なんちゃってサイヤ人(偽ターレス)で実況プレイ風   作:ハンマーしゃぶしゃぶ

10 / 10
完結です。
バレンタインデーにヤマトとイチャラブ最終回投下できました。


Part8(最終回そのラスト)

一戦一戦が長いです。

もう疲れました。

バヴァ君も疲れているでしょうが、私はもっとでしょうか。…初めてですよ…私をここまで疲れさせたバトルは。

フリーザ様でなくとも疲れる、麦わら海賊団とのラストバトルももうじき決着です。

すっかり長いパートとなってしまいましたが、ファイナルパートには相応しいボリュームかもしれません。視聴者の皆様にはもう少しだけお付き合いください。

 

さて前回は、ニカが覚醒しちまった所までです。

正直、こうなっちゃうと今のバヴァ君達では手のつけようがありません。ちなみに覚醒条件は、ある一定のレベル以上になったルフィが〝死ぬ〟と発動するという大変緩い条件で、止めようがありません。つまり、ルフィは一回完全に死亡確認しても強化復活が約束された存在です。

こんなんほぼ負けイベントですので、大人しくニカルフィにボコボコにされましょう。ここまで私の計画通りですので御安心下さい。

 

「がはっ!?む、無茶苦茶な、野郎だ…!」

 

「さっきから……ハァ……ハァ……どういう事だろう、バヴァ!?あいつ、わざとらしく驚いてみせたと思ったら、目が飛び出てベロが伸びまくって、挙げ句に頭蓋骨まで飛び出てたよ!?さっきは胴体置き去りにして走ってたし!もうめちゃくちゃだ!!」

 

「ああ…そのめちゃくちゃさに、おれ達まで巻き込まれて…調子が狂うぜ!」

 

ニカがフルに覚醒している間のルフィは無敵です。

さすが公式チートです。

私が丹精込めてビルドアップした、ターレス様もどきバヴァ君が、悲しいくらい一方的にやられています。

でも…ボコボコにされて血だらけになるバヴァ君も、セクシーやなって。

やっぱサイヤ人は、瀕死になればなるほど画になりますね~。

しかも、ここにボロボロのヤマト坊っちゃんまで加わると、なんか非常に絵面がいい。

両者こんなボロボロなのに、互いに庇い合っている所なんて最高に美しいです。

 

「ゼェ……!ゼェ……!無事か、ヤマト…!」

 

「な、なんとか、ね……でも、そろそろ…危ないかも」

 

「あっひゃっひゃっひゃ!!」

 

笑い転げるギア5ルフィが、無秩序に巨大化した両手で、物理法則ガン無視にも程がある板野サーカスばりの拳の弾幕ラッシュで攻めてきます。

これもどうしようもありません。

全弾命中です。

もうバヴァ君もヤマト坊っちゃんも(余力)ないです。

 

 

――両名ボコされ中――

 

 

2人共、どさ!と倒れ伏しました。ニカルフィ相手に結構頑張ったと思います。

倒れても、バヴァはヤマト坊っちゃんににじり寄って、覆いかぶさって庇うというこの美しき光景。

悪には悪の友情と愛情があるんだ、と思わせるシーンですね。

罪なき人々や、ルフィの大事な仲間を容赦なく攻撃してきたとはいえ、この光景にはルフィも思う所があるようです。

一瞬、ピタリとその腕が止まりました。

そして、その瞬間に待ちに待った、最強の増援が到来です。よし!フラグ管理完璧です!計画通り!

