――――カタカタヘルメット団残党、校外エリアに撤退中。
数十分の激闘の末、先生を含めたアビドス対策委員会はカタカタヘルメット団の猛攻を退け、完全勝利を成し遂げた。
アヤネからのカタカタヘルメット団の撤退の報告を耳にすると、彼女たちはいつも以上に喜びを嚙み締めた。
普段と比べ2倍近く多い人数、恐らく最高戦力で攻めてきたであろうカタカタヘルメット団を前に、完膚なきまでに叩きのめしたというその事実が彼女たちを興奮させたのだ。
「...ふぅ、皆お疲れ様。」
一方、先生は数十分間の間、極限までに集中し続けたため喜びより疲労が勝ってしまっていた。
大人になると、体力も若い子供達より無くなってしまうのだ。
...まあ、キヴォトス人からすれば、全盛期の先生なんて到底比べられるものではないが...
「先生もお疲れ様です。」
横で一緒に指示を出していたアヤネが、笑顔でこちらを向く。
前線には出ない彼女だが、的確なサポートと支援をして他委員会メンバーの助けをしており、その腕前もなかなかのものであった。
「わあ☆私達、勝ちました!」
「どうよ!思い知ったか、ヘルメット団め!」
セリカ、ノノミが歓声を上げ、シロコとホシノは声こそ出さなかったものの、その表情は喜びに満ち溢れていた。
対策委員会の個人の力はもちろんだが、メンバー同士のチームワークが良く取れており、安定した立ち回りで相手を翻弄。
やはり厳しい環境下で耐え抜いてきた彼女たちの実力は、不良生徒達と格が違った。
「とりあえず、皆さん学校へ帰還しましょう。」
そしてアヤネの指示を聞くと、前線で戦っていた4人はお互いに喜びを確かめ合いながら、帰還の準備を始めたのだった。
――――――――――
「いやぁ~、まさか勝っちゃうなんてね。ヘルメット団もかなりの戦力で攻めてきてたけど。」
「いやホシノ先輩。勝たないと学校が不良のアジトになっちゃうじゃないですか...」
激しい戦闘に疲れたのか、通常通りなのか、帰ってくるなり椅子へ溶けるように座ったホシノへ水が入ったコップを出したアヤネは、半分呆れながらそう言った。
「先生の指揮がよかったね、私達だけの時とは全然違った。」
銃を部室の隅に立て掛け、タオルで汗をぬぐいながらそう言ったホシノ。
後であのタオルくれないかな、もちろん洗濯せずに。
「そう言ってくれると嬉しいよ。」
「そうですね...私も横で先生を見てましたが、とても正確で精密な計算能力や効率的な陣形指示には驚きました。」
アヤネの言葉に全員が頷く。
先生の指示を聞いていた全員、この一戦が明らかにいつもより戦いやすかったことを自覚していたからだ。
まるで空から見下ろしているのかと思えるような、先生の驚異的な状況把握能力や指示により、手に取るように分かる敵の配置。
指揮に関すれば、キヴォトスに先生を超えるものはいないのではないかと疑うレベルだった。
「...まあ、これで懲りて攻撃を止めてはくれないだろうけどね。」
「しつこいもんね、あいつら。」
「本当ですよ、こんな消耗戦を、いつまで続けなきゃいけないんでしょうか...ヘルメット団以外にもたくさん問題を抱えているのに...。」
喜びも束の間、シロコに続き、セリカ、アヤネが苦言を漏らす。例え一時的に退かせたとしても数日後にはまた同じように学校を襲いに来るだろう。
今回の勝利も、実際には根本的な解決に至っていないのだ。
「そういうわけで、ちょっと計画を練ってみたんだー。」
「えッ!?ホシノ先輩が!?」
「うそッ...!?」
ホシノのあまりに意外な発言に他委員会メンバーが信じられないと言わんばかりに目を丸くする。
あの呑気な委員長が...?何も考えて無さそうな先輩が...?
