてるのか?」

「…確かに嬢ちゃんの言う通りだな」

「あいつ、その辺考えてないだろ」

「自分がどれだけ目立つかしか考えてないんじゃないの?」

「…あり得そうなのは嫌だな」

「ふんっ、低能共が…我々の考えすら分からんとは…」

「あ"あ"ん"!?」

「んだとこら!?」

「はあ!?ふざけないでよ!」

 

 眼鏡を掛けた長髪の優男に突然罵倒され、その場にいた者達はキレだした。優男は今回の総指揮を任された三級ハンターのチーム“フィフメント”の一人でドルフェス・ローリットという。実力は高いのだが高慢で他人を見下す悪癖があり評判は低い。

 

「昨今のハンターは低能ばかり…嘆かわしい」

「ふざけんな!リーダーを務めるからって何でも許されると思うなよ!」

「そうよそうよ!」

「やかましい。喚くな、低能共。いいか、我々は横一列となって森の中を進むのだ。魔物共は森の奥からしか来ん。さすれば必然と後方の安全は確保されたも同然。そこに態々戦力を割く必要などない。分かったか低能共」

「いや、決めつけるなよ。相手は魔物だぞ。こっちの尺度で図るなよ。地面から出てくるかもしれないし、木の上や空から来るかもしれんだろうが。そうしたら前衛のいない後衛なんであっという間に崩れるぞ」

「ふんっ、それは貴様の想像に過ぎん。憶測で語るのは止めてもらおう」

「可能性の話をしてるんだ。作戦を立てるのならその辺も考慮しろよ」

「そのような事はあり得んから考慮する必要などない」

 

 シリウスとドルフェスは激しい口論を繰り広げており、どちらも一歩も譲る気は無かった。

 

「ドルフェス!何をしてる!作戦は既に始まっている!急げ!」

「分かった。話は終わりだ。低能共はこちらの命令に従えばいい」

 

 ドルフェスは話を切り上げて歩き出した。

 

「私、あの人嫌い」

「ホントね。正直幻滅したわ」

「三級で領主からも覚えがいいからって調子に乗りやがって…」

「貴族の後ろ盾もあるのか。ならギルドも強く言えないか」

「そうゆうこった」

「作戦が失敗して赤っ恥を掻いてしまえばいいのにな」

 

 ドルフェスの所為で魔法使いの士気と〈フィフメント〉の評判は下がってしまった。口々に文句を言うものの作戦は既に始まっており已む無く進む事になった。前方では既に戦闘が始まっており、怒号と悲鳴が飛び交っている。

 

「オラッ!」

「ギシャアアアァァァ!?」

「ええい!数だけは多いな!」

「全くだな!くたばれっ!」

「ジャアアァ!?」

「ウキャア!」

「ギイイイィィ!」

「フォレストエイプが来たぞ!」

「ジャイアントアントもだ!」

「カロツ!木の上のフォレストエイプを頼む!ゲニルスはジャイアントアントだ!」

「任せろ」

「はんっ、余裕だぜ!」

 

 前方から巨大な蛇の魔物のジャイアントスネークが十体以上押し寄せ、木の上からはフォレストエイプが、ジャイアントスネークの後ろからジャイアントアントの群れが次々と押し寄せてきた。さらに横から巨大な猪達が猛然と突っ込んできていた。

 

「ブオオオォォォ!」

「ビッグボアの群れだ!?」

「やべぇ!?」

「ドルフェス!」

「出番か。低能共、ギリギリまで引きつけて私の合図で魔法を撃て」

「あ"あ"ん"!?」

「何でてめえの言う事を聞かなきゃならねえんだよ!」

「シリウス、どうする?」

「こっちに真っ直ぐ突っ込んできてるから火と雷以外の魔法で足を狙え。足に当たればコケるし、当たらなくても地面に当たれば怯んで後続の邪魔をできる」

「なるほど…」

「いいわねそれ」

「よし、嬢ちゃんの案で行こうぜ!」

「おい貴様ら!何を勝手に…!?」

「喰らえ!【アイスニードル】!」

「行きなさい!【ウインドスラッシュ】!」

「生憎火しか使えねえから…【エナジーアロー】!」

「行け!【ロックダーツ】」

「これでどうだ!【アクアスパイク】!」

「ブオオオォォォ!?」

「ブゴッ!?」

「プギイイイィィィ!?」

 