 

「バヴァ!ジャック!…ヤマト!!ぅい~~~~~~っ!!」

 

重たい腰を上げて、最強の酔っぱらいが来ました。

気づけば、酔っぱらいオヤジの後ろにはキングとクイーン、飛び六胞もいます。

更には、すでに宴会モードに戻っているビッグマムがお汁粉の寸胴片手にのっしのっし歩いてきており、そのお供はペロスペロー。お汁粉食べながら「マ~ハハハハ!カイドウ!お前のお気に入りが結構やられちまってるじゃないか!」などとのたまいながら観戦してきます。

 

「そこまでだ 麦わらァ!!!バヴァとジャックは、おれが選んだ、うちの〝大看板〟!!そして、その女はおれの()()だ!!大事な部下とガキが殺されんのを黙って見てる道理はねェよな!!?」

 

3人が、思う存分力尽きるまで戦うのを見届けていたようです。

さすが、ロマンを解する男カイドウです。

しかも、敗北した後にトドメ刺されて殺されちゃうのはきちんと止めにくる…実に出来るオヤジです。

 

「う…ぐ……お、おやじ……す、すまねェ」

 

「父上…ごめん」

 

普段、反抗期ぶっているヤマト坊っちゃんも、今この時ばかりは申し訳無さそうにカイドウさんを見てます。普段、勉強を死ぬ程押し付けられて恨み辛みなヤマトが(原作に比べると大分可愛い恨みですね)、カイドウを〝父上〟呼びしたのは、超久しぶり。この動画シリーズだと、皆さんにお目にかけるのは初めてかもしれませんね。

跳ねっ返り娘の、しょぼくれた姿にカイドウも胸打たれているようです。

 

「お前ェらが、弱ェわけねェんだよ……!!!あいつが…強過ぎるんだ!!!麦わらのあの姿……!明らかに普通じゃねェ!!!!あの麦わら相手に…よく戦った…!!!キング、クイーン、あいつらを回収してこい!すぐに手当だ!!!!」

 

キングもクイーンも、無事にカイドウさんの側にいるってことは、まぁそういう事なんでしょう。ゾロ、サンジ、共に陥落です。

これにて麦わら海賊団は、残す所ルフィ1人です。

原作では、何人も何人も、何回も何回もカイドウは戦闘を引き受けて、攻撃を真正面から受け続けてやり、それでもルフィを返り討ちにし続けて、最期には何でも有りのニカルフィとも真正面から打ち合い、接戦の末負けたカイドウさんでしたが、この世界におけるルフィとの決戦は、立場はまるで逆。

ルフィは、倒れないお化けタフネスのジャックと延々と戦い、その後は間髪入れずに増援に来たバヴァ・ヤマトも相手にして戦い続け、バヴァとヤマトの必殺技全弾命中して、それでもニカに覚醒して大看板3人を圧倒しましたが、バヴァとヤマトには少し粘られて、消耗の激しいニカ形態の貴重な時間を消費させられています。

『おでんを倒した経験を持ち、今まさに全盛期の覇気を持つ元気一杯カイドウ』 vs 『消耗しきったニカルフィ』…というわけですね。

つまりは、さっきは負けイベントでしたが今度は勝ち確です。勝ったなガハハ風呂入ってきます。

最終決戦で、我らが主人公バヴァ君がフェードアウトしたのは少し寂しいですが、全ては予定通りの展開です。どのみち、ニカルフィは最低でも四皇レベルの力がないと倒せません。化け物には化け物をぶつけるしかないんです。

カイドウvsルフィの頂上決戦は、お汁粉食って観戦してるビッグマムのように気楽にダイジェストで見ていきましょう。

 

 

 

 

 

カイドウさんはいきなり酒龍八卦で攻めまくってます。まぁたっぷり泥酔しながら、ずっと部下達の戦いを観戦してましたしね。出来上がってますよ、この酔っぱらいオヤジ。

開戦した瞬間から、まさに熱戦烈戦超激戦です。

まず互いに小手調べとばかりに、小手先の技で互いに攻撃しあっています。

カイドウさんは、義手のロケットパンチ(覇気有り)を発射し、義眼からはビームを発射し、片方の人工角からサンダーブレークを放ってます。原作より怪物っぷりが上がってる!誰だカイドウさんにこんなマジンガーな改造を施したのは!