各々が頭の中で疑問を浮かべた。
「いやぁ~流石にその反応はいくらおじさんでも、ちょーっと傷付いちゃうかなー。」
「おじさんだって、たまにはちゃんとやるのさー」
その反応に少し不満げな表情でホシノはそう言い、椅子の背凭れにもたれかかる。
セリカはその様子に見兼ねてか、半信半疑に質問を投げかけた。
「...で、どんな計画?」
「ヘルメット団は、数日もすればまた攻撃してくるはず。ここの所ずっとそういうサイクルが続いているからね。」
「だからこのタイミングでこっちから攻めて、奴らの前哨基地を襲撃しちゃおうかなって、今が一番消耗しているだろうしね。」
カタカタヘルメット団が先程の戦闘で、かなり消耗をしているのはほぼ確実。
そこでシャーレからの補助を受けた状態である今、前哨基地へ攻撃をすれば、かなりの大打撃となるだろう。
上手くいけば、もしかしたらこの近辺からカタカタヘルメット団が離れることだって考えられる。単純な計画だが、同時に合理的な計画であった。
「確かに今の状況なら先生もいますし...勝算はありますね。」
「ん。前哨基地はここから30kmぐらいだし、今から出発出来るよ。」
「良いと思いますよ、あちらもまさか反撃されるとは夢にも思っていませんでしょうし。」
これ程いい状況を逃したくはない。ホシノの計画に反対する者はいなかった。
「先生はいかがですか?」
「良いと思うよ、勝算もかなりあると思う。」
アヤネの質問に先生は頷く、先生からしてもそれが最善であろうと思っていた。
勝算も高く、リターンも大きい。また仮に失敗しても学校を占拠されるわけでも無いのでリスクも少ない。
問題は生徒の体力だが...彼女らの顔を見るにこれは問題なさそうだ。
「よし、先生のお墨付きももらったことだし、この勢いでいっちょやっちゃいますかぁ~。」
「ん。善は急げだね。」
「それでは、しゅっぱーつ☆」
そして対策委員会はホシノの計画通り、カタカタヘルメット団の前哨基地に向かうのだった。
道中先生が疲れ果て、シロコにおんぶされたことは言うまでもない。
――――――――――
――――予想した通り、カタカタヘルメット団の前哨基地への強襲は呆気ない程に上手く行った。
やはり、先程の攻撃にかなりの戦力を使っていたらしく、戦える不良生徒はごく少数。
先生の指揮もあまりの戦力差に意味もなく、適当に委員会の皆が制圧して補給所や弾薬庫を破壊したところで戦闘は終結し、
先生含め対策委員会は学校に戻ってきたのだった。
流石の2回の出撃だったために、疲労があったのか全員が部室についた途端、倒れこむように椅子に座る。
因みに先生は疲労をとうに超えており、もはや覚醒状態になっていた。(?)
「火急の事案だったカタカタヘルメット団の件はこれで片付きましたね。これで一息付けられそうです~」
ノノミの言葉通り、これで1つの頭を悩ませていた厄介な問題が無くなり対策委員会の状況も少しは緩和されるだろう。
また、弾薬や補給品に至っては先生からの支給もあり、金銭的にも余裕が出来そうだ。
それらの事を考えると、これまでの絶体絶命の事態よりは、今はかなり安心できる環境になっただろう。これは大きな進歩だ。
「うん、これでやっと、重要な問題に集中できる。」
「先生とホシノ先輩のお陰だね!これで借金返済に取り掛かれるわ!」
「...借金返済?」
セリカの口から出た借金返済という言葉に先生は疑問を抱いた。
カタカタヘルメット団の問題以外にもまだ問題が...?
