気に入って頂けたら幸いです。
一話
母はよく私に向かって名前を呼んでいた。
子供に向かってなら当然かもしれない。
それでもその呼ぶ時の顔があまりにも切羽詰まった顔をしており私の名前には何か良くないものがあるのだと幼いながらに知った。
中学生頃にもなると自分の異常さに気づいた。何か不思議な力が全身を包み込んでいるそう言った雰囲気を感じ、それを裏付ける様にこの世のものではない物を見える様になった。
【っぁぁぁ】
人間でない呻き声が聞こえる。
ふと目をやるとそこにはドロドロに溶けた紫色のよくわからない物体が私を襲おうと蠢いている。
「それで?それからどうする?」
私に必死に攻撃しようとするが知能が足りないのかその攻撃はまるで当たらない。
あまりにも必死に手?の様な物をひらひらしてるので楽しくなってきてついデコピンをしてしまった。
【ずべらっっちゃ】
バーンと破裂音と同時に爆発四散してしまった。
「あーやっちゃった。」
私は自分の体に流れる謎の力を押さえ込もうとする。それでもなかなかそう言った操作は難しい。
私は倒したブヨブヨをそのままにして母に頼まれたコロッケを買って家に向かった。
私の村で私の居場所はない。
村人は事あるごとに私に向かって石を投げてくる。
特別痛いわけではない。だが痒いからやめて欲しいとはずっと思っている。
母が私が帰ってくると一目散に家の鍵を閉める様にしている。
それはまるで私と村を隔絶するかの様に。この日も村の外にある学校からの帰り。
村に戻れば私は迫害の対象。
それは母もそうだった。私には父はいない。
母に聞いても私も知らないの一点張り。
どこの誰が父かをわたしは知らない。
それがこの村の迫害につながっているのか?そう母に尋ねた事もあった。
だが母は、知らなくていいと困った様に応える為深くは詮索できなかった。
家に着く。
わたしが扉を開けるとそこには鼻に劈く程の腐敗臭。
そして目をギョロッとさせた魚頭の醜い物体がいた。
魚の口元を見ると母の首が咥えられていた。
胴体はちぎられ抵抗したのか爪が魚の鱗にこべりついている。
「お母さん?」
私は何が起きているのか分からず兎に角母の元に近づいた。
【っじゃぁぁぁ】
魚は母の頭を捨て私に突進してくる。
ジャキ
魚は何が起きたのか分からない様で自分の顔に手を当てる。
だがその手がどこにもみあたらない。
やっと自分の手が切られたことを理解して少し間を開ける。
「へぇー。私と勝負する気かい?生憎だけど今私は母を殺されて大変気分が悪いんだ。」
そこから先は勝負ではなく殺戮。
千切っては投げ相手が回復するまで待ち自分に一撃が当たるまでひたすらそれを繰り返す。
次第に魚は動きを止めて私から逃げ出そうとする。
「ダメ。」
そう言って私は魚の前に立ち塞がる。そしてもう一度攻撃しようとした時。後ろから誰かが来るのが聞こえた。
「それ以上君が戦う必要はない。」
少し強面のサングラスをかけたおじさんが人形?を使い一撃で魚を倒してしまった。
(もう少し痛めつけるつもりだったのに。)
私は、母にやった行いの愚かさをこの魚に叩き込もうとしたがその教育を止められ少し苛立った。
「君はこの人の娘か?」
男は母の遺体を集めて私に見えない様に前に塞がりながら聞いてくる。
「…」
私が無視をしていると
「私は夜蛾正道という。率直に聞こう。私と共に呪術高専で呪術を学ばないか?」
「呪術?」
知らない言葉に私はつい聞き返す。
「呪術を知らずにここまでのことができたのか…いやそれについても説明しよう。」
そう言うと夜蛾は、呪術について説明しだした。(説明は割愛)
「と呪術高専とはこれを学ぶ場だ。そこで君にもう一度聞こう。どうする?君が来る来ないにしろわたしは君を保護する。高専で学ぶならそれ相応の覚悟も必要だ。」
私は少し考えた。
「高専に行く。」
そう言うと夜蛾は、続けて私に聞く。
「では君は一体高専で何を学び何を成す?」
夜蛾が試す様に私に聞いてくる。
「やりたい事やってムカつく奴をぶん殴る。」