ニカルフィはすかさず、コミカルな動きで口から風を吹き出すと、そのまま台風のような突風を巻き起こしてビームもロケットパンチも弾きましたが、電撃は直撃して黒焦げのアフロヘアーになった後、「けほっ」と黒煙を吐いています。

お返しとばかりに、お次は巨大化したルフィが、龍になったカイドウさんをぶん投げました。

ドクロドームの天井が一部崩壊。カイドウさんが、「建造に5年かかったんだぞ!?」とさめざめ泣いていますが、原作の崩壊っぷりに比べれば可愛い損害ですよ。

物理法則を捻じ曲げてくる〝ゴムゴムの怪鳥銃乱打〟に対し、〝軍荼利龍盛軍〟を放って相殺していますね。

ニカルフィが、カイドウさんが巻き起こす雷雲から、雷を掴んでカイドウさんを感電させてます。

カイドウさんが反撃とばかりに、龍形態でルフィを丸呑みしました。

ルフィに腹の中で暴れられて、カイドウさんが面白い形に折れ曲がっています。

オェっと吐き出したカイドウさんが、人獣形態をとるとそのまま〝降三世引奈落〟を放ち、ニカルフィのどたまに命中。目と頭蓋骨がすぽーんと飛んでいきました。

 

「…まるで絵物語………!興味深い〝ショー〟だったが、結局限界が来たみてェだな。…お前におれは倒せねェ」

 

「うるへー!あ~、いてて……誰が、限界……ハァ……ハァ……だ!…ハァ……ん?……う……ゼェー…ゼェー……、へー……へー……ち、力…入らねぇ……………つか、れた……」

 

真っ白い雲のようだったルフィに、常の色が戻って、そして黒髪のルフィは、みるみるうちにしおれて、皺深い老人のように枯れた。

 

「キングの言っていた、〝ジョイボーイ〟………もしや、と思ったが……。おれの部下達に、()()()()な。麦わらァ……ウォロロロロロロ…!なかなか楽しめたぜ、てめェとは」

 

「っ…まだ、…ここ、じゃ、終われねェ………そうだよ、な…………ゾロ、ナミ…!」

 

どこか悲壮感漂うルフィの発奮は、正直応援したくなっちゃいますね。しかし、今のカイドウさんは強過ぎます。

 

「ウオロロロロ!おい、自滅するぞ?」

 

「そんなもんに…おれがビビると思ってんのか!?上がれ…心臓の音!!」

 

「ウォロロロロ!てめェを見ていると、昔を思い出す!片目と片腕が疼くぜ!!上等だ…!安心して死ね!お前らの戦いは、語り継がれるだろう!!!」

 

2人が、覇気をさらに高めていきます。

 

「お、おいキング!あんな自由で無軌道な戦いっぷり…あれがジョイボーイなのかよ!?太陽神ニカってのは何でもありか!?」

 

お?

バヴァ君達の搬送が終わったのか、クイーンが観戦しつつ度肝を抜かれているようです。

 

「伝承通りではある。…だが、カイドウさんこそ真の……いや、ジョイボーイでなくとも構わない。カイドウさんなら…ジョイボーイ伝説も殴り飛ばして、自分だけの新しい伝説を切り開く」

 

腕を組んで、腕組理解面のキングも戻ってきてました。

 

「マ~~~マハハハハハハ!カイドウの奴も、ちったぁマシな戦いぶりするようになりやがったじゃないか!それにしても、麦わらの奴…面白い姿だねェ!!おれ達に、あれだけの被害を出して無ければ、手足を切り取って飼ってやってもいいんだが!マンママンマ!」

 

お汁粉を、呼吸するかのように食い散らしながらビッグマムも観戦楽しんでます。

そして、消えていくお汁粉を、何とも悲しそうに眺めるクイーン。

しかし悲しげな顔も一瞬で終わりました。

 

