お待たせしました。
ここからかなり幻想郷要素が強くなります。
八話
「随分と長い事眠っていたな…」
鬼はマンションの屋上で月に向かって酒を飲む。
その視線の先には1人の男が持った指、自分と同等の存在の指。
誰よりも呪霊らしい存在。
「宿儺。平安の世に私がいなかったが為に最強になった呪霊よ。神話の名をただ付けられた者と神話その者の私が戦った時最後に立っているのは果たしてどちらかな?」
鬼は人外らしく笑う。
「本物の百鬼を教えてやろう。恐慄く鬼の力を。」
鬼はひとしきり酒を飲んだ後隣に来たスキマから体を半分出している金髪の女と飲み直すのであった。
屋上。ここで1人の呪術高専の1年生とただの少年が呪霊と戦っていた。
「クフ。ふっふっふっふっふ。アハハハ。アハハハハハ。あーやはり光は生に感じるにすぎるな!」
ピンク髪の少年は、さっきとは違う粗暴さを見せて服を破く。
「呪霊の肉などつまらん。人、女は何処だ!いい時代になったものだな。女も子供もウジのように湧いている。」
夜風を全身で感じ喜びを全身で表現する。
「素晴らしい!鏖殺だ!」
男が、笑っていると自分の顔をガシッと掴んだ。
「ほぉーなるほどそう来るか…」
それを遠くから見ていた鬼は予想していなかったという風にその様子を見る。
「人の体で何してんだよ。返せよ「お前なんで動ける」いや俺の体だし。「抑え込まれる。」」
男は二重人格のように自分と問答をしている。
「動くなお前はもう人間じゃない。虎杖悠仁。呪術規定に基づきお前を呪いとして祓う。」
いがぐり頭の少年は、脂汗をかきながら虎杖と呼ばれた少年から目を離していない。
「今どうゆう状況?」
いがぐり頭の少年はその声に驚く。
「五条先生どうしてここに?!」
いがぐり頭の少年は術を解いて五条を見る。
「悟…」
鬼はその姿を寂しそうに遠くから見る。
「いゃーボロボロだねー。2年の皆に見せよーと。」
五条は、そう言うといがぐり頭の少年をカメラでパシャパシャ撮り始める。
「さすがに特級呪物が無くなったってなると上がうるさいわけ。で、見つかった?」
五条の発言で2人の顔が気まずい感じになり。
「あのーごめんそれ俺食べちゃった。」
虎杖は自分をさしながら五条に言う。
「まじ?」
「「まじ。」」
そう言うと五条は、虎杖の方に近ずいて
「本当だ混じってる。」
「宿儺と変われるかい?」
五条が虎杖にそう言う。
「多分できるけど。」
虎杖は、キョトンとした顔で言う。
「じゃー、10秒だ。10秒したら戻っておいで。」
五条は、軽くストレッチをしながら虎杖に言う。
「でも」
虎杖の心配を遮るように五条は、不敵の笑みをうかべ言う。
「大丈夫。僕最強だから。」
そう言った悟を鬼はさらに哀しむように見ている。
「何が最強だよ…まったく…子供が無理やり大人になるんじゃないよ…」
鬼は、楽しかったあの日を思い出して、自分と親友が全員別の道に行ってしまったあの日を思い出して、悟るだけが過去に生きている。その事実に寂しさが込み上げる。
「悟と並び立つ存在がまだいないから…いなくなったから…だからあいつは……ったく。青春こじらせすぎなんだよあいつは。」
そう言うと千里眼で見ている景色から少し目を上にあげて月を見上げる。
そしてさっきよりも大きい盃で酒を飲む。
「こじらせてるの私もそうか…」
鬼は千里眼で、虎杖の様子を見る。
「はァ。せいぜい苦しむんだね。虎杖悠仁。君が選択してしまった道だよ。」
鬼は、虎杖と自分を重ねそう呟いた。
ドン!