「あ、わわっ!」
「そ、それは...」
口が滑ったと言わんばかりに口を手で覆うセリカに、少し気まずそうに先生を見るアヤネ。
...どうやら先生に隠したかった事案だったようだ。
「まあ、いいんじゃない?隠すような事でもないし。」
ホシノがそんな二人の様子を見て、宥めるようにそう言った。
その言葉にセリカは焦ったような口調で答える。
「か、かといってわざわざ話すような事じゃないでしょ!?」
少し困ったような顔をしたホシノは少し考えた後、淡々とした口調でこう言った。
「別に罪を犯したわけじゃないし、それに、先生は私たちを助けてくれる大人な訳でしょ?」
「セリカ、ホシノ先輩の言う通り。先生は信頼してもいいと思う。」
シロコもホシノの意見に賛同した事で更に焦るセリカ。
自分の中のプライドと先生に頼りたいという気持ちがぶつかり合い、段々と頭が混乱してきた。
先輩達の意見も分からなくもないが、これはアビドス高等学校としての問題であり、
セリカとしては今更先生のような他人には頼らずに、対策委員会だけで解決したい問題だった。
これまで死力を尽くして対策委員会はこの問題に取り組んできた。
なのに...今更大人に頼るなんて...!!
「セリカ、もし困っているのなら私を頼ってほしいな。」
先生の穏やかな言葉と、何処までも優しい目がセリカを見つめ、遂に焦りは最高潮に達した。
「で、でも先生は部外者でしょ!!――こっちの問題に頭突っ込まないでくれる!?」
そして口から出たのは本心ではない酷い言葉、セリカは自分がその言葉を言ったその瞬間に「しまった。」と心の中で後悔する。
そしてその突き放すような言葉を聞いた先生の何とも言えない何処か悲しそうな顔は、更にセリカへ罪悪感を与える。
ここで謝れば済む話だ。
だが、謝罪の言葉がセリカの口から出ようとしなかった。
代わりに自分の言葉を正当化させる言い訳が、頭の中を埋めていく。
これまで自分達だけで何とかしてきたというセリカ自身のプライドが、謝罪を認めてはくれなかったのだ。
「セリカちゃん、今の言葉ってどういう事?」
瞬間、空気が張り詰める。
まるで気温が急に下がったかのように、辺りが酷く冷たく感じた。
そして、いつもの茶化したような態度からは考えられないような、何処までも冷たい声色のホシノの言葉にセリカは息を呑む。
アヤネは仲裁に入ろうとするが、まるで鎖で縛られているかのように体が固まって動かない。
シロコ、ノノミも同様に動こうにも動けなかった。
ホシノから感じる重圧が、彼女たちを動く事を封じたのだ。
そして、セリカを見るホシノの瞳は、真っ直ぐな冷酷な怒りが感じられ、
重圧とその瞳にセリカの鼓動は自然と速くなっていった。
だがそれでも、セリカは意思を曲げない。
「で、でもッ!今まで大人たちが、この学校がどうなるかなんて気に留めたことがあった!?」
「でも先生は私たちを助けてくれた。違う?」
「...っ、そんなのまだわかんないじゃない!?」
明らかに自分の言動が間違っているのは分かっていた。先生は他の大人とは違う事なんてもう分かっていた。
先輩たちの意見が正しいと、自分の固定された意思を曲げなければいけないと。
だがそれを認める事を、彼女のプライドと過去が許さなかった。
「セリカ...ッ!!」
「ホシノ。」
セリカの態度にホシノが怒りを抑えられず、椅子から立ち上がろうとしたところで先生は静止をかける。
一瞬即発のホシノとセリカに先生は冷や汗を掻く。
これ以上は、時間では治らない深い溝がセリカとホシノの間に出来る可能性が見えたからだ。
「...ホシノ先輩、先生来てから変だよ...!」
ピクリと肩を揺らし、やがてホシノは表情を少し歪ませる。
「...だったら何。」
「...っ」
...そして暫く沈黙が続き、気まずい重い時間が流れる。
その雰囲気に耐えられなくなったセリカは自分の鞄を乱暴に持ち、少し涙混じりに叫ぶ。
「...っ、私は認めないッ!!!」
「セリカちゃん!?」