「うおおお!?見ろォ!!こりゃすげェ!!!エキサーーーーイト!!!カイドウさんの、ド本気の火龍大炬だーー!!Funkな麦わらをPunkにAttack!!カイドウさんSo Coolゥゥゥゥ~~~~!!!」

 

直ぐ様テンションMAXになったクイーンが興奮のあまり、金色神楽の司会ばりの解説を始めてくれました。

メアリーズも、真打ち達も、まるでライブの演目かのようにカメラを持って様々な角度から歴史的瞬間の映像を収めようと頑張ってます。この戦いをよく見ると、うまく風に乗ったバオファンが、空中で凄まじい撮影テクニックを披露しています。面白可愛いので、皆さんもよければ探してみてください。

ですが、カイドウとルフィは、ある意味で2人の世界に突入してますので、お互い以外、目に入らず、ただひたすらに全力で戦い、そして2人共笑っています。実に楽しそうです。

 

「ゴムゴムのォ~~~~~~!!!」

 

「昇竜!!!」

 

互いに振りかぶり…、

 

猿神銃(バジュラングガン)!!!!」

 

「火焔八卦!!!!」

 

最大最強の技が、正面衝突しました。

覇王色の覇気が、黒稲妻となって空を揺るがしています。

あまりの衝撃に、百獣海賊団の面々も呆気にとられたり、大慌てになったりしてますね。撮影班もぶっ飛んでってます。

キングだけが、小揺るぎもせずに、ただ真っ直ぐ激突を見届けているのは、さすが最古参かつ最高の忠臣。

 

黒稲妻が収まりました。

さて、勝者は…当たり前のように我らがカイドウさんです。

完全に全ての力を使い果たしたルフィは、その天にふっとばされていき…龍形態のカイドウさんは、まさに昇竜となってそれを追いかけていきます。

ぐんぐん追いかけ、天に登って…そして、ルフィをそのまま飲み込んでしまいました。

 

「ウオロロロロ!!麦わら!!てめェは〝死〟で完成した!!てめェの血肉は、おれとひとつとなって、おれを更なる高みに飛翔させる!!!」

 

テンション上がってますね、カイドウさん。

皆さんが言いたいことは分かります。

ルフィをカニバリズムして、カイドウさんは大丈夫なのか?ですね?…皆さんの懸念は、それもそのはず…あまりにも有名な話ですが、ビッグマムのは悪魔の実の能力者を生きたまま食って、能力者本人が悪魔の実扱いになって、捕食者(ビッグマム)が次期能力者になりました。

つまり、カイドウさんは2個の悪魔の実を食った扱いで、体内で悪魔が喧嘩して破裂して死亡!ワンピース完!になる可能性があります。

でも大丈夫。

ルフィは、先程のぶつかり合いに競り負けた時に、ルフィ自身とカイドウの技…その両方の衝撃を喰らってもう死んでます。別漫画になりますが、分かりやすく言うと『ダイの大冒険』の真竜の闘い理論です。

ルフィが、カイドウさんの胃袋内で溶けて消化されるまでは時間がかかりますので、その間に悪魔の実の力は抜け出て、ゴムゴムの実はクイーンの研究所にリポップし、カイドウさんは爆散しないで済むんですね。

これが、おもっくそ咀嚼して噛み砕いて食べていたら危険でした。

カイドウさんのパワーと覇気だと、ゴムの性質だろうがお構いなしに噛み砕けちゃうので、ルフィの死体に宿るゴムゴムの力が抜けきる前ですと、そのままカイドウさんは爆死します。〝勝った!ワンピース完!〟の瞬間に爆死するカイドウさんは、ある意味見もので、必見の価値あり。

ここでカイドウさんが、咀嚼するか丸呑みするかは運です。よーく噛み噛みしてごっくんしたのを確認してしまったらリセットしましょう。(2敗)

 

 