 ドルフェスの制止を無視して次々と魔法が放たれビッグボアの足元に殺到した。魔法が足に当たって倒れたり、足元に当たり驚いて止まろうとするビッグボア達。前を走る仲間が突然倒れたり、減速するので慌てて止まろうとするが止まりきれずにぶつかり転倒する後続達。

 

「ハッハー!隙だらけだぜ!」

「ありがとよ!」

「止まったてめえらなんて怖かねえんだよ!」

 

 倒れたり、止まっているビッグボアにハンター達が殺到して次々と倒していく。

 

「ブオオオォォォ!」

「やべっ!?」

「一体抜けたぞ!」

 

 一体のビッグボアが迂回して魔法使い達の方へ突進してきた。

 

「こっから先は通行止めです。【マッドロード】」

「プギィ!?」

 

 シリウスは地面に泥の道を作る魔法、マッドロードをビッグボアの進行方向に放ちビッグボアは泥に足を取られてもんどりうって転倒した。半回転して背中から地面に叩きつけられて悶えているところにシリウスは剣を抜いて止めを刺した。

 

「よし」

「おお…鮮やかな手並み」

「すげえな…」

「シリウス…凄い…」

「ちぃ!どいつもこいつも勝手な事ばかり…!私の作戦が台無しだ!」

「こっちに来る魔物はいないな。なら他の所に援護に行かないと。それでいいか?」

「貴様!勝手な事をするな!命令は私が出す!」

「よし、それでいこうぜ!」

「そうだな!こいつより嬢ちゃんの方が分かりやすい!」

「固まって動くより何人かに別れてそれぞれの場所に行かない?」

「なるほど…その方がいいな」

「おう、分かったぜ!」

「なら俺達は向こうへ行くぜ!」

「じゃあ私達はあっちね!」

「なら私達はこっちだな。気をつけてな」

「止めんか貴様らっ!」

 

 再びドルフェスの制止を無視して魔法使い達はそれぞれの場所へ援護に向かった。

 

「女っ!貴様、勝手に命令を出すなっ!指揮権は私にあるのだぞ!」

「うるさいなぁ…何もしないなら下がってろよ」

「う~…」

「う、うぅ」

「よしよし、大丈夫だよ」

「そうだそうだ!口だけの奴は下がってろ!」

「邪魔だからあっち行きなさいよ!」

「さ、下がれー…」

「き、貴様ら…!」

 

 シリウスに食って掛かるドルフェスだが、シリウスと一緒に行動している魔法使い達からブーイングを受けて額に青筋を浮かべている。そうしている間にも魔物は次々と押し寄せてくるのでシリウス達がドルフェスから視線を切って戦い始めた。それぞれの戦線で魔法の援護が加わった事で戦局は優位に進み始めた時、森の奥から巨大な魔物が現れた。

 

「グオオオォォォン!!」

「な、何だ!?」

「やべぇ!?ロックコングだ!」

「何でこんなとこにいるんだよ!?」

「…そうか!こいつの所為で魔物が押し寄せてきたのか!」

「住処を追われて森の奥から逃げて来たんだな」

「大量発生じゃなくて引っ越しが重なったって事か!」

「恐らくな!こいつを倒さなければ森の勢力図が崩れるぞ!そうなれば誰も森に入れなくなる!」

「森の幸が採れなくなっちまうよ!?」

「そんなことはさせん!テトラニーアはこのライベルト・クルーガーが守る!」

 

 〈フィフメント〉のリーダー、ライベルト・クルーガーは背中の大剣を抜き猛然とロックコングに向かっていった。

 

「おおおぉぉぉ!」

「グオオオォォォ!」

「カロツ!ドルフェス!ライベルトを援護しろ!ゲニルスは俺と他の魔物だ!」

「了解だ!」

「分かった」

「ハッハッハ!俺様は止められねえぜ!」

 

 〈フィフメント〉のうち三人がロックコングと戦い、残り二人は他の魔物に集中しているので指揮が行き届かなくなり、他のハンターは各々好き勝手に動き始めた。

 

「リーサ!シリウス!大丈夫か!?」

「二人とも無事!?」

「ルヴェン!セネディ!エバン!」

「そっちも無事だったか」

「ああ。こうも入り乱れては当初の作戦は破綻したと判断したからな。二人と合流しようと動いた」

「シリウスー!大丈夫だか!?」

「ヒエエエェェェ!?こんなとこにいたら死んじゃうよ!?早く逃げよう!」

「たわけ。何のために今まで鍛練してきたんだ」

「そ、そうは言ってもー!」

「取りあえずこれからは七人で動いた方がいいな」

「そうね。他のチームもそうしてるし、これなら後から文句も言われないでしょ」

「早速来たぞ」

 

