「…なんで俺まで連れ出すんですか。」
先生「運動のためにね。」
「運動不足なのは先生だけでは?」
先生「…いやキヨウも運動不足だよ。」
「そりゃホシノたちと比べたら体力は低いですよ。」
先生「あっちは学生だもんねぇ…。」
「大人でも運動はしましょうね。」
先生「うぐっ。」
先生と住宅地を歩いているとセリカと出会った。
先生「おはよ~。」
セリカ「な、何がおはよ~よ!。なれなれしくしないでくれる?」
セリカ「私、まだ先生たちのこと認めてないから!」
セリカ「まったく、朝っぱらからのんびりうろついちゃって。いいご身分だこと。」
「遠回しにホシノを傷つけてない?」
ホシノはうろついてはいないがのんびりしているためそう考えたキヨウくん。
セリカ「う、うるさい!私は忙しいの!」
そう言ってセリカは砂埃を立てながら走り去っていった。
先生「どこに行くんだろう?」
先生はセリカを追いかけていった。
「えぇ…?」
そして取り残されたキヨウくん。
「はぁ…。」
先生「うーん…見失っちゃった。」
「よいしょっと」
先生「!?」
「どこまで追ってるんですか…。」
先生「やっぱり忍者…?」
「何度も言っていますが違います。」
着地時に音が出ないことやよく足音が消えているので忍者と思われるキヨウくん。
先生「それは置いといて、セリカちゃんのバイト先知らない?」
「知りませんよ」
先生「そっかぁ…。うーん…知ってそうな子は…。」
「ホシノたちに聞いたらどうです?」
先生「そうだね。いい運動にもなったし、戻ろう!」
セリカ「いらっしゃいませ!紫関ラーメンで…。わわ!?」
ノノミ「あのー☆5人なんですけど~!」
アヤネ「あはは…セリカちゃん、お疲れ…。」
シロコ「お疲れ。」
セリカ「み、みんな…どうしてここを…!?」
ホシノ「うへ~やっぱここだと思った」
先生「どうも~」
「大将やってる?」
セリカ「せっ、先生たちまで…やっぱストーカー!?」
ホシノ「うへ、先生は悪くないよー。セリカちゃんのバイト先といえば、やっぱここしかないじゃん?だから来てみたの。」
セリカ「ホシノ先輩かっ…!!ううっ…!」
大将「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん。おしゃべりはそれぐらいにして、注文受けてくれな。」
セリカ「あ、うう…はい、大将。それでは、広い席に案内します…こちらへどうぞ…。」
先生とホシノたちは広い席へと案内された。キヨウくんは1人カウンター席に行った
大将「久しぶりだな。何かあったのかい?」
「そうですねいろいろありました。」
大将「なにがあったか知らないが、彼女は大切にしろよ!」
「まだそう思ってるんですか…。」
ユメがチョコの一件をうっかり話してしまいそこからキヨウくんとホシノが付き合っていると大将は思い込んでいる。
大将「おしゃべりはこれぐらいで、ご注文は?」
「塩ラーメンで。」
紫関ラーメンで昼食を済ませ夜までのんびりしていたキヨウくん。
先生「あぁっ!」
「どうしたんですか?」
先生「いつものデザートがない!」
ホシノ「そりゃ一大事だ~。」
先生「…キヨウ!買ってきて!」
「…それこの辺に売ってませんよね。」
先生「だから頼んでるの!」
「…はぁ…。お代は返してくださいね。」
フックショットを使いアビドスの住宅地まで来たキヨウくん。
ドドドドドーーーーーン!!!
「?爆発?」
爆発音らしきものが聞こえたためそちらに行くキヨウくん。
「…とりあえず連絡!」
プルルルルル プルルルルル
先生『もしもし?どうしたの。』
「ヘルメット団にセリカが拐われた!」
先生『!?場所は?』
「えーっとアビドス住宅街の47ブロックから砂漠方面に向かってる!」
先生『わかった!』
「それじゃっいったん切りますね!」
先生との通話をやめスマホを操作しながら車を追うキヨウくん。
「えーっと確かこうしたら…とりあえず座標の共有オッケー。後はトラックをジャックできないか試す。」
「…さすがににトラックは追い付けないか…。」
ジリジリとトラックとの距離が離されるキヨウくん。すごいねぇキヨウくん。相手多分80キロぐらい出してると思うよ。
(どうしよ。こっちの体力が先に尽きるな。)
(タイヤを…。無理だな。)
ヒュン
「…まじか…。」
相手が撃ってきた弾が当たりかけ驚くキヨウくん。
プルルルルル プルルルルル
「どうしました?」
先生『相手の合流地点がわかったよ。住宅地の廃墟らしい。』
「なるほど。」
先生『私たちの方でそっちを襲撃するから、』
「頑張って追い付いてトラックを奪えと?」
先生『やってくれたらうれしいけど、そのまま追いかけるだけでいいよ。』
「合流地点を変更した場合に備えてですね。」
先生『うんそういうこと。それじゃあまた。』
「…持つかなぁ。」
(…さすがに辛い…。)
トラックを追いかけて数十分目視で確認できる距離にいるが追いつけないキヨウくん。
「…!間に合うか!?」
バァン
ヘルメット団A「おい!上に乗られたぞ!」
ヘルメット団B「ふ、振り落とせ!」
「邪魔しま~す。」
ヘルメット団A&B「「!?」」
「お前邪魔。」
ヘルメット団B「うわ~~~~!!」
「車止めろ。」
ヘルメット団A「は、はい!」
「よくできました。」
ダァン
「こいつ降ろして…。コンテナ内確認しないと。」
助手席からいったん降りコンテナにセリカが居るかを確認する。
「う~んと…脈あるし…安定してるから生きてるな。」
生存確認をざっくりしそのまま寝かしておくキヨウくん。
「は~…疲れた。」
プルルルルル プルルルルル
「もしもし?」
先生『こっちは終わったよ。』
「こっちもトラックごと確保しました。」
先生『…トラックごと!?』
「はい。」
先生『…えーっと、運転できる?』
「やった事ないですね。」
先生『…頑張って運転して帰ってきて!それじゃあ!』
「はぁ!?」
先生から無茶なことを言われ文句を言う前に通話を切られてしまったキヨウくん。どうするの?
「…エンジンの掛け方調べるか…。」
「はぁ…。」
バタン
アヤネ「セリカちゃんは!?」
「コンテナで寝てる。」
シロコ「ん、わかった。」
ホシノ「お疲れ~。」
ノノミ「お疲れ様です。キヨウ先輩。」
「…そっちもお疲れ。」
先生「お疲れ~。」
「…」
先生「…ごめん。」
フックショットでの移動は町を傷つけないためにパイプとかに巻き付けて移動しているという感じで…。無免許運転?そそのかした先生が責任を取るんじゃないですかね。誤字・脱字報告と感想や質問などあればください。