転生したらニチアサのようなホビーバトルの世界でした   作:犬猫鼠

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戦闘場面まで書いてから投稿しようと思いましたがなかなかそこまで行けず
かけてる文投下ぁ

男の娘の日常なんて需要あるのか?と思いつつ


日常回ーもといアニメの第1話的な説明回
転生特典かもしれない先天性スキル保持者という事実


 さて、一晩寝てすっきりとしたら次の日だ。

 特に大会に優勝したからと言って日常に変わりはなくっとそうそう、精霊の卵があるんだったな。俺は卵のたまちゃん(仮)におはようのあいさつをして朝食を食べに一階へ降りて行った。

 

 

 それじゃあ、俺の家族を紹介するぜ!

 まず、父さんの笹河原瑞樹。女の子向けにターゲットを絞ったパーツメーカー”サファイヤジュエリー”の部長を務める我が家の大黒柱。

 んで、母さんの笹河原朱音。ただの専業主婦かと思いきやとんでもない。数々のドールメイクコンテスト、ここでのメイクは飾り立てるとかいった意味だな、に受賞を果たしているドール界のファッションをけん引する一人だったりする。

 この2人が俺の家族。で、俺の名は笹河原善牙。ゼンガーではなくぜんがである。ここ要注意な。

 

 家族そろっていただきますをしてご飯を食べ終わった後、両親が真剣な顔で話すことがあると言っていたが何だろうねぇ?

 

 

 

 

「まずは優勝おめでとう善牙」

「ありがとう父さん。ところで話って何?」

「まぁそうあわてるな。……いい話と悪い話があるがどちらから聞きたい?」

 

 いい話と悪い話? うーん俺はどっちかっていうと夏休みの宿題は後回しにするほうだったからいい話から聞こうかな。

 

「じゃぁいい話から」

「そうか、……今まで黙っていたがお前には先天的にスキルが宿っている。いわゆる先天的スキル保持者(ホルダー)だな」

 

 まじか。父さんの言ったやつ、こいつは10歳から解放されるスキルチップで習得できる特性を生まれつき持ってるやつのことで後付けするものより強力なもののことが多い。

 あれ? でも俺そんなスキルの恩恵を受けた覚えはないんだけど?

 

 と、父さんに言ってみると、

「それが悪い知らせだ。」

 

 な~んて言葉が返ってきた。

 

「お前は疑問に思わなかったか? なんで母さんが女ものの服しか用意しなかったのかを」

 

 それは、まぁはい。正直不満に思っていました。なんで女顔だからって女装しなきゃダメやねんと

 

「昨日の大会な。あれほどの規模の中心にいれば発動するかもとは思ったが結局発動せずじまいだ」

 

 そして父さんは全く関係のない昨日の大会のことを口にする。??? つまりどういううことだってばよ?

 

「お前の先天性スキルには条件があってな」

 

 ふむふむ、そういったスキルがあるとは聞いたことはあるが……え、この流れって……

 

「スキルの発動条件は女装時のみ発動だそうだ」

 

 Nooooooo!! まじか、でも女装しているのに発動した気配はないぞ?

 

「それで父さんも疑問に思たんだが……善牙、お前かたくなにパンツだけは男物をはいていたよな?」

 

 それはせめてもの抵抗ですよ! って、あれ? ひょっとしてこの流れって……

 

「で、だ。善牙、今日は女の子のパンツをはいて学校へ行きなさい」

 

「ぜ」

 

「ぜ?」

 

「ぜ」

 

「ぜ?」

 

「絶対にNo!」

 

 俺は全身全霊を込めてそう叫んだ。

 

 

 

 

 俺は嫌がったのだが両親に滾々と説得され最終的に「わからないままだと将来のスキルスロットの数に影響が出る恐れがある」との言葉に俺は……折れた。

 で、現在通学路を通って登校中です。もちろん履いてます(何がとは聞くな)。いつもよりスカートの中と心がすうすうするような気がします。

 

 こんな気分ならテレポーターを使わしてもらえばよかったな……

 