 ルヴェン達と合流した直後、魔物達が襲い掛かってきた。

 

「ウキャア!」

「うおっと!?」

「ルヴェン!下がって!【マジックボルト】!」

「ギャア!?」

「ウキィ!」

「ギイィ!」

「ブゴッ!」

「シュー…」

「フォレストエイプにジャイアントアントにビッグボアにジャイアントスネークか…纏めて来られると厄介だな」

「なら分断するまでだ。【マジックボルト】!」

 

 シリウスは魔物達を分断させるようにマジックボルトを放った。距離が合ったため魔物達は回避したが、シリウスの目論見通りに二手に別ける事に成功した。

 

「そっちは任せた!」

「おう、任せろ!エバン!前に出るぞ!」

「うむ」

「リーサ!隙ができたら撃つわよ!」

「分かった!」

「エベッタ!できるだけ盾で受けずに避けろ!」

「む、難しいだよー!」

「難しくてもやるんだよ!クルフ!ビッグボアの突進に当たるなよ!」

「わ、分かってるさ!」

「ブオオオォォォ!」

「う、うわあ!?来たー!?」

「よよよ避けるだー!」

「シャアアアァァァ!」

「こっちはデッカイ蛇か!来るなら来い!」

 

 フォレストエイプとジャイアントアントはルヴェン達ラッククローバーが、ビッグボアとジャイアントスネークはシリウス達が担当する事になった。

 ビッグボアはクルフとエベッタに突進していき二人は必死に突進を避けており、シリウスはそれを援護しようとしたが行く先をジャイアントスネークが塞いだ。ジャイアントスネークは巨体の割に俊敏に動いて噛みついたり、締め上げたり、尻尾で殴打して攻撃してくる。

 

「シュルルル…」

「(他の奴よりデカいな。私でも丸呑みにされそうだ。デカい身体の割には動きも早くて予測しにくいな。クネクネ動いているから惑わされないようにしないとな)」

 

 互いに様子を窺っていたが、ジャイアントスネークがしびれを切らして飛び掛かってきた。シリウスは横に跳んで回避したが、着地と同時に尻尾で薙ぎ払ってきたのでさらに跳んで距離を取った。

 

「っと、危ねえ(懐に飛び込もうとしたのに気づきやがった。相当手慣れてるな。こりゃ長引きそうだ…)」

 

 シリウスが持久戦を覚悟した時、ジャイアントスネークの方もシリウスを只ならぬ相手と判断した。今の飛び掛かりからの尻尾の攻撃は何人ものハンターを退けてきた魔物の十八番だった。それをあっさりといなされたのは今まで無かった。互いに相手が強者とみており、全力で当たらなければ負けると悟った。

 

「【マジックボルト】!」

 

 今度はシリウスが仕掛けた。マジックボルトを放った直後、手をかざしたまま前に走った。飛んでくるマジックボルトをあっさりと避けたジャイアントスネークは手をかざしたまま向かってくるシリウスに何かを感じたのかその場から大きく飛び退いた。

 

「ちぃ!(避けた後に向かってくるところを狙おうとしたんだがバレたか…)ぬおっ!?」

 

 作戦がバレてしまい次はどうするかを考えていたらジャイアントスネークが尻尾で石を飛ばしてきた。その場から飛び退いて回避したが、その間にジャイアントスネークは再びシリウスに飛び掛かってきた。今度は空中で身体を縦方向に一回転させて尻尾で叩きつけを放ってきた。

 

「ぬおおおぉぉぉ!?」

 

 シリウスは慌ててその場から逃げ、その直後に尻尾が地面に叩きつけられた。勢いが付いていたので轟音と共に辺りに土煙が立ち込めた。

 

「シリウス!?」

「何だ!?何の音だ!?」

「見てあれ!」

「デカい…通常の倍以上はあるぞ」

「ふんだらっ!」

「うおおおぉぉぉ!」

「ピギィ!?」

「よし!こっちは倒しただ!…あれ、シリウスはどこだ?」

「ぜぇ、ぜぇ…何とか倒せたぞ…何で土煙が上がってるんだい?」

「シリウスがあそこに!」

「へ?…えええぇぇぇ!?」

「で、デッカイだ!?」

 

 フォレストエイプとジャイアントアントを倒したルヴェン達とビッグボアを倒したクルフ達は合流を果たしたが、暴れまわるジャイアントスネークに近づけないでいた。

 