長かった麦わら海賊団との決戦も、これにて決着しました。

結果は、我らが百獣海賊団の完全勝利です。

麦わら海賊団は壊滅です。

ニコ・ロビンとナミとチョッパーだけは生きたまま囚えられましたが、その瞳にはもはや何の力もありません。いわゆるレイプ目です。チョッパーはともかく、この状態の美女2人は興奮しますね。

このままじゃ舌でも噛み切りそうな勢いですが、お互いの命を人質としてちらつかせ、自害は未然に防ぎましょう。

ニコ・ロビンだけでいいや、と一人だけ生き残らせて囚えると、ロビンは隙をみて自殺しちゃうので、誰でもいいので麦わら海賊団を生き残らせる必要があったんですね。

その中でも、ナミ、チョッパー、そして今回は死んじゃいましたがウソップは戦後の管理が扱いやすいのでオススメです。

単体では非力ですし、そこまでチートじみた隠し玉能力もありませんからね。

2人と1匹には、相応に抵抗できない処理をしてから投獄しておきましょう。

 

さて、ルフィ、ゾロ、サンジ、ジンベエ、マルコ、ロー、キッド、おまけにCP0やカン十郎などなど、有力な奴らを大量撃破したので、百獣海賊団全員のレベルアップが著しいです。

特に、カイドウさんはニカルフィを倒したことで、覇気がさらに強大になりました。

おでんを単独撃破した自信+太陽神ニカを倒した自信=無敵カイドウ。という図式が完成したわけですよ。もはや手のつけようがない強さに到達しました。

それに加えて、能力者を多数始末したので、彼らのレア能力も、全部クイーンの研究所の〝依代の果実〟に憑依してリポップしています。さすがクイーン。クイーン便利過ぎィ!

ゴムゴムの実、ヘビヘビの実(モデル八岐大蛇)、トリトリの実(モデル不死鳥)、オペオペの実、ジキジキの実、キビキビの実、ヨミヨミの実、などが百獣海賊団の宝物庫の中に収められることになりました。

この中でも、オペオペの実とジキジキの実については、撃破したのがビッグマムでしたので、彼女が所有権を主張してすったもんだありましたが、なんとしてもオペオペの実は確保しておきたいのは、プレイヤーである私だけでなく、カイドウさん達も同じだったみたいですね。

〝ここは百獣海賊団のシマ〟という事と、〝そちらの幹部(ペコムズ)が百獣海賊団の大看板に私情を挟みまくった決闘に及んだ〟という事実。そして、ジキジキの実とヨミヨミの実は譲り、オペオペの実の不老不死化処置が可能になった場合、ビッグマムにも不老不死化をする…という取り決めで手打ちとなりました。正直、カイドウさんは大分譲歩してます。それで納得しないなら、「乗り気じゃねェが、ここでてめェと一戦交えてもいいんだぞ、ババア」とカイドウさんが〝これ以上の譲歩はありえない〟という不退転の姿勢を見せた事で、ビッグマムも折れました。まぁ周り全部、百獣海賊団の幹部ですから。さすがのビッグマムも〝交渉決裂=死〟という状況なので、折れてくれました。業突くババアめ!

 

「バヴァ。てめェはいまだに、何の悪魔の実も食ってねェ。…どれか欲しいのはあるか?」

 

戦後、カイドウさんに呼び出されたバヴァ君。

悪魔の実は食べるつもりはありませんでしたが、これだけのビッグネームの実だと、迷いが生じてしまいます。でも初志貫徹。食べません。

しかしこれだけの格を誇る錚々たる悪魔の実の中から、好きな実を選ばせてくれるなんて、カイドウさんのバヴァ君への信頼と好感度もかなりの証拠です。いい感じですね。

 

「そうか…。まァ、それもいいだろう。幹部の中に、一人くらい海を泳げる奴がいるのもちょうど良いしな」

 