アヤネの止める声も虚しく、セリカは勢いよく部室のドアを開け、そのまま何処かへ走り去ってしまった。
そして先生がその背中を見ながら、少し悲しげな表情になるのを、ホシノは見逃さなかった。
「...ごめん、ついカッとなっちゃった。」
たとえ先生を悪く言われたとはいえ、少し言い過ぎたかもしれない。
心を落ち着かせながらホシノは俯き、反省の言葉を漏らした。
「いや...私のせいかな。彼女のプライドを傷付けてしまったのかもしれないね。」
先生は、自分の言葉に反省しながら、空いている椅子に座る。
数分後、アヤネ、シロコ、ノノミはその異様な雰囲気に吞まれていたが、気を取り戻し先生へ借金の詳細について話をしてくれた。
まとめると、アビドスには9億6235万円の借金があり、これを返さなければ学校そのものを銀行に渡し、廃坑手続きをしなければならない。
その状況に、アビドスの生徒たちは諦め、結局残ったのは今現在の委員会メンバー5名のみ。
現在のアビドスが廃坑の危機にあるのも、ゴーストタウン化が進んでいるのも、全て借金が原因であるとの事らしい。
9億円。かなりの大きな借金であり、ゲヘナやトリニティといった大規模の学園であればまだ返せる金額ではあるが...。
廃校の危機にすらあるアビドスにはとてもじゃないが払える金額では無い。
「因みに、借金の理由は...?」
「...数十年前、学区の郊外で想定外の砂嵐が起こったんです。」
「学区の至る所が砂に埋もれ、砂嵐が去っても砂が溜まり続けました。」
想定外の砂嵐、アビドスでは砂嵐自体あまり珍しいものでは無いが、その砂嵐は想像を絶する程の威力を持ったものであった。
「そして自然災害を克服するために、アビドスは多額の資金を投入せざるを得ませんでした。」
「しかし片田舎の学校に、巨額の融資をしてくれる銀行はなかなか見つからず...」
銀行としては正しい判断ではあるだろう。
彼らも慈善活動をしている訳ではなく、ビジネスとして融資をしている。返せるという確実な信用が無ければ融資を受けたくないのは当たり前の話だ。
...だが、例外は存在する。
返せる信用が不十分だとしても融資を受けられるとすれば...。
「悪徳金融業者...」
「その通りです。最初はすぐに返済できる算段だったと思います。」
嫌な予想が当たった事に先生は顔を顰めた。
あの業者たちは子供までも悪質な方法で借金を請求するのか...。
「しかし砂嵐はその後も、毎年更に巨大な規模で発生し、アビドスの努力も虚しく、学区の状況は手を付けられないほど悪化の一途を辿りました...。」
「そしてついに、アビドスの半分以上が砂に呑まれて砂漠と化し、借金も膨れ上がりました。私たちの力では、毎月の利息を返すだけで精一杯で...先生のお陰で補給品や弾薬問題は解決できましたが、それでも正直苦しい状況です。」
「セリカがあそこまで神経質になっているのは、これまで誰も、この問題にまともに向き合わなかったから...話を聞いてくれた大人は先生、あなたが初めて」
利息だけでも約9億円、それも悪徳金融ともなればかなりの額と考えられる、毎月しっかりと払えているだけでもかなりの労力が必要だろう。
事態は先生が予想していたより、かなり深刻のようだ。
「...まあ、そういうつまらない話だよ。」
何処か投げやりにそう言ったホシノ。その顔には確かな陰りが見えた。
他の委員会メンバーも同じように表情に陰りが見え、為す術がない現状に疲れ果てているのだろう。
「ん。でも先生は借金の事は無理に気にしなくてもいい、セリカの言う通りこれはアビドスの問題。」
「見捨てて戻るみたいな真似はしないよ。――私は先生だよ?」
「...先生として、協力させてほしいな。」
シロコの言葉に食い気味に否定する先生。流石にこの話を聞いて逃げるような大人では先生失格である。
手紙からの内容はもうすでに達成されてはいるが、先生はアビドスの生徒の顔に陰りが消えるまで帰るつもりはなかった。
そしてその言葉を聞いたアヤネは目を丸くし、やがて喜びに満ち溢れた表情になった。