 この世界、一軒家にテレポーター付きは当たり前である。ならなんで歩いて学校へ行ってるのかっていうと、できるだけ歩いて体を鍛えなさいってのが校則にあるからだ。

 

「ぜんがちゃーん」

 

 と憂鬱な気持ちでとぼとぼと歩いているといつもの待ち合わせ場所から声がする。

 大鳥居佳乃(おおとりいよしの)、一見可憐な美少女だが女装仲間である。まぁつまりは察してくれ。

「おはよう、ぜんが」

「ぜんがちゃんおはよう」

「昨日のみてたぜー。かっこよかったぜ」

 

と、続けて挨拶をくれたのが菱井珊瑚(ひしいさんご)、赤井瑠璃(あかいるり)、桜井美香(さくらいみか)のかしましシスターズだ。ま、俺が勝手にそう呼んでるだけだが。こいつらは俺や大鳥居が女装した男でも普通に接してくれるので心のオアシスです。ありがたやーありがたやー。

 

 登校時は大体この5人になるのが定番だ。帰りはみんなばらばらだけど一緒に帰れるときは一緒に帰ってる時が多いかな。

 

「ふっ、今日の俺は一味違うぜ! なんてったって先天的スキル保持者ということが判明したからな!」

 

「きゃーすごいですわーめったにいないんですわよね?」

「お、なんか強そうな響きなんだぜ! そういえば、俺が言うのもなんだけど、なんか今日のぜんがかわいくね?」

 

 ですわ口調の大鳥居に独特の語尾の桜井が相槌を打つ。

 

「うーん、そうかな? マザー、何かスキルの発動している気配はある?」

 

マザーってーのは体内に打ち込まれたナノマシンの通称だ。人によっては呼び方を変えてたりするらしいけどね。

 

《Yes。今朝、正確には個体名ZENGAが女性用下着を身に着けた地点より微弱な精神干渉波が計測されており徐々に干渉力が拡大しつつあります。具体的な影響については現在計測中です》

 

 と、頭の中へ回答が来る。ナノマシンといっても体調を整えたりすることが主で作業補助とまではいかないこの世界ではごく一般的なものだ。

 

「確かに、今日のぜんが大会で表彰台に立っていた時と同じくらいかわいい……ん? いや今日のほうがさらにかわいいかもしれない……」

「”だんし~みっかあわざれば~かつもくしてみよ!” だよ。さんごちゃん。それにしてもかわいいな~、うきゅうきゅしたいな~」

 

 クールボイス&呼び捨ての菱井が桜井の言葉に乗りちょっと間延びした声で赤井が同意する。って赤井うきゅうきゅはしないでくれよ頼むから。

 

 なので、どうやら俺の体から周りに精神干渉波が出ているらしいこ

とを伝えれば、

 

「あらあら~」

「そうなんだぜ?」

「ふーん」

「へぇ~」

 

 と4者4様の返事だ。

 

「そんなことより昨日のぜんがについて語るんだぜ!」

 

 という桜井の一言で話題変更。女三人寄れば姦しいとは言うが、女の格好をしている5人が集まってもそれは変わらないようだ。

 

 ところが、世の中にはそんな空気を読まないバカはいるもので、

 

「やーい男女ー! どうせまた中途半端な下着履いてんだろー今日も俺様が確認してやるぜー」

 

 という声が聞こえて……一陣の風が駆け抜けた。

 

 

 

 

 しばらく吹いていた風に目を細めて再度目を開いてあたりを見やるとまわりの子たちはこちら側も男の子の取り巻きたちも鼻血を出してぶっ倒れていてあたり一面血の海だった。

 

 な、なにがあったんだ! 子供を狙った犯罪者の襲撃か!

 




このスカートめくり小僧とバトルさせたいんですけどいくつかネタ会話挟んでからじゃないと持っていけないんですよね
あとまた寒くなってきたので筆が鈍るし。キーボードはまともに反応してくれないし(無線にしたらマシになった)
またかけたら投下します。間隔は……長い目で見てやってください
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