やはりカイドウさんも無理強いしてきません。

今後、別の有望株の若手に食わせてもいいですしね。

特に、オペオペの実は忠誠心だけはガチな奴に食わせて、能力特訓させてからカイドウさんを不老不死化してもいいですし。

それか、この世界には知性の高い動物が多いので、使いこなせそうな動物にオペオペの実を食わせた後、キビキビの実で洗脳するというコンボも確実性が高くてオススメです。

クイーンの、悪魔の実リポップ施設があれば、時間をかけて周到に準備すれば幹部全員不老不死化も不可能ではありません。

というか、早い段階で、オペオペの実による、主要メンバー不老不死化は実行します。

 

こんな感じで、怒涛の如くの戦後処理も一段落しましたが、ここで、ある意味で麦わら海賊団決戦より大事なイベントが起きました。

 

「ね、ねぇバヴァ。…起きてるかい?」

 

〝待〟ってたぜェ!!この〝瞬間(トキ)〟をよォ!!

待ちに待った、このイベントがやってまいりました。

バヴァの部屋の扉をノックノックと叩く音とともに、ヤマト坊っちゃんの緊張した声が聞こえてきます。

はいはい~起きてるでやんす。

 

「その………け、怪我、もう大丈夫?」

 

バヴァ君の包帯だらけの胸板に、ヤマト坊っちゃんが白い指先を這わせました。

何とも無いアピールでもしておきましょう。サイヤ人は、この程度の怪我でへこたれません。飯食って寝れば治ります。

 

「あの、ね…ぼく……君が大怪我を負って、倒れて……。それでも、君はぼくを守ろうと、庇ってくれた。あの時……嬉しかったよ。本当に。…でも、それ以上に、ぼくは怖かった」

 

怖いもの知らずの、あのヤマト坊っちゃんが怖がるとは一体…。

 

「君が、もしかしたら死んじゃうかもって思ったら…………怖くなったんだ。…たぶん、生まれて初めて〝怖い〟って思った気がする。……ぼく達は、海賊だ。これから、世界に喧嘩を売って、世界中に大波乱を巻き起こそうとしている。…弱い者が、強い者に殺されるのは…仕方がない事だ。だって、世の中は弱肉強食こそが真理なんだから。でも、ね……――」

 

うーん、こうまでどっぷりとカイドウさんの思想に染まったヤマト坊っちゃんが見られるとは。本当に感無量ですね。

 

「――それは、より強い力に、ぼくらが蹂躙される事もあるんだって…頭では前々から分かっていたのに、あの時…麦わら海賊団にやられて、始めてぼくは実感できたんだ。ぼくは、いつでも君を失う可能性があるって事を」

 

ヤマト坊っちゃんが、頬を赤くしながらも、瞳をキッとしてバヴァ君を真っ直ぐに見つめています。キマシタワー。皆さん、録画の準備はよろしいですか。

 

「バヴァ。ぼ、ぼぼ、ぼく、を…………ぼくを、君のお嫁さんに―――ンむぅ!?」

 

バヴァが、言葉を遮って唇を塞ぎました。

…。

……。

………。

…………。

長ァ~~~~~い!説明不要!

音声も卑猥!効果音がぴっちゃぴっちゃと粘液ASMRなんですよ。けしからん。

唇が解放されましたが、ヤマト坊っちゃん、すっかりエロい顔です。けしからん。

 

「ん…………ふぁ、ん…………これで…ぼくは、君のお嫁さんって事だよね…?…え?せ、宣言しろって………君、趣味悪すぎるぞ。……まったく、男って……こんなことで、所有欲を満たそうとするのかい?度し難いよ…もう」

 

バヴァが、蕩けたヤマト坊っちゃんの耳元に何事かを囁くと、ヤマト坊っちゃんはもじもじしながら恥ずかしそうにしつつ、意を決して口を開きました。

 