「そ、それって...は、はい!よろしくお願いします!先生!」
アヤネの言葉に続き、他の生徒の表情も明るくなる。
ホシノはその様子を見て、しばらく見てなかったメンバーの曇りのない笑顔を見て、心から安心する。
先生が来たからもう大丈夫なんだと、そう心から思えた。
「先生も変わり者だね~、面倒な事に自分から首を突っ込むなんて。」
「良く言われるよ、でも大事な生徒がこんな状況になっているのを黙っているわけにはいかないよ。」
「良かった。...シャーレが力になってくれるなんて。これで私たちも希望を持っていいんですよね。」
「ああ、もちろん。」
先生は笑みを交えながら、そう答える。
生徒が希望を持てない世界など、そんなものはあってはならない。
生徒が希望を持てるように助け、導くのが先生の義務であり、責任。これが先生にとってのモットーだった。
...だから、この問題以外にも聞いておかなければいけない事がある。
「ホシノ、また後で話そうか。」
先生はホシノの方に近づき、ホシノ以外に聞こえない程の声で呟く。
少し驚いたホシノは先生の方を振り返る、先生の表情から何の話なのかは予想できた。
ホシノは軽く頷いた後、苦笑いを浮かべる。
「...まあ、そうだよね。」
その声は何処か諦めたような、降参の意を込めた言葉だった。
――――――――――
「...っ、なんで皆ッ...!」
部室からそう遠くない教室で話を聞いていたセリカは、何処にへもぶつけることも出来ない遣る瀬なさを感じる。
やがて耐えられなくなったセリカは、勢いよく学校を飛び出したのだった。
――――――――――
――――――夕暮れの、ある教室。
部室から少し離れたところにあるその教室は、
ホシノは教室のドアをゆっくりと開ける。
「うへぇ...先生、こんな所に連れてきておじさんに何をするつもりなのかな?」
冗談交じりの笑いを浮かべるホシノ。
だがそれが偽りの表情であることは、生徒を指導する立場である先生からすれば、すぐに分かるような事だった。
恐らく偽りの表情の奥には、あの時と同じ表情が...いや、こういう事を憶測で考えるのは野暮か。
先生はホシノを椅子へ座らせる。
対策委員会の教室から少し離れた、何の用途にも使われていない教室で先生は、ホシノに例の件について詳しく話を聞くことにしたのだ。
先生はホシノを真っ直ぐ見てから、口を開いた。
「悪い夢...そういう訳じゃないんだろう?」
その先生の言葉に、ホシノの表情から笑みが消えた。
やはりその話かと、ホシノは心の内で呟き、教室を包む空気が少しずつ重くなる。
「...悪い夢だよ、内容も朧気だしね。」
教室の窓を見ながら少し寂しさを感じるような表情で、彼女は静かに呟く。
その姿に先生は、生徒の気持ちを全て把握出来ない自分への不甲斐なさを感じるが、その気持ちを抑え込み質問を続ける。
「...どういう夢の内容だったの?言いたくなかったら、無理して言わなくてもいいよ。」
その言葉にホシノの肩が小さく震える。顔色も少し悪い。
だが、ここで真相を把握しないと何か取り返しがつかないような、そんな直感が先生にはあった。
「へへ、ごめんね先生。」
震える肩を抑え、力なく笑うホシノ。
そしてホシノは少し複雑な表情をした後、先生の顔を真っ直ぐと見た。
「先生は、別の世界線ってあると思う?」
というわけで後書きです。
いやぁ、喧嘩って美しいものです。こうお互いの主張がぶつかり合うのがいいんですよね。お互い違う正義を振りかざして傷付け合うのが。
セリカとホシノを喧嘩させるところは書いていて少しよだれが出ました(!?)
というか今回はなんか長くなってしまったんですね、いつもは5000文字ぐらいなんですが、今回は7388文字と...なんか分けて出してもいいくらいなんですが、いいでしょう。こっちの方がすっきりするんで。()
まあ、原因は喧嘩シーンで盛り上がり過ぎたのとモチベが最近バグっている事ですかね。いいことだね(?)
それでは次の話でお会いしましょう!!