殺意の青函トンネル   作:新庄雄太郎

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2人の男が盛岡駅で特急に乗って函館から小樽へ向かうのだ。


第1章 盛岡駅

盛岡駅

 

2月の初旬、雪が降っていた。

 

ホームでは、10時44分発の東北本線経由の特急「はつかり5号」が停車していた。

 

「盛岡からは、北へ行くには特急を使うのか。」

 

「うん、昭和57年に「やまびこ」と「たざわ」と「はつかり」が連絡特急になったんだから、結構便利になって来たよな。」

 

「ああ、そうだな。」

 

そう言って、二人は盛岡駅から青森と函館へ行く、L特急「はつかり」に乗って函館へ向かった。

 

ファーン!

 

と、警笛を鳴らして10時44分、2人が乗った特急「はつかり5号」は盛岡駅を発車した。

 

「ほう、これから函館ですか。」

 

「ええ。」

 

「1日目は函館へ行こうと思って。」

 

「そうですか。」

 

そして、特急「はつかり5号」は青函トンネルに入った。

 

14時55分、特急「はつかり5号」は函館に到着した。

 

「やっと、函館か。」

 

「えーと、小樽へ行くには15時の「北斗」に乗って札幌から小樽へ行けばいいんだな。」

 

一方、その頃特捜班では。

 

「さてと、今日は早く終わったし、そろそろ切りのいいところで終わりますか。」

 

と、高杉は言った。

 

「あっ、班長、僕は4日間休暇させていただきます。」

 

「ああ、そうか高山は休暇だったな。」

 

「はい、北海道の小樽へ行って次の日には札幌から釧路へ行こうと思いまして。」

 

「ほう、冬の北海道か。」

 

「北海道へ行くって事は、やはり寝台特急ですか。」

 

と、岩泉は言った。

 

「もちろん、まず札幌へ行くから寝台特急「北斗星」に乗って、そこから小樽へ行くんですよ。」

 

「ほう、小樽と釧路か。」

 

「はい。」

 

そう言って、高山は仕事を終えて上野駅へ向かった。

 

「えーと、寝台特急「北斗星」は16時50分か。」

 

と、高山は言った。

 

高山は上野駅から寝台特急「北斗星1号」に乗って札幌へ向かった。

 

ピィーッ!

 

16時50分、高山が乗った寝台特急「北斗星1号」は上野駅を発車した。

 

「久しぶりだな、夜行に乗って北海道へ行くのは。」

 

そこへ、車掌がやって来た。

 

「はい、どちらへ行かれるんですか。」

 

「北海道へ旅行しようと思いまして。」

 

「そうですか、では乗車券を。」

 

「はい。」

 

と、高山は車掌に乗車券を拝見した。

 

「はい、札幌は翌朝の8時53分に到着します。」

 

「ええ、どうも。」

 

郡山に近づくと高山はグランシャリオへ向かった。

 

「おっ、札沼か。」

 

「あら、高山君。」

 

「僕は休暇で寝台特急「北斗星」に乗っていたんだよ。」

 

「それで、北海道へ行く時に「北斗星」に乗ったのね。」

 

「そうだよ。」

 

と、言って車窓を眺めながら食事をした。

 

高山が乗った寝台特急「北斗星1号」は明日の朝に札幌へ到着します。

 

 

 

 




次回は、高山は北海道へ
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