「…一度しか言わないからね!?………ごほん!……………ぼ、ぼくは……男になっておでんになるって言ってたけど…き、君に、…お、女の子にされちゃったから……おでんより、君のお嫁さんになりたくなっちゃったから…………君だけの、お嫁さんに…な、なります!……え?……そうだよ!ぼくは、君に…本当のオスの強さと魅力を教えられちゃったんだよ!…もう!これでいいかい!?……はァ!?そ、そんな事まで言うの!!?…そ、それは……その……褥で、言うから…今は…許してよ…。…う、うん…………好き、だよ。………愛してる、よ…」

 

言葉責め……その破壊力たるや凄まじく…それをボーイッシュ美少女に言わせる、その所業…まさに傾国の妙技!バヴァ君、君は恐ろしい男に育ったものだ。昔は野山の子猿だったのに!

顔真っ赤で、たっぷりしっとりなうるうる涙目のヤマト坊っちゃんの肩を、バヴァ君がむんずと掴んで、そのまま自室に引きずり込みました。

そこから、太陽が登ってまた沈んで、また登って沈んでを幾らか繰り返して、その間中ずっと、バヴァの部屋からはXXXXXXXX音やら、XXXXXXXXXような声やら、XXXXXXXXXXXX臭いやらがダダ漏れでしたとさ。(自主規制)

このイベントで、バヴァとヤマトは一週間、強制的に部屋に籠もって行動不能になります。

ちなみに、その間ずっとカイドウさんと大幹部達は、「カイドウさんの孫だァ~~~!!」とか「バヴァの育ての親はおれだからな…ある意味、おれの孫でもあるわけか。…感慨深いな」とか「グダグダで恋愛ヘタレだと思ってたあの2人でも、ヤルことヤルんでありんすね!!」とか「バカ、オブラートに包んで言えよ姉貴!デリカシーねェな!」とか「あ゛ぁ誰がバカだ!?デリカシーと気遣いの塊でありんしょ!」とか「ウオロロロロロロロロロロ!!!!てめェら、無礼講だ!!!!呑め!!!!!!」とか叫びながら酒盛りしてます。

 

 

 

 

…花の都の人々もALL奴隷化しましたし、武器製造も順調。ワノ国に眠っていた古代兵器も順調に仕上がってます。

団員達も、今回の戦いで大幅レベルアップを果たして、百獣海賊団の強化が順調過ぎますね。まだまだ黒ひげ海賊団とか赤髪海賊団とかがいますが、ビッグマム海賊同盟もありますし、彼らとぶつかる頃には百獣海賊団の大幹部達は、〝オペオペの実で不老不死化計画〟をまさにRTAな感じで実行して、全員不老不死化しますのでまさに完全消化試合です。

なのでパート1冒頭で言っていた通りここで終わります。

当初の目標だった〝ニカルフィ撃破〟と、〝ヤマト坊っちゃんとイチャイチャして結ばれる〟は達成できましたしね。

この後は、最強無敵カイドウさんが全部ぶっ飛ばして、ラスボス倒した後に、空の玉座の前でビッグマムと「ママママ!まだ鼻垂れの若造だったあんたと、こうしてテッペン試合をするなんてねェ!勝ったほうが…――」「ああ…!!海賊王だ!!いくぞババア!!!!」「来なァ!!!!」って感じで、最後は不老不死化した二大怪物の少年誌的王道ライバル戦やって、カイドウさんが海賊王になります。真正面から、古い馴染みの弟分が殴り勝ってくるが故の結果なので、意外にも素直にビッグマムも称賛してくれます。

カイドウさんが海賊王になった後の世界は、簡単に言うと〝完全弱肉強食世界〟ですね。メガテンで言うとCHAOSルートエンドのような、非常に分かりやすい世界構造が爆誕します。それが良いか悪いかは別として、非常にカイドウさんらしいユートピアが完成します。

さて、鬼ヶ島が着陸して、すっかり様変わりして地獄の都となった花の都をバックにしつつ、今シリーズを締め括ろうと思います。

今までご視聴ありがとうございました。

次回のシリーズでまたお会いしましょう。

 

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