宿儺に変わった瞬間五条に攻撃を仕掛け大きな音が屋上に響く。
宿儺の攻撃を交わしながら五条は、不敵に笑う。
「生徒の前なんでねカッコつけさせてもらうよ」
鬼はもう一度五条達の方に目を向け宿儺と五条の戦いを覗いていた。
戦いは五条の勝ち。宿儺は、虎杖悠仁に抑え込まれた。
しばらく経ち
「宿儺と五条先生が戦ったらどっちが勝つ?」
悠仁は、五条に問いかける。
「全盛期の宿儺相手じゃちょっと手こずるかなー」
五条は、悠仁にそう言い聞かせる。
「小僧の体を物にしたらまずはお前を殺す。」
悠仁の体から口が出てきて五条にそう宿儺は、言う。
「宿儺に目をつけられるなんて光栄だよ。」
五条はそう薄く笑い。
「でも案外宿儺は、他の子が倒すかもねーなんて。」
五条は、かつての友人の姿を少し思い出しながらそうつぶやく。
場所は移り
「それでこの飲んだくれは、どうすればいいのよ。」
紅白の巫女はそう目の前の怪しい金髪の女に言う。
「霊夢。これでも萃香は、頑張って幻想郷と外の世界のバランスを保っているのよ。少しは感謝したら?」
霊夢と呼ばれた少女は顔を顰めながら
「私は博麗の巫女よ。妖怪に感謝なんてしないわよ。無論あんたもよ紫。」
紫と呼ばれた女はそくさくと自身の作り出したスキマに入りながら「あら残念」とこぼす。
「ちょっと!萃香を置いていかないでよ!持って帰って!」
まるで萃香を物のようにつまんで持って帰れとゆかりの方に投げる。
「残念だけど私これから大事な約束があるの。だから萃香のおもりをよろしくね霊夢。じゃーね。」
紫は、スキマから萃香を落としてその場から消える。
「ふご!」
萃香は、腹を掻きながら鼻ちょうちんを作り出し寝ている。
「全く…」
霊夢は、萃香のだらしない姿を見てため息をつく。
「あんたは、人よりもお人好しよ。面倒臭い事に自分から頭を突っ込むなんて…」
「悪かったね」
萃香は薄目で霊夢を見る。
「なに起きてたの?」
霊夢に対してサーねと言いながら
「私が向こうで転生しなければおそらく幻想郷が関わることはなかった。半分は私のわがままだ。それはすまないと思っているよ。」
萃香の純粋な謝罪に霊夢は、驚き。
「友人を救いたいなら仕方ないわね」
霊夢はボソッとつぶやく
悟を私と言う呪いから青春という呪いから解放したい。
それが萃香のやりたいことだった。
「そうだな仕方ない。」
萃香もつられるようにつぶやく。
ボロい参道の中に1人紫は、ある人物を待つ。
カツカツと音がする方を見ると背は低いが明らかに威圧感と強者のオーラが醸し出された緑色の髪の毛の少女が来る。
「紫。私を呼んだのは先日の件でしょう。ですがあなたも知っての通り。私は説法は、解いても直接手を下すことはできません。」
少女は、キッパリとそう宣言しながら紫を見る。
「そんなことはわかっているは閻魔様。私がお願いしたいのは調べて欲しい事があるからよ。もちろんそれ以外にも手紙で書いた事をやってくれると嬉しいのだけれども…」
紫は、扇子で自身の顔を隠しながらそう告げる。
「十王のひとりとは言えどもそこまでの権利は私には無いです。して、調べて欲しい事とは。」
閻魔は、紫の顔をじっと見ながらそう聞いてくる。
「なに、萃香が外の世界にいたから感じたのよ。虎杖悠仁という存在に。萃香も少し感じ取ったらしいけど私がその子をこっそり見に行った時確かに感じたわ。本来幻想郷は、外とは不干渉の存在。でも今回の事が確かなら私としては動かなければならないと感じているわ。」
紫の話が回りくどく閻魔は、眉をピクピクさせている。
「結局何が言いたい。妖怪の賢者よ。」
閻魔は、紫に結論を言うように迫る。
「羂索と呼ばれる存在が地獄の裁判を受けたかどうか調べて欲しいの。」
あまりにも冷たい目をした紫がそう聞いた。
やるか未定ですがこの世界にもし萃香がいた時の本誌感想スレとかやったら面白いですか?
-
やれ
-
やるな