「…そうか。合格だ。」
夜蛾は、そう言いながら他の人間にも連絡を取る。
「そうだまだ君の名前を聞いていなかったな。」
少女は、名と言う部分に少し反応しそのまま口を開く。
「香萃。伊吹香萃。(かすい)」
少女にしては謎の貫禄がある夜蛾は少したじろぎ高専に来る準備をする様に告げる。
少女が立ち去った後
夜蛾は自分の懐から紙を取り出す。
それは
夜蛾の元に届いた一通の手紙。
差出人は伊吹。
彼女の母親からと思ったが少し違う。面識のないわたしの元に届いたのは単なる偶然なんだろう。だがこれではわたしはこの日家に来た。
夜蛾は、手紙を開ける。
所々文字化けしており何が書いてあるか分からない。咥えて何かの呪いがかかっているのか全容を把握することはできない、
伊吹萃香について。
蟷サ諠ウ驛キ縺ョ邂。逅????髮イ邏へ
彼女は「驟貞荘遶・蟄」の「蜈育・」りである。
本来の▪️は、伊吹「關?ヲ」。
「縺ゅ↑縺滓婿縺後h縺冗衍繧倶シ雁聖關?ヲ吶→縺サ縺シ蜷檎セゥ縺ァ縺ゅj險俶?縺ッ縲∝セョ縺九〒縺ゅk縺梧ョ九▲縺ヲ縺?k讓。讒倥?ゆス募鴻蟷エ縺ョ險俶?繧剃ク?豌励↓蜻シ縺ウ隕壹∪縺吶%縺ィ縺ッ縺ァ縺阪↑縺?ぜ蠕舌??↓諢剰ュ倥@縺ェ縺?ァ倥↓險俶?縺梧ァ狗ッ峨&繧後※縺?▲縺ヲ縺?k縲ゅ◎繧後?遘√?陦灘シ上↓繧医▲縺ヲ蟆代@縺壹▽陦後↑縺」縺ヲ縺?k縲」
私、伊吹生花は、逆転術式を持っている。
私は呪術の存在を知っているが何処の組織にも属していない。
それは「縺薙?螳カ縺御シ雁聖縺ィ蜻シ縺ー繧後k鬯シ縺ョ荳?譌上〒縺ゅk縺溘a縲ゅ◎縺ョ蜻ェ陦薙↓縺ッ蛻・縺ォ髴雁鴨縺ィ蜻シ縺ー繧後k蟄伜惠繧呈戟縺。縺昴?蟄伜惠繧呈蕗莨壹↓遏・繧峨l繧九o縺代↓縺ッ縺?°縺ェ縺?°繧峨□縲」
わたしは生まれたばかりの娘に逆転術式をかけた。
この術式は、対象を逆転させる事で強制的に縛りを産むことができる。
そして娘には「莠コ髢」と言う縛りを与えた。
わたしの娘の持つ術式は、この伊吹家相伝の術式「逍主ッ?桃菴」である。
娘の縛りの解除にはいくつか工程が存在する。
以下は解除方法である。
「迚ケ邏壼測迚ゥ
莨雁聖逑「繧剃スソ縺??繧帝」イ縺セ縺帙k縲
荳臥ィョ鬘槭?蛻?喝繧定?霄ォ縺ョ謇玖カウ縺ォ莉倥¢繧九?」
最後にこの縛りは娘の体と精神を守るためのものである。
本来の状態で生活は現代では難しい為術式を施した。
私の娘へ
以下は呪いがかかって読み進めることができない。
伊吹香萃と言う少女について細かく書かれたこの手紙は本来の誰に届けるつもりだったのかそして縛りを与えなければならないほどの負担とは。
考えれば考える程訳がわからない。
ただ一つ言えるのが。
「とんでもない戦闘能力だ。」
夜蛾が倒したのは少なくとも三級下手をすれば二級の呪霊。
呪術が何かも知らない少女が倒せる訳も勝負になることもない。
だが彼女は、あまつさえその勝負を圧倒し半分快楽の様な状態で嬲り続けた。
夜蛾自身ももう少し手こずるかと思っていたが来た瞬間に自ら命を差し出す様にした呪霊を見て度肝を抜かれた。
(この少女を放っておくことはできない。)
この先の、何か恐ろしい事が起きるかもしれない。そう夜蛾は感じた。
ならせめて自分の目の届く範囲でとそう考えた。
「さてあの問題児2人に続きもう1人問題児が増えるのか…ガッデッム!だがこの村よりはまともな生活ができるだろう。」
そうボソボソ呟くと少女の荷物を半分持ち共に呪術高専に向かった。
次回は五条とかと絡ませて行きます。(多分)
伊吹香萃(オリキャラ)の容姿
薄い茶色のショートヘアー
真っ赤な瞳
頭には真っ赤なリボン
身長141体重なし
絶壁
やるか未定ですがこの世界にもし萃香がいた時の本誌感想スレとかやったら面白いですか?
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やれ
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やるな