「シャアアアァァァ!」

「くっ!?これじゃ近づけねえ!」

「矢も当たらないわ!どんだけ速いのよ!?」

「下手に盾で受ければ吹き飛ばされかねんな」

「くっ!【ロックダーツ】!」

「オラ達、何もできないだー!」

「シリウスー!無事かーい!?返事しておくれー!そして助けてー!」

 

 通常の個体より強いジャイアントスネークに苦戦しているルヴェン達だがシリウスを助けようと諦めずに果敢に挑んでいる。

 

「ふぅ…(危なかった…近くに岩が合って良かった)」

 

 そのシリウスは叩きつけ際に起こった土煙を利用して近くに合った岩の後ろに避難していた。

 

「う~、う~…」

「うぅ、う…」

「よしよし、大丈夫だよ。ママが何とかするからね」

 

 流石に先ほどの轟音で驚いたのか、べそを掻いている二人をあやしながらシリウスは攻略法を考えている。

 

「(うーむ、どうするか…近づかない事には話が始まらんが、そこまでがなぁ…かといって中距離からの魔法も避けられるし、危険だが近距離でやりあわないといかんな…でもあの鱗を貫けるか?…あ、セネディの矢を弾いてる。生半可な攻撃は通じんか。ますます無理ゲーなんだが…そういや一個だけ通じそうな魔法があるな。当たるまで近づかんといかんが…他に方法も無いし、皆も危ないからこれで行くか)ポラリス、アトリア、カペラ、ピーニ、しっかり捕まってろよ」

「う~?」

「う?」

「(プルプル)?」

「…絶対ヤバイ事する気でしょ」

「それはやってみてからのお楽しみ、さ!」

 

 シリウスは魔法の準備をしながら岩の後ろから飛び出してジャイアントスネーク目掛けて突っ込んだ。ジャイアントスネークは当然気づき、ルヴェン達を尻尾で攻撃しながらシリウスに噛みついてきた。

 

「はあっ!」

 

 シリウスは気合いと共に回転しながら剣を横に薙いだ。剣はジャイアントスネークの頬に当たり弾かれるものの、噛みつきの軌道を逸らす事に成功した。

 

「もらった!【サンダースピア】!」

「ジャアアアァァァ!?」

 

 雷の槍を飛ばす魔法、サンダースピアをがら空きの胴体に放った。サンダースピアはジャイアントスネークに深々と突き刺さり、刺さった痛みと雷の痺れに襲われてジャイアントスネークは悲鳴を上げている。シリウスはそのままジャイアントスネークに走り寄りサンダースピアが刺さった箇所に剣を思いっきり突き刺した。

 

「ジャア!?シャアアアァァァ!?」

「うおおおぉぉぉ!」

 

 更なる痛みに襲われて苦しむジャイアントアントが暴れ出す前にシリウスは渾身の力を込めて剣を抜かずに横に振り切った。

 

「すげぇ…」

「あの大きさ相手に凄いわね…」

「怯む事なく前に進む。見事だ」

「シリウス…凄い…」

「ほえ~、すげえな」

「いつか僕もあんな風に…!」

 

 シリウスとジャイアントスネークの戦いをルヴェン達は驚嘆しながら見ており、リーサに至っては頬を赤くしている。周囲にいる他のハンターも何人かあ然としながら見ていた。

 

「うし!手応えあり!」

「シャアアアァァァ…」

 

 身体は痺れて大量の血を流して瀕死になっているジャイアントスネークは、それでもまだ動いていた。ジャイアントスネークはシリウスを睨んでいたが痺れる身体を引き摺って森の方へ逃げていった。

 

「逃げた?あの戦意なら最後まで戦いそうだったが…森に何かあるのか?他は…片づきそうだし…行ってみるか」

「シリウス?どこに行くの?」

「あのジャイアントスネークを追う。皆は待っててくれ」

「え!?ま、待って!一人じゃ危ないよ!わ、私も行く!」

「おい、シリウス!リーサ!って、行っちまった」

「どうする?もうほとんど終わってるけど追い掛ける?」

「ロックコングはこのライベルト・クルーガーが討ち取った!我々の勝利だー!」

「「「「「うおおおぉぉぉ!!」」」」」

「向こうもちょうど終わったようだ」

「…今動くと変な勘違いされそうだな。仕方がない、ここで待っていよう」

「シリウスは大丈夫だか?」

「大丈夫だろ。無茶はしないはずだ。リーサもいるしな」

 

 勝鬨を上げるハンター達を眺めながらルヴェン達はシリウスとリーサが戻ってくるまで待つ事にした。

 

 

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