「…はぁ」
お疲れのようだねぇ。
「なんでユメ先輩の感じだんだよ…。」
不機嫌だねぇ。
「…今気づいた。また死んだのか。」
うーんわかんない。
「はぁ?」
見たくなかったんだもん。
「鉄骨の下敷きは見たのになん…いや大分違うわ。」
でもまぁ感覚的に死んでないと思うから大丈夫!
「はぁ…」
いったんお疲れ様。
「…実体あるんだな。」
体は見せないけどねぇ。
「…んぅ。」
…素直に甘えるんだねぇ。
「いろいろ疲れたから」
これをあの2人に言えないのが残念。
「…そう言えばユメ先輩は?」
ちゃんと生きてるよぉ。
「…よかったぁ。」
でも変えちゃってよかったの?
「そん時の俺は知らなかった。が通用したらいいなぁ。」
確かにそうだねぇ。
「はぁ…。」
ため息が多いねぇ。
「ずっと休んでいたい…。」
でももうそろそろ起きると思うよ。
「そっかぁ。」
頑張ってね。
「…わかった。」
黒服「…おはようございます。」
「なんでちょっと引いてるんだよ。」
黒服「生き返るとは思っていなかったので。」
「そりゃ引くわ。」
黒服「体の方はいかがです?」
「どこも傷まないし普通に動くよ。…普通に?」
黒服「えぇついでに足も治しておきました。」
「なるほど。何が目的?」
黒服「何も企んでいませんよ。」
「…ならなんで?」
黒服「親子だから。…と言いたい所ですが別の理由がありまして。」
「おおよそ、俺の過去を見たってところか?」
黒服「クックック正解です。」
「えぇ…」
黒服「別の世界があることは知っていましたがあのような世界まであるとは…。」
「1つ疑問なんだが、ホシノを攫う理由あるのか?」
黒服「ありません。」
「だよなぁ。手頃な実験体が居るもんなぁ。」
黒服「こちらからも1つ質問です。眠っていた時間が気にならないのですか?」
「…聞いたら負けな気がする。」
黒服「ならお教えしましょう。眠っていたのは、ほんの2ヶ月です。」
「…はぁ?」
黒服「私自身も驚きですよ。ここまで回復が早いとは。」
「今は6月か…。」
黒服「とりあえずそこに立っていてもらえますか?」
「ほぇ?…ここ?」
黒服「採寸をするので動かないでくださいね。」
「…」
「何で採寸を?」
黒服「協力のお礼として防弾仕様のコートをあげようかと。」
「ありがとう」
黒服「それと…これを。」
「ん?何これ」
黒服「フックショットです。」
「…物理法則とか無視してない?」
黒服「それを貴方が言いますか。」
「違いない。」
黒服「何ですかあの爆発は?」
「あれは神秘で作った爆弾。」
黒服「なるほど。…イメージを具現化しているだけ…と。」
「何でわかんだよ。」
黒服「それではコートを作ってきます。貴方はフックショットの分解と修復に慣れておいてください。道具は渡しますので。」
「わかった。」
ホシノ「…あった。キヨウの車椅子。」
ホシノ「よい…しょっと。」
ホシノ「…壊れてる。収納の中は…。」
ホシノ「銃に、財布、食料、水、服、あと…紙切れ?」
『俺の部屋のどこかに保険がある。』
ホシノ「どこかって…。それよりも保険?」
ホシノ「…とりあえず持って帰ろう。」
ホシノ「ただいま〜」
ユメ「ホシノちゃんおかえり〜。!それキヨウちゃんの…!」
ホシノ「何とか見つけてきました。そしてこの中にこれが…。」
ユメ「部屋に…保険…?」
ホシノ「とりあえずこれを探してみます。」
ユメ「私も!」
ユメ「ないねぇ…。」
ホシノ「そうですね…。」
ユメ「場所ぐらい書いてくれればよかったのにねぇ。」
ホシノ「無い物ねだりは…。」
ユメ「?どうしたのホシノちゃん。」
ホシノ「いや、キヨウはいつも他人のことを心配してるなぁって。」
ユメ「どういうこと?」
ホシノ「見つけました。キヨウの言う保険を。」
ユメ「おぉ!」
ホシノ「丁寧にメモ書きもあります。」
ユメ「キヨウちゃんは大きな夢を持ってるねぇ。」
ホシノ「…」
ユメ「でも、なんでキヨウちゃんは言わなかったんだろうねぇ。」
ホシノ「…私に何か言われると思ったから?」
ユメ「多分そうだと思うよぉ。」
ホシノ「はぁ… 色々考えたことが全部杞憂だったなんて…。」
ユメ「嫌われてたら〜とか?」
ホシノ「…そうです。」
ユメ「こんな事で嫌われてたら私への好感度は地の底だねぇ。」
ホシノ「帰ってきたら私の憂さ晴らしのために首を絞めます。」
ユメ「私もやろうかな。」
黒服「子供のように甘えてみたいと思ったことはありませんか?」
「…あるよ。でも思った時には甘え方がわからなくなってた。」
黒服「そうですか…。でしたら姿を変え、記憶も消し、アビドスに入ってみますか?」
「遠慮しとく。と言うよりか、カイザーとかゲマトリアの方は大丈夫なのか?」
黒服「ゲマトリアにはあの実験は失敗と伝えていますし、カイザーには貴方の姿をしたただの人形を渡しています。」
「…不味くない?」
黒服「ご安心を。人形は返すように言っています。」
「よかった。」
黒服「クックック、貴方はどこまでも他者の方が大切なんですね。」
「…」
黒服「ユメに対し逃げるように言う時も車椅子があったとしても何とか理由をつけて逃がそうとしそうていましたし。」
「…記憶見られるのは大分嫌だな。」
黒服「記憶を見れると言っても見れない箇所が2点ほど。」
「へぇ〜」
黒服「貴方がこの世界に来る直前と、寝ていた2ヶ月の間だけが見れませんでした。」
「…あぁあれか。」
黒服「感覚が全てシャットアウトされているような世界。ですが貴方は何者かと喋っている。しかし喋っている内容はわからない。」
「?」
黒服「ですので私はあの場所を魂が見た場所と思っているのですが、実際はどうですか?」
「知らない。」
黒服「そうですか…。ですが注意してください。私がどうやってもそこの記憶は消せません。」
「なんで注意を?」
黒服「私が知る限りでは魂…いえ神秘に関与できるのはたった1つの存在だけだからです。」
「色彩…ねぇ。」
黒服「えぇ、私たちもどこに、どのように存在しているかはわかりませんが‘’
「とりあえずわかった。」
神秘≒魂と考えているのでご理解お願いします。色彩の立ち位置はこれでいいのか…?そういえば甘え方がわからないのにナレーターさんには甘えてる…!…ナレーターさんの力っていうことで…。今回意図的にナレーターさんを入れない回にしてみたのですが、会話を繋げるのが難しかったです。ナレーターさんが出てこなかった理由?…覚えてたら書きます。誤字・脱字・報告と感想や質問、アンケートへの回答などお願いします。
先生の性別は?
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男性
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女性