ガヤガヤ
セリカ「ここがブラックマーケット…。」
ノノミ「わあ☆すっごい賑わってますね?」
シロコ「本当に。小さな市場を想像していたけど、街ひとつぐらいの規模だなんて。」
シロコ「連邦生徒会の手が及ばないエリアが、ここまで巨大化しているとは思わなかった。」
「元から手を付けようとしてないんじゃない?」
セリカ「どういうこと?」
「学校っていう皿から溢れたものを受け止める役割をここがしてるんじゃないかってこと。」
ノノミ「つまりここから出されたら…。」
「生きてくのは難しいだろうね。」
シロコ「だからこその無法地帯。」
「法は無くてもルールはあるんじゃないかな。」
「ルールがなかったらここまで発展しないと思うし。」
セリカ「つまり事件は起きないってことね!」
「…」
ホシノ「そういうことじゃないかなぁ。」
「…はぁ…」
いろいろな意味で呆れるキヨウくん。
アヤネ『皆さん油断しないでください。そこは違法な武器や兵器が取引される場所です。何が起こるかわからないんですよ。』
アヤネ『何かあったら私が…きゃあっ!?』
タタタタタタタタ!
シロコ「銃声だ」
セリカ「事件は起きないんじゃ…。」
「全員が法を守ってたらヴァルキューレはいらないでしょうが。」
ホシノ「そりゃそうだ~。」
セリカ「えっ?えっ!?」
アヤネ『あれ…あの制服は…。』
ヒフミ「わわわっ、そこをどいてくださいー!」
ドンッ
シロコ「大丈夫?」
シロコ「なわけないか、追われてるみたいだし。」
ヒフミ「そ…それが…。」
チンピラA「なんだおまえらは。どけ!アタシたちはそこのトリニティの生徒に用がある。」
ヒフミ「あ、あうう…私の方は特に用はないのですけど…。」
アヤネ『…!!』
アヤネ『思い出しました、その制服…ギヴォトスいちのマンモス校のひとつ、トリニティ総合学園です!』
チンピラB「そう!そしてギヴォトスで一番金を持っている学校でもある!だから拉致って身代金をたんまり頂こうってわけさ!」
チンピラA「拉致って交渉!なかなかの財テクだろう?くくくくっ。」
チンピラA「どうだ、おまえらも興味があるなら計画に乗るか?身代金の分け前は…。」
チンピラA「ん?」
バスッバスッ
チンピラA「うぎゃあっ!」
ノノミ「悪人は懲らしめないとです☆」
シロコ「うん。」
ヒフミ「あ…えっ?えっ?」
ヒフミ「あ、ありがとうございました。みなさんがいなかったら、学園に迷惑をかけちゃうところでした…。」
ヒフミ「それに、こっそり抜け出してきたので、何か問題を起こしたら…あうう…想像しただけでも…。」
ホシノ「えっと~、ヒフミちゃんだっけ?それにしてもトリニティのお嬢様が何でこんな危ない場所に来たの?」
ヒフミ「あ、あはは…それはですね…実は、探し物がありまして…。」
ヒフミ「もう販売されていないので買うこともできな物なのですが、ブラックマーケットでは密かに取引されているらしくて…。」
シロコ「もしかして…戦車?」
ホシノ「もしくは違法な火器?」
ノノミ「化学兵器とかですか?」
ヒフミ「えっ!?い、いいえ…えっとですね、ペロロ様の限定グッズなんです。」
セリカ「ぺロロ?」
シロコ「限定グッズ?」
ヒフミ「はい!これです。ペロロ様とアイス屋さんがコラボした、限定のぬいぐるみ!」
ヒフミ「限定生産で100体しか作られていないグッズなんですよ。」
ヒフミ「ね?可愛いでしょう?」
シロコ「…。」
ノノミ「わあ☆モモフレンズですね!私も大好きです!ペロロちゃん可愛いですよねえ!私はミスター・ニコライが好きなんです。」
ヒフミ「わかります!ニコライさんも哲学的なところがカッコ良くて。」
ヒフミ「最近出たニコライさんの本善悪の彼方も買いましたよ!それも初版で!」
ホシノ「…いや~何の話だか、おじさんにはさっぱりだなー。」
「俺にもわからん。」
先生「いいと思うけどなぁ。モモフレンズ。」
「俺的にはキャラデザがちょっと…。」
先生「ならカイテンジャーは!?」
「一度見てみましたけどあまり…。」
先生「そっかぁ。」
ヒフミ「というわけで、グッズを買いに来たのですが、先ほどの人たちに絡まれて…みなさんがいなかったら今頃どうなっていたことやら。」
ヒフミ「…ところで、アビドスのみなさんはどうしてこちらへ?」
ホシノ「私たちも似たようなもんだよ。探し物があるんだ~。」
シロコ「そう。今は生産されてなくて手に入れにくい物なんだけど、ここにあるって話を聞いて。」
ヒフミ「そうなんですか、似たような感じなんですね。」
アヤネ『みなさん大変です!四方から武装した人たちが向かってきています!』
セリカ「何っ!?」
チンピラB「あいつらだ!」
チンピラC「よくもやってくれたな!痛い目にあわせてやるぜ!」
アヤネ『先ほど撃退したチンピラの仲間のようです!完全に敵対モードです!』
シロコ「望むところ。」
セリカ「まったく、なんでこんなのばっかり絡んでくるんだろうね?私たち、何か悪いことした?」
アヤネ『愚痴は後にして…応戦しましょう、皆さん!』
「警察みたいな組織はないのかねぇ。」
ヒフミ「あ、あります!ブラックマーケット独自の治安維持組織が!」
「…だってさ。どうする?」
ホシノ「…なら少し騒ぎを起こして逃げたほうがよさそうだね。」
ストーリーを見返していると頭アビドスか頭ゲヘナ、どっちがやばいかがわからなくなってきました。…どっちもどっち…?あと先生はキヨウくんにいろいろな作品を布教しています。